RockoNのセールに飲み込まれ4点注文
楽器店RockoNのセールにやられて、4点注文してしまった。何かを買うたびに、「毒食わば皿まで」ということわざが頭の中に浮かぶ私は、どこか壊れているのかもしれない。うーむ。
今回注文したのは次の4製品。
Dynaudio Professional BM14S 6万9800円
E-MU Systems Proteus 2000 4980円
Clavia Nord SOFT CASE LEAD2X/EL61/WAVE 3980円
Yamaha CS15 2万9800円
Dynaudio BM14Sは、B3031Aと組み合わせて低音の増強に使う予定。我が家のモニターは、B3031Aがラージモニター的な役割、NS-10MとAuratone 5Cがスモールモニター的な役割をしている。NS-10MはYST-SW800を組み合わせて5.1chまたは2.1chで使えるようにしている。それに比べて、B3031Aの低音は物足りない部分があり、サブウーハーを狙っていた。キーボードアンプの一種であるLeslie 2103mk2も低音が出るタイプのスピーカーで、それと比べてもB3031Aは物足りない。BM14Sは、口径30cmで18Hzまで出て、キャノンでインサートできるサブウーハーである。そんなもの鳴らせるのかよ、という気もするが、家族が出払って誰もいない昼間なら、なんとか鳴らせるかもしれない。机の下にYST-SW800とBM14Sを並べておくと足を伸ばすことができなくなりそうだが、まあ、一度はやってみるじゃん。
Proteus 2000は、所有している。搭載ROMとデザイン以外はほぼ共通のProteus OrchestraとVintage Proも持っている。ほぼ同じハードウエアが3台あるわけだ。それなのになぜ4台目を買うかというと、3台に12枚のROMを入れてなお、ROMが手元に2枚余っているからだ(どかーん)。ROMを買い過ぎて、挿す場所が足りないのである。あと、これらはもはや修理困難品と思われるので、予備を持っておきたいという気持ちもある。4980円で我慢しろというのは無理だ。
押し入れにあったProteus 2000を出してきて弾いてみた。いいところもあり悪いところもありだが、つくづく思い知ったのは、自分が持つ、アメリカンなサウンドに対する憧れである。アメリカのPCMシンセって、もはら、Kurzweilくらいしかないんだよなあ(Young Changであることはこの際置いて)。Kurzweilも、電子ピアノメーカーになっちゃうかもしれない。FusionでProteus 2000を弾いていると、この音はアメリカンだなあ、好きだなあ、と思う。
Nordのケースは、棚に横刺しされているNord Lead A1をしまうために購入する。棚の場所は少しでも開けたい。ほこりが積もるのも、少しは軽減できるかもしれない。
ヤマハのCS15は、私が初めて実物の演奏を聴いたシンセである。中学の時にヤマノ君という同級生がいて、彼はエレクトーンを習っていて、CS15を持っていた。学園祭でライディーンをやった。メロディをトランペットで吹けと言われて吹いた。いくらなんでも、一人でライディーンをやるのは難しい。で、彼は、音楽室のドリマトーンを体育館に運ばせ、自宅から持ってきたCS15を積み、それだけの機材でテクノ空間を現出させた。あれは見事だったなあ。CS15は2系統シンセだが、その1系統で効果音を出しつつ、もう1系統で楽音を弾いていたように、おぼろげながら記憶している。
ビンテージ機材は動作が確実でないことがあるし、MIDIセットアップも面倒だし、手に入りにくい機材なのでブログ記事のネタとしても好適とは言い難い。なるべく買わずに我慢しようと思っているのだけれど、2万9800円では、抵抗しきれない。
届くまでは時間がかかると思う。今は、説明書を探して読んでいる。BM14Sは、BM14SとBM14S IIの両方を見比べて、仕様が微妙に違うなあ、と面白がっている。CS15は、説明書がなくてもそこそこ使えるとは思うが、ヤマハがちゃんと提供していることは、高く評価したい。このごろって、マニュアルがPDFで入手しやすいので、本当に嬉しい。購入を迷っている段階で読むことも多い。
家の中に隙間を作って、そこに埋め込むように機材買ってるわ。やれやれ。
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