KORG Z1にDI-TRIを入れる
コルグZ1がなかなか楽しいので、TR-Rackに入っているデジタル出力インタフェースボード「DI-TRI」の移植を試みた。
TR-Rackを出してきてふたを開けた様子。小型の基板が2本のネジで止められていて(3本あるべきなのかもしれないと感じたが)、ADATオプティカル出力端子と、BNCのワードクロック入力端子がある。
基板を外すのは難しくなかったが、ワードクロック入力端子は取れなかった。たぶん、装着時には、端子を付けてからコードをハンダ付けしたのだろう。半田ごてを持ち出すのも面倒だなぁ、と思った。半田の吸い取りは苦手だし。
RMEのADI-8 DDでサンプルレートコンバーターを使う予定であり、Z1にクロックを供給する必要はない。ワードクロック入力端子はそのままTR-Rackに残すことにした。
Z1を開けてみたら、背面の穴を隠す鉄板が簡単には取り去れない。メインボードのコネクターを全部外し、メインボードを外す必要があった。穴隠しの板は両面テープで接着されていた。下の写真では両面テープの跡がわかる。
DI-TRIを取り付け、メインボードを付けてコネクターを接続し、裏蓋を仮止めして動作を確認したところ、ボタンの相当数が効かなかった。コネクターを一つ、付け忘れていた。外す前に写真を撮影しておけばよかったと反省。
再度ふたを閉めて、ヘッドホンでそれなりに弾けることを確かめ、ふたをちゃんと閉めて、テーブルに移して、これまでフォステクスのDP-8が入っていたところにアレシスAI-1を入れ、そこに接続した。
なんとか音が出てほっとした。
デジタル接続の利点は、ノイズが少ないことと、レベルオーバーの心配が少なくなることだ。オフセットの問題は出てくることがあるが、今回はまだ録音していないのでどうなるかわからない。
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