KORG M3-Mで「The Ultimate Piano Collection」を試す
昨日から、KORG M3-M Expandedで、EAST WESTのAKAI用CD-ROM「The Ultimate Piano Collection」を読んでみている。まずは音をお一つ。
Fazioli F228 64MB (Loud 32MB and Soft 32MB)
Fazioliのラウド32MBとソフト32MBを読み込み、ベロシティで呼び出すサンプルを切り替えている。M3の場合、1プログラムでベロシティスプリットができる。オーバーラップもできるようだが、今回は試していない。M3→Alesis AI-1→dbx QUANTUM→KORG MR-2000Sという接続でデジタル録音している。でも、ディケイ時にノイズが少し混ざる。どこで生じているのだろうか。
あと、録音しようとして、低域があり過ぎるのに驚いた。QUANTUMのイコライザーで、111Hzからのシェルビングで、マイナス11dB削った。ソング作成時には、ペダルのデータをクォンタイズするとめちゃくちゃになってしまうので、クォンタイズなしで録音し、ノートだけにクォンタイズをかけた。
録音してはいないが、FazioliのF228は、ラウドソフトの64MB以外に、ペダル32MBも試した。Bösendorfer 225はラウド32MBのみ。64MBとかペダルとかはない。Steinway Dは64MBとペダル32MB。Steinway Cはラウド32MBとペダル32MB。
M3はAKAIのプログラムをコンバートしてM3のプログラムを作ってくれて便利であるが、それで満足できるというものでもない。フィルターが4ポールに設定されるので2ポールに切り替え、フィルターを絞ってベロシティによる表情が付くようにし、リバーブ(今回はルームを返し30で入れるのを基本とした)をかけ、音量が小さい時はドライブパラメータを加える、といった加工をした。ベロシティでドライブパラメータを増やすのも、効果があるようだ。
M3のピアノに比べて素朴で弾きやすい。難点は、ロードに時間がかかることだ。変換後の64MBの音をUSBメモリーから読み込むのに2分程度かかる感じである。AKAIのCD-ROMから読み込むより、変換後のものをUSBメモリーから読み込む方が時間がかかるような気がする。うーむ。
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