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2017/09/25

Alesis FusionでThe Ultimate Piano Collection Volume 1(その2)

20170925a_alesisfusionwiththeultima

Alesis FusionでThe Ultimate Piano Colleciton Volume 1 for AKAIを弾く、というのは数日前にもやったのだが、その後、さらに音色を増やし、また、以前のプログラムも編集を加えた。オシレータレベルがフルになっていなかった、パンを振り切っていなかった、などの、現時点では問題と思われることがいくつか見つかったので、全部まとめて録音し直すことにした。

すべて、ノンリバーブ、ノンコンプである。

先日、調律の先生が来てくださって、1階で作業をしてもらっていた。で、その間私は2階でFusionを弾いていたわけだが、調律の先生は、遠くから漏れ聞こえてくるピアノ音を聴いて、「離れで別のピアノを弾いているのかな」と思ったらしい。つまり、かなり耳のいい人でも、遠くから聴こえてくる音だけだと、サンプリングのピアノが本物に聴こえることがあるわけだ。私だって、正確に判別する自信など、あろうはずもない。

今回の録音を、「本物のピアノだよ」と言って聴かせて、「え、これはサンプリングでしょ」とわかる人がどの程度いるかというと、疑問である。そもそも、本物のピアノを録音しているというのも、まったくの嘘ではない。ノンリバーブ、ノンコンプでこれだけの音なのだから、リバーブやコンプをかけて整えたら、なおのことわからないだろうと思う。

もうこうなると、自分でグランドピアノを録音するのは、やめようかという気になる。

とはいうものの、じゃあ、グランドピアノは不要かというとそんなことはない。弾く人にとっては、本物のグランドピアノとシンセは、別物であるからだ。

なかなか、考えさせられますな。

Faziori F228 Loud & Soft 64MB


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Faziori F228のラウド(32MB)、ソフト(32MB)をベロシティスプリットしたもの。リリースタイムはけっこう短くしてあるので、音がピタっと止まる(他も同様)。こういうのを調整できるのは、PCMシンセの1音色としてピアノが用意されていることの利点であると思う。Fazioriは弾いたことがなくて、この音色が本物の特徴をつかんだものであるのかどうかはよくわからない。過不足ない、いい音だと思う。ペダルを踏んでも悪くない響きがする。

Faziori F228 Loud 32MB


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先ほどのLoud & Softの、Loudだけを弾くとこうなる。ベロシティスプリットは上と下でひどく異なる音になってしまうことがあり、特に今回のように自分でプログラミングをしなければならない場合は悩んだりする。先ほどの64MB版は、やってみたら意外と粗が目立たなかったので採用とした。ラウドだけだと弱い音があまり弱く聴こえないが、でも、後でコンプかけるんだよね、と考えると、強弱が大きくつく必要などあるのか?とも思う。

Faziori F228 Soft 32MB


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これはソフトだけを弾いたもの。ソフトな、いい感じである。

Faziori F228 Pedal 32MB


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「ペダル」と呼ばれるサンプルは、ラウド(サスティン、ダンパー)ペダルを踏んで弾くためのもの。ラウドを踏んで録音したのであろう、と推察する。ペダルを踏む必要があると考え、他の音色とは別のものを弾いている。響きが過剰な気もするが、でも、削るのは簡単かも。

Faziori F228 Marcato 27MB


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「マルカート」と呼ばれるサンプルは、ノンループで、音を伸ばしっぱなしにすると唐突に消える。ロングトーンを弾いたり、ラウドペダルを踏んで弾くのは危険である。ループの不自然さが気になる場合、これを選ぶのもありかも。

Steinway D Loud & Soft 64MB


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スタインウェイD(奥行274cm)の、ラウド&ソフト64MB版。このサンプリングCDのDは、ちょっと大人しい。フィルター調整したり、コンプかけたりすると印象が変わるかもしれない。

Steinway D Loud 32MB


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ラウドだけのバージョン。先ほどのラウド&ソフトに比べると、若干単調かも。

Steinway D Soft 32MB


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G3が飛び出ている。これって、Fusionで調整できるのかなあ…。やりたくはないが。

Steinway D Pedal 32MB


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響きが好き。いいかも。

Steinway D Marcato 27MB


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歯切れがよくて、なかなか素敵。

Steinway C Loud 32MB


「20170925i_upStwyCLoud32mb.mp3」をダウンロード

スタインウェイC(奥行227cm)では、Softは収録されておらず、64MB版は作れない。The Ultimate Piano CollectionのスタインウェイCは、他のものに比べて音量が大きく、選びたくなる。はっきりした、いい音だ。

Steinway C Pedal 32MB


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これは、あっちへ行った感じがする。弾いているとあまり感じないんだけど、録音されたものは、距離を感じるなあ。

Steinway C Marcato 27MB


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パツパツした感じが、場合によってはいいかも。

Bösendorfer 225 Loud 32MB


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このベーゼンは倍音が豊かに入っているのだが、キンキンしていると感じて削った。削り方はもっと研究が必要かも。音量を上げて聴くと、けっこういける(次も同様)。

Bösendorfer 225 Marcato 28MB


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ベーゼンで収録されているのはラウドとマルカートのみ。私はベーゼンらしさを感じるが、いかがだろうか。

上の写真にあるThe Ultimate Pianoの表紙についてひとこと。黒一色で飾り気がない、と思っていたのだが、よく見たら、商品名は金色だった。スキャンだとうまく出ないのだが、上の写真では、わかっていただけるのではないだろうか。

H2

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