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2019/12/15

KORG 05R/Wを購入

20191215a_korg05rw

コルグの音源ユニット「05R/W」を購入した。6980円+送料870円。

1994年発売で、当時の価格は6万9800円程度であったらしい。25年を経た中古が10分の1の価格。それが高いか安いかはわからないが、25年を経ても動いていることは称賛すべきだ。画面も、視野角は狭いが、読むのに支障はない。バックライトも機能している。

では音を3点。

Combination 00:Star*Burst

コンビネーションの最初に入っている音。私は1989年の12月にT2を買った。その記憶よりも、音が明るい。T2は同時発音数が16音で、オシレータ2個使うだけで8音になってしまったが、05R/Wは倍の32音と改良されている。こういう凝った音色は時代に左右されるので、それを今聞くと、新鮮である。

Program A01:Piano 16'

05R/Wのピアノ波形は「A.Piano 1」「A.Piano1LP」「A.Piano 2」があり、この音色は最初のA.Piano 1を使っている。いわゆるコルグのM1 Piano、と言いたいところであるが、どちらかというとA.Piano 2の方がM1に近い気がする。となると、これは、01/Rピアノ、ということなのだろうか。WaveStation SRのピアノも、こんな感じだったような気がする。05R/Wのプログラムは、書き換え可能な100音色と、書き換えできないGeneral MIDIバンク128音色から成る。このPiano 16'は硬めだが、GMの1番ピアノはもう少し柔らかい。当時のPCMシンセのピアノは容量が十分でなくディケイが短いが、それでもまあ、なんとか弾いて楽しめるレベルにはなっていると思う。

Program A02:AltoBreath

05R/Wとその後継機種であるX5DRは、ウインドシンセ用の音源として高く評価されているようだ。コンパクトで音色エディットができる点がいいのだろう。この音色を聞くと、ウインドシンセに合うかも、と思う。ビブラートもまあまあなめらかである。

05R/Wを最初に見た時の印象は「小さい!」であった。前面の製品ロゴからして小さい。携帯性という点ではかなりの優れものである。小さな音源ユニットは本体で音色の編集ができないものがあるが、05R/Wはできる。

1990年代に会社の同僚の結婚式バンドを2回して、その時私が持っていったキーボードは、1回目がKX5+TG77、2回目がKX5+SC-33であった。リバーブ量とかカットオフとか、どうしてもその場でいじりたいと思うパラメーターもあって、多少なりとも音色の編集ができるものが必要であった。今やるなら、05R/Wがいいかも。

小型軽量のキーボードを持ち出す場合に、PCM音源がないものを選ぶことも、今後考えられなくはない。その際にも、05R/Wはいいお供になりそうである。ノートパソコンのお供としてもよさそうだ。

MIDI Quest 10での接続も試してみた。

20191215b_midiquestkorg05rw

本体から音色一覧を転送することはできた。音色の編集は試していない。本体でやった方が楽な気もする。

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