Alesis Fusionに64MBのサンプルを入れる
Alesis Fusionにピアノ音色を入れてみている。いろいろやっているうちに、64MBまでは入れられることがわかった。
プログラム1個だと32MBが限界だが、32MBのプログラムを2個作り、それらを「ミックス」で組み合わせると64MBの音色を作れる。上の画像はGLOBAL→System→CPU%と進んだ画面で、VEngine1のSound Memoryが83%消費され、VEngine2のSound Memoryが98%消費されていることが見て取れる。
例を録音してみた。ノンリバーブ、ノンコンプである。おまけに、弱音と強音を出そうと苦心していて、強い音を出せた場合には、ノーマライズすると音量が小さくなっていて、平均していない。ボリュームを調整しながらお聴きいただければと思う。
に入っている32MBのピアノはこんな感じである。
p18Stwy32mb
「20170924a_p18Stwy32mb.mp3」をダウンロード
これはこれで、あっさりした感じが悪くはない。演奏が下手なのはご勘弁を。しかし、同じCDに入っている64MB版は、32MBとは大きく異なる。
p18Stwy64mb
「20170924b_p18Stwy64mb.mp3」をダウンロード
こちらは過剰なばかりに響きが入っていて、音が回る。32MBと同じピアノだろうが、使用する場合の意図はまったく異なるものと言えそうだ。
続いて、「The Ultimate Piano Collection Vol.1」である。よく見ると、どちらのCDもEast Westのものらしい。
Fazioli64mb
「20170924c_upFazioli64mb.mp3」をダウンロード
先のスタインウェイは、ベロシティスプリットのない音色であった。ベロシティによる音量変化はフィルターで付けてよね、というのがけっこう潔い姿勢であると言える。一方、こちらのファツィオリF228は、ローベロシティの32MBとハイベロシティの32MBの組み合わせである。その分、強弱が付けやすい、とはいうものの、演奏はなかなかうまくいかない。ミックスを使う場合、Fusionのディスプレイには「パート」の番号が表示され、パートが発音するとそこに表示が点滅する。自分がどちらの発音させたかがわかって、なかなか気持ちがよい。
SteinwayD64mb
「20170924d_upSteinway64mb.mp3」をダウンロード
先のファツィオリと同様にベロシティスプリットしたスタインウェイD。強く弾こうと意識していて、強く弾けたのだが、その結果として全体の音量は小さくなった。
East West、さすがだぜ、と思う。The Ultimate Piano Collection Vol.1 for AKAIには他の音も入っていて、それらもFusionに入れた。今後、それらも紹介したいと思う。FusionのHDDの使用量は800MBに達した。
H2
« Alesis FusionでThe Ultimate Piano Collection Volume 1 | トップページ | Alesis FusionでThe Ultimate Piano Collection Volume 1(その2) »
「Alesis」カテゴリの記事
- Alesis S4 Plusを購入(2020.05.22)
- Alesis QSRにシステムエクスクルーシブファイルを送る(2020.05.21)
- Alesis QSRのリバーブを切る(2020.05.21)
- Alesis QSRを出してきた(2020.05.20)
- KORG Z1にDI-TRIを入れる(2020.04.04)
「East West」カテゴリの記事
- KORG KRONOSで「なぜ空は青いの?」(2019.12.29)
- KORG M3-Mで「The Ultimate Piano Collection」を試す(2019.05.08)
- Alesis FusionでThe Ultimate Piano Collection Volume 1(その2)(2017.09.25)
- Alesis Fusionに64MBのサンプルを入れる(2017.09.24)
- Alesis FusionでThe Ultimate Piano Collection Volume 1(2017.09.20)
« Alesis FusionでThe Ultimate Piano Collection Volume 1 | トップページ | Alesis FusionでThe Ultimate Piano Collection Volume 1(その2) »
コメント