Kawai MP9500でYamaha MOTIF-RACK XSを弾く
部屋の机と反対側の壁沿いにルミナスの金属棚を置き、そこにカワイの電子ピアノMP9500を置いている。大きく重く、もはや動かす気になれない。机側の機器には接続しておらず、たまにぽろぽろ弾く程度だ。スピーカーはLeslie 2103mkIIで、これが、いいマッチングとも言えず、どうも面白くない。
音源としては、Hammond XM-2とローランドMKS-20をつないでいて、どういうセッティングをしていたかというと、MP9500は2103のステーショナリー入力に、MKS-20はロータリー入力に、XM-2は8ピン入力につないでいた。これだと、XM-2は問題なく鳴るけれども、MKS-20のトレモロやコーラスは使えないし、MKS-20をロータリーに入れられると言っても、出る音の種類は限られているし、といった不満があった。MP9500の音は、C4からC5にかけて妙なピークがあり、EQで取れるレベルのものでもなく、あまり楽しくなかった。
オークションでKORG GRANDSTAGEが出ているのを見てほしくなったり、でもやっぱり、ピアノとしてはカワイのMP11SEの方が上か、と思ったりしていたが、そんなことを考えるより、手持ちのものをもうちょっとなんとかしろよ、と思い始めた。
カワイのMPシリーズは好きなのだが、独立アウトがないのがちょっと悲しい。単体で2103と組み合わせるのに適しているとは言えない。
で、MKS-20を外し、その2Uラックに、MOTIF-RACK XSとミキサーFM-186を入れたのが上の写真である。
これだと、MP9500のピアノに加えて、MOTIF-RACK XSのピアノを弾ける。また、MOTIF-RACK XSにはアサイナブル出力があるので、それを2103のロータリー入力につなぐことで、MOTIF-RACK XSの音はどれでもロータリーに送れる。一番送りたいのはエレピであるが、今後、オルガンなども試すかもしれない。音をおひとつ。
Crunchy Comp thru Leslie 2103mkII
「20180302a_MotifRackXsCrunchyCompThruLeslie2103.mp3」をダウンロード
ZOOMのハンディレコーダーH5で録音した。録音の最後に「ギギッ」となっているのは、椅子がきしむ音である。レスリーはスローで回している。ファーストにすると、こんなもんでは済まない。
ミキサーを設置したので、音源はまだ増やせるかも。MIDIのスルーができないとパラにする必要があるかもしれなくて、そこが面倒ではあるが。とりあえず、MOTIF-RACK XSを楽しもう。
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