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2018/08/22

DSI Prophet '08のフィルター発振

20180822a_prophet08filterosc1

Dave Smith Instruments(DSI)のProphet '08で、フィルターを発振させたリードを作ってみた。まずは音から。

FilterOsc1


「20180822a_Prophet08FilterOsc1.mp3」をダウンロード

オシレータのShapeをOsc Offにして、フィルターは4ポールでレゾナンスを最大。キーアマウントは64でカットオフは36。その設定でこの音になる(たぶん)。LFO1のディスティネーションをLow Passに設定して、アフタータッチでビブラートをかけている。ボイスによって音が違う感じがあって、ちょっとうーむである。この録音ではやっていないが、ポリでも弾ける。

FilterOsc1 Unison On, Noise Added


「20180822b_Prophet08FilterOsc1UnisonWithNoise.mp3」をダウンロード

最初の音色の状態から、ユニゾンボタンをオンにして、ノイズを少し加えたもの。レガートで弾くとスローなアタックにならないので、逆に「ポ」というアタックが聞こえる。音の粒は、ポリの時よりはそろう。

なんでこんなことをしたかというと、昨晩、Prophet 12 Desktopに22kHz超の高域があるかどうかを確かめようとスペアナに通し、フィルター発振の場合は高域があるが、オシレータのノイズには高域が含まれていないのではないか、という結果であったためである。そう言えばProphet '08のフィルターは発振するんだっけ?と思ってやってみた。悪くないリードができて嬉しい。

Prophet '08でノイズを出し、カットオフ最大、レゾナンス最小にした時のスペアナの画面がこれ。
20180822b_prophet08noisecutoffmaxre

レゾナンスを最大にした時のスペアナの画面がこれ。32kHz付近にピークを出せている。レゾナンスを最大にしてもノイズは聞こえる。
20180822c_prophet08noisecutoffmaxre

レゾナンスを最小から最大まで変化させた時の音や、スペアナの様子はけっこう自然である。Prophet 12 Desktopはこうはならない。

推測すると、Prophet 12のデジタルオシレータは、サンプリングレートが44.1kHz程度なのかもしれない。そこでノイズを出しても、22kHz超は、原則ないのではないだろうか。Prophet 12の場合はオシレータの後の「Character」セクションでいろんな加工ができ、そこで多少は変わるが、でも、大きく言えば、高域が乏しいように思う。フィルターを発振させると高域があるので(その際にノイズは出なくなるが)、オシレータのデザインがそうなのではなかろうか。

Prophet '08は、オシレータとば別にノイズジェネレータを持っており、これはアナログなのかな、と推測している。

アナログシンセだからと言って、高域があるとは限らないんだよな。

H2


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