Alesis FusionのROMプリセット1のH-1~K-8(Brass, Reed, Pipe, Lead)
前回に引き続き、Alesis FusionのROMプリセット1に含まれる音色を紹介する。今回は管楽器が中心。私は小学校の時にトランペット鼓笛隊に入り(シンバルと大太鼓だったが)、中学の吹奏楽部ではトランペットを吹き、高校以降はフレンチホルンに転向し、会社に入ってしばらく、くらいまでは吹奏楽やオケに参加していた。そんなわけで、管楽器はどれも懐かしい。楽しく弾けた。うまいかどうかはともかくとして。
H-1 Big Stereo Brass
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普通に素敵なPCMブラス。シャリシャリ感がいい。モジュレーションホイールでかかるビブラートもいい感じ。
H-2 Big Classical Brass
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ホルンとトロンボーンが感じられるブラス。リバーブが深めであるのがアレシスらしい。ビブラートはきれい。
H-3 Trumpet
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この音色はモジュレーションホイールとアフタータッチのアサインがないように思う。ビブラートを意図してかけることはできないのだが、ディレイでほどよくかかっている気もする。リバーブがアレシスっぽい。
H-4 Harmon Mute Trumpet
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中学生のころ、日本楽器浜松店にミュート(消音器)買いに行ったっけなあ。紙のミュートを選んだけど。
H-5 Trombone
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ピッチベンドの使い方がヘタで、音痴になってしまった。
H-6 French Horn
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大学生の時、自分が通っているのとは違う大学の有志オケにエキストラで行って、「亡き王女のためのパヴァーヌ」を演奏した。冒頭がホルンのソロだった。上の音域でふーふーいう感じ。それをシンセで弾けて嬉しい。調性は正しくないかもしれないが、会心のでき。
H-7 Brassalog
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アナログモデリングのブラス。この録音ではおとなしい感じになってしまったが、モジュレーションホイールを上げるともうちょいハデになる(録音時には気付かなかった)。リバーブが音を決めてるな、と思う。
H-8 2-Pole Saw2thBrass
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先ほどの音と同様に、アナログモデリングのブラス。これも、モジュレーションホイールのシカケに気付かず、地味な音で弾いてしまった。
I-1 1st Clarinet
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高校生の時に中古を買ってもらったエレクトーンD-30には、クラリネットのトーンレバーがあり、けっこう好きだった。シンセの矩形波でクラリネットを作るのも好き。PCMのクラリネットも好きである。Alesis Fusionは、ベンドとビブラートのふるまいがスムーズで、弾いていて気持ちがいい。新しく性能の高いDSP(Digital Signal Processor)を使っているためだろうか。
I-2 Lyrical English Horn
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ここから、イングリッシュホルン、オーボエ、バスーンと、ダブルリードが3つ続く。最初の128音色に、これを入れたかったというのは、作った人の主張なんだろうなあ。
I-3 Oboe Soloist
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ディケイが特徴的なオーボエ。自分で作る時はサスティンレベルを上げて作ってしまうことが多いが、こういう手もありだな、と思った。
I-4 Bassoon
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ダブルリードの楽器は高価で、中学だとなかなかそろえることができなかったりする。高校にはあったっけ。
I-5 Sultry Alto Sax
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蒸し暑い、官能的なアルトサックス、だそうな。ピッチベンドの使い方が悪く、音痴になってしまった。
I-6 Expressive Sax
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アルト的に弾いてしまったが、もう少し下でテナーっぽく弾いてもよかったかもしれない。
I-7 BariSax
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こんな低い音、出ないかもしれないが…。でも、私としては、うまくできた録音である。
I-8 Woodwind Ensemble
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波形は「Ebony Flute」と「Tape Flute」なので、カテゴリーは「Pipe」にすべきではなかったろうか。
J-1 Ebony Flute
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最高とは言わないが、いけてるフルートだと思う。ベロシティは、弾き間違えると音を伸ばしている間に修正がきかないので、もうちょっと抑制した方がいいかな。
J-2 Tape Flutes
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メロトロンのフルート。複数形になっているのが、そうだよね、と思わせる。そんなわけで、複数の音で弾いてみた。
J-3 Irish Pipe
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この音は、モジュレーションホイールを押し込むと音が丸くなる。そういうプログラムがいくつかある。慣れなくて使い方が難しいのだが。
J-4 Tongue of Pan
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パンフルートというと、KORG T2や、ローランドのSC-33を思い出す。SC-33のパンフルートは使い勝手がよく、デモ段階でボーカルの代わりとして使うことも多かった。
J-5 Shaku Jack
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これまで尺八の音をうまく弾けたと思ったことがないのだが、今回は、自分史上では、一番うまく弾けたと思う。一つの理由は、藤原道山のSACDを聴いたから。もう一つは、Fusionのこの音色が、ベンドとモジュレーションホイールがよく効き、リバーブもらしくて気持ちがよかったから、だと思う。尺八は、研究する価値があるかも。
J-6 Rainforest Recorder
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中域だと太さが好ましいんだけど、高域に行くと、強過ぎてエクスプレッションペダルで音量を制御したくなる。弱めるのはできるから、いい音と言えるかも。
J-7 Modeling Lead
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リード(reed)モデリングの音。うーむ、管楽器モデリングは、どの会社のものも、なかなか難しいんだよなー、と思う。PCMの方が、本物に近く聴こえるんだよね。それでも、モデリング音源、好きです。
J-8 Bottled Light
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「Synth Voice」をメインに「Bottle Blow」のアタックを付け加えた音。ハイファイなメロトロンサウンド、かな。
K-1 Sawtooth Lead 1
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アナログモデリングのシンセリード。モノの挙動も正しく、気持ちのいい音。ここから紹介するLeadカテゴリーの8音色はすべてアナログモデリング。
K-2 PWM Lead 1
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これって、PWM(Pulse Width Modulation)なんでしょうねぇ。よくわからんけど。
K-3 70's Lead !
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オシレータが離れて鳴っていて、ポルタメントがかかっている、それが70年代風?
K-4 Sine Lead
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オクターブ違いのオシレータが3つ鳴っている。オシレータが3つの機種はそんなに多くないので、ユニークかも。
K-5 Prophetic Sync Lead
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オシレータシンクの「ギュオーン」は、私のボキャブラリーにない音で、弾くのが難しい。
K-6 Someday Soon
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これがリードトーンかと言われると疑問だが、気持ちのいい音。
K-7 Baked Beings
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ディストーションギターに対抗するための音、かな?
K-8 Super Synth
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モノフォニックなので、そのまま弾いたけれど、ポリフォニックにして和音を弾いた方が迫力がある。
H2
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