dbx QUANTUMのデジタル入力を使う
メインの結線をアナログにしたため、デジタル機器のいくつかは不要になる。配線を外したり、新たに引いたりして、結線をブラッシュアップしている。
Fireface 800は、スペクトラムアナライザを見るため、ソフトシンセを弾くために192kHz駆動で残すことにした。96kHzに切り替えて使うことも少し考えたのだけれど、切り替えが面倒でやめた。
192kHz駆動の機器は我が家にはFireface 800とクロックジェネレータしかない。Fireface 800を使うためだけにクロックジェネレータを使う必要はないだろう、と考え、クロックジェネレータは外した。SPX2000とADI-8 DDも外した。これまで愛用してきたのだけれど。
Fireface 800を192kHz駆動で使うと、そこからdbx QUANTUMへ引いていたS/PDIFは意味がなくなる。dbx QUANTUMのS/PDIF入力にOppoのBDP-103をつないでみたが、CDは聴けるがSACDは聴けない。また、音が極端に大きい。BDP-103の音量調整はなぜか効かない。これではつまらないなぁ、ということでやめた。
そんなこんなして、dbx QUANTUMのS/PDIFにはRoland Integra-7をつないだ(96kHz)。AES/EBUにはAkai S6000をつないだ(44.1kHz)。
Integra-7をつなぐと、パソコン→Integra-7→dbx QUANTUM→B3031A+BM14Sという鳴らし方ができる。リスニング、マスタリングに使えるかも、と考えた。PCMでMR-2000Sに録音すれば、フルデジタルでdbx QUANTUMを通してコンプやEQなどをかけられる。プラグインを使うより楽な局面もあるかもしれぬ。Integra-7単体で曲を作った場合は、フルデジタルで録音するのも良いかもしれぬ。
Akai S6000も、それ単体であれば、フルデジタルで、dbx QUANTUMでの加工をして、録音できる。それがいい局面もあるやもしれぬ。小音量で鳴らしてみたが、デジタルならではの生々しさというものも、あるような気がする。S6000のエフェクトはダメダメだと思ってきたが、使い方によってはそうでもないかもしれぬ。
dbx QUANTUMのアナログ入力には、MR-2000Sをバランスでつないでいる。この場合は、モニターコントローラということになる。96kHz動作なので、48kHz超の再生はできないが、まあ、それは、とりあえず気にしないことにしよう。
試してみたいことは、まだまだあるってことだなぁ。
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