RME Fireface 800をアナライザとして使う
RME AudioのFireface 800は、ここまで何年も我が家の主たるオーディオインタフェースとして活躍してきたのだが、アナログでMR-2000Sにつなぐルートを今後メインで使おうと思うので、Fireface 800はメインのルートではなくなった。それをどう使おうかと考え、192kHzで動かしてアナライザとして使おうかということになった。MDX2000にはキャノンの出力とTRSの出力があるので、そのTRSの出力をFirefaceにつなぐ。これで、MR-2000Sに行っている信号を、目で見ることができる。
何も弾いてない状態での状況。フロアノイズと呼んでもよいかと思う。81kのバーがかなり上がっている。どこで何が生じているのかは不明。
上は、MDX2000のノイズゲートを入れた状態だが、それを切るとこうなる。盛大にノイズがある。
Prophet '08でノイズを出した様子。カットオフ最大、レゾナンス最小。
カットオフを少し下げるとノイズの高域がカットされるのだが、81kのバーのノイズは残存している。FM-185のボリュームつまみを回してみた様子だと、81kはProphetから出ているものもあるし、後段で出ているものもありそうである。
カットオフ最大、レゾナンス最大。32kのバーにピークが来ているようだ。
ではレゾナンス最大でフィルターを発振させると32kHzまで出せるかというとそんなことはなくて、カットオフ最大だと信号が来ない。信号が来ることを目で確かめられるのは、カットオフを149程度にして、16kのあたりである。
アナライザを見ながら弾いていると、高音域を弾くと40kのバーはしっかり反応するので、おおむねそのあたりまでは、使っているように思う。なるべく長い時間見て、勉強しよう。
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