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2020年5月

2020/05/28

ピアノの「ストレッチ」と「フラット」

20200528a_yamahamontagestretchandflat

ヤマハMONTAGEにCP1由来のCF3Sを入れようとして、あるデータは120MB程度あり、あるデータは70MB程度で、何が違うのかを見たら、ストレッチチューニングとフラットチューニングの2種が入っている方が大きく、ストレッチのみの方が小さかった。ストレッチとフラットでどう違うのだろうと思い、ストレッチのサンプルを使ったパフォーマンス(音色)を、フラットに変えて保存するという作業を始めた。

違うような違わないような…。

MONTAGEが標準で持つ波形一覧を見たら、MOTIF XS由来のCF3、S70/90 XS由来のS6はストレッチとフラットがあった。S90 ES由来のS700とMONTAGEの新ピアノCFXはストレッチのみだった。

で、上の画面のように、CF3とS6のいくつかのプログラムでストレッチとフラットを用意した。今後、時々比べてみよう。

ではその音を少し。

Natural Grand S6 (Stretch Tuning)

ほどよい回り感がある。回りながら落ちていくというか。MONTAGE内蔵のシーケンサーに録音し、8分でクォンタイズをかけた。

Natural Grand S6 Flat (Flat Tuning)

先ほどと同じ演奏データで音色だけ変えている。ド(C)だけを演奏している時は回転感が少なく、まっすぐ落ちていく感じ。一方で、レ(D)とかシ(B)を弾いた時の不響感が少し異なったものに感じられる。

ピアノ以外の音は、どれもフラットチューニングだと思うんだよねぇ。

この使い分けは、悩ましいけど面白いかも。

ストレッチとフラットの両方を録音してシンセまたは電子ピアノに収録するというのは、大変に野心的な試みであると思う。

ストレッチとフラットの両方を標準で持つ機器は、うちにある中で判明しているのは、MONTAGE、MOTIF-RACK XS、PLG-150APである。うちにない機種では、CP1、MOTIF XS、MOTIF XFが持っていると思われる。他の機種も、説明書をよく読めばわかるかもしれないが、大規模に調べてはいない。

ストレッチとフラットの両方を収録すると、消費するメモリー容量がほぼ倍になる(ノイズ系は一つしか収録しないことがあるから)。同じメモリー容量であるとすれば、収録できる音色の量が半分になる。

でも、ストレッチとフラットの使い分けをする人って、あまりいないだろう。

となると、ストレッチのみを収録して「大容量ピアノサンプル」をアピールしたり、「ピアノサンプルがたくさん」をアピールしたりする方が、セールスには結び付くはずだ。

このように考えると、ストレッチとフラットの両方を持つ機器って、希少価値が出てくるかも。

(追記)ネット検索していたら、電子ピアノでストレッチとフラットの選択機能を持つものはいくつかある。ただ、それが、ストレッチとフラットの両方のサンプルを収録して切り替えているという意味なのか、元々をフラットにしておいて周波数を変えているのか、は説明書からは読み取れない。いろいろと、やり方はございますなぁ。

で、PLG150-APとかMOTIF XSとかは、波形は同一でチューニングだけを変えているのか、それとも波形からして異なっているのか。どちらでしょう。わかりませんなぁ。CP1は、そのデータが存在するから波形が別ではないかという気がするんだけれど。

H2

2020/05/27

Clavia Nord Stage 3とYamaha MONTAGEのピアノ

20200527a_yamahamontagenowloadingx7l

机左側はClavia Nord Stage 3 HP76がおり、机右側に何を置こうか考えた後に、ヤマハMONTAGE 6を出してきた。Nord Stage 3のピアノがいいのだが、いいと言っても、ライバル機種を凌駕するものかというと、どんなもんだろうと思ったからだ。

現在の印象としては、Nord Stage 3のピアノは良いけれども、MONTAGEのピアノも同等に良い。

MONTAGEのFSX鍵盤は良い。静かで弾きやすい。慣れたせいかもしれないが。ピアノの音となじむ。ピアノの音も、標準で4種ある。MOTIF XSの「Full Grand」(たぶんCF)、S90 ESに搭載されたS700、MOTIF XFに搭載されたS6、新作のCFXだ。すべてヤマハであるのが難点と言えば難点だが、どれもいい音だと思う。追加ライブラリ(有償含む)があり、ベーゼンドルファー、ニューヨークスタインウェイ(American Grand)、C7(Epic Grand)の3つは容量が大きくてゴージャスだ。バランスアナログ出力がローノイズである。

悪い点も挙げる。気持ちよく弾くには音色(パフォーマンス)ごとに調整が必要だ。うちがシンセ鍵盤であるせいかもしれないが、システムのベロシティとパフォーマンスのベロシティを調整しないと、気持ちよく鳴らないことが多い。ソフトペダルの実装がない(私が知る限りでは)。同じ波形(ウェーブフォーム)でもパフォーマンスの作りによって音が大きく変わるため、パフォーマンスを探す努力も必要だ。

Nord Stage 3 HP76の鍵盤はバネが強く、まだ慣れない。プリセットはそのまま弾けるレベルで、調整が必要と感じた時に、MONTAGEより簡単に操作できる。アップライトの音色に面白味がある。Nord Triple Pedalを買わないとフル機能を堪能できない。

うーん、どっちもどっちだなぁ。

H2

2020/05/24

KORG EXP-2のゴム足が1個なかった

20200524b_korgexp2bottomwithoutonefoot

布団に寝ころんで横にあったコルグEXP-2を手で動かしたらどうもガタガタする。裏を見たらゴム足が1個なかった。

使っていないネジなどを放り込んである小箱をがしゃがしゃとやったら、まあなんとか高さが合いそうなゴム足があった。上の写真の右端にあるのがそうだ。ラッキー。

セメダインで接着してみた。

20200524c_korgexp2withanewfootfromtrash

うまく張り付いてくれるといいなぁ。

これからは、床にゴム足が落ちていたら、捨てないことにしよう。

コルグのEXP-2は、1989年にT2を買った時に購入した。ただ、昨年買い足しているので(記事はこちら ) 、今回ゴム足が不足していたこの個体が、1989年に購入したものであるかどうかは定かではない。

31年前に販売されていたペダルが現在でも現行品であるというのは、すごい。また、長持ちの仕方も尋常ではない。

日本製のシンセがより壊れやすいものであったなら、より多くのシンセが売れただろうか。私はそうは思わない。壊れにくいシンセを作り続けてきた各社に、感謝と賛辞を送りたい。

まあもちろん、壊れるものもあるわけですけれどもね。

H2

鍵盤付きシンセのケース棚を整理

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押し入れの一つは、中間に段を作らず、鍵盤付きシンセのケースを縦に入れられるようにした。Nord Stage 3と共にケースが1個増えたので、それを何とか入れるべく整理をした。

上の写真は整理を終えたところ。

ハードケース4個は、ヤマハDX7、コルグT2EX、ヤマハEX5、DSI Prophet 08だ。買った順である。DX7とT2EXとEX5は、本体もケースも新品を購入した思い出の機材である。昔は今ほど中古の流通が活発でなかった。

ソフトケースは12個に13台が入っている。アレシスFusion 6HD、カシオXW-G1、カーツウェルPC361、クラビアC1、クラビアNord Stage EX HA76、コルグKRONOS61、コルグmicro arranger、コルグTRITON STUDIO 61、コルグZ1、ラディカルテクノロジーズAccelerator、ローランドαJuno2、ヤマハKX5、ヤマハSS30だ。メーカーのアイウエオ順である。

元箱に入ったDigitone Keysと昔使っていたスタンドも写真に見える。奥には、昔使っていたアナログミキサーAllen & Heath GS3Vもある。もう動くとは思えないが。

以前からこの押し入れは満杯であったため、Fender Rhodes mk2のふた、SKBの12Uケースのふた、マイクスタンド2本、NP-31のスタンドを、離れのグランドピアノの下に移動した。グランドピアノの下にあったSC307の箱は捨てることにした。

シンセのケースはこれですべてかというとそんなことはない。やれやれ。

H2

2020/05/23

Nord Stage 3で「Just Released」

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机左側の作業スペースにあったNord Stage EX HA76を、Nord Stage 3 HP76と一緒に届いたケースに入れ、Nord Stage 3をそちらに移動した。EX HA76の方が横幅が10mm長いが、問題なく入ってほっとした。

机右側ではラップトップスタンドを置く関係で、キーボードに少し傾斜を付けて置いている。机左側では水平に置ける。そちらの方がNord Stageを弾きやすいのではないかと考えた。ホイールとベンドレバーがラップトップスタンドの下に位置して見にくいのも、つらいなと感じていた。

Nord Stage 3 HP76の鍵盤は、まだ慣れない。けっこうバネが強く、すっと鍵盤が降りてはくれない。バネを強くすることによって、速いパッセージを弾けるようにしてあるのかもしれない。私はどうせ弾けないけれど。HA76の方が弾きやすかったかも。

でもまあ、そんなことに文句を言ってもしょうがない。あるもので弾くのだ。

Just Released

Nord Stage 3の「E:11 Velvet EP Wheel」を弾いていてできた曲。Velvet GrandとEP8 Nefertitiがレイヤーになっており、モジュレーションホイールでバランスを変えられる。EQ、コンプ、リバーブを少し変えた。dbx QuantumでEQとコンプをかけた。

Sonar 8.5にMIDI録音し、最後のリタルダンドを除き、8分でクォンタイズをかけた。譜面を書いたおかげで、1回で最後まで到達した。間違えたところはピアノロールとイベントリストで修正した。

我が家には6畳洋室の離れがあり、そこにカワイのRX-Aを置いている(Fender Rhodes mk2 stageとEL-57もある)。奥行き197cmのグランドピアノを6畳に置くのは無理があり、最初に置いた時は音が回り過ぎてどうしようかと思った。床にマットレスを置いて調整した。

狭い部屋にグランドピアノの音がうわんうわん回る音を、私は好きである。

H2

Clavia Nord Stage 3 HP76を購入

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スウェーデンClaviaの「Nord Stage HP(Hammer Action Portable)76」を買った。25万1000円+送料4985円。Nord Single Pedalと純正ケース付き。

2016年のMONTAGE 6以来の、20万円超である(記事はこちら ) 。買うまい買うまいと思っていても、つい買ってしまう。

先日、オークションにVOX CONTINENTAL 73が安く出ていて、入札したのだが、あきらめてやめてしまった。コルグの48kHzサンプルを10GB超搭載し、軽くて扱いやすく、ピッチベンドもある。平らな部分に他の機材を置けそうでもある。いいなぁ、と思ったのだが、あきらめてしまった。

その理由の一部は、アフタータッチがない、モジュレーションホイールがない、であった。アフタータッチがない鍵盤ってどうなのよ、メインとして使うわけ?と自分に問うた。

モジュール型のシンセを弾いていると、この音色を作った人はモジュレーションホイールを想定しているな、とわかることがあり、その時にすっと操作できるので、モジュレーションホイールはやはり便利なのだ。コルグのジョイスティックも悪くはないが、Y+に押してロックボタンを押して、っていうのは、できることはわかっていても、あまりやりたい操作ではない。

だったら手持ちのものを出してくるか、ということで、Nord Stage EX HA(Hammer Action)76を出してきた。久々に弾いたら、これがよかった。このところ鍵盤数の少ないシンセを出していることが多かったせいか、76鍵盤が大変に嬉しく感じられた。

76鍵盤は、そんなに多く持っているわけではない。最初に買ったコルグT2EXは、アフタータッチが動作しない。画面が暗く、FDDも動かない(多分)。次に買ったEX5はスイッチが渋いことを除けばまあまあ動くが、でかく重い。1268×129×407mm、20kgである。3番目に買ったNord Stage EX76は1132×121×334mm、16.5kgだ。今の置き場所の状態だと、奥行きがEX5より6cm程度短いというのはけっこう助かるポイントである。

で、Nord Stage EX HA76がなかなかいいなぁ、と思っていたところに、Nord Stage 3 HP76が現れたというわけだ。

今回のオークションは20万円スタートだった。Nord Stage 3が20万円で買えるというのは、今後もなかなかないだろうと思った。

Nord Stage 3 HP76が届いて少し触ってみた感想は、うまくまとめてるよなぁ、正常進化だなぁ、である。

Nord Stage初代は2005年から2008年にかけて製造・販売された。そのマイナーチェンジ版である「EX」は2008年から2011年に製造・販売された。Nord Stage 3は、2017年に登場した。初代とEXはピアノ用メモリー容量が違う程度で、基本設計は同じだ。初代と3の間には12年の時が流れている。

それでも、EXと3を弾き比べて、印象が酷似しているのが感動的だった。基本的には、弾き味が同じである。

フォームファクター、機能のラインナップ、操作性が、ほぼ継承されている。成功した製品ってのは、これができるんだなぁ、と感じた。

もちろん、違うところはある。Nord Stage 3 HP76は1122×127×347mm、12.5kg。HAからHPにして4kgの軽量化を果たした。HP76の鍵盤は、HA76よりも少しバネが強く、パタパタ音が少し少ない。弾き味としてはけっこう似ている。

EX HA76はピアノ用波形メモリーが256MBだったが、3 HP76は2GBと8倍に増えた。EX HA76の同時発音数は40~60音だったが、3 HP76は120音である。EX HA76はシンセセクションに波形メモリーを持たなかったが、3 HP76は480MBを持っている。アルペジエーターも付いた。

「おお」と思ったのは、オルガンのスウェルペダルだ。EXのスウェルは音量が変わるだけだと思うが、3のスウェルはもっと複雑な変化をする。これは使いたいなぁ、と思ったので、スウェルペダルをボリュームに設定して全パートの音量を制御できるようにし、コントロールペダルをスウェル兼用とした。

過去を踏襲しつつ、微妙によくなっている。見事である。

もちろん、EXにあって3にない機能もある。その一つは、シンセセクションの「UNISON」つまみだ。クラビアの製品で、UNISONがつまみになっているのは、たぶん、Nord Lead3/Rack3とNord Stage初代/EXだけだろうと思う。これ、好きなんですよ。

Nord Stage初代/EXのシンセセクションには「BASS」「TREBLE」つまみがあって、これもよかった。あと、3のシンセパネルを見ると、オートグライドのインジケーターがない。MONOだとかかりっぱなしで、LEGATOだとオートになるらしい。ちょっと残念かも。EXTERNセクションのオクターブボタンが1個にされてしまったのも、ちょっと残念かな。

きっちり測ったわけではないけれど、3のフロアノイズは、EXより低い気がする。

一つ音を。

Nord Stage 3 A:11 Royal Grand 3D

Nord Stage 3の一番最初にあるピアノ。元ネタはヤマハS6だそうな。S6ってちゃらちゃらした音だと思ってたけど、これはしっとりしてますなぁ。まあ、1台1台違うのは当然だから。ポリ数の多さ、リリースの長さ、ノイズの少なさが感じられる。

Nord Stage 3は他のいろんな機種と競合するのだろうけれど、アフタータッチを重視する私としては、アフタータッチ付きの73/76/88鍵盤で考えると、競合はさほど多くないように思える。ヤマハMONTAGE、コルグKRONOS、ローランドFANTOM、KurzweilのPC4とForte、電子ピアノ系も含めるとDexibellのVIVO S9、Studiologicのnuma compact 2/2Xとnuma stageくらいだろうか。

Nord Stage 3、これから20年くらいは使えるでしょう。

H2

 

2020/05/22

Alesis S4 Plusを購入

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アレシスの音源モジュール「S4 Plus」を購入した。1万500円。下のカードも付いてきた。

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今回のS4 Plusは、本体も元箱が付き、RAMカードも元箱付き。説明書もある。大切に保存してくれていたんだなぁ、と嬉しくなった。

では音を一つ。

Alesis S4 Plus Card1 Bank3 00 "UnicrnSong"

S4 Plus→AI-1→ADI-8 DD→Fireface 800→dbx Quantum→MR-2000Sという経路でデジタル接続して録音した。デジタル出力を持つシンセ、というのは、QuadraSynthが先駆けであったと思う。2020年にこの音を弾けることが、本当にありがたいと思う。

上の写真では、S4 Plusの下にQSRがある。QSRは、Eventide Eclipseにデジタル接続してFireface 800へ信号を回した。AI-1経由より、心なしか音がいいように思う。

S4 Plusは、以前から欲しいと思っていた。QSRの本体で音色を編集できず、つまみがいくつかあるS4 Plusなら、少しはマシではないかと考えたからだ。

いざ届いてみると、文字が小さくて見にくい。老眼が進んだ私としては、QSRの大きな字が好ましかったりもする。QSRも、昨日いじっていて、少しは慣れたかもしれぬ。S4 Plusの音は、QSRと似た雰囲気を持っているけれども、音色リストを見比べるとかなり異なっており、同じシンセとは言えない。

S4 Plusで一つ驚いたのは、VOLUMEつまみがデジタル出力にも効くことだ。QSRはそうなってはいない。いろいろ違うものである。

H2

 

 

2020/05/21

Alesis QSRにシステムエクスクルーシブファイルを送る

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MacからAlesis QSRにシステムエクスクルーシブファイルを送信し、それをMidi Questで受信してMidi Questのファイルで保存するという地味な作業を始めた。

WindowsパソコンにQSR用のシステムエクスクルーシブファイルがいくつかあるのを見付け、これを聞いてみたいなぁ、と思って作業を始めた。ファイルの数(と音色の数)がけっこう多く、1990年代に、がんばって音を作った人たちがたくさんいることに感心する。あのころは、音を作ることが楽しい時代だったよなぁ。

MIDIによる送受信は時間がかかる。ただ、高速に送ってこけたのでは意味がないから、待ち時間でこのブログを書いたりしている。

一時期、AlesisのQCardをコレクションしていたのだが、差し替えて使うほどでもないや、と思い、「Stereo Jazz Piano」「Stereo Classical Piano」の2枚だけを残して、楽器店に売ってしまった。大した金になるわけではないので、今思うと、手放さなければよかったかもしれない。

QSRのユーザー音色領域は、1バンク(プログラム128個、ミックス100個)分しかない。また、工場出荷時にはそこにもプリセットが入っているので、それを残して作業をすることもできない。

マニュアルを読んでいたら、PCMCIAカードに音色を保存できると書いてあり、引き出しから下の写真のカードを出してきた。

20200521f_nordsoundcards

Nord Rack 2を購入した時に4枚セットで付いてきて(そのために高額だった、記事はこちら )、1枚をNord Rack初代、1枚をNord Rack 2で使い、2枚余っていた。Nord Lead 2用のサウンドライブラリーカードのように見えるし、出荷時は実際そうであったのだが、実体は64KBのSRAMカードで、裏面には「SEIKO EPSON CORP. MADE IN JAPAN」と書かれている。英語と日本語の注意書きもある。

CR2025電池はまだ3Vに近いレベルで電気を出しているようだったので、QSRのメモリーカードスロットに挿入して、ユーザーバンクを転送してみた。カード1枚で2バンク、2枚で4バンク分になるようだ。より大容量のカードがあればほしいところだが、大きければいいというものでもないかもしれない。

とりあえずこれで、面白そうなバンクを入れて弾いてみよう。その音色を作った人の情熱を感じながら。

H2

 

Alesis QSRのリバーブを切る

20200521c_alesisqsrsend1mixrvboutput00

Alesis QSRのプリセット音は、リバーブがかかり過ぎているものがあり、それを切って弾きたくなるのだが、その方法が簡単とは言えず、よくわからないできた。

Midi Questの画面でいうと、下の画面である。

20200521d_midiquest10_alesisqsrsend1outp

1番ピアノである「TrueStereo」の場合、「Send 1 Output Mix」の「Reverb(画面ではRevrbとなっている)」が58で、これがたっぷり過ぎるリバーブの設定だ。これをゼロにすると、QSRの画面は最初の写真のように変化する。

その音がこれである。

Alesis QSR "Preset1 00 TrueStereo" without Reverb

Alesis QSRの波形メモリー容量は20MBであるが、その時代にこのピアノを収録したのは、なかなか大したものだと思う。MONTAGEの内蔵シーケンサーで録音。いろいろやって、少しずつ慣れてきた。

同じデータで、リバーブを初期値の58にして録音したものを下に示す。

Alesis QSR "Preset1 00 TrueStereo"

決して質の低いリバーブではないけれども、でもやっぱり過剰であると思う。「デジタルリバーブ搭載でっせ!」と強調したくなる気持ちもわかるけれど。

QSRは極端に本体での音色エディットがしにくいシンセである。でも、デジタル出力が付いているのはいいと思う。これだけローノイズで録音できるのだから。

プリセットバンクが3個、ユーザーバンクが1個、General MIDIバンクが1個あり、これだけで640音色ある。PCMCIAカードスロットにROMカードを入れると、カード1個に64個のプリセット音色があるので、128音色が加わる。計768音色がスタンバイしていることになる。プリセット音源として使っても、けっこう面白いのではなかろうか。まったくエディットができないというわけでもないし。

H2

Midi Quest 10がMacで動いて嬉しい

20200521a_midiquest10onmac

Alesis QSRをSound QuestのMidi Questでコントロールしようということで、Macの上でWindows仮想マシンを起動し、そこでMidi Questを起動して、という従来通りの面倒なことをしていた。うまく動かなかったりもした。

Mac版も買うか、と考え、以前Midi Questを買った時のメールを再度読んだら、Mac版もダウンロードできるようなことが書いてあり、試してみることにした。なんとか動いたのが上の画像で、けっこう嬉しい。

ただ、面倒なことはあった。Midi Questで楽器(instrument)をインストールしようとすると、管理者でないとだめ、と出てくる。管理者になっても、直接FTPサイトから楽器をインストールすることはできなかった。FTPサイトから「Alesis QSR.sqz」というファイルをダウンロードし、それを使ってインストールした。

管理者でインストールすればいいかと思ったらそれではダメで、一般ユーザーのアカウントでは、メニューで「Studio」→「Add Installed Instruments」を選び、再度インストールする必要があった。

上の画像はRAMだけをゲットしたものだが、多くの内容をダウンロードするとなると時間もかかるし、エラーが生じたりもする。

でも、Midi QuestをMacで使えるのは嬉しい。うふふ。

H2

2020/05/20

Alesis QSRを出してきた

20200520a_alesisqsr_ai1

アレシスの音源モジュール「QSR」を出してきた。ADAT出力をAI-1につないでAES/EBUに変換してADI-8 DDにつなぎ、そこからFireface 800→dbx Quantum→MR-2000Sとつないだ。オールデジタルで、後で波形を見たら、最初は合っているのに、途中で浮いて最後に静まるという妙な波形だった。なかなか難しい。

Alesis QSR "PRESET1 06 QS Tines"

つないで弾き始めて録音しただけで、まだそんなに多くの音色を弾いてはいない。音色によっては、無音時に十分下がり切らないものがある。エフェクトの設定のせいかもしれない。

今回は、MONTAGEのパターンシーケンサーで録音した。初めて使った。説明書を見ずに適当に操作したので、よくわからない。ちゃんと読まないとだめかもしれない。

特に困ったのは、曲頭に戻した時にcc#7が小さくなってしまうようで、QSRの音量が小さくなってしまうことだった。けっこう頭に来たので、当面使わないかもしれない。ふー。

QSRは操作子が異様に少ない音源である。アナログのボリュームつまみ、「VALUE」と書かれたロータリーエンコーダー、8個のボタン、それだけだ。電源ボタンとカード取り出しプッシュレバーは、操作子とは言えないだろう。

MOTIF-RACK無印とESは1個のロータリーエンコーダーと20個のボタンを持つ。MOTIF-RACK XSは13個のボタンと6個のロータリーエンコーダーがある(メインのロータリーエンコーダーには押す機能もある)。それらと比べても、QSRは少なすぎやしないか。

操作子が少ないため、QSRの音色調整は苦行である。Midi Questは、以前動かした時には、動いたけど、使う気にならなかったんだろうなぁ。また試してみるかもしれない。

とりあえず、壊れていないようではある。Vintage Synth ExplorerのQSRのページには1996年発売と書いてあった。24年前の音源モジュールがまだ動いているのだから、称賛すべきだろう。

H2

2020/05/19

Reon Driftbox R_midiとRoland SYSTEM-1mで「低音圧2」

20200519a_rolandsystem1msending2envelope

昨晩思い立って、Roland SYSTEM-1mのエンベロープジェネレーターの信号をReon Driftbox R_midiに入れるという実験を始めた。Driftbox R_midiはプチプチ雑音がするのが私としては困りもので、それをなんとかできるのではないかと考えたからだ。

いくつか接続を試し、上の写真は、SYSTEM-1mのフィルターエンベロープを紫色のケーブルで、アンプエンベロープをオレンジ色のケーブルで出した様子である。

下の写真は、紫色のケーブルをDriftbox R_midiのVCF CV INに、オレンジ色のケーブルをVCA CV INに接続した様子である。

20200519b_reondriftboxrmidireceiving2env

Driftbox R_midiの内蔵エンベロープは使わなかった。音程情報は、SYSTEM-1mのMIDIスルーをDriftbox R_midiのMIDI入力に入れ、MIDI経由で送った。

プチプチという雑音を完全に除去することはできない。Driftbox R_midiは、VCO1が低音優先、VCO2が高音優先で、これらの音程が定まるタイミングが、ゲートのタイミングと完全に同じにはならない。演奏で制御すべきところだが、なかなかうまく弾けるものではない。

SYSTEM-1mのエンベロープジェネレーターはDriftbox R_midiのものに比べれば、素直に動く。ただ、SYSTEM-1mのエンベロープ出力はレベルが固定なので、本来ならアッテネーターをかますべきであるとは思う。それがないため、音作りの時に少し不便ではある。

でも、Driftbox R_midiを普通に使うよりは、雑音が抑えられたと思う。

Bass Pressure 2

シンセベース独奏。Logicで少しずつ録音し、クォンタイズなどの編集を加えた。左チャンネルに振っているのがDriftbox R_midiで、最初はそれだけが鳴っている。エクスプレッションペダルを徐々に踏み込んで、右チャンネルのSYSTEM-1mの音をかぶせた。2種のベースをパンを振って混ぜるというのは、私としては初の試みであると思う。残響系のエフェクトは、SYSTEM-1mの音に内蔵のエフェクトをかけただけ。

MP3ファイルを作るにあたり、普通にVBR(Variable Bit Rate、可変ビットレート)で圧縮したら5MBほどにふくれてしまったので、CBR(Constant Bit Rate、固定ビットレート)にしたら、音が極端に汚くなってしまった。結局、「VBR Quality」というスライダーを70にして、3MB台に抑えた。これでも、圧縮していないWAVファイルと比較すると、けっこう音がつぶれたように思う。

いろいろと、難しいですなぁ。

H2

2020/05/18

Clavia初代Nord Rackで「選択されなかった幸せ」

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Nord Rack初代(Nord Rack 1)を初期状態に戻して、説明書のプリセット音色一覧を見ながらプリセット音色を弾いてみたりしている。その中で1曲。

Happiness Never Chosen

Nord Rack初代の「5 Resonance fade pad」を弾いたもの。上の譜面が主題で、それを繰り返して終わればいいかなと思ったのだが、上の方にメロディらしきものをオーバーダビングしてしまった。また、モジュレーションホイールを操作してcc#1をオーバーダビングした。少しジャギーな気もするが、それがCPU能力の不足によるものなのかどうかはわからない。エフェクトは、SPX2000の「MONO DELAY」とReverb 4000の「Studio Spring」。さらに、dbx Quantumのイコライザーで、高域をけっこう削った。

やっぱり、鍵盤は広い方がいいのかなぁ、と思う。楽だ。

H2

Clavia Nord Rack初代を出してきた

20200518a_nordrack1overnordstageex76

机左側の作業場の2階にデスクトップタイプのシンセを1台置けそうだったので、Nord Rack初代(以下Nord Rack 1と書くかもしれない)を出してきた。自分が作った音が入っていたが、それをSysxにして保存し、ファクトリー音色に戻した。うまくいったのかどうか定かではないけれど。

過去記事 によれば、私がこれを買ったのは2014年であったらしい。読み返すと、けっこう気に入っているようだが、それでも、録音を始めたのはだいぶ後なので、録音は今日が初めてではなかろうか。

Nord Rack 1 "Program 1 Sawbrass"

ファクトリープログラム1番「Sawbrass」を弾いたもの。SPX2000に直結して「MONO DELAY」をかけた。手弾き無修正。最後の音では、サスティンペダルを踏んで音を伸ばし、モジュレーションホイールを上下させた。

Nord Lead初代が登場したのは1995年である。当時の私は、スペックのわりにはひどく高価だと思っていた。アフタータッチなし、音色名ディスプレイなし、エフェクトなし、4音ポリ(増設して12音)、アナログっぽい音でもなし、といった評価であったのだった。

今弾くと、いい。劣化してない某アナログポリシンセって、こういう音かもしれない、と思う。

Nord Stage EX 76ではボタンがー、と思ったが、Nord Rack 1ではボタンの問題は感じられない。いい部品なのかもしれないし、前オーナーの保存状態に左右されたかもしれない。

Midi Quest 10も、なんとか動いているようだ。

20200518b_midiquest10nordleadworking

音色名は自動で入らないので、マニュアルの一覧表を見ながら手入力した。ただ、文字数制限があり、マニュアルどおりには入らなかった。

Nord Stageで弾くと、独特なピッチベンドレバー、ホイールを使えるのが嬉しい。

このところClaviaのシンセをあまり出してきていなかったが、動作確認の意味も込めて、いろいろ出してみようか。

H2

2020/05/17

Dexibell VIVO SX7で「ちょっとがまん」

20200517g_dixibellvivosx7overnordstageex

Nord Stage EX 76を出して、この鍵盤で弾きたいのはまずこれ!とDexibell VIVO SX7を出してきた。我が家にある最も新しいピアノ音源である。

弾いた感じは、抜けがよく明るい。48kHzサンプリングであることが効いているのかもしれないし、そうではないのかもしれない。

でも、録音したらあまりいい結果にはならなかった。

A Little Bit Patience

VIVO SX7の1番ピアノ「VIVO Grand」に少し手を加えたものの独奏。弾いている時は気持ちがいいのだが、録音したらコンプレッサーが思うようにかからず、けっこう困った。十分に音量を上げ切れていない。dbx Quantumのコンプレッサーはかけなかったし、プラグインでも、少しかけると雑音が出てしまった。ポーズの後の再開のところは、音が妙につぶれている。

楽譜は下のようなものだ。

20200517f_alittlebitpatiencememo

毎度毎度のC調であるし、いつかどこかで作った曲と似ている気もするし、なんか似たようなものばっかりたくさん作ってるなぁとも思う。あまり高い点はあげられない。

Sonarに録音したのだが、マウスで再生アイコンなどをクリックするのは面倒で、身体をひねってキーボードのW(巻き戻し)、R(録音)、スペース(開始・停止)をたたいていた。それが身体に悪いと思ったので、先日アカイZ4用に買ったUSBキーボードをつないで置いたのが上の写真である。

今回は、もっと速いテンポで録音し、後でテンポを落とした。珍しい例かも。

H2

 

Clavia Nord Stage EXを出してきて更新

20200517e_nordstageex76

机左側のKRONOSを片付けて、Nord Stage EX 76を出してきた。一時期、MPC4000とBass Station IIの組み合わせとかSYSTEM-8だとかで狭い鍵盤を使っていたが、その反動が出て、61鍵盤をよこせ、いやこれでは足りない、76鍵盤をーという感じになってしまったからだ。

ボタンが渋くなっていて、押しても反応しないことがあった。何度も押しているうちに、少しずつは改善されてきているようだが。

今回は、ファクトリーセットに戻そうかと考えたので、まずはバックアップから。ClaviaのMIDIドライバーをダウンロードしてインストールし、USB接続して、Nord Sound Managerもダウンロードしてインストールした。下の画面はフルバックアップをしている様子だ。

20200517a_nordsoundmanagerbackupsnordsta

フルバックアップには8分程度を要する。やれやれ。

バックアップ先のフォルダーを見たら、前回バックアップをとったのは2017年10月であった。ずいぶんと使っていなかったようだ。

OS 6.08が出ていたので更新した。

20200517b_nordstageexupdate1

更新が終わると下の画面になる。

20200517c_nordstageexupdate2

6.08は、リペアパーツへの適合ということで、バグフィックスと機能追加はなかったようだ。

下の画面はファクトリー状態へのリストアの確認画面。

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2017年ごろには、ピアノライブラリーの新しいのが出るたびに入れてみたり、シンセの音を作ったりしていた。その後しまいこんでいた時間が長く、自分が何をしたかあまり覚えていない。心機一転、ファクトリー状態から試してみよう。

1番ピアノを録音した。

Nord Stage EX "1:1 Grand Lady D"

Nord Stage EXの最初に入っているピアノ音の独奏。Sonar 8.5に録音し、クォンタイズを8分でかけた。装飾音符にクォンタイズをかけるわけにいかないので、それ以外のところにかけ、聞き苦しい部分はリストで調整した。修正をかけても、自分の風合いが消えないのが面白い。

鍵盤の正面上方に液晶ディスプレイを設置したが、パソコンのキーボードは右手のメイン机にあるので、リストの編集はやりにくい。パソコンのキーボードにテンキーがないのも今一つである。USB接続のテンキーでも買うか。

Nord Stage EXを出してきて少し弾いた感想は、黒鍵が長い!であった。MONTAGEが9cmくらい、Nord Stage EXとMP9500は10cmくらいである。まあ、隠れている部分が長ければそれでいいので、見た目だけで判断すべきではないと思う。黒鍵の奥の方は、まあまあ押しやすい。

76鍵あると、オクターブトランスポーズを押す必要があまりなくなるのが楽だ。離れた音を弾いて確かめるのも容易だ。やっぱり、鍵盤数が多い良さというのもある。

H2

2020/05/16

Genelec 1029Aで音楽を聴く

20200516a_genelec1029aoverkorgkronos

今日はどうもやる気がしない。眠くて昼寝もした。

机左側の作業場は、これまで支柱の右側にディスプレイがあったのだが、現在のDVIケーブルでも、もしかしたら支柱左側まで届くかもしれない、と考えて、支柱の右側にディスプレイを動かした。これによって、1029Aの右と干渉しなくなったので、高さは少し下げられた。ただ、近過ぎると老眼で見にくかったりするので、なかなか難しい。

MPC4000はちょっとどいてもらった。2階に何を置くかは、また気が向いた時に。

どこかで、「ツイーターが耳の高さに来るように」というノウハウを読んだ。それが本当によいのかどうかは知らないが、今回は、1029Aをマイクスタンドに付けており、ほぼ耳の高さになった。

パソコン→INTEGRA-7→FM-186→1029Aという経路で、音楽を聴いてみている。INTEGRA-7以降はアナログバランス接続。1029Aのディップスイッチは、確認したらフルOFFのフラットになっていた。

なんか耳慣れない音である。サブウーハーがなくて、下がすぱっとないからだろうか。もちろん、Pa1000のスピーカーとは比べられない高音質ではあるが。

INTEGRA-7は96kHz動作である。44.1kHzだとリサンプリングが入る。96kHzのデータの方が、少し音がよい気がする。

H2

2020/05/15

KORG KRONOSで「Appreciation」

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机左側のセッティングを少し変えた。パソコンの液晶ディスプレイの高さを上げ、その下に1029Aの右を置けるようにした。上げないとツイーターが隠れてしまうので、それは避けたかった。ディスプレイがかなり上に行って首が痛くなる可能性はある。

KRONOSで1曲。

Appreciation

KRONOSの「USER-E 027: Power of the Ring」の独奏。ベクタージョイスティックをいじっていたら面白く、KARMAをオンにしてボタンやスライダーを動かすのも面白く、さてこれで何を弾こうかと考えた。

曲というからには、始まりと終わりがないと、と思う。また、主題というものも欲しい。主題は多少は反復したい。こういう音色を弾く場合には、楽音と、雑音があり、ある意味、雑音こそが要点であったりする。と、そんなことを考えていたら、主題は単純なものでいいんだろうな、と思い、C調の単純なものでよしとした。

めちゃくちゃと演奏の違いは何か、と問われて、縦が合ってるかどうかかなぁ、と答えたことがある。今回は、メトロノームに合わせて録音し、クォンタイズをかけた。

H2

KORG KRONOSで「いってらっしゃい」

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昨日は、机右側にヤマハMONTAGEを出して、その後、机左側にあったコルグPa1000を片付けて、KRONOS(2011)61を出した。

Genelec 1029Aが使われていなかったので、これを使えば、モニタースピーカーを内蔵していない(多くのものはそうだが)シンセを左側に出せるなぁ、とは以前から思っていた。Pa1000もなかなかになごりおしく、しまうのがしのびなかったのだが、まあ、また元に戻すこともできるわけだし、どんどん配置換えをしよう。

机左側の印象は、黒々としたものになった。Pa1000のえんじ色は、けっこう独特なものであったのだなぁ。

KRONOSをFM-186にどのようにつなごうか考えて、結局、オプティカル出力をReverb 4000に入れることにした。そうしておけば、KRONOS→Reverb 4000→dbx Quantum→MR-2000Sという経路でデジタル録音ができるからだ。

ではそれを実験した曲を一つ。

Itterasshai

KRONOSを弾いたものだが、ピアノの音はサンプリングCDから入れたものなので、KRONOSを買ってもこのピアノの音は付いてこない。エフェクトはReverb 4000の「Studio 40x40 ft」を控え目にかけた。シャープ3つ(Aメジャー)は、私にとっては新しい世界だ。音を聞きとる際にこんがらがったりする。やれやれ。

KRONOSのシーケンサーで録音した。間違えたらまたその小節くらいからやり直すのだが、小節間で違和感があまりないのは、もしかしたらKRONOSのシーケンサーがよくできているのかもしれない。KRONOSの鍵盤は、弾きづらく感じた。まあ、しばらくすれば慣れるだろう。

楽譜も掲載する。

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H2

2020/05/14

Yamaha MONTAGE 6を出してきた

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右側のテーブルのSYSTEM-8とSH-32を片付け、ヤマハMONTAGE 6を出してきた。

オークションで、これいいなぁ、と思うものがあったのだが、でも、それを置くより、手持ちのMONTAGEを使った方がいいんじゃないの?と自分に問いかける意味で出してきた。

鍵盤はいい。文句なくいい。奥が弾きやすいし、静かだし、剛性があってアフタータッチもある。これで76鍵盤ならいうことはなかったのだが、少しでも安く買いたくて61鍵盤にしてしまった。

S/Nがいい。フロアノイズがマイナス90dBを下回る。アナログバランス接続でこれだけのものが得られるなら、デジタル接続より、エラーが出ない分いいかもしれぬ。

Logic Pro Xの制御ができるのがよい。Logicの操作もこのごろは慣れてきて、Wで巻き戻し(これは設定した)、Rで録音、スペースで再生という程度のキーボード操作で使えるようになってきたが、それでも、MONTAGEの中央部にある、赤く光る録音ボタン、緑に光る再生ボタンは大変に美しく感じられて好ましい。

ピッチベンドとモジュレーションがホイールであるのがいい。特にモジュレーションは、MOTIF-RACK XSやProteus 2000は、モジュレーション操作子から手を離してもその位置にとどまることを前提として音が作られているので、コルグやローランドのようなタイプだと不便である。

フットコントローラーが2個つながるのがいい。私の場合、cc#7とcc#11を送れるようにしていて、各種の音源(ハード、ソフト)への対応を考えると、これがベストであろうと思う。

ここしばらく触っていなかったが、やっぱりMONTAGE、いいわ。

最後に音を一つ。

Yamaha MONTAGE "Picked Son of Gt"

ギター音色の独奏。この音色はモジュレーションホイールを上げるとビブラートがかかるのだが、両手で弾くとホイールを上げられない。Logicの最初のトラックにノートとサスティンを録音し、ホイールは2番目のトラックに後で追加した。

さて、これで欲望を抑えられるだろうか?

H2

Akai S6000で「Zoom Into Your Space」

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アカイS6000で1曲。

Zoom Into Your Space

Akai S6000のハードディスクに入っていた「SwirlyVox(Korg AtmosVox)」という音色の独奏。以前、インターネットからダウンロードしてきたものだ。S5000/6000用のデータでエフェクトもプログラムされている。それをそのまま使い、外部でリバーブなどはかけなかった。

KORG Pa1000のシーケンサーに打ち込み、4分でクォンタイズをかけた。これだけゆっくりした曲だと、クォンタイズは必須であると思う。4分超と長くなってしまったので、44.1kHz、112kbpsでMP3化した。

録音経路としては、S6000→TC Reverb 4000→dbx Quantum→KORG MR-2000Sで、44.1kHzのデジタル接続。Reverb 4000でリバーブを付加するかどうか少し考えたが、元のエフェクトで十分だったので、Reverb 4000はバイパスした。

S6000のエフェクトは今一つだと思っていたが、私の使い方が下手であるだけかもしれぬ。

屋外は太陽がまぶしく、網戸にした部屋ではさわやかな空気が気持ちよい。

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2020/05/13

KORG Collection TRITONのCPU消費を抑える

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先日、MacBookのLogic上でKORG Collection TRITONを使い、ピアノのペダルを踏むとCPU消費が限界に達し、ぶちぶちと雑音を出したという話を書いた。何か対処法がないかと、Windows上も含めてやっていたが、GLOBAL→SYSTEM SETTINGS→MAXIMUM VOICE NUMBERというパラメーターを下げるとよいようだ。標準設定では128になっているが、上の画面では64に減らしている。

では音。

KORG Collection TRITON "EXB-H000 C. Grand Piano"

TRITONは、EXB-PCMの中にいろんなピアノがあり、これは、EXB-PCM08 CONCERT GRAND PIANOの1番音色である。「EXB-PCM08は、高品位コンサート・グランドピアノ・ライブラリーです。16Mbyteの容量を最大限に使い、メゾフォルテとフォルティシモの強弱の異なるサウンドをステレオで収録しています」と取扱説明書に記載されている。

なんとか破綻なく録音できたようで、ほっとしている。この音はTRITON STUDIOの中にもあるのだが、でかく重いシンセなので、気軽に出してくることができない。ハードシンセの難点と言える。

今回の録音ではエラーに聞き耳を立てていたわけだが、スピーカーから出た音で何かが共振している音が気になり、それがどこで発生しているかがなかなかわからず、ヘッドホンで聴いてノイズがないことを確かめたりしていた。スピーカーセッティングがよくできていないというべきか。でもなぁ、完璧にはいかんよなぁ。

H2

 

Apple Logic Pro Xを10.5に更新

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MacBookを起動してしばらくしたら、ソフトウエア更新のお知らせが表示された。Logic Pro Xだったので、更新してみた。上の画像のように、10.5になった。Appleによれば、「最大規模のアップデート」であるという(リンクはこちら )。

私がLogicを起動した時に必ずといってよいほど頻繁に行う作業が、メニューで「ファイル」→「テンプレートから新規作成」を選ぶことである。その画面を開いて、選択肢が増えていたので驚いた。

20200513b_logicproxprojectselection

「Live Loops」というものがあるらしい。とりあえず今回は無視。

ソフト音源の一覧に、「EXS24」が出てこない。その後継が「Sampler」だ。

20200513c_logicproxchoosesamplermultisam

設定画面はこんな感じ。

20200513d_samplerloadingpianopremier

EXS24は画面の文字が小さかったので、老眼の私としては、今回の画面の方が見やすいかもしれぬ。画面をリサイズすると、表示する情報量が増えるのではなく、字などが大きくなる。老眼の私向けだ。

ベロシティ設定をどこでするのかがわからず戸惑った。「SYNTH」の右の「Details」をクリックしたら、「Velocity Offset」というパラメーターが現れたので、それを少し上げた。「Amp Velocity Curve」がマイナス10になっていることには、後で気付いた。

では音。

PIANO Premier In Logic "Sampler" Software Instrument

ペダルを踏んでじゃらんじゃらんと弾いてみたが、特に破綻はないようで、ほっとした。このピアノの音が使えないということになると、私としては残念であるからだ。

MacとWindowsのどちらが好きかと問われると、2.11の昔から使い続けてきたWindowsであるのだが、Logicが比較的安価で、アップデート時に費用がかからない点は、いいかもなぁと思う。

H2

Roland Cloud ZENOLOGYを試す

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Roland Cloudが新しくなり、ZENOLOGYというソフトシンセを無料で利用できる、ということらしいので、入れてみた。無料といっても、最初のお試し期間は全機能が使えるが、後に制限がかかり、制限がかかったバージョンを使うためだけでも、クレジットカード番号の入力が必要、ということらしい。

WindowsパソコンにRoland Cloud Managerをインストールし、ZENOLOGYをインストールした。Sonar 8.5では読み込めなかったが、Cubase LE AI Elements 9では認識した。上の画面はそれ。

Roland ZENOLOGY "Factory Presets A001: Shine Pad"

昔はパッドは和音を両手で弾くものであったが、今ではそうではないのかもしれない。なるべく単音で弾いてみた。音に新しさはあると思う。

なるべく単音で弾いたのは、ブチブチ雑音がひどくて本当に困ったからだ。オーディオインタフェースとして使ったのはINTEGRA-7で、バッファーサイズを増やしたりして、なんとか上の録音にたどりついた。

シンセを弾いていて、もしくはシーケンサー(DAWと呼ぶべきかもしれないが)を使っていて、CPUパワーの消費量がどれくらいであるかを気にするのは、私にとってはストレスである。雑音が出るとうんざりする。

DAWとソフトシンセで音を作るのは、トータルリコールができるメリットがある。でも、CPU消費量を気にして音楽を作るのは私としてはぞっとしない。私が使っているWindowsパソコンは2012年のもので、MacBookは2014年のものだ。最新の高性能パソコンではちゃんと動くのであろうが、私のWindowsパソコンでZENOLOGYを使えるとは思えない。MacBookでも難しかろう。

パソコンに金をかけるより、ハードシンセに使いたい。Roland CloudとZENOLOGYはアンインストールした。

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2020/05/12

RolandのPLUG-OUTシンセがRoland Cloudへ行ってしまった

20200512c_airasynthsgoingtorolandcloud

ローランドのプラグアウトシンセ製品がRoland Cloudへ行ってしまった(リンクはこちら )。従来通りの方法で購入できなくなるのではないか、と恐れていたが、本当にそうなってしまった。5月3日に3製品を買ったのだが(記事はこちら)、ぎりぎりのタイミングであった。私は何ら情報をつかんでいたわけではない。

時代はクラウド、なんですかねぇ。

H2

Roland SH-32用のシステムエクスクルーシブファイル(8音色)を公開

20200512a_systemexclusivesforrolandsh32

ローランドSH-32で8音色を作ったので、それらのシステムエクスクルーシブファイルを公開することにした。

ダウンロード - 20200512a_rolandsh32sysx.zip

SH-32のシステムエクスクルーシブファイルは、インターネットで検索しても、ひっかかってこない。つまらん音色でも、ないよりマシではないかと考えて公開する。

8音色の音は以下。

A11 Saw

鋸歯状波バリエーション1を一つ出したもの。エフェクトは「REV/DELAY」(センドリターンのエフェクト)にある「STEREO DELAY」。アフタータッチでビブラートをかけることはできないので、cc#1でかけている。最後はサスティンペダルを踏んで左手で逆Tレバーを上に上げた。SH-32の鋸歯状波のバリエーションは1から12まであるが、12がSuperSawであること以外、私は情報を持っていない。「1番は何に似せた」といった解説をしてくれれば、より趣を楽しめると思うのだが。

A12 Pulse

矩形波(パルス波)のバリエーション1を出したもの。悪い音ではない。バリエーションを変えると風合いが変わる。

A13 Saw String with INS-FX REVERB STAGE

SH-32のエフェクターは、インサーション「INS-FX」が1系統、センドリターンで使える「REV/DELAY」が1系統である。ここで使っているのはインサーションの「REVERB」だ。「COLOR」パラメーターでタイプを変えることができ、「SG1」(後部音響音多め)に設定した。インサーションのリバーブとはパラメーターと音が違う。

A14 Saw String with REV/DELAY STEREO CHORUS

ローランドコーラス!という気分。ここでは、REV/DELAYに入っている「STEREO CHORUS」をかけた。INS-FXには「HEXA-CHORUS」「TREMOLO CHORUS」「SPACE-D」という3つのコーラスがある。どれがどれだか、といった感じだ。

A15 SuperSaw Strings

鋸歯状波のバリエーション12にあるSuperSawを使ったストリングス。エフェクトはSTEREO DELAY。確かにSuperSawらしいと思うが、デチューンを調整できないため、他機種のSuperSawに比べると出せる音の幅は狭い。

A16 Saw Detune Strings

OSC1とOSC2の両方で鋸歯状波バリエーション1を出し、PITCH FINEスライダーでデチューンをかけた。オシレーターが複数あるシンセでは、この方法でストリングスを作るのがオーソドックスだ。エフェクトはREV/DELAYの「REVERB HALL」。

A17 Saw Osc1 Vibrato Strings

OSC1とOSC2で鋸歯状波を出しているのは上のA16と同じで、こちらではデチューン幅固定ではなく、LFO2をOSC1にかけて揺らしてデチューンをかけている。cc#1でデプスを設定できるのはLFO1だけだ。LFO1のビブラートを残したまま、LFO2でデチューンをかけられた。こういうやり方は、できないシンセがけっこうある。SH-32はなかなか多機能だなぁ、と思う。エフェクトはかけていない。

A18 Pwm Strings

PWM(Pulse Width Modulation、パルス幅変調)を使ったストリングス。けっこうきれいにかかっている。OSC1のみを使っている。エフェクトなし。SH-32のPWMのソースはLFO2のみである。SH-32はどこまで「バーチャルアナログ」であるのかが疑わしいシンセで、PWMがなかったら、バーチャルアナログではないと判定されたかもしれない。微妙である。

SH-32は、Nord Lead/Rackに似ていると思う。発音数が比較的多く、4マルチティンバーであるという点が共通しているからだ。エフェクトを内蔵している、電子ドラム音がある、単体で音が出せる、グルーブマシン的な味付けがある、など、後から出た分だけ機能が豊富だし(独立出力がないのは惜しいが)、安価でもあった。サウンド&レコーディングマガジンの記事には「5万5000円」と書かれている。Sound On Soundの記事には479ポンドと書かれている。

今回、SYSTEM-8の左側のSH-32を置いたのだが、これはけっこう当たりだった。

20200512b_rolandsh32asidesystem8

SH-32で最も高い頻度で触るのはVALUEのアップ/ダウンボタンである。それが右下にあるため、ベンダーレバーから少し手を動かせば届く。7セグメントLEDも右下で、この配置だと見やすい。

老眼になるとLCDやOLEDの小さな字を読むのはけっこうつらいので、赤く大きく輝くLEDがありがたい面もある。また、経年劣化で壊れる可能性も、比較的少ないのではないかと期待する。

SH-32の出す音はなかなかにすごく、プリセットを弾くと感心する。楽しいシンセである。

H2

2020/05/10

PIANO Premierで「メヌエット ト長調」

20200510d_logicexs24_pianopremier

KORG Collection TRITONのピアノを弾いて自分のMacBookの性能が、それを弾くには足りないことがわかってショックを受けた。Proteus 2000を試した後に、他のソフトウエア音源で、もうちょい軽いもんはないだろうか、と考え始めた。

そう言えば、昔(タイムスタンプによれば2017年12月らしい)、「PIANO Premier」というピアノ音源を買ったぞ、と思い、WindowsパソコンのハードディスクからUSBメモリーにコピーし、それをMacBookに挿してコピーした。

「PIANO Premier」を作ったPREMIRE SOUND FACTORYは現在も営業中のようだ(リンクはこちら )。PIANO Premierは2回ほど更新されたらしい。

LogicのEXS24で読み込み、「Vel Offset」を「+24」に設定したのが上の画面である。

昔弾いた時には、とにかくMacとLogicの使い方がわからなかったので、ライブラリで音色を選んで鳴らすのが精一杯で、上のEXX24の画面にたどりつくことさえできなかった(恥)。その時に比べれば、少しはMacに慣れたかもしれぬ。

Minuet in G Major

フリーテンポで録音し、手弾き無修正。dbx Quantumでコンプレッサーとリミッターをかけた。テンポがよたっているが、正直、私の演奏能力ではこれを弾くのさえおぼつかない。先日、これを弾こうとして緊張し、結局録音できず、他の曲にしたほどだ。今回は、指が震えつつも、最後までたどりつけた。自分をほめたい。

恥ずかしいと思っていたら、何もできんよな。

H2

E-mu Proteus 2000を出してきた

20200510b_emusystemsproteus2000

ローランドのSD-90をしまい、E-mu SystemsのProteus 2000を出してきた。

SD-90をしまった理由は二つ。SD-90のエディターはWindows版なので、Macでは仮想マシン上で動かさざるを得ないが、その立ち上げが面倒であるのが一つ。SD-90のデジタル出力にフロアノイズが乗り、それを気にしてレベルを調整するのが面倒になったのが二つ目だ。

Proteus 2000を仮接続してフロアノイズを見たら、マイナス112dBくらいだった。MOTIF-RACK XSと同様に良い。ただ、最初に出してきたProteus 2000はデジタル接続の調子が悪い個体で、しばらく使っていたらノイズが出始めたので、別のProteus 2000にした。

Proteus 2000シリーズ向けにはprodatumという優れたエディターソフトがあり(リンクはこちら ) 、Windows版とMac版がある。Mac版をインストールしてみたところ、動きそうな感触であった。

20200510c_prodatumonmac

音を一つ。

E-mu Proteus 2000 ZR-76 ROM "269 syn:Milky Way"

元々はディレイがほとんどかかっていなかったのだが、prodatumでLスライダー(本体のFX Bノブに相当)を上げてディレイをかけた。モジュレーションホイールで揺らした。手弾き無修正。

午前中は、Logic上でどのソフトシンセがどの程度CPUに負荷をかけるかを試した。KORG Collction TRITONのピアノを弾き、ペダルを踏んでジャラララーンとしたら、ブツブツブツブツ!と言ったので驚いた。CPUパワーが足りないらしい。

ピアノとかはハードウエア使う方が安心かな。

H2

Apple LogicのAlchemyを弾いてみる

20200510a_alchemy1963semiacousticthumb

昨日Logicのサウンドライブラリを増やしたので、何があるか弾いてみている。Alchemyは以前もちょっぴり使ったことがある(記事はこちら )。今日はブラウザーで上から聞いてみて、「1963 Semi-Acoustic Thumb」がよかったので、練習で録音した。

Apple Logic Alchemy "1963 Semi-Acoustic Thumb"

ウォーキングするベース。余白が今日の私の気分になじむ。Logicに録音して8分の1の3連のクォンタイズをかけた。エフェクトをかけようかと思ったが、これでいいような気がしてやめた。

困ったのは、再生時にブツブツ音が途切れたことだ。以前使った時にはなかったような気がするが。

「表示」→「コントロールバーとディスプレイをカスタマイズ」と進み、「LCD」を「カスタム」にして「パフォーマンスメーター」を表示させ、その表示をダブルクリックしてウィンドウを出してみた。「処理スレッド数」のバーが75%を超えているので、やばいかもしれぬ。

「環境設定」→「オーディオ」の画面で、「I/Oバッファサイズ」を128から256に、「処理スレッド数」を自動から4に、「プロセス・バッファ・レンジ」を中から大に、「マルチスレッド処理」を「再生とライブトラック」から「トラックを再生」に変更した。これで50%ちょいくらいに抑えられた。

2014年のMacBook Proで動かすのは無理があるのだろうか。

ソフトシンセをあまり使わずに来たのは、パソコンの増強をするのが面倒だ、というのもある。パソコンの増強に金をかけるより、その金でシンセ買う方がうれしい。そんなわけで、MacBookを更新することは、当面予定していない。

メインで使っているWindowsパソコン(タワー?)はCore i7-3820搭載である。このCPUの発売は2012年で、そこからそんなに時間が経過していない時期に買ったように思う。今のところ特に困っていない。

Windowsパソコンを次に作る時は、ソフトシンセを使うことを考えて、CPUをそれなりにいいものにした方がいいのかなぁ。

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2020/05/09

Apple Logicの「完全なサウンドライブラリ」を入れてみることにした

20200509a_applelogicprox_installingallso

Logic Pro Xで、「完全なサウンドライブラリ」を入れてみることにした。40GB必要ということで、容量が足りないと叱られたので、10.15のMac仮想マシンを消して容量を確保した。まあ、Macのお仕事が来ることもないだろうから。

容量ばかり食って、使わないのかもしれんけど。

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2020/05/08

Roland SH-32で初めてのビート作り

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ローランドSH-32のリズム・セットを使ったドラムトラックの作成を試みた。SH-32にはプリセットの「リズム・スタイル」があるので、最初はSH-32のローカルをオフにし、Logicと同期させてリズム・スタイルを呼び出したが、面白くなかったのでやめた。

素直に、キーボードでパターンを適当に打ち、長いバスドラムとシンバルを追加したのが上の図である。

Roland SH-32 My 1st Beat

こういう電子ドラム音で打ち込みをしたのは、私としては今回が初であると思う。これまでは、どうしても生ドラムっぽい音を選んでしまってきたからだ。いざやってみると、本物に似せようという色気がすぱっとなくなるので、電子ドラム音ならではの自由があるように思う。最後にシンバルを入れたが、ディケイが短くて物足りなかったので、Sound Forgeに取り込んだ後に最後だけディレイをかけた。

電ドラって、何でもありだから、面白いのかも。

H2

Apple LogicのDrummerを初体験

20200508c_my1stsessionwithlogicdrummer

Logicには「Drummer」という、ドラムスを作る機能があると聞いたので、試してみた。まずは上の画像の音を。

My 1st Session with Logic Drummer

8小節のパターンを自動的に作ってくれたので、ちょっぴり伸ばしてクラッシュを叩いてもらった。クラッシュの余韻が長く響いていて気持ちがよい。

下の「ビートプリセット」というところでビートを選べる。横のパッド状の領域は、上下が音量の大小、左右が単純←→複雑、になっていて、黄色い丸をどの座標に置くかでドラムスの演奏が変わる。右側の「ハイハット」スライダーでハイハットを叩く量を、「キックとスネア」でキックとスネアを叩く量を設定できる。ドラムのパーツや手のひらをクリックすると、さらに多くのスライダーが現れる。「フィル」つまみでフィルインの増減ができる。「詳細」の中にはプルとプッシュを加減できる「フィーリング」、多少を調整できる「ゴーストノート」なんかがある。

「ライブラリ」を表示させると、ドラマーとサウンド(ドラムキット)を選べる。楽しくなって、ドラマーをありったけダウンロードしてしまった。ディスクの空き容量が不安ではある。

20200508d_logicdrummerlibrary

「インスペクタ」を表示させるとドラムキット(ソフトシンセ)の設定ができる。

20200508e_logicdrummerinspector

上の画面で「Drum Kit」の真ん中をクリックすると、ドラムキットの設定ができる。

20200508f_logicdrummerdrumkitdesigner

上の画面では、中央のバスドラムをクリックして左右の制御画面を呼び出している。バスドラムの種類を選んで、「Tune」「Dampen」「Gain」を調整できる。

大変に面白い。ただ、自分が使いこなせるかというと、自信はない。

H2

Yamaha MOTIF-RACK XSのアルペジオを録音する

20200508a_3tracksforyamahamotifrackxsdru

ヤマハMOTIF-RACK XSにはアルペジオのパターンが多数収録されている。それを使ってバックのドラムスを作れないかと考えていて、「Yamaha MOTIF-RACK XSのドラムをアルペジオで鳴らす」では、コントロールチェンジでアルペジオのオン/オフ、パターン切り替えの実験をした。

そこから一歩進んで、アルペジオのノート情報をシーケンサーに取り込めないか、という実験をした。

まずは音。

Yamaha MOTIF-RACK XS Power Standard Kit 1 playing MB_Power Rock

プリセットドラム001「Power Standard Kit 1」を、プリセットパターン3823「MB_Power Rock」で鳴らしたもの。イキがよい。ノイズが少ないのでクラッシュシンバルの余韻もきれいに入った。

最初の画像は、Logicのトラックである。トラック1には、MIDI入力にキーボードを設定し、MIDIの出力先をMOTIF-RACK XSとして、MOTIFの側でアルペジオをオンにし、アルペジオを呼び出すノート情報を録音した。小節頭で2回発音させただけなので、全音符でクォンタイズをかけた。

次に、MIDI入力にMOTIF-RACK XSの出力を設定し、トラック1を再生、トラック2を録音状態にして走らせる。トラック1がMOTIF-RACK XSのアルペジオを呼び、そのアルペジオのノート情報がトラック2に録音される。

そのテストをする際は、トラック1をミュートし、トラック2を再生状態にし、MOTIF-RACK XSのアルペジオを切る。アルペジオを切るのを忘れるとちゃんと再生されない。

このようにトラック1とトラック2を使ったのは、アルペジオを呼び出すノート情報にクォンタイズがかかっていないと、微妙にずれることがわかったからだ。ただ、呼び出しノートがジャストであるとしても、それでも、トラック2に録音された音は、微妙には遅れている。今回はトラック2にクォンタイズをかけていないが、かけた方がよいのかもしれない。

ノート情報を記録できると、後で編集がしやすい。音を追加できるのもメリットだ。今回は、トラック3に、終わりのクラッシュシンバルを入れてみた。

いいなぁ、きれいな音だなぁ。さすがヤマハ。

H2

2020/05/07

Roland SD-90のデジタル出力のノイズが大きい

20200507c_noisefloorofsd90digitalconnect

ローランドSD-90をADI-8 DDにつなぎ、デジタル接続にもかかわらずノイズが多くて困っている。上の図では、マイナス70dB程度であるが、デジタル接続では、この数値は100dBを超えてほしいものなのだ、私としては。SD-90の調整をいろいろといじってみたが、瞬間的にノイズが消えることもあるものの、継続的にノイズを消すことはできていない。

アナログ接続も試したが、それもかんばしくない結果であった。

SD-90の欠点は、普通にキーボードを接続して弾くと音量が小さ過ぎることだ。かなり高いベロシティを与えないと、しっかりした音量で鳴らない。設定のいろいろなところでレベルが「127中の100」になっていたりして、余計音が小さくなる。音が小さくなるとノイズに沈む。

DTM用途で使うから、とばかりに、鍵盤で弾く人のことを忘れていなかったろうか。

あと、パラメーターがやたらと多く、その説明書が存在しない(公表されていない)。どこかの出版社が本を出すだろうから、オフィシャルなドキュメントはいらないだろう、と、作り手は傲慢になっていなかったか。

私がエディターを作った時はMIDIインプリメンテーションのパラメーター・アドレス・マップを見て作ったが、パラメーターの意味がわからず、聴感上の効果を確認できないまま進めたパラメーターがたくさんあった。自分が作ったプログラムに自信を持てないのは、そういう理由もある。

SD-90でまともな音量を出す鍵となるのは、「Part Velocity Sense Offset」パラメーターであると思う。音が小さくて困る際は、これをマイナスの方に振るとよい。ただ、音色によっては元の形が大きく崩れるので、音色を変える場合は元に戻してオーディションをした方がよい。

音は小さいしノイズはでかいし、ぶつぶつ。

Full Moon Melody A

SD-90の「074-0-097 Flute 2」をエフェクトなしで出して、Eventide Eclipseの「Chorustaps」を加えた。今日は、Eclipseを2系統で使えないかという疑問も試したのだが、96kHz駆動では無理なようだった。残念。月がきれいな夜。

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Roland SD-90を出してきた

20200507a_rolandsd90studiocanvas

ローランド(当時のブランド名はEDIROL)のSD-90 Studio Canvasを出してきた。SC307の上にハーフラックくらいは何とか置けるので、そこに適当ではないかと思ったからだ。デジタル出力をADI-8 DDに接続した。

MIDI信号は、USBではなく、MOTU micro expressから双方向のMIDIケーブルで接続した。Windows仮想マシン→UM-1EX→micro expressという経路で下の画面のエディターソフト「SynEdit for SD-90」を使いたかったからだ。

20200507b_syneditforsd90inwindows10virtu

このソフトは、私が2003年から2006年にかけてコツコツと作ったものだ。仕様書を見ながら、けっこうな時間をかけて作った。MFXの一つずつに対応した画面を作るのが大変で、最後は力尽きた。バグが取り切れた自信はないし、バグを見付けたとしても、ビルドができる環境を整えていない。整えようとしても、できるかどうか。

音を一つ。

Roland(EDIROL) SD-90 Studio Canvas "D.L.A.Pad"

Nativeモードの最初に入っているのがこの「D.L.A.Pad」だ。おお、SC-88proSTとは違うなぁ、と思ったものであった。ただ、SD-90を買ったころは打ち込みをしている時間があまりなかったのかもしれないし、派手な音があってもその使い方がわからなかったのかもしれない。SD-90は、ほとんど使った覚えがない。

MIDIインプリメンテーション・チャートを今回見てわかったことだが、クロックの送受信機能はないようだ。なんと潔い仕様であることか。今となっては少々残念な仕様ではあるが。

壊れていないことを確かめてしまうか、使うか、どんなもんでしょう。

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2020/05/05

Roland SH-32を出してきて更新

20200505f_rolandsh32

ふと気が向いて、押し入れからローランドのSH-32を出してきた。ラップトップスタンドの下という狭苦しい場所だが、なんとか入った。

音を一つ。

Roland SH-32 "C18 GR300 Lead"

音色名を知らずに演奏したので、サックスのような金管のような音と思ったが、説明書で音色名を見たら、音を作った人がイメージしたのはギターシンセサイザーGR300であったとわかった。音声編集ソフトで波形を見て、下に偏っているのに驚いた。それが聴感上どうなのかというと、何ら情報を持っていないが。

音を一つ録音した後で上の写真を撮影し、それを編集していて、LFOのDEPTHノブが曲がっていることに気付いた。曲がっていても動作してくれれば問題ない、と考えて回してみたが、どうも動作していないようだ。つまみを外したりしてぐりぐりやっているうちに、ぽこっとどこかにはまった感触があり、一応動くようになった。

布の鞄に入れてしまっていたのだが、変な力をかけたんだろうなぁ。危ない危ない。

SH-32についてネットサーフィンしていて、ローランドUSAのSH-32情報ページ にシステム1.06があるのに気付いた。今入っているバージョンが何かわからないし、更新に失敗したらそれっきり使えなくなるかもしれないので、躊躇したが、それでも、更新にチャレンジすることにした。

Windows PCにUM-1EXをアドバンスドドライバーOFFで接続し、ローランドのソフト「UpdSMFJ」でMIDIファイルを送信した。

20200505g_updateingrolandsh32

MIDIファイルは19個なので、「32」という数値は謎である。ゆっくり進むのでじれったいが、それでうまくいくのならそれでよし、とじっくり待つ。ファイル送信が終了した時の様子が下の写真だ。

20200505h_updaterolandsh32sendsmfcomplet

SH-32の方は、「End」と表示して、お祝いであるかのように、LEDインジケーターを盛大に点滅させてくれた。

20200505i_rolandsh32updateend

ここ数日、SYSTEM-8やSYSTEM-1mなんかを弾いていたもので、それに比べると、SH-32はモコモコした音がする。標準設定では「ロー・ブースト機能」が有効になっており、それを切っても、やっぱりモコモコ感はある。よい言い方をすれば、太い音なのかもしれない。

SH-32を出してきたのは、なんか、ドラム音源がほしいなぁ、と思ったからだ。机右セットはSYSTEM-8をメインに、SYSTEM-1m、MOTIF-RACK XSなどをつないであり、MOTIF-RACK XSで幅広い音を取り揃えている。ソフトシンセもある。それでも、ドラムほしいなぁ、とちょっと思ったのだった。

SH-32には707/808/909系のドラム音源が入っている。「リズム・スタイル」という機能で、パターン64種の一つを演奏できる。本体のプレビューボタンで演奏すればMIDI出力を出してくれるので、パターンがどのノートであるかも判別できそうだ。優れた音質であるとか優れたパターンであるとかいうつもりはないが、ある程度は楽しめそうだ。

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パッチケーブルを購入

20200505a_redpatchcables

パッチケーブル2本を購入した。470円(送料含む)。届いて実物を見ると思ったより短い。端子の先から先までで約59cmと説明文に書かれており、それはまったくその通りであった。私が勘違いしていたようだ。

よく使っているオーディオテクニカのパッチケーブルより長いかと思ったが、短かった。

下の写真がよく使っているオーディオテクニカのパッチケーブルで、今日測ってみたところ、約67cmであった。

20200505b_audiotechnicabluetspatchcables

ちなみに、このパッチケーブルの兄弟製品で、TRS(Tip Ring Sleeve)のものも愛用している。

20200505c_audiotechnicabluetrspatchcable

他にも標準径のパッチケーブルがあったよなぁ、と出してきた。下の写真はKORG MS-20 Kitに付属してきたもので、約46cm。

20200505d_korgms20kityellowpatchcables

どこかの楽器店で買ったと思われる、ギターっぽい黒のケーブルもあった。約57cm。

20200505e_blackpatchcables

ケーブル類は、種類ごとに段ボール箱(SCSI外線とオーディオ変換コネクターは袋)を用意して入れている。

・フォンフォン(標準径、ミニ)

・デジタル

・XLR

・その他オーディオ(RCAピン、変換、スピーカーなど)

・オーディオ変換コネクター

・MIDI

・電源3極

・電源3極~2極(機器側が3極で先端が2極であるもの)

・電源2極

・テーブルタップ

・USB

・SCSI外線

・コンピューター外線(USB、SCSI除く)

・コンピューター内線(SCSI含む)

といった具合だ。ACアダプターはまた別の箱がある。

やれやれ。

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2020/05/04

Roland SYSTEM-1mの音色を聞く

20200504a_rolandsystem1mwithlibrarian

ローランドのSYSTEM-8に続いて、SYSTEM-1mも出してきた。Mac上でSYSTEM-1のライブラリアン(ソフトシンセであるが、料金を払っていないのでライブラリアンとしてのみ使用できる)を動かし、音色を聞いてみている。

SYSTEM-1mの音色のオーディションは、なかなかうまくできなかった。SYSTEM-1mはベロシティとアフタータッチを受信し、なおかつSYSTEM-1m側ではその調整ができないという凶悪な仕様である。プリセット音色はSYSTEM-1で作られたものであろうから、ベロシティフルで鳴るように作られている。それをまともに聞くには、ベロシティフルのノートオンを送らなければならない。

それができるキーボードはもちろんあるし、キーボードでそれができない場合はソフトウエアでフィルターして調整することもできるが、面倒である。SYSTEM-8には「VELOCITY OFF」という専用ボタンがある。これは、SYSTEM-1mのオーディションをする際は、大変にありがたい。

SYSTEM-1mは音色名を表示するディスプレイを持たないので、音色名を見るにはライブラリアンを使う。その仕様も今一つである。「PATCH」をクリックして音色一覧のダイアログを出した状態で音色の選択をした場合、ソフトシンセは(たぶん)その音色が鳴る。しかし、SYSTEM-1mに転送するには、ダイアログを閉じて「SEND」を押さねばならない。これが大変に面倒である。

今回、ちょっと別の方法を見付けた。音色一覧ダイアログは使わずに、音色名をクリックしてポップアップメニューを出し、プリセットを選ぶとのだ。SENDを押さねばならないのは相変わらずで作業が1個多いなぁと思うが、これならまあ、耐えられないこともない。

では録音を一つ。

Roland SYSTEM-1m "BS Saw Detune"

このごろ、私はこういう暑苦しいベースに反応しがちなのかもしれない。録音時に下がありすぎてレベルが上がらないのではないかと危惧し、dbx Quantumのイコライザーで下を少しカットした。

しばらくはSYSTEM-1mと8を使ってみよう。

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2020/05/03

RolandのAIRAプラグアウト3種を購入

20200503e_rolandsh101inmac

しばらく前から考えていたのだが、ローランドのAIRAプラグアウト3種(SH-101、SH-2、Promars)を購入した。SYSTEM-1mユーザーの優待価格で2万9700円。SYSTEM-100は既に買っているので、これで4種揃ったことになる。

日本のシンセ御三家は、ソフトシンセを積極的に販売していない。ハードウエアシンセという本業を侵食しないようにと思っているのではないだろうか。

コルグはKORG Collectionを売っているが、全部入りの「Special Bundle v2」は4万3890円(税込みなのか税別なのか不明)。けっこう高い。ただ、現在は特別価格の税込3万2890円となっている。

ローランドは、Roland Cloudに加入すれば使い放題であるが、毎月料金がかかるのは、私としては敬遠したい。ローランドが現在単体で販売しているソフトシンセは種類が少ない。もしかしたら、単体販売はやめてしまうかもしれない。買い逃したら後悔するだろう、ということで、思い切って買った。

SYSTEM-8にプラグアウトしてみたら、ずいぶんと感触がよい。発音までの時間が短い気がする。CPUの能力も、SYSTEM-8は十分であるような気がする。気がするばかりで申し訳ないが。

使い勝手も申し分ない。SYSTEM-8で使う際は、音色名がちゃんと出る。有効なつまみやスライダーが緑色に光るのはSYSTEM-1/1mも8も同じだが、SYSTEM-8の場合、操作するとそのパラメーターが画面に表示される。今触ったところが何の機能なのかわかる。また、ENTERボタンを押せばロータリーエンコーダーで設定できる。SYSTEM-1mよりも使いやすい。

ただ、ソフトシンセおよびSYSTEM-1/1mと、若干の違いがあるようだ。

上の画面でエフェクトのところを見ていただきたい。CRUSHER、REVERB、DELAY、TIMEという4つのつまみがある。SYSTEM-8の場合は、下の写真のようになっている。

20200503f_rolandsystem8playingsh101plugo

EFFECTのDEPTHはCRUSHERに相当する。DELAY/CHORUSのTIMEがTIME、LEVELがDELAYに相当する。REVERBのLEVELがREVERBに相当する。それに加えて、3個のノブが点灯している。DELAY/CHORUSとREVERBは、一番上のノブでモードを切り替えられる。REVERBはTIMEを変更できる。実をいうと、画面で呼び出すパラメーターは、もっとたくさんあったりするのだった。

で、それらを使って作った音は、ソフトシンセの方では同じように再現されるのだろうか。実験してみた。

まず、SYSTEM-8にSH-101 Plug-outを入れ、コーラスをかけた音を作った。

SH-101 Plug-out in SYSTEM-8 "Saw1Chorus1"

ちゃんとコーラスがかかっている。

その音色をMac上のSH-101に送り、演奏してみたのが下の録音だ。

SH-101 in Mac "Saw1Chorus1"

コーラスが消えてディレイがかかってしまった。

私が推測するのは、AIRAのソフトシンセ群は、SYSTEM-1を想定して作られているということだ。ソフトシンセにはSCATTERがあるが、1mと8にその機能はない。8ではエフェクトが強化されたが、それはソフトシンセには反映されていない。

ということで、音を作る際は、SYSTEM-8で使うつもりなのか、ソフトシンセで使うつもりなのか、を考えて作らなければならないようだ。面倒であるが、でもなんというか、SYSTEM-8の機能強化はありがたいことなので、それを中心に考えていくかもしれない。

SYSTEM-8は、7種のプラグアウト(JUPITER-8、JUNO-106、JX-3P、SH-101、SH-2、Promars、SYSTEM-100)の中から3つを入れられる。音がよく、機能拡張も適切で、操作がしやすい。いいシンセである。

もちろんSYSTEM-8に願うこともある。61鍵盤欲しかった。アフタータッチが欲しかった。鍵盤の質も、もうちょい良いものであれば嬉しかった。音数も16音ポリだったら嬉しかった。「SYSTEM-16」として製品化してくれれば、たぶん私は買う。パネル面に余裕があれば、ホイールもぜひ。

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Ploytec PL2で暑苦しいベース

20200503b_ploytecpl2_heavy01

Ploytec PL2で音を作る、というのをやってみている。最初にパルスを響かせ、次に暑苦しい音を作った。

Ploytec PL2 "Heavy01"

NormalモードでMonoでWaveform1を出し、Note PriorityはHighest。カットオフを落としてレゾナンスを上げ、PWM1を上げたり、PWM Modulationをオンにしたりして音を作った。Eventide Eclipseでリバーブを付加した。

モジュレーションホイールは、ホイールだったら使えるかもしれないが、手を離すと戻るSYSTEM-8のレバーでは使うのが難しい。Note Priorityを変えると音が変わる、MIDIクロックがいろんなところに影響する、ADSRがきれいにかからない、など、かなり手こずる。

コントローラーマッピングは、いくらやってもうまくいかない。ファームウエアの更新がうまくできていないのかもしれないが、本当のところはわからない。

このところ、新興メーカーのものをいくつか試しているが、古株メーカーのものは、やっぱり、ソツなくまとめられてるよなぁ、と思う。

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Roland SYSTEM-100 PLUG-OUTで「5月の夏」

20200503a_rolandsystem100plugoutinsystem

ローランドのソフトウエアシンセサイザー「SYSTEM-100」をSYSTEM-8の3番スロットにプラグアウトして弾いてみた。プリセット選択時に名前を確認できるのがいい。SYSTEM-1と1mには音色名を表示するディスプレイがない。

Summer In May

SYSTEM-100 PLUG-OUTのプリセット「C-7 PD Summer Pad」の独奏。メトロノームはかけたが、手弾き無修正。指がひっかかったところも、まあ、いいかな、と。

音を編集するということになると、ソフトシンセでやった方がいいかもしれない。つまみの操作が画面に出た方がわかりやすいからだ。

SYSTEM-700のソフトシンセ化ってどうかなぁ。偉業になるとは思うが、でも、売れるかというとどうだろう。高くしたら売れないだろうし。商売としては難しいかな。

H2

2020/05/02

Ploytec PL2を購入

20200502e_ploytecpl2

独Ploytecのデュオフォニック(またはモノフォニック)シンセサイザー「PL2(πλ²、ピーエルスクエアド)」を購入した。9790円+送料990円。

私がこれまで買ったシンセの中で、最小最軽量。日本の販売代理店ディリゲントの製品情報ページ によれば、45×45×72ミリメートル、30グラムであるという。 MIDI端子が供給する電源で動作するという驚くべき仕様である(USB給電用の端子も付いている)。MIDI入力の他には、音声出力端子が1個あるだけだ。つないだら鳴ったので安心した。

操作をするためのソフトがある。Settings画面では、ファームウエアの更新ができる。

20200502g_ploytecpl2editorsettings

とりあえず、2.5にしてみた。昔のものに戻せない、ということはないようである。

下の画面で、音色選択をして聞いてみた。音色名が表示されるのがありがたい。

20200502f_ploytecpl2editor

では上の画面の「Winter Bass」を。

Ploytec PL2 "Winter Bass"

レバーでcc#1を送りながら弾いた。レバーにまだ慣れていない。デジタルフィルターのカットオフとパルス幅に変調がかかるのだが、レバーを上げてから元に戻すとカットオフが低くなって音が消える。極悪である。ホイールで使うべきかもしれない。

もう一つ。

Ploytec PL2 "PR - L08"

「Waveform」が「bassdrum mode」になっている音。さすがテクノの本場である。

パソコンにMIDIインタフェースがあれば使えるわけだから、引っ越し時にいいかも。ライブをする人なら、飛び道具として仕込むのもありかもしれない。スタジオの空間が限られている人にも好適だ。

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Roland SYSTEM-8は確かに「クラシック」だ

20200502d_rolandsystem8jupiter8f4_1981cl

ローランドのSYSTEM-8は、理解しにくい。ローランドのWebサイトの紹介文(リンクはこちら ) は、ある時一新され、「新たなクラシック」と述べている。私はそれを、今日になって、やっと理解できたように思う。

現在のSYSTEM-8は、パッチモードではSYSTEM-8、JUPITER-8、JUNO-106、JX-3Pという4つの選択肢があり、それぞれに64個の音色がプリセットされている。JUPITER-8ではF1~H8までの24個に「1981」から始まる音色が、JUNO-106ではF1~H8までの24個に「1984」から始まる音色が、JX-3PではE1~H8までの32個に「1983」から始まる音色が入っている。それらは、昔のプリセット音色である。上の写真の「1981 Clav」はJUPITER-8のものだ。

SYSTEM-8のJX-3Pは昔のプリセット音色のすべてが入っていると思うが、JUPITER-8とJUNO-106はそうでもなさそうだ。SynthmaniaのJUPITER-8のページ には、64個のファクトリーパッチの一覧が掲載されている。SYSTEM-8に入っているのはその一部だ。

SYSTEM-8の古いプリセット音色を弾くと、タイムスリップしたような気がする。ベロシティによる変化はない。エフェクターは、JUPITER-8では何もないし、JUNO-106とJX-3Pではコーラスのみだ。そのコーラスは大変にノイジーである(TONEつまみをひねればノイジーさを消せることも言及すべきだろう)。なんというか、昔そのまま、を感じさせる音なのだ。

私はJUPITER-8もJUNO-106も買ったことがない。MKS-30は持っていたが、壊れて捨ててしまった。だから、実機と比べたわけではないが、それでも、SYSTEM-8のJUPITER-8、JUNO-106、JX-3Pの音は、かなり実機に近いのではないかと思う。

ローランドのシンセには、JUPITER-8サウンドとかJUNO-106サウンドとかが無数に詰まっているが、SYSTEM-8のJUPITER-8やJUNO-106は、汚さも含めて、抜群にリアルである。それが「クラシック」の意味ではなかろうか。

Roland SYSTEM-8 JUPITER-8 F-4 1981 Clav

1981年のシンセにはベロシティセンスもエフェクターもなかったが、それでいいんじゃん、と感じさせる。それから39年かよ。

私が最初に買ったシンセ、ヤマハCS-40Mにはベロシティがなかったが、そもそもクラビの真似をしようと思わなかった。その次に買ったDX7にはベロシティセンスがあったため、クラビの音色はベロシティ付きが当たり前だと思っていた。ベロシティない方が楽に弾けるというのは、今回の発見だった。下手だから、ではあるが。

JUPITER-XとJUPITER-Xmはどうなんでしょうねぇ。

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Roland SYSTEM-8でKORG Collectionを弾く

20200502a_rolandsystem8forkorgcollection

机右側を再編した。KORG Collection 2を快適に弾きたいなぁ、と思った場合に、机右側は従来はNovation Bass Station IIがメインキーボードであったのだが、鍵盤数が25というのはやはり狭い。

机左側のPa1000で弾いてもみた。鍵盤が61あるのは良いのだが、Pa1000のスピーカーで弾くのがどうもなぁ、とも思った。また、Pa1000にはつまみがあまりないので、KORG Collection Polysixのつまみをぐりぐり、ということはできない。

そんなわけで、机右側のメインをローランドSYSTEM-8にし、ディスプレイを見やすい位置に置いたのが最初の写真の配置である。

音を一つ。

KORG Collection 2 Polysix "Saw01"

Polysixの「Template」→「Init Program」を簡単に調整した鋸歯状波のリード。ビブラートはSYSTEM-8のレバーX方向(cc#1)でかけた。エフェクトは「14:Stereo/Cross Delay」。MR-2000Sを回して手弾きしたので、演奏は無修正。

画面一つでパラメーターの多くを一覧できるのはとても嬉しい。内蔵エフェクトも嬉しい。エフェクトをかけたい時はLegacyCellで、ということをする必要がなくなった。

20200502b_korgcollection2polysixsaw01

以前のPolysixはパッチを32個単位で扱うことしかできなかったが、今回はプログラムブラウザーが付き、プリセットのバンクもいくつかある。音色には「Author」「Type」を指定できる。

20200502c_korgcollection2polysixprogramb

今回のバージョンアップは大きいなぁ。

SYSTEM-8も、久々に出してきて、感じることがあった。それはまた次回。

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