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2019年12月

2019/12/31

「シンフォニック・ゲーマーズ4」を視聴

20191231b_symphonicgamers4title

ライブのはしご 」で書いたように、2019年11月10日にNHKホールで「シンフォニック・ゲーマーズ4」を観覧した。 その放送があったので録画し、BDにダビングしてBDプレーヤーで視聴している。

驚いたのは音が小さいこと。マイナス12dBを超えることがあまりない。AVアンプVSA-919AH→NS-10M+YST-SW800で再生するとアンプの音量をかなり上げなければならず、空冷ファンが回ったりする。音量を上げるためにGenelec 1031A+Dynaudio BM14Sに切り替えた。

ローがかなりカットされているのも驚きであった。放送だからこうなんだろうなぁ。オケだとさほど気にならないが、ボーカルものでは気になった。

会場で聴いた時には曲に不案内でピンと来ないところがあったが、家で再度聴くと、2度目だけあって楽しめる。会場よりも音が整っていて聞きやすい。

ラジカセの前に座ってカセットのボタンをタイミングよく押していたころとは、隔世の感がある。ビデオテープレコーダーもなかった時代だ。

ただ、当時のカセットの再生は今でもできるが、ベータやVHSは、今では機材が入手しにくいだろう。メディアが消えていくのは、悲しい、困ったことだというのを、ハードウエアの企画・開発に携わる人は考えていただきたい。お願いいたします。

H2

2019/12/29

KORG KRONOSで「なぜ空は青いの?」

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コルグKRONOS(2011)にUSB接続のDVDドライブを接続した。バッファローの「DVSM-PN58U2V-BK」という品である。ACアダプターは他社のものを適当に接続して動かしている。

アカイのCD-ROMを読んでみるか、とケースから出そうとして中身がない、ということがあり、どこかの機械に入っているはずだと探し、4番目に探したところにあった。押し入れの中のCD-ROMドライブとかTRITON STUDIOとか、出してきて電源を接続してみないとわからないものが多く、時間を無駄にした。

今日読んだCD-ROMは下の写真の「Steinway Grand Piano」である。

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プロサンプルズシリーズは、昔販売されていたCD-ROMを、AIFF、AKAI、EXS24、HALION、WAV対応に焼き直したものだが、ダイジェストになっていたりして、以前販売されていたものと全く同じではない。

「Vol. 18 Steinway Grand Piano from Ultimate Piano」は、Ultimate Pianoからスタインウェイを抜き出したもので、32MB、64MB、128MB、256MBの4種類がある。容量が大きいものでも、ベロシティによるスイッチはされていない。

アカイのサンプラーは、S5000/6000でメモリーが最大256MBになったが、それ以前は最大32MBであった。昨日紹介した64MB版は、サンプラーを2台使うことを想定していた。昔は、複数台のアカイのサンプラーを並べて使う人も少なくなかったらしい。そりゃ、アカイがもうかるわけだ。もっとも、その後複数台を使う必要がなくなり、がくっと売上が落ちたわけだが。

Ultimate Pianoは、AKAI版、E-mu版、そして上の写真のプロサンプルズ18を持っている。AKAI版は64MBまで(ペダルトーンを読み込めば96MB)。E-mu版は128MBまで。そしてプロサンプルズ版は2002年と新しいだけあって、最大256MBである。

S6000で256MB版を読み込んだこともあったが、ハードディスクに保存しても、それでも読み込みに相当な時間がかかる。その時間を使ってまで使いたいものだろうか、ということで、実用にはしていなかった。

KRONOSなら、起動時に256MB版を自動ロードして使うこともできるのではないか、と考えた。マルチサンプルを自分で作る必要があって少しびびったが、1鍵盤ごとにサンプルがきれいに並んでいて、思ったよりは短時間の作業で済んだ。

ではその音を。

Why Sky Is Blue?

「Steinway Grand Piano」256MB版をKORG KRONOSで鳴らしたもの。内部でも外部でも残響系のエフェクトはかけていない。音があまり回っていないし揺れてもいないが、それは後で付加できる。シンプルな、ストレートな音が好ましい。この演奏は、KRONOSのシーケンサーにメトロノームなしで手弾きして無修正。ただ、何回か失敗した。

この曲は、私が書いた2番目のピアノ曲である。1番目はシーケンサーで打ち込んで作り、自分では弾けるかどうか試したことがない。いつかやりたいとは思っているが、譜面もないんだよな。

2番目の曲である「Why Sky Is Blue?」は、自分が弾けるように、とにかく簡単なものを作ろうとした。譜面が見つかったので公表する。

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書いたのは1998年3月であるらしい。それから20年余を経過しているが、やってることは変わっていない。進歩がないと嘆くべきか、根性があると褒めるべきか。

H2

2019/12/28

KORG KRONOSで「台風一過」

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コルグKRONOS(2011)に、M3のUSBメモリーに入っていたサンプルを入れている。上の写真の「s1100str_UserBank.KSC」は下のCD-ROMに入っていた波形だ。

20170819b_akais1100.jpg

上の写真の「UltPiano_UserBank.KSC」は下のCD-ROMに入っていた波形である。

20170920c_theultimatepianocollecito.jpg

一番上の写真を見るとわかるように、S1100 CD-ROMのシンセストリングスはディスクサイズが1.1MB、RAMサイズが348KBである。元のサンプルの大きさは1.1MBあるが、仮想記憶を使って、RAMサイズを348KBに抑えてくれている、のであろう。The Ultimate Piano Collectionの方は、ディスクサイズが284MB、RAMサイズが64MBである。

このように、KRONOSの「ユーザー・サンプル・バンク」機能を使うと、けっこう大きな波形のセットを複数オートロードして使える。サンプルの「大人ロード」ができると言い換えてもいい。大人買いってのは金に物を言わせて一気に買い物をすることで、大人ロードは、メモリー容量の余裕で一気にロードすることである。

The Ultimate Piano Collectionの場合、ピアノ本体は32MBだったり64MBだったりするのだが、ペダルトーンが別に用意されていることがあり、それも32MBだったりする。S6000、TRITON STUDIO、Alesis Fusion、M3などで使う場合、284MBすべてを読み込んで「どれにしようかな」などということはできなかった。一つ読み込んで、うーん、いいなぁ、と思っても、ロードするのが面倒で結局使わなくなっていた。

KRONOSはサンプルのロードが速い。また、どうせ起動時間が長いのであるから、大人ロードしても大勢に影響はない。そんなわけで、一番最初の写真のように、大人ロードをしてみた。

ファツィオリ、スタインウェイのCとD、ベーゼンを一気に読み込み、ベーゼン以外では、ノーマルのピアノに、ペダルを踏むとペダルトーンが重なるプログラムも作ってみた。KRONOSならではの贅沢と言える。

音を一つ。

Typhoon Is Gone

ファツィオリの64MBにペダルトーン32MBをレイヤーしたプログラム。ダンパーペダルを踏むとペダルトーンが重なってくるようにした。エフェクトは主にLexicon PCM90の「P1 0.5 LargeChamber」を使っている。KRONOSのシーケンサーにフリーテンポで手弾きし、無修正。この曲は、台風で電車が止まって家に帰れず、ピアノスタジオに入って書いたものだ。五線譜を持っていなかったので、そこで買った。

我が家のKRONOSに入っている音色は、どのKRONOSのものなのだろうか。前ユーザーさんが入れてくれたのがどれなのか、謎である。

KRONOSの音色に私はまだなじんでいない。もう少し、AKAI CD-ROMの音を入れてみようかと考えている。

H2

2019/12/27

KORG KRONOS(2011)のメモリーを3GBに

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コルグKRONOS(2011)は搭載メモリー量が2GBである。ネットで検索していたら、デスクトップパソコンでよく使われたDDR2-800(PC6400)メモリーがあれば増設できるらしい。開けてみたら、2個あるスロットの1個に2GBのモジュールが付いていた。

20191227g_pc2_6400memorymodules

上の写真の上のものが付いていた。下の2本(本当はこの写真のものではないが、同じものが4本あったので、これでご容赦いただきたい)を入れた。

20191227h_kronos2011memory3gb

起動してメモリー容量を見たら「3GB」になっていた。今のところ、問題なく音も出るようだ。

これで増設完了ならいいなぁ。

H2

KORG KRONOSで最初の1音を作る

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コルグKRONOSで最初の1音を作った。

Hd1Saw1

内蔵9音源のうち、ベーシックな「HD-1」で鋸歯状波を出し、モノディレイ(LCRディレイでLとRを切った)をかけたもの。録音時に完全モノだと少しつまらないと思ったので、パンを少し振った。ディレイ側でパンを自由に振れるようになっていると便利なのだが、そういうやり方もどこかにあるのかもしれない。ジョイスティックYとアフタータッチでビブラートがかかるようにした。上の写真の通り、LFO1の波形は三角波だが、後に正弦波に変更した。LPFは12dB/Octを選んだ。

M3を使ってきたため、あまり迷わずに音色を作れるし、今回は使っていないが、ところどころに配された新機能も楽しい。アフタータッチの効きも良い。音色もイキが良いように思う。

H2

KORG KRONOS(2011)のサブシステムを更新

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コルグKRONOSのサブシステムの更新をした。サブシステムのアップデーターを起動したら「0.00(needs update)」と表示された。0.00という数字には特に意味がないようで、入っているのが何なのかは謎。

「Update」ボタンをクリックしてしばらく待つ。

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完了するとほっとする。

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再起動したら、起動画面が以下のようになっていた。

20191227d_kronosstartingwith9icons

以前は、9音源のアイコンは表示されなかったように思うのだが、定かではない。

WindowsパソコンへのUSB接続もしてみた。音が出るのは感動したが、ASIOドライバーではないため、ASIO4ALLを入れた。MIDIは、KRONOS→PC方向は動いているようだが、PC→MIDIは動いていないようだ。MTP AVの経路でも同様なので、何か設定が間違っているか、壊れているか、謎である。

まあ、KRONOSは内蔵シーケンサーで運用するだろうからMIDI入力が効かなくても問題はないのだが、気持ち悪くはある。

昨晩は、デジタル入力にアカイS6000、アナログ入力にローランドU-220をつないでチェックをし、入力を処理するプログラムとコンビネーションを作ったりしていた。U-220はフィルターがなくて倍音が多過ぎるきらいがあるのだが、KRONOSのインサーションエフェクトでLPFをかけたらなかなか具合がよかった。

H2

2019/12/26

KORG KRONOS(2011) 61を購入

20191226a_korgkronos2011_61

コルグKRONOSの初代、コルグのWebサイトでは「KRONOS(2011)」と呼ばれているKRONOSの、61鍵盤バージョンを購入した。8万3800円。

システムのバージョンは最新の3.1.3になっていた。搭載メモリーは2GBで、KRONOS X、KRONOS 2より小さい。

20191226b_korgkronossysteminfo

SSDは32GBだろう(下の画面では27Gとなっている)。これもKRONOS Xなどより小さい。

20191226c_kronosssdinfo

とりあえず1番ピアノを録音した。

KORG KRONOS(2011) INT-A000: KRONOS German Grand

入手したKORG KRONOSの1番ピアノを弾いた。想像していたのよりも鍵盤が良い。白鍵はおもりが付いているし(黒鍵は知らない)、鍵盤の奥の方もまあまあ弾ける。整った、使いやすそうなピアノである。

KRONOSがリリースされてから8年を経過したのか、と思う。発売後すぐに下高井戸のG-ROKSに行って練習スタジオにKRONOS 88をセットしてもらい、1時間一人で弾いた(もちろん有償)。その時の印象は、アフタータッチの印象があまりよくなく、練習スタジオのPAで出したためか、音が遅れるように感じたし、音が素晴らしくよいとも思わなかった。起動時間の長さは自分が耐えられるかどうか疑問だった。買うかどうか、迷うなぁ、というのが結論だった。

今日自宅で弾いた印象は、いい音だし、発音の遅れは気にならない。アフタータッチはまだ試していない。起動時間の長さについては、M3やPa1000もけっこうかかるので少し慣れたし、作業セットを3種用意するようになったので、他のセットを使うこともできるかなと思う。

KRONOSは2019年の今でも新品が売られている。かなりのロングセラーと言える。

その理由の一つは、ライバル不在であったことだと思う。2016年に発売されたヤマハMONTAGEはシーケンサーを内蔵していなかった。2014年に発売されたローランドFAシリーズはアフタータッチなしの廉価な製品であり、KRONOSの直接のライバルとなりえなかった。海外メーカーでオールインワンのワークステーションを作っているところはない。結果として、KRONOSはここ数年、ワークステーションの高級機が欲しいユーザーにとって、唯一の選択肢であった。

私としては、KRONOSの中古が10万円を切ったら買おうかと考えていた。なかなか中古の価格が下がらず、2019年も末になってしまった。ライバルのいない機種なので、手放す人があまりいなかったのかもしれない。

さて、KRONOS(2011)の61でいいか、ということだが、私にはこれで十分だろう。

私がKRONOSを買ったのはシーケンサーが欲しかったからだ。M3とPa1000を使ってきて、コルグのシーケンサーが少しずつ手になじんできた。M3の予備機を買おうかと一瞬思ったが、それよりはKRONOSを試すべきではないかと思った。

単体シーケンサーも考えたが、最近の製品はグルーブ色が強くてリニアな録音ができないものが多いようだし、昔の製品は、今さらフロッピーディスクを使うのはちょっと、と思う。グルーブマシンもよいが、自分としては、鍵盤と一体になったシーケンサーが一番使いやすい気もする。

MOTIF初代などヤマハのワークステーションも魅力的だが、コルグのRPPR(Realtime Pattern Play/Recording)が好きだし、KRONOSにあるテンキーも魅力だった。ローランドのFANTOM最新版は、魅力ではあるが、私には価格がまだ高い。FAシリーズやFantom Gは価格がこなれてきたが、まだ手を出すに至っていない。

そんなわけで、私がKRONOSに求めるのは「いい音」ではない。それでも、初代のスタインウェイだけでも、うっとりしてますけどね。

H2

 

2019/12/25

KORG NTS-1を壊した(涙)

相次ぐ悲報で心が暗い。

コルグNTS-1が壊れた。壊したと言った方がいいかもしれない。片チャンネルしか出ないので出力ジャックをぐりぐりやっていて、しばらくは時々音が出ることもあったが、どうやってもLが出なくなった。NTS-1のウリはエフェクターで、それはステレオ出力だから、実力の半分以上が失われたことになる。

ミニTRSの出力が前面にあるという仕様なので、ケーブルが邪魔でケーブルを横に引っ張ってしまったのかもしれない。NTS-1ユーザーの皆様、くれぐれもお気を付けください。

NovationのBass Station初代は、最上段のつまみ群の下にあるスライドスイッチ類がすべて効かなくなっていた。これは、経年劣化で私のせいとも言えないかもしれない。

がっかり。

H2

 

 

KORG LegacyCellで「クリスマス、曇り」

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机左手、コルグPa1000の上にパソコンのディスプレイを置いた。メインのパソコンにつないでいて、拡張画面として使える。左の写真ではKORG Collectionの一つ、Legacy Cellを起動している。Legacy Cellの画面は下のようなものだ。

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最初に出てきた「000:Vaporization Pad」が楽しかったので録音した。

Cloudy Christmas

Legacy Cellの「000:Vaporization Pad」を弾いたもの。Pa1000のシーケンサーにクォンタイズ付きで録音している。大したものを弾いていないこともあり、一発録り無修正。アルペジエーターのクロックはPa1000のクロックに同期させている。

ソフトシンセは、これまでほとんど使ってこなかった。理由はいくつかあるが、そのうちの一つは、メインのパソコンに正対して座る位置に鍵盤を置いていないことだ。メインのパソコンは、日常的なブラウジングや仕事に使うため、そこに鍵盤があると集中が削がれる。

鍵盤に向かうと、ソフトシンセの画面を見るのに首を横に振らなければならない。これはかなり面倒なことである。

そんなわけで、メインのディスプレイと別にサブディスプレイを用意し、鍵盤に正対した状態でそのディスプレイを見られるようにしよう、というのがここしばらく、そして今回の工夫である。

上の写真でディスプレイの手前に木の板を置いているのは、2段目が斜めになっていて、ディスプレイが下がってこないようにという工夫だ。近すぎると老眼の焦点が合いにくいので、少し奥にしたかった。

Pa1000をパソコンにUSB接続したら、案の定、安定しては動かなかった。頭に来てその接続を廃し、ローランドのUM-2Gをつないだ。「アドバンスドドライバー」をオンにしてもオフにしても、つながるようである。安定して動いてくれー、と思う。

H2

2019/12/24

KORG NTS-1をPa1000で弾く

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コルグNTS-1をPa1000の上に移動した。電源を取るのに、床のACアダプターからスタンド2階のNTS-1までUSBケーブルが届くかなぁ、と心配し、Pa1000のUSB端子につないでみることにした。

20191224b_nts1powersuppliedfrompa1000

このUSB結線で演奏データは送られないので、別途MIDIケーブルもつないた。誤動作してひどい雑音が出たが、Pa1000のGlobal→Midi→Midi In Channelをすべてオフにしたら止まった。

練習に1録音。

NTS-1 Bass with Pa1000 "Standard Kit Amb"

NTS-1のベースとPa1000の標準ドラム音の例。Pa1000のシーケンサーに録音してクォンタイズをかけた。NTS-1がベース向きかというと疑問だが、使えないわけでもない。

NTS-1のノイズは気になる。Pa1000につないでも、FM-186につないでも気になる。M3やMackie 1202では気にならなかったのだが。

H2

2019/12/23

KORG NTS-1で「反転遅延のための音頭」

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2019年12月7日に、コルグNTS-1で「Roll-log free pack v1.4」の「logReverse.prlgunit」を試しているうちに楽しくなって、上の譜面を書いた。その後何かとわさわさして録音する気になれなかったのだが、12月23日に録音した。

"Ondo" for Reversed Delay

上の譜面に多少の即興を加えたもの。リバースディレイによって、アタックのある音はアタックのない音になり、フレーズは逆転する。どの時点で逆転するのかよくわからない。弾きながらディレイのTIMEとDEPTHを調整し、その後でM3のシーケンサーのテンポをそれに合わせた。

手弾き一発ではあるが、16分音符でクォンタイズをかけ、それで外れた部分は8分でクォンタイズしたりイベントリストを使ったりしてある程度は修正した。MR-2000Sに流し込む段階で、カットオフ、フィルターのEGインテンシティ、PWMのインテンシティなどのつまみを回した。

このテイクは後半カットオフを絞り過ぎて音が小さ過ぎるのでボツとし、もう一度録音した。ところが、テイク2を編集していたら冒頭部にクリックのような雑音があり、それが取れなかったので、テイク1を使うことにした。生音とディレイ音が干渉して雑音になるらしい。たまたまうまくいく、を狙うしかないのかもしれない。

NTS-1内蔵のエフェクターで、オートパン、リバースディレイ、リバーブ(確かプレートだったと思う)を使っている。Behringer MDX8000でコンプレッションをかけている。

モノシンセでこれができるんだから、ディレイってすごい。

H2

2019/12/21

Yamaha TG77のディスプレイを交換

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ヤマハの音源モジュール「TG77」のディスプレイを交換した。交換用のディスプレイは7980円+送料444円。青バック、白バック、黒バックを選べるのだが、青バックが少し安くなっていたのでそれを選んだ。

A4判表裏カラー印刷の「YAMAHA TG77 LCD交換マニュアル」が付属しており、それに従って作業して、1時間弱で取り付けが終わった。Elektron Analog Keysを壊した記憶が鮮やかなままで、また壊すんじゃないかとおびえたが、今回は大丈夫だった。ふぅ。

交換前の様子が下の写真だ。

20191221c_yamahatg77olddisplay

バックライトが完全に死んでいるかというとそうでもないのだが、基本としては、天井の照明を反射させて読む形になる。読めなくはないが、読むのが楽しくはない、という状態。

届いたLCD(Licuid Crystal Display)がこちら。ちゃんとTG77用に作られている。助かる。

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フロントパネルを外す前に新しいLCDの動作確認をするよう、マニュアルには記されている。それを行った様子。

20191221e_newlcd1sttest

LCDが明るいため、カメラの露出をそこに合わせると周囲が暗くなる。周囲に露出を合わせると画面の文字が見えない。

TG77のフロントパネルを外し、LCDパネルを外し、古いLCDを外して新しいLCDを取り付け、LCDパネルを元に戻した状態でもう一度テスト。

20191221f_newlcdatfront

LCDが明るくて床面に反射している。

画面が明るく、見やすくなると、音も魅力的に思える(もちろん錯覚だ)。音をお一つ。

Dyno'dEPno

前回弾いた時に気に入ったものをユーザー領域にいくつか保存した。その中の一つ。1AFM&1AWMのエレピである。余韻を十分残した後でペダルを離したらペダルオフのノイズが入って驚いた。

私が最初に買ったシンセは中古のヤマハCS-40Mで、そこからは新品のDX7、新品のFB-01、新品のT2、新品のTG77と続く。当時は今ほど中古の流通がなかった。また、FB-01は極めて初期のMIDI接続音源モジュールであったため、新品を買うしかなかった。T2もTG77も、出てほどなくして買ったと思う。

TG77は定価20万円で、いくつかの楽器店で相談したものの、そんなに大きな値引きは得られなかったように記憶している。3Uのケースを同時に買い、電車と自転車で家に持って帰った。

T2を買って、えー、そうなの?ということがいくつかあった。同時発音数が16音で、2オシレーターを使うと8音になる。DX7は16音ポリだったから、とてもじゃないが足りない。TG77は、AWM16音+AFM16音であることが魅力だった。

T2にはポルタメントがない。これは買うまで気付かなかった。TG77は、AWMにはポルタメントがないが、AFMにはある。T2は波形にもよるが、概してビブラートがきれいにかからない。TG77はAWMは似たり寄ったりだが、AFMのビブラートは許容できる。T2は音色を変えるとボリュームが最大値にリセットされるが、TG77は(少なくともボイスモードでは)リセットされない。以上4点で、私はTG77を高く評価したし、今でも満足している。

慣れているから、ということもあるが、TG77は音色の編集がしやすい。本体で音色を編集できる音源モジュールであると言える。SY77と同じ大きさの画面を持つ。老眼の私にとって、このディスプレイの大きさは何ものにも代えがたい。

SY77と(たぶん)同じデータエントリースライダー、同程度の大きさのプラスマイナスボタンとテンキーもある。テンキーは値入力に使えるのはもちろん、画面の中の選択肢に番号が振られていてそれを選ぶのにも使える。文字入力にも使える。

ヤマハの3Uの音源ユニットというと、EX5Rもある。欲しいのだが、けっこう高いし、EX5を持っているため、なかなか踏み切れない。EX5Rはシーケンサーもあるんだけどねぇ。

SY99も一度弾いてみたいシンセではあるが、TG77で我慢しておくのがいいんだろうなぁ。

H2

2019/12/19

Roland U-220を購入

20191219a_rolandu220withbluedisplay

ローランドの音源ユニット「U-220」を購入した。8000円。

2017年11月に2160円でU-110を買った(記事はこちら )。 U-110で使おうと波形が含まれたカードも買った(記事はこちらこちら )。で、その後あまり使わないままになっていたが、それはまあそんなもんなので、問題はない。

U-110は1988年の製品で、翌年1989年に改良版U-220が登場した。U-110のエフェクトはコーラスとトレモロであったが、U-220はコーラスとリバーブ(ディレイ含む)である。リバーブの有無で、ここまで音が違うものか、と思った。

では音を一つ。

P-45 Future Pad

デジタルシンセのパッド。D-50のこうした音が目新しかった1980年代後半である。

Uシリーズは後にD-70のベースとなり、ローランドのSound Canvasのベースともなった。Sound Canvasは、たぶん意図的に一つひとつの音を細く力のないものにしていると思うが、Uシリーズの音は太めで力がある。マルチティンバーで使うとうるさいというか混じり合わないというか、あまりよくない気がするが、その音色だけで聞くと、Uシリーズの音はなかなか魅力的だ。

今回入手したU-220は、液晶ディスプレイが交換されている。青バックのもので、大変に明るく見やすい。自分でやると壊しかねないので、メンテをして売りに出してくれるのは大歓迎だ。ありがとうございました。

U-220は、フル初期化の機能を持たない。米国のローランドのサイトにQ&Aがあったので、それを参考にして初期化した(リンクはこちら )。ただ、肝心のSYSXファイルがない。自分がどこからダウンロードしたのかは失念したが、こちら だったかもしれない。よくわからない。

Midi Quest 10も、まあなんとか動いているようだ。

20191219b_midiquest10u220patchbank

U-220の「パッチ」はコルグの(多くの)シンセにおけるコンビネーションに相当し、パッチの中の「ティンバー」がプログラムに相当すると考えてよさそうだ。パソコンからシングルパッチのティンバー付きを送信した場合、それを本体に保存するには、パッチを保存するだけでなく、ティンバーを1個ずつ保存し、関連付けを修正しなければならない。これがわかるまで、だいぶ汗をかいた。

U-220のパッチは最大6個のティンバーで構成される。多くのティンバーを重ねた音色はかなり厚みがある。

老眼の私にとって、見やすい画面は何よりの助けになる。改造してくれた人にもう一度感謝。

H2

 

2019/12/18

Genelec 1031Aを購入

20191218b_gnelec1031a_behringerb3031a

ジェネレックのパワードスピーカー「1031A」を購入した。ペアで11万4498円。オークションでの落札価格はこれよりもう少し高かったが、7%オフクーポン(最大6000円)を使った。送料込み。

上の写真で背後にあるのはBehringer B3031Aである。B3031Aはリボンで1031Aはリボンじゃないから、混同することはない。ロゴも違うし。ただ、大きさ、バスレフダクトの位置などはそっくりだ。

B3031Aを購入したのは2016年11月で、価格は1万7800円+送料だった(記事はこちら )。ほぼ似たようなスピーカーで、価格は5倍以上の開きがある。まあそれは当然で、1031Aは本物で、B3031Aはそれをまねた製品である。「本物はやはりすごい」となるのか、「ベリンガーやるじゃん」になるのか、わくわくして到着を待っていた。

現在の意見は、よくわからない、である。

下の写真のように配置した。

20191218c_deskwithgenelec1031a

まともなスピーカースタンドなんてものはなく、とにかく空きスペースにモノを突っ込んだ私の机である。

「ALAN PARSONS & STEPHEN COURT Sound Check」を聞いてサブウーハーDynaudio BM14Sの調整にかかる。

APSCSoundCheck

1031Aの再生周波数はプラスマイナス2.5dBで48Hz~22kHzである。50Hzは聞こえた。B3031Aは50Hz~24kHzとなっている。スペック上はさほど変わらないが、私の印象だと、B3031Aはローがあまり出ないので、1031Aの方がローが豊かな気がする。ただ、BM14Sでカバーしてしまうので、現実には大きな差とは感じられない。

1031Aを置いて感心したのは、背面のディップスイッチを一つもいじらなくても、なんかまともな音に思えるところである。環境にあまり左右されないのかもしれない。BM14Sのレベルとハイカットフィルターを調整し、1031Aの左右バランスを取って、とりあえず調整はおしまいである。

1031A+BM14Sの音は、端正である。変わったところがない。NS-10M+YST-SW800に近い。普通である。

ただ、古いCDが古く聞こえ、新しいCDが新しく聞こえる気がする。古いCDの印象が悪くなるわけではない。

ある人のスタジオで聞いたGenelec 8000系は、これとは違う音だった気がするなぁ。なんかもっとこう、鮮やかであったというか。

ニアフィールドモニターは、Auratone 5C、ヤマハNS-10Mと来た。「ポストNS-10M」はどれか、と言われたものだが、私はそれはGenelecであったと思う。1台選ぶなら1031Aだ。

5CとNS-10Mは、商業音楽スタジオにラージモニターがある前提で、その前に置いて使うスピーカーだ。1990年代はプライベートスタジオの波が押し寄せ、そこにラージモニターはなかった。そこで、ニアフィールドモニターなんだけどラージの守備範囲をある程度カバーできるスピーカーが求められた。それが1031Aであった、と思う。

5CとNS-10Mは比較的安価なスピーカーであったが、1031Aはそうではなかった。その点では、「ポストNS-10M」ではなかったかもしれない。

私は1986年か1987年に5Cを、1993年にNS-10M PRO+YST-SW500を買った。スピーカー探しは、1031A+BM14Sで終了といきたいものだ。

H2

 

KORG Pa1000でRoland INTEGRA-7を弾く

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机背面、机右側、と再編をしてきて、机左側が上の写真のようになった。コルグPa1000が中心なのは相変わらずだが、これまであったFireface 800、ADI-8 DD、GENx192を取り除き、アナログミキサーFM-186を入れた。

アナログミキサーがいいなぁ、と思うのは、パソコンを操作しなくてもいいからだ。INTEGRA-7、Reverb 4000はリモコンソフトがあるので、それらをパソコンから使うことは想定しているが、でも、できるだけ、パソコンなしで音が出るようにしたかった。

FM-186の出力は、1と2をメイン出力とし、フォステクスのA/Dコンバーター「AC2496」に入れている。AC2496は我が家の機材の中では、おそらく最も高品質なA/Dコンバーターではないかと思っている。AC2496のAES/EBU出力をdbx QUANTUMに入れ、S/PDIFでMR-2000Sにつないで録音できるようにした。

ではその音を一つ。

INTEGRA-7 SN-A PRST 0152:Solid GutGt

Pa1000でINTEGRA-7を弾く際、音色によってはアフタータッチでビブラートがかかる。以前JUPITER-80を少し弾いて、スーパーナチュラル音色はアフタータッチでビブラートをかけることはできないと思っていたが、INTEGRA-7は必ずしもそうとも言えないようだ。最初は普通に弾き、Pa1000のアサイナブルスイッチ1を押してミュート音を出し、アサイナブルスイッチ2を押してハーモニクスを出した。

Pa1000のアサイナブルスイッチ1、2は、標準設定では、サウンドコントローラー1(cc#80)、同2(cc#81)を送る。INTEGRA-7はそれが、トーンバリエーションの1と2になっている。メーカーが違っても、意図が一致している。すごいなぁ。もともとのMIDIの規格に合わせてあるのだろうと思うけれど。

アフタータッチでビブラートができて、バリエーションを呼び出せる、というと、がぜん使う気になる。逆に言えば、これまでこの組み合わせをほとんど使ってこなかったということだが。

FM-186の出力3、4は、Pa1000のアナログ入力に接続した。Pa1000以外の音は、FM-186でミックスした後にPa1000のスピーカーで聴ける。Pa1000の音は内部接続されているのでもちろん聴ける。

FM-186の出力5、6は、ヤマハSPX2000のアナログ入力に入れ、センドリターンでエフェクトをかけられる形にした。送りのバランスは調節できないので、原則としては、一つの楽器で使うことになろう。リバーブやディレイがないシンセをつないだ際に便利なのはもちろんだが、INTEGRA-7のようなエフェクター搭載シンセであっても、他社のエフェクトをかけるのは面白いので、いろいろと使ってみたい。

ただ、Pa1000をセンドリターンさせることはできない。フィードバックループができてしまうからだ。Pa1000に独立出力があればよかったのだが。

AC2496のAES/EBU出力1はQUANTUMに行っている。同内容を出力するAES/EBU出力2はReverb 4000に行っていて、Reverb 4000のS/PDIF出力は、やはりQUANTUMに行っている。QUANTUMの側で切り替えることで、Reverb 4000を経路に入れるか入れないかを選択できる。不要な時には通したくないし、電源を入れたくもないからだ。

Reverb 4000のS/PDIF入力には、INTEGRA-7のS/PDIF出力をつないだ。INTEGRA-7だけでよければ、デジタルで回せる。パソコンの側から見ると、デジタルでPC→INTEGRA-7→Reberb 4000→dbx QUANTUM→MR-2000Sと回せる。一度作った音声ファイルを再編集することはあまりないのだが、やろうと思った時には、この経路を使うかもしれない。

SPX2000のエディターソフトはまだ入れていない。当面パネルで操作するつもり。

机右、机左、机背後の3セットは、いずれか一つを選んで、MR-2000Sで録音できるようにした。レベルメーターがいいからだ。机右はアナログ接続なので1ビット録音し、サンプリング周波数192kHzのWAVファイルに変換して作業をする。机背後、机左はdbx QUANTUMを経由するので、96kHz、24ビットでの録音となる。

この部屋の中心はMR-2000Sだなぁ。

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2019/12/17

Mackie 1202を出してきた

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机右側のKORG prologue-16を中心としたセットはこれまでミキサーとしてローランドFM-186を使っていたのだが、押し入れの中からマッキー1202初代(無印)を出してきて、そちらに変更した。

机背面のカワイMP9500を中心としたセットでは、昨日から1202 VLZを使っている。

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写真を撮影して、1202 VLZのノブが黄変していることに気付いた。1202無印よりひどい。1202無印はケースの中に入っていた時間が長いので、そのせいかもしれない。

FM-186はコンパクトで便利なミキサーで、これは机左側のコルグPa1000を中心としたセットで使う予定でいる。

机右側はFM-186から1202無印に変わった。パンを自由に振れる、エフェクトセンドがある、接続端子が上面にあって見やすい、12個×2チャンネルのLEDレベルメーターが動くのが楽しい、と感じる。普通のミキサー、久々に触ったなぁ。ヘッドホン端子も、もしかしたら使うかもしれない。

エフェクトセンドの1はPCM 81。PCM 81はモノ受けの機能がなく、どうしたものかとネットを検索していたら、「Yケーブルを使え」というもっともなことが書いてあった。探し出すのに苦労した。

エフェクトセンドの2はmoogerfooger MF-104Z。壊れていないようでほっとした。

コルグNTS-1を1202無印につないだところ、ノイズが少ない。うーむ、ノイズが多いのはFM-186が気に入らなかったのだろうか。

布団の中で配線変更を思い付き、なかなか寝付けなかった。起きたらやるぞ、である。

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2019/12/16

「音楽」用のオーディオ・システムと「音」用のオーディオ・システム

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いろいろ考えているうちに、オーディオ・システム、モニタリング・システムには、「音楽」を聴くためのものと、「音」を聴くためのものがあるように思えてきた。

Behringer B3031AをカワイMP9500中心のセットに持っていって驚いたのは、音がピアノっぽくなったことである。B3031Aの前に使っていたのはLUXMANのプリメインアンプL-430と、Behringer B2030Pであった。その時と、迫力、音の立ち上がり、余韻が違う。

LUXMANのL-430は105W×2(8Ω)で、B3031Aは低域150W+高域75W×2である。プリメインアンプとパワードスピーカーだから比較していいのか疑問であるが、乱暴に比べるなら、B3031Aは倍以上の出力を持つことになる。

CDなどで配布される「音楽」は、まとまりがあり、音量がある程度そろっている。シンセが出す「音」は音楽になる以前のパーツで、まとまりがないし、音量が極端に変わる。演奏者としては、音量が極端に変わるのが楽しみなわけだ。

音楽を聴くためのシステムでシンセを弾くと、どうも物足りない。バシッと来ないんだよなぁ。立ち上がりが遅い、のかなぁ。

音楽を聴くのであれば、1986年か1987年に私が買ったL-430+Auratone 5Cも素敵だったし、L-430+NS-10M+YST-SW500も素敵だった。現在NS-10Mや5Cなどを接続しているVSA-919AH(フロント110W×2、8Ω)も気に入っている。ただ、これらはシンセを弾くには、どうも物足りなさがあった。

あ、これ面白いな、と思ったのはコルグmicroARRANGERの内蔵スピーカー(5W×2)である。出力が小さいのに意外と鳴る。Pa1000は33W×2でさらに鳴る。たぶんわざとやっているんだろうと思うが、鍵盤に振動が伝わる。

低域40W+高域40W×2のGenelec 1029Aも、シンセが気持ちいい音で鳴る。B3031Aは当初オーディオ的な接続をしていたのだが、今回シンプルな接続でシンセを鳴らしたらガシッと来た。

シンセを気持ちよく鳴らすには、音を単体で聴くことを考慮したオーディオ・システムが必要で、なおかつ、ある程度出力があった方がよいのではなかろうか。そんな風に思う。

私は一時期、オーディオ・ビジュアル評論家、麻倉怜士さんの担当編集者をしていた。麻倉さんのお宅に何度かお伺いし、書斎とオーディオルームでけっこう長い時間を過ごさせていただいた。

麻倉さんがおっしゃっていたことの中に、「基準はスタインウェイのグランドピアノ」というものがあった。オーディオルームにスタインウェイのグランドがあり、それを弾いて耳をリセットするのだという。

それに習って、私も、音の基準がわからなくなった時は、グランドピアノまたはアップライトピアノの前に座ることにしている。グランドはスタインウェイではないけれども。

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E-mu Systems E5000 Ultraを出してきた

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E-mu Systemsのサンプラー「E5000 Ultra」をカワイMP9500の上にセットした。こんなスペースにラックを置けるとはこれまで考えていなかったのだが、やったら置けたので、L字コネクターのシールドなどを発掘してがんばって配線した。L字の電源コードは見つからなかった。

当初はMP9500とE5000 UltraのMIDIを直接相互接続していたのだが、将来を考えてMTP AVを追加した。他の音源をつなぐ、ノートパソコンをつなぐ、という想定である。まあ、当面しないと思うけれども。

とりあえず1音。

GRND.PIANO 1

アカイCD3000に付属してきた「STRATUS SOUND SAMPLER for AKAI CD3000」の「CONCERT GRAND PIANO ONE」をE5000 Ultraで読み込み、なぜかモノフォニックになっていたのでそれをポリフォニックに設定し直したもの。容量は2MB。指が転んでいるのはご容赦願いたい。

そのCD-ROMの袋の表面はこれだ。

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で、キーボード関連の音の説明がこれ。

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スタインウェイのDをffで弾いたという。確かにキンキンした音だ。ものすごく古い音で、今のPCMピアノの音とは比べるべくもないが、でもなんというか、飽きさせないものがある。

ディスクの著作権表記は1993年になっている。その年には、私はまだサンプラーを持っていなかった。CD3000を譲ってもらったのはだいぶ後のことだ。

E5000 Ultraを置いたのは、以前から、MP9500に何らかのハードウェアシーケンサーをつなぎたいと思っていたからだ。現代のシーケンサーソフトというかDAW(Digital Audio Workstation)ソフトは、私にとっては機能が多過ぎ、気が重い。コルグのPa1000やM3などを使っているとそちらの方がなじみやすい。以前はMP9500の上にM3を置いていたのだが、今はM3は他の場所で使っている。

シーケンサーを買おうかとも考えたが、昔のシーケンサーはFDに保存するものが多く、今さらFD機器を増やすのもどんなもんだろうと躊躇している。音源ユニットでシーケンサーを内蔵しているものはないかと考え、E-muのE5000 Ultraに思い至った。で、いつかは使ってみようと考えていたのだった。

今回の録音は、E5000 Ultraのシーケンサーにメトロノームなしで手弾きし、無修正である。録音は、E5000 Ultra→Mackie 1202VLZ→dbx QUANTUM→MR-2000Sという経路で行った。昨日は1202初代を使っていて、音の良さ(機能の少なさ)では初代の方が、と思っているのだが、信号をモニター出力とメイン出力に分けられるという点で、1202VLZを選んだ。

E5000 Ultraのシーケンサーは、イベントリストがないし、メトロノームを発音させるためにサンプルとプリセット(音色プログラム)を用意しなければならない。カウベルのサンプルを用意して、それで何とかなるかなー、と思っているが、今後どうなるかわからない。しばらく使ってみたいと思っている。

以前E5000 Ultra用に自分で作ったMOディスクも、まだほとんど聞いていない。のんびりいきまっしょい。

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2019/12/15

Behringer B3031AをカワイMP9500セットに移動

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思うところあって、ベリンガーのモニターB3031Aを、机背面のカワイMP9500を中心としたセットに移動した。電子ピアノを弾く際、音はできれば下から聞こえてほしいが、B3031Aを床に直接置くのははばかられる。左はラックの一番下の段に横から突っ込み、右は使っていないレズリー2103の上に置いた。左右の高さが違うが、それは気にしない。MP9500の位置を左にずらすほどの大工事となった。

今つないでいるものは、MP9500→Mackie 1202→B3031Aがメイン。1202には、サウンドチェックの意味合いもあり、ソニーのMDレコーダー「MDS-PC2」と、オンキヨーのカセットデッキ「K-505FX」も接続している。

K-505FXは長い間使っておらず、再生を始めた当初はワウフラッターが盛大で、壊れたかと思ったくらいだが、再生しているうちに動きが少しずつスムーズになってきたようだ。B3031Aの音量はやはり大したもので、ジャズライブのテープをかけると臨場感がある。

これまでMP9500の上に乗っていたB2030Pは、AVアンプのサラウンドにしてみた。これまで使ってきたタンノイのスピーカーは、片方のツイーターが飛んでいるのではないかという疑いを捨てきれず、廃棄しようかと考えている。もらいものであり、さほど惜しいと思わない。

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KORG 05R/Wを購入

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コルグの音源ユニット「05R/W」を購入した。6980円+送料870円。

1994年発売で、当時の価格は6万9800円程度であったらしい。25年を経た中古が10分の1の価格。それが高いか安いかはわからないが、25年を経ても動いていることは称賛すべきだ。画面も、視野角は狭いが、読むのに支障はない。バックライトも機能している。

では音を3点。

Combination 00:Star*Burst

コンビネーションの最初に入っている音。私は1989年の12月にT2を買った。その記憶よりも、音が明るい。T2は同時発音数が16音で、オシレータ2個使うだけで8音になってしまったが、05R/Wは倍の32音と改良されている。こういう凝った音色は時代に左右されるので、それを今聞くと、新鮮である。

Program A01:Piano 16'

05R/Wのピアノ波形は「A.Piano 1」「A.Piano1LP」「A.Piano 2」があり、この音色は最初のA.Piano 1を使っている。いわゆるコルグのM1 Piano、と言いたいところであるが、どちらかというとA.Piano 2の方がM1に近い気がする。となると、これは、01/Rピアノ、ということなのだろうか。WaveStation SRのピアノも、こんな感じだったような気がする。05R/Wのプログラムは、書き換え可能な100音色と、書き換えできないGeneral MIDIバンク128音色から成る。このPiano 16'は硬めだが、GMの1番ピアノはもう少し柔らかい。当時のPCMシンセのピアノは容量が十分でなくディケイが短いが、それでもまあ、なんとか弾いて楽しめるレベルにはなっていると思う。

Program A02:AltoBreath

05R/Wとその後継機種であるX5DRは、ウインドシンセ用の音源として高く評価されているようだ。コンパクトで音色エディットができる点がいいのだろう。この音色を聞くと、ウインドシンセに合うかも、と思う。ビブラートもまあまあなめらかである。

05R/Wを最初に見た時の印象は「小さい!」であった。前面の製品ロゴからして小さい。携帯性という点ではかなりの優れものである。小さな音源ユニットは本体で音色の編集ができないものがあるが、05R/Wはできる。

1990年代に会社の同僚の結婚式バンドを2回して、その時私が持っていったキーボードは、1回目がKX5+TG77、2回目がKX5+SC-33であった。リバーブ量とかカットオフとか、どうしてもその場でいじりたいと思うパラメーターもあって、多少なりとも音色の編集ができるものが必要であった。今やるなら、05R/Wがいいかも。

小型軽量のキーボードを持ち出す場合に、PCM音源がないものを選ぶことも、今後考えられなくはない。その際にも、05R/Wはいいお供になりそうである。ノートパソコンのお供としてもよさそうだ。

MIDI Quest 10での接続も試してみた。

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本体から音色一覧を転送することはできた。音色の編集は試していない。本体でやった方が楽な気もする。

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2019/12/14

完全なシステムじゃなくても

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リスニングをしながらモニタリング・システムの試行錯誤を続けている。

FA-66→B3031A+BM14Sという経路が気に入り、これだけでいけるか、と思ったのだが、夜になって音楽を小さい音で聴いていたらどうもうまくいかなかった。(1)音量を絞るとノイズが気になる、(2)音量を絞るとB3031Aのオートスタンバイが作動して音が出なくなる、という問題が生じたからだ。

後者はオートスタンバイをしない選択もありだが、一度オートスタンバイに慣れると、机の下に潜ってテーブルタップのスイッチを操作するのがおっくうになる。前者もけっこう深刻で、昼間にそれなりの音量で鳴らしていれば気にならないノイズレベルなのだが、夜は自分の気持ちを落ち着ける意味もあってかなり音量を落とすので、その際にノイズが浮き上がってくるのはつらい。

フロアノイズのレベルでいうと、VSA-919AH→NS-10M+YST-SW-800または5Cの方が低い。NS-10Mと5Cは聞こえない音が多いのだが、でも、それで音楽が楽しめないかというかとそんなことはなく、「俺は音楽に必要な部分を選んで鳴らしてるんだよ」と言われている気がする。AVアンプのVSA-919AHはさすが家庭用で、小音量での使用を念頭に置いている。

FA-66からVSA-919AHへのラインを作るか、ということで、最初は、FA-66を96kHzに切り替えて光S/PDIFでつないだ。この音はなかなかよかったのだが、FA-66のアナログ出力(出力1~4)が動かなくなってしまった。おそらく、192kHzで一度つないでアナログ出力をしたため、その設定が保存され、うまく切り替えられなくなったのだろう。

ドライバーをアンインストールしてやり直せばうまくいくかも、と考えたが、面倒になったし、それならアナログだけで192kHzで動かせばいいや、となった。で、アナログ出力の3と4をVSA-919AHにアンバランスでつないだ。

そんなわけで、上の図で、一番上の「FA-66 Out 1」を選ぶとB3031A+BM14Sになり、「FA-66 Out 2」を選ぶとVSA-919AHになる。「Realtek Digital Output (Optical)」を選ぶとRealtek経由でVSA-919AHにつながる。マルチチャンネルにエンコードされた音声を送ることができるなどの利点があるため、Realtekも残している。

「いい音だなぁ」と思いながら音楽を聴くのは楽しい。ただ、リスニング・システム(モニタリング・システム)で完全を目指しても、しんどいかなぁ、とも思い始めた。ほどほどにしておこう。

制作用のシステムも、多機能なもの、完全なを目指すのはやめつつある。AもBもCも、と欲張ると、使い勝手が悪くなったり、選択が多過ぎて迷ったりして、結局うまく使えなかったりする。

机右手のシステムはAができる、机左手のシステムはBができる。机背面のシステムはCができる、でいいだろうとこのごろは考えている。押し入れと機材の交換をすれば、またできることは変わる。

それもまた楽しからずや。

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2019/12/13

Roland(EDIROL)FA-66のアース結線

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押し入れの「ケーブル段ボール箱(その他)」にアース線があるか探したら見つかったので、ローランドFA-66のアースを取ることにした。アースの取り先は、ProCable(プロケーブル)から購入した、スター電器製造のトランス「STH-320A」のアース端子である。

20191213c_starelectricsth320aearthconnec

電源は、できるだけ3極で取るようにしているが、2極の機器も多い。ACアダプターはほとんどが2極である。ノイズが少しでも減らないかなぁ、と試してみた。まあ、手持ちの物で済み、コストもかからないから。

B3031A、BM14S、FA-66はスイッチ付きタップに接続して電源のオンオフをしていたが、B3031AとBM14Sの方を、オートスタンバイにして、FA-66は付けっ放しにしてみた。

B3031Aなどの音に慣れようとリスニングをしている。聴いているだけで楽しい。

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Roland(EDIROL)FA-66の電源LEDが眩しいので対処

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ローランドFA-66を手の届きやすいところに置いて使い始めたが、青の電源LEDが大変に明るく(光っている様子は「Roland(Edirol)のFA-66を出してきた 」参照)、パソコンのディスプレイを見るのに支障が生じるほどだったので、対処せねばと考えた。

布テープを貼ろうか、でもべたべたするとやだなぁ。養生テープの方がいいか、などと考えた。手元にあるものをいくつか試し、上の写真では、S/PDIF光ケーブルの保護キャップの黒いやつを被せている。

しばらくこれで。

MR-2000Sのアナログバランス出力をFA-66の前面端子に入れる、というのをやってみたが、レベルが合わなかった。XLRバランスだとマイクだと思ってしまうらしい。MR-2000SをVSA-919AHに流す経路も聞いてみたが、それも悪くなかったので、当面それで。

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2019/12/12

MacBook ProにRME Fireface 800を接続

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Fireface 800がメインのWindowsパソコンから外され、さてどうするか、片付けるか、などと考えているが、とりあえず、手持ちのMacBook Proにつながるかどうか実験しようということになった。

私がMacBookを買ったのは2014年で、その時に、Thunderboltに接続するアダプターを3個買った。上の写真のIEEE1394(Firewire)、アナログRGB出力、Ethernetである。IEEE1394を使ってFireface 800を接続できることを一度は確かめたが、今やってできるかどうかはわからない。

RMEのWebサイトで最新のドライバーをダウンロードしてインストールしたら、まあまあ動いているようである。

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これを見ると、しまいこむのは惜しい。

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Roland(Edirol)のFA-66を出してきた

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ローランド(昔は「エディロール」というサブブランドを使っていたが、今ではそのブランドは使われていないと思う)のオーディオインタフェース「FA-66」を出してきた。

このところの悩みは、Behringer TRUTH B3031A+Dynaudio BM14Sの組み合わせがなんとも使いにくいことであった。一言で言えば、音が大き過ぎるのである。ただ、それはB3031Aのせいではまったくなかったことが判明した。

これまでモニターコントローラー(の代わり)にしていたのはdbx QUANTUMである。QUANTUMは前面にアナログ出力の調整つまみがあり、それをどこの設定にしてもデジタル出力のレベルは減衰しないので、それをいいことに、これをモニターコントローラーとして使ってきた。ただ、音が小さくならなかった。一番左に回し切れば無限小になるので音が消えるのだが、少し上げただけで音が大きくなってしまう。その点をもってQUANTUMを責めるのは酷というものだ。つまみを上に向けたら0dBで、それに対して微調整をするためのつまみであるからだ。ということで、接続を考えた私が悪い。

あともう一つ、このところの悩みは、Sound Forgeで音を調整する際に使うモニターが、Realtekのデジタル出力→VSA-919AH→NS-10M+YST-SW800でいいのかということだった。いくらデジタル出力とは言え、Realtekで本当にいいのか、である。

それ以外の方法としては、Fireface 800→dbx QUANTUM→B3031A+BM14Sという組み合わせもあったのだが、これがまた、使いにくい。Firefaceに出力するにはASIOになり、ASIOになると、扱うファイルのサンプリング周波数に応じてFireface 800のサンプリング周波数を切り替えようとする。Fireface 800は96kHzで動かしていて、それをキープしようとすると、44.1kHzや48kHzのMP3ファイルの再生はできない。これはこれで、猛烈に使いにくい。

オーディオインタフェース買うか、と考えて、USB出しで前面にアナログ出力のレベル調整があるものがいいかなぁ、などと考えたが、あれこれ探しているうちに、FA-66にはWindows 10のドライバーがあることを知り、それを試してみようということになった。

FA-66は、背面のスイッチでサンプリング周波数を選択し、それをソフトウエア的に変更することはできない。192kHzに設定して接続した。

20191212c_rolandedirolfa66property

FA-66は、Sound Forgeから見た場合、「WindowsクラシックWaveドライバ」でつなぐこともできるし、「EDIROL FA-66」でつなぐこともできる。後者はたぶんASIOであろう。後者でつなぐと、サンプリング周波数の変換がSound Forge側で行われるような感じだが、それがうまくいかないこともある。前者だと、Windows側でサンプリング周波数の変換が行われ、今のところ、致命的な問題はないように思う。

これまでWAVは96kHzで保存してきたが、これからは192kHzにしようか。

FA-66にはアナログ入力が4系統あり、それらを直接出力できる。背面の入力端子にOppoのBDプレーヤー「BDP-103」の出力をつないだ。写真ではFA-66の上に「AVS-10」というパッシブのセレクターが乗っている。これはBDP-103のアナログ出力につないであって、(1)VSA-919AHのマルチ入力に送る、(2)VSA-919AHのCD入力(2チャンネル)に送る、(3)MR-2000SのRCA入力に送る、(4)FA-66のアナログ入力に送る、という切り替えができるようにしている。

BDP-103でSACDなどを再生して聴くと、「B3031Aさん、ごめんなさい」という気持ちになる。FA-66のOUTPUTつまみでほどよく音量を調整でき、いたって具合がよい。B3031Aは、入力が小さければちゃんと小さく鳴ってくれる。B3031A+BM14Sを、これからは、リスニングとSound Forgeでの作業に使っていこうと思う。

さて、FA-66を使うことになり、いくつか、検討しなければいけない課題もある。

一つは、MR-2000Sの出力をB3031A+BM14Sで聴くことができなくなったことだ。ヘッドホンで聴く、VSA-919AHで聴く、という2つの方法で当面やりくりしようと思う。

Fireface 800は、パソコンとの接続がなくなり、現状では用済みである。パソコンにFirefaceのボードを入れてFireface端子を増やすという手もあるが、そこまでしなくてもいいか、とも思う。

机左サイドのKORG Pa1000等はこれまで、Fireface 800→dbx QUANTUM→MR-2000Sという接続で録音をしてきたが、Fireface 800がなくなると、別途接続を考えねばならぬ。これは、ちょっと考えないとなぁ。

最後に、ローランドさんに御礼を言いたい。よくぞWindows 10対応してくれた。これほど長く使えるオーディオインタフェース、めったにないですよ。本当にありがとうございました。

H2

KORG M3とLexicon PCM90で「今日はお休み」

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なんか、何もする気がしないなぁ、眼前の課題を片付けるのがおっくうだなぁ。という気持ちで作った曲。

Absent Today

KORG M3の「INT-A 031 Dark Warm Grand」をベースにし、Lexicon PCM90の「P1 0.1 Medium Room」をかけた。高域がきつい気がしたので、M3のチャンネルEQやTFXのイコライザーで、高域を削っている。カットオフで削った方が楽だったかもしれない。

最初はprologue-16の鋸歯状波でコード付けをして展開を考えた。ピアノにしたのは易きに流れたから。M3でメトロノームをかけて手弾きし、部分部分を徐々に録音することになるかと思ったが、一発で最後まで到達した。リタルダンドを除き、8分音符のクォンタイズをかけている。

今日は良い天気。

H2

2019/12/11

空間があれば機材を置く

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KORG M3-Mの上に空間があるのが気になり、押し入れにあった棚を出してきた。Studio Electronics BoomStarを置いてみたが、配線はしていない。とりあえず置いただけ。

この金属棚は、私が会社勤めをしていたころにあったゴミ出し推奨期間に、臨時ゴミ捨て場と指定されたところに置いてあったものだ。棚の幅は約46cmで、たぶん誰かが、会社の机の液晶ディスプレイの上に何か置けないかと工夫したものであろう。1280×1024画素で17型や19型の液晶ディスプレイが使われていたころは、この幅がジャストサイズだったのだろうと推測する。

その後液晶の横幅が広くなったので、この棚は不要になったのだろう。いろいろ変わるものだ。

この棚だと、ラックマウント可能な機材を置くには幅が狭い。テーブルトップ、ハーフラックということになるだろうか。ノートパソコン、液晶ディスプレイを置くこともできるかもしれない。

S6000の電源を入れたらMO(光磁気)ディスクドライブがいやな音を立てていた。ディスクを入れても認識しない。やれやれ。奥まったところにあるS6000を外してきて中身を見ることを思うとため息が出る。

やる気がないから、ぼーっと音楽でも聴くか。

H2

 

2019/12/08

Lexicon PCM 81を購入

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LexiconのデジタルエフェクトプロセッサーPCM 81(以下PCM81)を購入した。8万円+送料1435円。「DUAL FX V1.0」というカードが付属してきたのも嬉しい。

レキシコンは私にとっては憧れのブランドである。キーボードマガジンとかサンレコとかプロサウンドとかの写真を見て、レコーディングスタジオの卓上にあるLexicon 480のリモートコントローラーに憧れたものだ。480や960はさすがに買えない。空冷ファンがうるさそうなので、ホームスタジオには合わないかもしれない(買えない人の想像)。

私が最初に買ったレキシコンのリバーブレーターはLXP-1だ。1993年に買い、数年後に壊れた。中古で買ったディレイPRIMETIMEもほどなくして壊れた。1990年代後半(たぶん)に中古で買ったPCM90(写真下)は、INPUTつまみのガリがひどく、アナログ入力では使えない。ということで、レキシコンのハードウエアはあまり信用していないが、それでも、PCM90はデジタル入力ならまだ使えるわけだから、けっこう長もちしていると言えるかもしれない。

PCM96、92も欲しいが、手が出ない。MXは、どうせならPCMが欲しいよなぁ、と思ってしまうところがある。そんなわけでPCM81を、ちょっと高いかも、と思いながら買ってしまった。

アナログ接続して入力レベルインジケーターが振れないのでびびったが、なんのことはない、Bypassになっていただけだった。

音が出るのを確かめてMIDI接続をどうしようか迷い、とりあえず、KORG M3-Mから直結してテンポ同期ができるかどうかを確かめた。できた。昨日PCM90で確かめてダメだったので、PCM81はよくなったのかと思った。

直結ではなく、MTP AV経由の配線にしたところ、M3の倍のテンポだと勘違いするという、昨日のPCM90と同じ症状を呈した。なんと、MTP AVが悪さをしていたらしい。prologue-16やNTS-1でそんなトラブルはなかったのだが。M3のMIDI出力をPCM81→PCM90→MTP AVと回すことも考えたが、遅れが生じるとやだなぁ、ということでヤマハのMIDIマージボックス「YMM2」を出してきた。

20191208b_yamahaymm2behindkorgm3m

M3のMIDI出力を最初にYMM2に入れ、スルー出力をMTP AVに、マージ出力をPCM81につなぎ、PCM81のスルー端子からPCM90につないだ。これでなんとか同期できたようだ。

20191208c_temposyncedwithkorgm3

(追記:後でMTP AVの設定をいろいろといじっていたら、MTP AV経由でもちゃんと同期するようになった。うーむ)。

音を一つ。

KORG prologue-16 Saw with Lexicon PCM81 Prime Blue

鋸歯状波にちょっとフィルターエンベロープをかけた音。コーラス、ディレイ、リバーブなどが付加され、気持ちよく弾ける音になっている。レキシコンの魔法だなぁと思う。

2019年の現在、ラックマウントのリバーブレーターとかマルチエフェクターとかは、ほとんど新製品が出なくなっている。ここしばらくだと、EventideのH9000が出たくらいではなかろうか。SPX2000とかPCM92とか、現行機種で販売が継続しているものもあるけれど、シンセ用のエフェクターは、なかなか買いにくい時代になってきたなぁと思う。ギター用のを使えばいいんだけどさ。

H2

2019/12/07

KORG prologue-16を主とした机右側を模様替え

20191207a_korgprologue16_m3_nts1_akais6k

コルグprologue-16を中心とした机右サイドの模様替えをした。

きっかけになったのは、KORG M3のデジタル出力をAlesis AI-1でS/PDIF同軸に変換してLexicon PCM90に入れ、M3のアナログ出力とPCM90のアナログ出力をFM-186で混ぜたら具合がよかったことだ。センドリターンになっているので、FM-186のつまみでエフェクトバランスを変えられる。これならPCM90のプリセットのオーディションも楽しそうだ、ということで、機器再編を考え始めた。

我が家のPCM90は入力レベル調整つまみがガリガリ音を立てており、アナログ入力で使う気にはなれない。その問題は、デジタル入力に切り替えれば解決できて、これまではローランドSRV-3030Dでアナログ/デジタル変換をしていた。それで使えないこともなかったのだが、SRV-3030は24ビット、PCM90は20ビットで、そのせいかどうかはわからないが、SRV-3030からPCM90に信号を渡した時にレベルが低くなるきらいがあり、また、SRV-3030はバイパスにするとダイレクト音を通してくれないようで、気持ち悪さがあった。

M3からPCM90に直結するとM3にしかPCM90を使えないのではないか、というのは当然の懸念であるが、今回の配線では、NTS-1をアナログで、アカイS6000をデジタルでM3につないでいるので、それらにもPCM90をかけられる。

NTS-1はノイズが多いと思ってきたが、M3につなぐと、心なしかノイズレベルが下がった気がする(気がする程度である)。S6000は机左側に置いており、長いMIDIケーブル1本、長い光S/PDIFケーブル1本を使って接続している。S6000は空冷ファンがけっこううるさいが、右を向いて作業しているとノイズは背後から聞こえるため、他の音と区別できて助かる。

では音を2点。

Korg M3 Dark Warm GrandH with Lexicon PCM90 Large Room

M3の「INT-A 031:Dark Warm Grand」のMFXとEQを切ったものに、PCM90の「P1 0.0 Large Room」をかけた。prologue-16の鍵盤がどうもマッチしていない気がする。要調整か。

Akai S6000 MELLOW STR1 with Lexicon PCM90 Deep Blue

アカイS6000の接続テストをする際、ロードが短時間で済む「S1100SynStr」というフォルダーを読み込むことが多い。その中にある「MELLOW STR1」に、PCM90の「P0 0.0 Deep Blue」をかけた。

Lexicon PCM90には250のプリセットがあり、「Dual Rvb」というカードを入れているので、それに200のプリセットがある。プリセットの一覧を見ただけでやる気をなくし、セッティングが落ち着かないこともあって、これまであまり熱心に使ってこなかった。購入したのは前世紀だと思うのだが…。Dual Rvbは販売代理店で新品を買ったような覚えがある。

これからは、プリセットを試し、多少の調整もし、使っていきたいと思う。青い表示はまだまだ見やすい。これ以上壊れませんように。

H2

2019/12/05

MOTU Midi Timepiece AVのリチウム電池を交換

20191205b_miditimepieceav

MOTU(Mark of the Unicorn)のMIDIインタフェース「Midi Timepiece AV(MTP AV)」のリチウム電池を交換した。

数日前から、Windows上のソフトウエア「ClockWorks」でMIDIルーティングを設定しても、電源を切るとその設定が失われ、あれ?と思っていた。パソコンで毎回設定すればいいか、とも思ったが、メモリーバックアップ電池が消耗しているのであれば、それを交換すれば、直るかもしれない。

側面のネジ2本、前面のネジ2本、背面のネジ2本を取って開けてみたら、ソケットに入ったリチウム電池があった。

20191205c_mtpavcoveropened

わかりやすくて助かる。外した電池がこれ。

20191205d_oldcr2032

「リチウムバテリ」と書いてある。すごい…。何年前のものなんだろうか。

電池袋をあさったら、幸い新品のCR2032があった。それを入れてふたを戻し、ラックに戻して動作を確かめる。電源を切っても設定は保持されているようだ。よしよし。

1992年の末にWindowsパソコンを使った打ち込みを始めた時、最初に買ったのはローランドのMIDIインタフェースだった。ISA(Industry Standard Architecture)バスのスロットに拡張ボードを入れるタイプのものだったと思う。1993年には、MOTUのMidi Timepiece II(MTP2)を買った。IBM PC用の、ISAボード付きのものだ。パソコンにISAの拡張スロットがなくなった時点でMTP2はMIDIインタフェースとしては使えなくなったが、単独でMIDIのパッチベイ/マージャーとして使うことはできるので、まだ捨てずに持っている。出番はないが。

USB接続のMTP AVの1台目を購入したのがいつだったかは記憶がない。2台目は「Midi Time Piece AVを購入」 の2012年である。

今では、MIDIはUSB接続が普通なので、MIDIインタフェースという商品はほとんど消滅しつつある。まだ作っているのはMOTUくらいではないだろうか。感謝しているし、応援している。

MTP AVは、MIDIインタフェースとしては、若干多機能過ぎるきらいがあり、MIDIにいらんデータが入ることがるように感じている。そのため、ファームウエア更新などを行う際は、MTP AVより、Fireface 800のMIDIなどを選ぶことも多い。しかし、8入力8出力で自由にルーティングができるのはMTP AVの大きなメリットである。また、ペダルを接続できる点も重宝している。今後も長く使えればうれしい。

H2

KORG prologue-16とLexicon PCM90で「冬のあいさつ」

20191205a_pcm90p2_1_4choirplate

昨晩、レキシコンPCM90の音を聞こうといろいろやっていて、今朝録音した。

Winter Greetings

prologue-16の方は、鋸歯状波とノイズをちょっと出し、時々ビブラートをかけている程度。ピッチEGはかけ忘れた。PCM90「Plates: Vocal P2 1.4 Choir Plate」をたっぷりかけていて、ほとんどはリバーブレーターの音と言える。M3のシーケンサーに録音し、部分的にクォンタイズをかけている。MR-2000Sを回した状態で、CUTOFFつまみを少し回している。

冨田勲のレコードを聴いてうっとりしていた中学生の私であったが、今思うと、モーグモジュラーのすごいところは、高品位なアナログエフェクトが組み込まれていたことなのかもしれない。あと、当時の冨田はテープレコーダーを徹底して使いこなしていたから、いいテープディレイを作れたんだろうなと思う。そう考えると、今のシンセが、エフェクトによってそのシンセの音が決められてしまう、というのは、別に意外なことではないのかもしれない。

たっぷりとリバーブをかけてシンセを弾く、というのは、シンセ弾きはよくやることではないかと思う。ただ、それをそのまま人に聞かせるのは、恥ずかしいということで、あまりみなやらないのではなかろうか。

H2

2019/12/03

KORG NTS-1にユーザーオシレーター/エフェクトを入れる

20191202a_nts1userosc

コルグNTS-1にユーザーオシレーター、ユーザーエフェクトを入れた。手持ちのものを試したのだが、思うように動かないものも多く、オシレーターは上の図の6個とした。今回追加したPercy以下の5個を録音した。

Percy in NTS-1

NTS-1に最初に入れようと思ったのはhammondeggsmusicのPercyである。ポルタメントをかけられると面白いのではないかと思った。ただ、実際にやってみると、頭のパーカッションの音がきつく、シンセリードっぽくはなりにくい。

Souper in NTS-1

同じくhammondeggmusicのSouperである。NTS-1はオシレーターが1個なので、デチューンできるのは嬉しいかも。

dmFume in NTS-1

Roll-log Soundsの「Fume(2-op wavetable FM)」のデモ版。Roll-log Soundsのものはprologueでは今一つちゃんと動いていないように思ったが、NTS-1ではけっこういい感じであった。 

dmSyng in NTS-1

同じくRoll-log Soundsの「Syng(formant oscillator)」のデモ版。シェイプモジュレーションを少しかけた、と思う。私の腕では歌っている感じにはならないが、オシレーターのバリエーションとしては、入れておきたいと思った。

Scan in NTS-1

同じくRoll-log Soundsの「Scan(wavetable scanning)」。Bank Mode(たぶん)パラメーターでいろんな波形を呼び出せる。

Scanでもう一つ。

Silent Night

Scanを使ってアルペジオ(maj、長さ24)を作ってM3のシーケンサーにトリガーを録音し、次にprologue-16とM3のメロディを重ねた。当初作ったものはパソコンにつないで作ってしまい、ノイズがひどかったのでUSBを差し替えたのだが、そうすると元の音は飛ぶわけで、作り直しても同じものにはならなかった。操作面でのこの再現性のなさが、NTS-1であることよのぉ。

モジュレーションエフェクトは下の図のように入れた。

20191203a_nts1usermodulationfx

ディレイエフェクトは下の図のように入れた。

20191203b_nts1userdelayfx

NTS-1だと、prologue-16でうまく動いたものがうまく動かなかったり、その逆が起きたりする。まあ、これも面白味であろう。

NTS-1は、大きさや鍵盤がmonotronに似ている。monotron初代については、あまりにガジェッティな気がして惹かれなかった。それに比べると、NTS-1は機能が多いところが私にとっては面白い。問題は、フロアノイズの高さだなぁ。手持ちのMacにつなげば、メインのWindows機よりマシになるかなぁ。

H2

2019/12/01

Moog「moogerfooger MF-107 FreqBox」を購入

20191201a_moogerfoogermf107freqbox

Moog Musicの「moogerfooger MF-107 FreqBox」を購入した。4万5375円。moogerfoogerの新品を買ったのは初。まだ新品が残っていたのか、と驚き、「毒食わば皿まで」の精神で買ってしまった。

moogerfooger MF-107 FreqBox with KORG M3 and Yamaha ProR3 Delay

KORG M3で鋸歯状波を独立出力に出し、MF-107のVCOの音だけを出した。後段にヤマハProR3をセンドリターンでつなぎ、ディレイをかけた。MF-107が搭載しているVCOは1個だが、和音を入れると和音に聞こえる。ビブラートもピッチベンドもかかる。お見事。

MF-107を買うべきかどうかは少し迷った。KIDのMF-107ページMoog MusicのMF-107ページ 、YouTube動画とかを見ていると、ギターやベースで弾いているものが多く、キワモノに聞こえた。ただ、シンセベースを入れているものもあって、それは多少はっきりした音が出ていた。買おうと思わせた大きなきっかけはamazonに出ていたレビューで、「SH-01を入れたらよかった」というのに惹かれた。Sound On SoundのMF-107レビュー はPaul Nagle氏が執筆していて、SH-101を入れて具合がよく、「I ended by ordering one for myself.(自分のために1個注文した)」で締めている。けっこうシンセに向くエフェクターかもしれぬ、ということで購入した。

自分で使ってみての第一印象は、MF-107は、デジタルシンセをアナログ化するエフェクター、もしくはシンセ向きオーバードライブ/ディストーションというものだ。出音は実にローノイズで、モーグVCOを堪能できる。後段にフィルターがないのが心配だったが、それは杞憂で、問題なく楽音が出てくる。持っていないがMF-101と組み合わせればもっと面白いかも。後段を全部アナログで通せば、ライブで抜けるハイレゾ音が作れそうでもある。

上の例は鋸歯状波のリードであったが、他の音も試してみた。意外といいなと思わせたのがストリングスだ。

KORG M3 INT-A 008 Symphony Strings thru MF-107

M3のプリセットINT-A 008のSymphony Stringsを独立出力してMF-107に入れ、MIXは9時方向。ディレイが左に残るのは、ProR3へのセンドレベルに左右ずれがあったためで、特に意図はない。ローファイになり、昔のサンプラーみたいである。

H2

 

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