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2019年9月

2019/09/21

インターネットができない時に何をするか

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実家に帰ってスマートフォンのテザリングでネット接続をしようとして、通信回線の低速化を初体験した。月3GB=900円の契約で、繰り越しもあり、これまで問題なかったのだが、家族に車中でのテザリングを許可したのがまずかったようで、上限を突破したのかもしれない。

低速化に驚いて、おまけにその時は仕事のメールがぽんぽんと届いていて焦り、おかわり0.5GB=900円をしてしまった。でも、すぐには改善されなかった。どのタイミングで有効になるのか、謎である。しかし、3GBで900円と、0.5GBで900円ってのは、けっこう違う。プロバイダーとしてはもちろん大容量契約にシフトしてほしいのだろうが、払う側としては、料金が高くなるのは困る。

冷静になってみれば、低速化状態でもテキストメールは何とか動いたので、仕事のやりとりはできた。ただ、Webブラウジングはダメである。

低速化状態で何をするか。Webブラウジングは日常の一部になっているから、それができないのはさみしいが、できないものは仕方がない。仕方がないので、USBメモリーやSSDに入っていた音楽を聴き、音楽を書いた。自宅であれば、CD/SACDなどがあるので、インターネットがなくても、聴く音楽に不自由はしない。

電気がなかったらどうするか。私としては、自宅で電気がなくひまになったら、ピアノを弾くつもりでいる。

H2

道の駅道志に初めて停車

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父の退院と退院直後の見守りをするために移動した。結局、1日目に300kmを走り、2日目は走らず、3日目に300kmを走って帰宅した。行きは雷が鳴って豪雨になる中を走り、寒かった。ゴアテックスのジャケットもオーバーパンツも靴もあまり役に立たなかった。雨がひどすぎたためか、縫い目がダメになっているのか、生地自体がダメになっているのか、もしくは新品時からダメなものであったのか、かなり謎。

帰りはオール下道(高速道路を使わなかった)。上の写真は「道の駅道志」である。

道の駅で女性と親しくなり、「途中まで一緒に行きましょう」と言っている男性がおり、すがすがしいものを感じた。すれ違うバイクとピースサインの交換もした。

バイク、やっぱりいいかも。

今回バイクで移動することにした理由は、実家で足が確保できた方がいいと思ったことと、もう一つは、下道で移動すれば鉄道より安いからである。今後、父の体調によっては、頻繁に移動することになるかもしれない。覚悟しておかねば。

ここ1カ月で、300km移動を4回したので、1200kmは乗ったことになる。足が痛むこともあったが、次第に軽減してきた。乗った分だけ、慣れるものである。

H2

 

2019/09/19

Gakken nsx-39で「At the Bottom of the Valley」

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学研nsx-39ポケットミクを使って1曲作った。と言っても、ミクの音は使っておらず、使っているのはエレピ1番だけである。

At the Bottom of the Valley

nsx-39のエレピ音で作った。手元にあるキーボードが2オクターブのnanoKEY2なので、Logicの3トラックに徐々に録音した。そのため、2本の手で弾けるアレンジではない。プチプチ雑音が入るのが気になるが、ヘッドホンでモニターしているためかもしれない。スピーカーだったら気づかない、ということも、私の場合にはありそうである。

曲を作り始めて、五線譜を忘れてきたことに気づいた。近所の文具店に歩いて行って、五線譜ありますかねぇ、と相談した。うとうとしていたと思われるおばさんが、このあたりにあったと思うけどねぇ、といくつか見つけてくれた。色褪せているが、100円でいいと言ってくれたので、私としては得をした気分である。もっと買えばよかったか。

H2

 

 

Gakken nsx-39などでモバイルセット

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実家にシンセを持って行こうということで、ノートパソコン(Mac)はあらかじめ運んであったので、KORG nanoKEY2、学研nsx-39、Zoom H5、ヘッドホン、接続コード類を持ってきた。

nanoKEY2とnsx-39をUSB接続し、パッチベイソフトを起動すると演奏できる。

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手弾きで録音したのがこれ。

Gakken nsx-39 Acoustic Piano

nsx-39は、チャンネル1はミク音だが、チャンネル2にメッセージを送るとピアノ音が鳴る。それをnanoKEY2で弾いた。2オクターブしかないし、ベロシティもうまく送出できない。練習が必要だろう。プログラムチェンジを送ればピアノ以外の音にもできるはずだが、今回はそこまでやっていない。

nsx-39の出力をZoom H5につなぎ、ヘッドホンでモニターして録音した。H5をパソコンにUSB接続してWAVファイルをコピーし、WaveLabで編集。必要なところを切り出し、ノーマライズをしてリミッターをかけ、前後にフェードインとフェードアウトを入れる、ということを、一応できた。普段使っているSound Forgeのようにスムーズにはいかないが。

以前モバイルセットを検討した際はnsx-39ではなく、ソフトシンセを弾けばいいかなと思っていた。nsx-39を持ち出した理由は、その方が発音遅れが少ないのではないかと考えたから。測定したわけではないので証拠はないが、なんとなく、スムーズに弾けている気がする。

H2

 

 

2019/09/17

Yamaha MONTAGEで「What I Could」

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ヤマハMONTAGEで1曲。

What I Could

「USPIANOh」という音色を使ったソロ。MONTAGEの内蔵シーケンサーでフリーテンポで録音し、修正なし。最後のあたりでペダルをミスしている。ご笑納いただきたい。

私は1987年9月から1988年5月にかけて、米国のThe University of Kansasに留学していた。米国の書店でDX7の音色データ本を見付け、数冊買って帰った。その中にあったデータを打ち込み、編集して「USPIANO」と名付け、DX7の1番ピアノにしていた。それをMONTAGEに移植したのが、今回使っている音色である。中音域は木をたたいているようで、高音域は星を感じさせる。

楽譜はこれ。

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こうしたシンプルなピアノソロを、これまでもたくさん書いてきた。どれも似たように聞こえるが、自分としては、少しずつ、新規の工夫もしているつもりである。曲ってのは、結局、たくさん書かないと始まらないのではないだろうか。たくさん書けば、たまにはちょっといいものもできるかもしれない。

先日NHKの公開収録に行き、トークで「楽曲」という言葉が多用され、耳に触った。昔はそういう言い方をしなかったと思うが、流行なんだろうか。

Elektron Digitone Keysをこのごろ使っていて、そうしたグルーブマシンで作る音楽は、私にとっては今のところ、即興に近く、譜面がない。演奏とは言えるが、曲とは言えないかもしれない。今回の「What I Could」のようなものは、譜面を見ただけで、ソルフェージュができる人は歌えるだろうし、楽器の心得がある人は弾けるだろう。再現性が高い。別の言い方をすれば、抽象度が高い。グルーブマシン的音楽は、具体的だが、抽象度が低いので、再現性はあまりない。

もちろん、どちらが優れているということではない。メロディとコード進行というのは、おそらくビートルズのころにもたらされた、とても抽象度の高い表現方法だ。一方で、抽象と形式に飽き足らない人が、フリージャズを志向したりしたわけだし。

パターンは、一つの具象なのかもしれない。パターンをベースにした音楽は、古来から、世界の至るところにあった。

いろんなやり方で音楽を作れればいいな。

H2

2019/09/16

Elektron Digitone KeysにKORG M3からプログラムチェンジを送る

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Digitone Keysのパターン切り替えは、AUTOチャンネルにプログラムチェンジを送って行う。その実験が以下。

My Dear D&B

ステップごとに音色を変えてドラムトラックを作った。使ったのはバスドラ、スネア、ハイハット。同時に複数を発音できないので(何かやりかたがあるのかもしれないが)、ドッチッタッチを繰り返している。ハイハットのピッチが微妙に違うのは意図してのものだが、意図しないコケも散見される。

作ったパターンは、ドラムのみ、+ベース、ベースのパターン2、エンディングで、あとは最初と最後にブランク(空白パターン)を使った。短いのでチェーンで作ってもよいのだが、今回はM3からプログラムチェンジを送る実験なので、M3でソングを録音状態にし、Digitone Keysでパターン切り替えをしてプログラムチェンジを書き込んだ。問題なくできた。

録音前に響きがもう少しほしいと思ったのだが、パターンごとに違うリバーブセンドを上げて回るのは面倒で、別途リバーブとディレイを用意して少しかけた。録音した後にレベルが上がらず、パソコン内できつめにコンプレッションする羽目になった。つぶすのは本当に難しい。

FM音源のドラムで、最初は嘘くさいなー、と思っていたのだが、リバーブを付加して圧縮すると、ドラムっぽく聞こえるから不思議である。

H2

KORG M3のソングでElektron Digitone Keysを鳴らす

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Elektron Digitone KeysとコルグM3-Mのセットを作り、手始めにM3のソング(SEQ)でDigitone Keysを鳴らしてみた。

Running Star

Digitoneのトラック1は「NOISY BASS SM」、トラック2は「BD MAXIMUS」、トラック3は「MELLOW SM」。ディレイ音で修飾された短い曲である。

セッティングを少し書く。MIDI同期は、Digitoneをマスター、M3をスレーブ。M3では「Receive Ext. Realtime Commands」にチェックを入れている。Digitoneで再生ボタンを押すとソングは最初から始まる。M3の再生ボタンで再生することもできるが、その場合は、頭に戻るにはLOCATEボタンを押す必要がある。M3のSEQ ModeのTrack MIDI Outは「for External Sequencer」にしている。

DigitoneのMIDIのPORTS設定では、ENCODER DST、TRIG KEY DST、KEYBOARD DST、MUTE DST、MW/PB DSTをいずれも「INT+EXT」にした。以上の設定で、Digitoneでトラックを選んで弾くと、M3のソングの該当トラックのベロシティ表示が上がる。録音トラックの指定をして、LOCATEで最初に戻し、REC/WRITEで録音待機にして録音トラックがちゃんと赤くなっていることを確かめ、START/STOPボタンを押すと録音が始まる。

最初の1小節は空白にしている。そうしないと、頭が欠けることがあったからだ。

何小節弾こうと決めずに弾き始めることができる点で、ソングタイプのシーケンサーは楽である。と思えるのは、Digitone Keysを少しは使ったからであろう。Digitone Keysの場合は、16×4=64ステップが最長である。通常はこれが4小節になる。ただ、テンポを落として使えば、8小節分にすることも不可能ではない。

16個のボタンが並び、それを操作して打ち込む機器は、我が家にはあまりない。ElektronのAnalog KeysとDigitone Keys、カシオのXW-G1とXW-P1くらいではなかろうか。

Digitoneで打ち込めば、ビートごとに音色を変えられる。16個のボタンで作る手法は、グルーブマシン的である。いろいろ試してみよう。

H2

Elektron Digitone KeysにKORG M3-Mを組み合わせる

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昨日の机右手は、Elektron Digitone Keysを中心に、Studio Electronics Boomstarと、ヤマハMU1000を置くというものであった。MU1000を出してきて、これでPCMピアノの音が出せる、と思ったのはよくて、それはそれでOKだったのだが、Digitone KeysのMIDIトラックに手弾きした場合にベロシティがフルで入ってしまい、後で修正しなければならないというのは、何とも使いづらい。どうしたものかと考えて、机後方、カワイMP9500の上に置かれているM3-Mを持ってきたらどうかと思いついた。で、上の写真のように並べ替えた。Boomstarなどは未接続。

机後方、MP9500のセットはとりあえず、MP9500のみにした。

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MP9500の電源をプリメインアンプLUXMAN L-430のスイッチドアウトレットから取ったので、プリメインアンプの電源スイッチを入れれば演奏できる。打ち込みはできないが、数が多い木製鍵盤に触れたい時には役立つだろう。

Digitone Keysは、主な操作子が鍵盤の左手にある、少々珍しい形状である。使ってみると、鍵盤の奥に別の音源を置いた場合に、一体感があってうれしい。Boomstarを置いた時もそう思ったが、M3-Mを置く場合も、格別である。

M3-Mのカラー液晶はおそらくTN(STN)で、視野角が狭く、置く角度を工夫しないとちゃんと見えない。また、ガタガタした状態で置くと、ボタンを押した時に揺れて気持ちが悪い。今回は、ラップトップスタンドを組み替えて、M3-Mを置くのに適した形状にした。その奥に骨組みだけのラックを置いた。将来、音源などを持ってくることもできるだろう。

パソコンのディスプレイは片付けた。ソフトウエア音源やシーケンサーに未練がないわけではないが、とりあえずこれで。

Digitone KeysとM3-MはMIDIで双方向につないである。どちらをマスターにするか、M3-Mをどのモード(プログラム、コンビネーション、シーケンス)で使うかに加え、M3-Mはいろいろと細かい設定が可能なので、どう使うかによって、制約が変わり、作る音も変わってくるだろうと思う。Digitone KeysとM3-Mは外部から音を入れてエフェクトをかけられるので、それもいつかは試そう。

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2019/09/15

Elektron Digitone KeysとYamaha MU1000で「Good Morning Lullaby」

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机右手のElektron Digitone Keysを中心としたセットに、ヤマハMU1000を入れた。写真でMU1000の左奥に写っているのはMU1000用のACアダプターPA-6である。12V2Aを供給する巨大なアダプターだ。

Good Morning Lullaby

 MU1000のGrandPを1小節のシーケンスで鳴らしたものと、最後に音を伸ばしたものを作り、それをチェインでつなぎ、上にDigitone Keysの「A:016 LULLABY YP」を手弾きでかぶせた。いい朝だね、朝食を摂って歯を掃除したら、おやすみなさい。

Digitone KeysはFM音源シンセで、単体で作っているとその音の個性にやられてしまうところがある。モノシンセにできないように思うのでそれが不満で、まずはBoomstarをつないだ。PCMの音も欲しいよね、ということで、次に何をつなごうかけっこう迷ったのだが、MU1000を試すことにした。コンパクトで画面の文字が大きいことを評価した。

Digitone Keysからコントロールチェンジを送って制御しようとして、どうも意図しない動作をするので困ったのだが、MIDIの設定をがちゃがちゃやっているうちに、何とかなったのかもしれない。

困ったのは、MIDIトラックのリアルタイム入力をした際にベロシティが入らないことだ。後で設定していかねばならない。私の使い方が悪いだけかもしれないが。

我が家のMU1000は、ロータリーエンコーダーの調子が今一つであるが、その上にあるVALUEボタンは正常に動いているので、使える。これはこれで、いい音源であると思う。DTMバブル最後の1台といった風情だ。

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2019/09/13

KORG AudioGate v4.5.2でDSDディスクとCDを作る

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コルグのAudioGateでDSDディスクを作ろうと思い立った。今年になってから録音した自分の曲がけっこうあり、BGMにすることもあるのだが、パソコンを起動しないで聴けたらいいかも、AVアンプのUSBメモリーにMP3を入れてはいるがそれよりも高音質で聴けるかも、と思ったからである。

AudioGateは2019年9月10日に「v4.5.2」がリリースされていたので更新した。

作成したDSDディスクの中身はWindowsで見ることができ、ルートに「DSD_DISC」フォルダーがあり、その中身は下の図のようになっていた。

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DSFファイルがずらっと並び、最後に「Works2019.ddp」というファイルがある。Works2019というのはディスクタイトルとして入力した文字列で、このファイルには曲一覧が収められているようだ。

KORG AudioGateでDSDディスクを作る」で書いたように、DSDディスクは手持ちのプレーヤーOPPO BDP-103で再生できる。ただ、画面を開いてリモコンで操作しないとならないのが面倒である。音楽CDのように、操作パネルだけでは再生できない。

音楽CDも作るか、ということで作ってみた。DVD-R一層のDSDディスクには42曲入ったが、CDには入り切らなかったため、33曲に削減した。驚いたのは、BDP-103で再生した際に、アルバム名などが表示されたことである。

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どういうシカケで入ったんだろうか? 面白いことに、DSDディスクの場合は、曲タイトルとアルバムタイトルは表示されるが、アーティスト名は表示されない。

今回使った元データはほとんどが96kHz24ビットのWAVファイルである。DSDディスク(2.8MHz DSF)とCDを聴き比べると、心なしか、DSDディスクの方が潤いがあるというか、瑞々しい気がする。静かな曲は、落ち着ける音でもあると思う。ABテストやってわかるかというと自信はないけれども。

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NHK「SONGS OF TOKYO」を観覧してきた

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NHKの公開収録「SONGS OF TOKYO 2019第1夜」を観覧してきた。電車賃は大いにかかるが、入場無料なので、よしとする。

このバンドが出るなら見たいなー、と思ったのは、東京スカパラダイスオーケストラである。一度も見たことがないが、威勢のよいバンドサウンドを聞かせてくれるだろうと期待していた。期待にたがわず、ノリノリで素晴らしかった。他に出演したのは、モーニング娘'19、TRUE(唐沢美帆)、GENERATIONS from EXILE TRIBE、JAM Projectなど(最後までいなかったので)。Eダンスアカデミーの臨時講師のお兄さんがいる!みたいな楽しみもあった。

私は楽器演奏者であるので、カラオケに合わせて歌われても、あまり感動しない。ステージに楽器が運ばれてくるとワクワクする。

JAM Projectのキーボードのお姉さんは、髪の振り方が連獅子みたいであった。フロントにS90(ESかXSかだと思う)とMOTIF XF6、右手に木目の1段オルガン(たぶんハモンド)というセッティングで、堅実なプレイをしていた。

スカパラのキーボードは、私の席からだとトークブースの陰になっていてあまり見えなかったのだが、下段がローランドのA-90、上段がハモンドのSKの1段鍵盤ではなかったかと思う。アコーディオンも素敵であった。やっぱりバンドの音はいいなぁ、と思った。

NHKホールでの収録って、ドラムにオーバートップ立てないんだねぇ。移動させる時にトラブルの種になるからだろうか?

米国でバレエとミュージカルに行くと、生演奏があるのが普通だと思ってしまうのだが、日本では、バレエもミュージカルもカラオケだもんなぁ。カラオケ全盛だなぁ。まあ、今回も、カラオケ音楽から感じることも学ぶこともあったから、それに意味がないとは言わない。

歌詞が聞き取れない、というのは、今回も感じた不満だった。音が多いと、仕方ないのかなぁ。

このごろの私は、音数が多過ぎる音楽は、あまり好きではない。

よいミックスとは何か、という質問に対して「すべての音が聞こえること」という答えをどこかで聞いた。私はそれに首肯して、自分がミックスをする時もそれを心がけるようにしている。

音数が多過ぎる音楽は、聞くこと、聞かせることをないがしろにしてはいないだろうか?

1980年代に、学園祭で催された斉藤由貴のライブと爆風スランプのライブに行った(別の年)。カラオケでライブなんて、当時は考えられなかった。歌詞は、けっこう聞き取れたように記憶している。

YMOの散開ライブはマルチのテープが回っていたけど、あれは、先駆的な試みだったから許せたんだよなぁ。

H2

 

2019/09/12

Fender Rhodes mkIIで「Etude in F No.2」

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先日机左側にやってきたART DPSIIは押し入れから出てきたわけではなく、離れのフェンダーローズマーク2ステージ76鍵で使われていたものだ。それを外してきたため、代わりにTL AudioのO-2031 Overdriveをプリアンプとし、次段にローランドのディレイSDE-330を接続する形とした。通常は、SDE-330の出力をエレクトーンEL57につないで鳴らすのだが、録音するとなると、Zoom H5につなぎかえて、ヘッドホンでモニターする形になる。もう少しうまいセッティングができないか、と思わないでもない。

Etude in F No.2

普通に曲を書くとCになってしまうので、それ以外の調には、意図的に挑まねばならない。Fの練習曲として書いたものの、2番目がこれだ。作ってからけっこうな時間が経過しており、録音したことがあるのかどうか、定かでない。題名を付けたことがあるかどうかも定かでない。記憶力は昔から自信がない。録音したものを聞き直すと、ディレイの成分が多過ぎる気もする。

TL AudioのO-2031はけっこうお気に入りで、MONTAGEのようなデジタルシンセを入れてもけっこうよいため、離れに持っていくのを躊躇していた。ローズにつないだら、やっぱりいい。ブーストでレベルがうまく上がって、弾いていて楽しい。我が家のローズはパッシブで、何につなぐかで音が大きく変わる。さすがO-2031だ。

ローランドのSDE-330は、ディレイまたはコーラスとしてつないでいる。バリエーションが多いのがよい。つまみでエフェクト量を変えられるのもよい。ローズにはSRV-330よりも、SDE-330かなぁ、と思う。

うちのローズは1990年代に、近所の銭湯に行こうとして、楽器店の店頭に売られていたものを購入した。10万円しなかった。20年以上鳴ってくれているのだから、嬉しい。

将来、身体が衰えて、鍵盤楽器を1台選ばなければならなかったらどれにしよう、2台ならどれだろう、などとよく考える。コルグPa1000とローズという組み合わせも、意外と楽しいかもしれない。

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KORG Pa1000で「Welcome to My Home」

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コルグPa1000を中心とした机左手のキーボードスタンドに向かい、1曲作った。音はPa1000だが鍵盤は下段のヤマハMONTAGEなのでそちらのシーケンサーを使おうかと一瞬思ったが、Pa1000が鳴らないようだったのでやめた。

Welcome to My Home

ピアノソロ。フリーテンポで録音しようかと思ったが、今日作った曲をロクに練習しないままフリーテンポでミスなく演奏するのは無理で、観念してPa1000のシーケンサーを66bpmに設定し、クォンタイズをかけ、パンチインを繰り返して少しずつ録音した。Reverb 4000を少し足した。dbx QUANTUMでコンプレッションし、ローをカットし、パソコンに取り込んだ後もリミッターをかけて、手作業でピークも削っている。

机右手のElektron Digitone Keysを中心としたセットは、PCMシンセがなく、ピアノ曲は弾けない。鍵盤が3オクターブしかないのも、ピアノ曲を作るには向かない。まあ、3セット用意してあるんだから、別のセットの電源を入れればよいということさね。

H2

2019/09/11

Elektron Digitone KeysとStudio Electronics Boomstarで「Rotating Flogs」

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Elektron Digitone Keysを中心とした机右側のセットに、Studio ElectronicsのBoomstarを加えた。鍵盤のすぐ上にBoomstarを並べると、一体に見えて嬉しい。

Rotating Flogs

Boomstarの5089と4075を左右に置いてアルペジオとベースパターンを演奏させ、MF DelayとMF-108Mで定位をごまかし、Digitone Keysで「A:004 RETRO DREAMS JH」を手弾きしたもの。パターンは、1小節の通常ものとエンディングの2つを作った。

時々、ノートオフが消えるのか、パターンがおかしくなることがある。そうなると、Boomstarの電源を切って入れ直す。野蛮だ。

Digitone Keysが面白いのは、完璧な打ち込みをするためのマシンではないところだと思う。即興演奏用である。

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東京に行ってきた

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東京に行ってきた。ひどく暑かった。東京大学本郷キャンパスには石造りなのだろうか、クラシックな建物があり、それに落ち着きを感じた。私が通った大学も、校舎はクラシックなものが多かった。

安田講堂を初めて見たのは、1984年秋だったろうか。地下が食堂であることに驚いた。

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あのころの風景が、眼前にあるような気がした。もちろん、背後のビルは違うんだろうけれど。

あまりに暑いので、外を歩き回る気力がなく、鉄門カフェでコーヒーを飲んでゆっくりした。

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私が行ったのは東京大学ではない。友人に「もうちょっとがんばれば一緒に東大に行けたのに」と言われたが、私としては十分がんばったつもりであったし、東京大学に入りたいという気持ちもなかった。要は、東京にある大学で、学費が安ければそれでよかったのである。

私が通ったのは郊外にある大学で、大学の近くの下宿が安く、電車に乗ることがほとんどないから金がかからなかった。交通機関はもっぱら自転車である。東京で活発に活動して一旗揚げる気力も実力もなく、私がやったのは、受験勉強後のだらけた生活と、食料品の買い出しと自炊である。音楽活動も少しはしていたが、自分の腕の至らなさにがっかりする程度のことであった。女性に相手にしてもらえることもなく、クリスマスに高級ホテルがにぎわうという新聞記事を読んで、とても遠い世界の話だなと思っていた。

自転車を買った店で家庭教師を頼まれた。お金を貯めてヤマハDX7を買い、質屋でコルグのテープエコーSE300を買った。Weather Reportのレコードが出るたびに買った。渡辺貞夫の武道館ライブや、新宿厚生年金会館でのWeather Reportのライブに行った。DXクラブの招待でTMネットワークのライブにも行った。

昔も今も、私のやることはあまり変わっていない。あのころより、少しはうまくなっただろうか?

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ART DPSIIを出してきた

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机右手の再編を始めた。今回のキモは、ARTのプリアンプ「DPSII」を出してきたことである。

これまで机右手の録音経路は、FM-186→MDX2000→Urei model 546→MR-2000Sであった。このところ気になっていたのは、Digitone Keysを録音する際にノイジーなことで、もうちょい経路を簡単にしないとノイズの出どころがわからんなー、と思っていた。あと、上の経路は、アナログ接続で1ビット録音もできるように、というものであるのだが、実際には96kHz24bitのPCMでばかり録音しており、だったらアナログにする必要ないじゃん、とも思った。Urei model 546のつまみをいじる気になれないというのも、どうも納得できないものがあった。左右を個別にいじるのが、面倒なのである。

で、経路としては、FM-186→DPSII→dbx QUANTUM→MR-2000Sをメインとした。1ビット録音の経路も、FM-186→DPSII→MR-2000Sという形で、一応残してある。

DPSIIは複数の出力があるので、アンバランス出力をGenelec 1029A、XLR出力をMR-2000S、S/PDIF出力をdbx QUANTUMにつないだ。こここでパラレルにすることで、これまでGenelec 1029Aへの出力に使っていたFM-186の出力5と6が空いたので、そこもエフェクトセンドに使うことにした。MF Delay、MF-108M、Eclipse、SPX2000にモノセンドできるようにしている。現時点で、接続しているシンセはDigitone Keysのみだ。

では音を一つ。

Digitone Keys B:151 BELLARPS ZB with MF-108M

MF-108Mのコーラスをセンドリターンでかけている。コーラスをかけると音が飛び出てくるという、Sound Canvasを彷彿とさせる効果が得られる。手弾きなので、テンポがずれているのはご容赦。

MF-104Zは、ディレイ音が小さくなってしまった。壊れたかも。販売店で買ったものなので、電話して相談して、送ってみた。直るといいのだが…。

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2019/09/10

Digitone KeysとMF-104Zで「Sunny Morning」

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昨晩から、Elektron Digitone Keysの横にMoogのMF-104ZとMF-108Mを並べ、Digitone Keysの独立出力からそこへつないで鳴らしてみている。MF-108Mで広げるというのができて感動し、MF-104Zでもできるか、とやってみた。モノでつないでいるだけだと広がらないが、メイン出力の片方を混ぜてステレオ化すると広がる。

Sunny Morning

「B:006 SLIGHT DL」をフリーテンポで手弾きしたもの。CとFのルーズなアルペジオである。ノイジーだったり、音が途切れるせいかもしれないプチ音などがあるが、それも味と思っていただけると助かる。

moogerfooger、すごいなぁ、と思う。もう作られないのかなぁ。Digitone Keysの独立出力は、Digitoneのボックスに比べ、大きなアドバンテージであると思う。

H2

2019/09/09

Moog moogerfooger MF-108Mを購入

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モーグの「moogerfooger MF-108M CLUSTER FLUX」を購入した。6万4500円。MF-104Z、MF Delayに続いての購入である。短い期間でよく3台買えたものだ。

新品を買い逃したMF-104Mにはモジュレーション機能があり、MF-104Zにはない。それはそれでいいのだ、と強がってはいたのだが、コーラスも手軽にしてみたいよねー、という気持ちを捨てきれなかった。また、スペックをよく見ると、MF-108Mならではの部分もあるようであった。

音をお一つ。

Digitone Keys only and with MF-108M chorus

前半はDigitone Keysで作ったストリングスそのまま(MF-108Mバイパス)で、後半はMF-108Mをかけた。まろやかな優しいコーラスである。まだ色々なセッティングを試したわけではない。1イン2アウトで接続して、ステレオ録音した。

ディレイに比べると、コーラスはエフェクト音のレベルを大きくする必要がある。そのせいか、MF-108Mを介した録音ではノイズが気になった。シンセで使う場合、ディレイほどのインパクトはないかもしれない。

H2

 

 

2019/09/07

Elektron Digitone Keysで「Night Sines」

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Elektron Digitone Keysで1曲録音した。

Night Sines

Digitone Keysで何かするか、といじりはじめ、初期設定の正弦波が魅力的で、これは演奏せねば、ということになった。24ステップのパターンを作り、テンポを50bpmに設定した。1パターンが4分の3拍子の3小節分に相当する。トラック1に1ステップずつアルペジオを入れて、ディケイを短くして歯切れを作った。トラック2は、サスティンを少し落とした程度。

今回はチェインを使ってみたが、これがなかなか…。最初のパターンを何回か繰り返したかったのだが、その方法がわからない。パターンをコピーしてそちらに移動するようにした。再生を停止するとチェインが消えるというすさまじい仕様なので、再生しっぱなしにして、録音後に切り出した。

パソコンに入れてから相当にレベルを上げているのだが、そのせいか、プチノイズはあるように思う。

H2

2019/09/06

RolandからFANTOM、JUPITER-X/Xm、JU-06A、MC-707/101が登場

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ローランドは2019年9月5日、FANTOM(上写真)、JUPITER-X/Xm、JU-06A、MC-707/101を発表した。ニュースリリースのリンクを以下に示す。

FANTOM
音楽制作からライブ演奏までストレスなくシームレスに作業できるプロ用シンセサイザーを発売

JUPITER-X/Xm
シンセ・ファンの夢をかなえるローランド最高峰のシンセサイザー『JUPITER-Xシリーズ』登場

JU-06A
'80年代を代表するローランドのアナログ・シンセサイザー「JUNO」2台分のサウンドを小型ボディで楽しめる「Roland Boutiqueシリーズ」の新モデルを発売

MC-707/101
最先端のエレクトロニック・ミュージックを1台で創り出す音楽制作ツールの最新モデルを発売

最初に苦言を呈したい。こういう商売をやってはいけない。一気に新製品を出してはいけない。雑誌やメディアや販売店Webサイトでの露出量がトータルとしては減る。小出しにした方が、みんな嬉しいのだ。どうしてまとめて出すかなぁ、と思う。こういうところが、ローランドのダメなところだ。1980年代のIBMは年に1度まとめて新製品を発表していた。それみたいだ。

FANTOMは、フラッグシップ・ワークステーションの復活である。FAシリーズは廉価版で、安くて軽いのはよいけれども、鍵盤にアフタータッチがなく、画面は5インチ(タッチパネルではない)で文字が読みづらく、買うのを躊躇させるものであった。

FANTOMは、販売店の価格を見ると、6が36万円、7が39万円、8が43万円くらいなので、すぐ買えるかというと首を横に振らざるを得ないが、でも、欲しいと思わせるものではある。重量は、6が15.3kg、7が17.7kg、8が27.7kgである。鍵盤は、6と7は「新開発のハイエンド・セミウェイテッド鍵盤」、8は「ピアノ演奏に定評のあるハイブリッド構造のピアノタッチ鍵盤PHA-50」で、いずれもアフタータッチ付きである。画面は7インチタッチパネルだ。

Claviaが軽量を売り物にしていた時期があって、それに影響されて他社も軽量を競うようになり、鍵盤の質が低下した。鍵盤の質を上げるには、ある程度のスペースと重量が必要なのだ。現在ではまともなシンセ鍵盤は、ヤマハMONTAGEの6と7しかないような状況である。FANTOMの鍵盤が、MONTAGE並みのものであることを切に願う。

FANTOMは、MONTAGEの対抗機種がやっと出たか、と思わせるシンセだ。MONTAGEは音色のストレージの構造が「パフォーマンス」1層になっていて、アルペジエータが凝っていてグルーブマシン的に使える。FANTOMの「シーン」は、その対抗策であろう。FANTOMは、XLR端子のバランス出力、4つのペダル入力(HOLD、CTRL1~3)を持つ。このあたりもMONTAGEに近い。ホイールもある。

MONTAGEはシーケンサーを簡易版にしているが、FANTOMはそうではなく、そこがいい点かなと思う。MONTAGEもアップデートでシーケンサーの機能を増量してくれるといいのだが。

MONTAGEに劣る点は、「これだ!」という独自機能がないことである。MONTAGEとMODXのDX互換FM音源は、やっぱり、ヤマハならではのもので、私の購入欲は大いに刺激された。「これを買わずして何を買うのだ!」と思った。FANTOMには、そこまで思わせる押しの強さはない。

オークションで出ているFANTOM Gにちょっと惹かれていたのだが、それは買わなくてよくなった。新FANTOMの方が良さそうだ。いつの日か安くなってくれるかなぁ。

JUPITER-XはJUPITER-8のデザインを踏襲したシンセ。逆Tレバー+ホイールというのはJD-XAと同じだ。鍵盤は61鍵のアフタータッチ付き、「新規開発のハイエンド・セミウェイテッド鍵盤」というので、FANTOM 6と同じものだろう。重量は16.9kg。なんと、スピーカー内蔵である。3.5×8cmのフルレンジ、2cmのツイーターの2ウェイで、出力は4W×2。XLR出力あり。ペダルはHOLDとCONTROLの2個。

JUPITER-Xmは4.4kgと、可搬性を重視した小型機である。新規開発のミニ37鍵盤でアフタータッチなし。こちらもスピーカー内蔵。逆Tレバーはなく、ホイールのみ。JD-Xiと同じですな。中身はJUPITER-Xと極力同じにしてあるようだ。「サウンドはもちろん、機能面においても完全互換であることも魅力のひとつです」と書かれている。

JUPITER-X/Xmは、SYSTEM-8に似ている。SYSTEM-8は、ソフトウエアのプラットフォームとなるシンセで、SYSTEM-8以外にJUNO-106、JUPITER-8、JX-3Pを持ち、SYSTEM-100などのプラグアウトも入れられるというものだった。JUPITER-Xは、JUPITER-8、JUNO-106、SH-101、JX-8P、XV-5080、RD-700GXを持ち、TR-808/909、CR-78などのサウンドも入っている。ソフトシンセとしてリリースしてきたものをいろいろ詰め合わせたということだろう。全部ではないのはなぜだろう。どうせなら、ローランドクラウドにあるものをとことん収録してもよかったのではないかと思うが。

さて、問題なのは、サンプリング周波数がいくつであるか、ということだ。SYSTEM-1/1m/8は96kHzであった。JUPITER-X/Xmは、どうなんだろうか。

JU-06Aは、JUNO-6/60とJUNO-106の両方の音が出る小型モジュール。4音ポリであるのが悲しい。MC-707/101はシンセ音源を搭載したグルーブボックス。1台でできるし、液晶ディスプレイがあるし、それなりに楽しそうではある。昔のグルーブボックスを探さなくて済みそうである。まあ、私としては、これに鍵盤を付けてDigitone Keysみたいにしてくれれば面白いのに、とは思う。

今回出た新製品の中で自分が欲しいものを一つ選ぶとすれば、やはりFANTOM 7だ。安くならないかなぁ。

H2

2019/09/05

Elektron Digitone Keysで「Introduction」

20190905g_elektrondigitonekeys

Elektron Digitone Keysで1曲録音した。

Introduction

パターンは16ビート分を1個だけ。リフ、アルペジオ、メロディ、バスドラムの4トラックで、メロディは手弾き。メロディは自分で作った音色を若干手直しして使った。トラックのミュートをするのに左手だけだと押しにくかったり、音量のコントロールがリアルタイムだとうまくいかなかったりする。その場で作っているので、2回目でOKテイクとした。プチプチ音が至るところで聞こえるが、それがどこで生じたものなのか、よくわからない。

KORG Pa1000だけで作るといかにもそれっぽい音になる。Elektronの製品も、単体で作ると、とてもElektronらしくなってしまって、そこをいかに打破するかが、難しいところなのかなという気がする。長い尺のフレーズをDigitone Keysのシーケンサーに入れるのは、できるのかもしれないけどどうも面倒である。でも一度はやってみるべきか。

H2

Elektron Digitone Keysでフィルターなし音色を作る(5音色)

20190905a_soundmanager

エレクトロンDigitone Keysで5音色を作った。上の写真のリストで、FM1-1からFMSTRINGS1までだ。

FM1-1

20190905b_fm11synth1page

Digitoneでは、「TRIG」「SYN1」「SYN2」「FLTR」「AMP」「LFO」ボタンで音色編集ページを呼び出す。SYN1を1回押すと上の写真の表示になる。ここでは、アルゴリズムは1番にして、AとCだけを出力し(MIXスライダーが左端まで行っていないように見えるが、撮影時のスキャンか何かでそうなったと思う)、AからCへのモジュレーションを77にした。エフェクトはピンポンオフのディレイのみ。キャリアCとモジュレータCの周波数を同じにした、典型的なFMリードである。ローパスフィルターはスルーにしている。それはこの後の音色も同様。和音を弾くとかなり音量が上がるのだが、それはエクスプレッションペダルで抑えている。

FM1-2

20190905c_fm12

オペレータAの周波数を2に設定し、FM音源風矩形波にしたもの。ヤマハDX7でパルスのリードを作る際の定番手法であった。この音色は、標準状態ではポルタメントを切っているが、今回の録音ではボタンを押して(FUNC+HOLD)ポルタメントをオンにした。ポルタメントはコンスタントタイムとコンスタントレイトを選べるが、コンスタントレイトの方がしっくりくる感じである。Digitone Keysでは、ここまで探した限りでは、モノモードがないように思う。本当かどうか自信はないが…。

SQUARE

20190905d_square

DX7やFB-01といった初期のFM音源はオペレータの原波形が正弦波のみであったが、後にだんだんと別波形を使えるようになってきた。Digitoneでは、ハーモニクスというパラメータ、上の画面だと左下で「-19.44」となっているところを調整して波形を変更できる。波形が図示されるので、上では、矩形波に近くなるように調整した。FM変調はかけていない。FM1-2と微妙に違うのが素敵である。

SAW

20190905e_saw

ハーモニクスをマイナス6.12にして鋸歯状波(らしきもの)にしたリード。FM変調は使っていない。

FMSTRINGS1

20190905f_fmstrings1

キャリアとモジュレータを同じ周波数にし、それを2系列用意して、B1とB2の周波数を「+.003」してデチューンし、さらにデチューンパラメータも上げて作ったFMストリングス。ディレイではなくリバーブを少しかけている。リリースタイムを長くしたせいか、録音中にアタックがおかしくなっているところがある。どこか、調整すべきパラメータがあるかもしれない。

ここまで紹介した5音色は、Digitoneのオシレータの実験というべきものである。まあ、私が作るのだからそんなに完成度が高いわけではない。ただ、こうした音色は今後のベースになるし、あと、単純な音色を使いたいことだってある。

サスティンペダルとエクスプレッションペダル、モジュレーションホイールがあるため、普通のシンセとして使えるのはうれしい。ただ、ホイールの直下にボタン類があり、そこに手を置くと誤った操作になったりする。ホイールの上に置いてくれた方がよかったかも。

最後に、上記5音色のシステムエクスクルーシブファイルを置いておく。

ダウンロード - 20190905a_digitonekeys5sounds.zip

Digitoneを何も操作しないで音色のシステムエクスクルーシブを送信すると、プロジェクトのプールに入る。+DRIVEに入れるには、SETTINGS→SYSEX DUMP→SYSEX RECEIVEを使う。

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2019/09/04

Elektron Digitone Keysを購入

20190904a_elektrondigitonekeys

エレクトロンのDigitone Keysを買った。9万5000円。

エレクトロンは鍵盤付きのシンセをこれまで3機種出している。Monomachine SFX6、Analog Keys、Digitone Keysだ。通常私は、鍵盤付きシンセと鍵盤なしの音源があった場合、なるべく鍵盤なしの音源を選ぶことにしている。例えば、鍵盤付きMOTIFは1台もないが、MOTIF-RACK、同ES、同XSはある、といった具合だ。鍵盤はそんなに多くセッティングできない。しまっておくにも場所を取る。鍵盤は経年劣化する。コレクターとしては、なるべく鍵盤なしの方がいいかな、ということだ。まあ、MOTIFの例で言えば、鍵盤付きのものにしかない機能はたくさんあって、それを入手できなくて惜しかった、という気持ちもないわけではないが。

ただ、Elektronの場合は話が少し異なる。Elektronの持ち味は内蔵のシーケンサーで、どの製品も音源ユニットではない。グルーブマシンである。だとすると、なるべく本体で打ち込みをすべきなわけで、だとすると、鍵盤が付いている方が、私にとっては親しみやすい。DigitoneとDigitone Keysだと、できればDigitone Keysだなぁ、とは思っていた。高いから視野外に置いていたが、つい買ってしまった。

そもそも私は、グルーブマシンというのは買ったことがない。興味はあるが、敷居が高い。昔を振り返ると、ローランドのリズムマシンR-70を買ったことがあったが、これは音源として使い、本体で打ち込みをしたことはないと思う。手放してしまった。

Analog Keysは買ったが、しまいこんでいる。Digitone KeysはAnalog Keysと比べて、いくつか使いやすそうな点がある。Analog Keysは最大4音ポリだが、Digitone Keysは最大8音ポリなので、手弾きするのも打ち込むのも楽しそうだ。Analog Keysは内部4トラック、CV1トラックだが、Digitone Keysは内部4トラックの他にMIDIを4トラック持っているので、他機種の制御がやりやすそうだ。

Analog Keysは小さなジョイスティックを持っているが、Digitone Keysにはピッチベンドとモジュレーションのホイールがあり、よりオーソドックスであると言える。Digitone Keysにはサスティンペダルとエクスプレッションペダルの端子がある。Analog Keysにはない。Digitone Keysには、コルグのサスティンペダルとローランドのEV-5を接続した。サスティンと音量のコントロールができた。EV-5の値はMIDI出力はしないようで(確信はない)、それは何らかの工夫が必要かもしれない。

では、音を一つ。

20190904b_elektrondigitonekeysa002northp

画面左にあるSound Browserボタンを押すと、Level/Dataノブか上下ボタンで音色を選べる。2番目にあった「NORTHPOLE (D)」を弾いて録音した。

Elektron Digitone Keys A:002 NORTHPOLE (D)

アフタータッチによる変化が素晴らしい。なんとも言えない美しさがある。

鍵盤の奥は弾きにくい。もっと奥行きのある鍵盤を採用してくれればいいのに、と思う。

さて、どこまで私はがんばれるのだろうか。

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