ピアノエレピレイヤー
ピアノ音とエレピ音を重ねて鳴らすのが面白い。単純な発想だし、1990年代には一世を風靡したらしいのだが、とんと知らなんだ。私が憧れたキーボーディストのボキャブラリーにはなかった。
ピアノとストリングスのレイヤーは、1998年くらいにEX5を買った時に即作っていたから、その発想はあった。でも、ピアノはピアノで、エレピはエレピと思っていて、それを重ねるとエレピの音になりがちなので、ピアノとエレピは重ねなかったのだろう。そもそも、EX5のピアノも、とても好きだけれど、あまりピアノらしくないピアノなので、それをピアノとして響かせることに頭が行っていた。ライブをやっていた時期だったので、音のキャラを立てることに頭が行っていた。ライブで、エレピの音を使うこともあまりなかったかも。
このごろ、MP9500を中心としたメインセットの内容が落ち着きつつあり、重ねの実験をするようになった。MOTIF-RACK ESの1番ピアノと、PLG150-DXの1番エレピ(MOTIF内蔵プログラム)を重ねたら、これがずいぶんといい塩梅で、そこから他の組み合わせも試すようになった。
MP10って、ピアノエレピレイヤーをすごく重視した作りだと思う。その影響もある。
今のマルチのセットは単体音源を呼び出せる基本ができた程度で、それにMP9500の音を重ねるというのが最初のアプローチだ。MKS-20とかEX5とかQSRなど、いろいろ試している。異なる音源を混ぜると、さらにふんわり感が増す。これまで、ライブではEX5のみということが多く、他を重ねる発想をあまり持てなかったのだろう。
ピアノ的演奏に、nord rack 3で最高音の単音を重ねたのも面白かった。制約も増えるけど、面白い。
音を重ねる楽しみ、今になって、やっと気づいたというところでしょうか。
メインセットにK2000RJを加えられないかと考えて、どれを外そうか悩んだが、MKS-20もQSRも外せず、変更のないままである。SG-Rackは外してもいいんだけど、それを外しても得られるのは1Uだからなあ。うーむ。
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