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2017/08/13

Alesis FusionのバージョンアップとHDD交換

Alesis Fusion 6HDを楽しく使っている。わからないので苦労するが、そこがまた楽しい。

まずやりたかったのがOSのバージョンアップだ。Alesisのサイトからダウンロードしたものが1.24で、ハードウエアに入っているのが1.22だったので、これはどうしてもやりたい。USB接続してFusionのHDDにOSファイルをコピーし、「Global」→「System」→「Upgrade」で試みるがうまくいかない。ネットで調べたらFusionzone - The Unofficial Alesis Fusion Support Forumの「can not update fusion」に情報があり、コンパクトフラッシュにOSファイルを入れて、「B」と「7」を押しながら電源を入れるとよい、と書いてあった。Fusionのバージョンアップはスモールなものとラージなものがあるらしく、ラージなものはコンパクトフラッシュを使うしかないらしい。

コンパクトフラッシュは、手持ちのものがあったはずだが、普段使っていないのでどこにあるのかわからない。探すのに1時間以上を費やした。やれやれ。

で、2GBのコンパクトフラッシュを挿入。

20170813a_alesisfusioncompactflash

Fusionで認識していることを確かめ、フォーマットする。その機器でフォーマットできるなら、それが一番確実であろうと思う。下はInfo画面で情報を表示した様子。

20170813b_alesisfusioncompactflashi

バージョンアップを終え、OSのバージョンを表示した様子。

20170813c_alesisfusionsystemversion

このあとちょこちょこといじり、おお、これは面白い、と思って布団に入ったのだが、夜中に起き出して分解を始めてしまった。メモリーモジュールはパソコン用のSIMMではなかったので増設は断念。40GBのハードディスクはなんと3.5インチの薄型(厚さ約18mm)であった。

20170813d_alesisfusioninternalhdd

そのままにしておこうか、それとも何かに変えようかと迷ったが、見付けた250GBの2.5インチHDDにした。変換コネクターがなかったので、AKAI Z4に入れておいたものを使った。3.5インチHDDよりも軽量になるのでは、という期待が一つ。音が静かになるか、という期待も一つ。容量も、あるに越したことはないかな、というのが一つ。

でも、フォーマットしたら128GBしか利用できなかった。

20170813e_alesisfusion128gbhdd

固定ネジが1本しか入れられず、それも不安。ドリルで穴を開ければいいのだが、面倒…。

そんな具合で、FusionをUSB接続すると、Windowsパソコンでこんな具合に、128GBのHDDと2GBのコンパクトフラッシュが見えるようになった。

20170813f_alesisfusionconnected

Alesis FusionのUSB端子はこのようにストレージとして使うためのもので、USB MIDIはない。転送速度は、Studiologic Sledgeよりははるかに速く、AKAI S6000のUSB接続よりもある程度は速いか、Nord Waveとかとはほぼ同等かなあ、といった程度。ファイルシステムがすぱっと見えるのは、けっこう嬉しい。

USBのストレージとして接続すると、Fusion本体は一切操作できない。演奏もできない。その状態では、パソコン側でコンバータソフトを使える。

20170813g_alesisfusionconverterwind

このコンバータソフトは、AKAI S5000/6000で導入されたakpファイルや、sf2ファイルを読み込める。S6000でakpを使ってきた私としては、これはポイントが高い。32MBのピアノは転送して演奏できた。

Alesis Fusionのユニークな点は、サンプラーなんだけどロード操作が必要ない、というところだと思う。通常のサンプラーは、ロードして、選んで弾くわけだが、Fusionは、選ぶだけでロードしてくれる。もちろんこれにも短所があって、使わない音色でもロードが始まって待たされたりするわけで、それはちょっと嫌なのだが、でも、ハードディスクやコンパクトフラッシュにサンプリング音色を入れておいて、それを選んで弾ける、というのは、なかなかユニークで面白い。

ロードが面倒、という問題に対しては、KORG Kronosは、「全部最初にロードしておけばいいんだろ」という対処法で、それが長い起動時間につながっている。もう一つの対処法はフラッシュメモリーに音色を仕込むことで、ヤマハのSY99、EX5/5R、MOTIF XF、MONTAGE、ClaviaのNord Wave/Stage 2以降/Piano2以降など、Studiologic Sledge/Waldorf Blofeld、Roland V-Synthなどはその方法を選んでいる。この場合は、フラッシュメモリーの容量に限界があるのが問題になる。

Alesis Fusionは、別のアプローチと言える。けっこう使えるかも、と思うので、今後、ヒマを見付けて音色を仕込んでみたい。akpファイルでも、やはり、うまくいくものといかないものがあるようで、実験がまだまだ必要だ。

Alesis Fusionには、他にも面白いところがある。

20170813h_alesisfusionwheels

このピッチベンド、モジュレーションの操作子を、私はホイールだと思っていたのだが、これは通常のホイールではなかった。透明のホイール状の部分はガイドであり、その上の黒い部分だけが動くのである。で、動かすと中の青いLEDが光る。

Alesis Fusionは2005年に出たシンセで、KORGならTRITON後期、ヤマハだとMOTIF ESくらいの時期だと思う。それらの完成度の高さや、機能のアピールにはなかなかかなわない。開発に時間がかかって商機を逃したのもあると思うし、初期の不具合で敬遠されたこともあったろう。評価もされなかったし、売れもしなかった。でも、今初めて入手した私としては、とても楽しいシンセだと評したい。。

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