2021年2月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            

カテゴリー

« PIANO Premierで「メヌエット ト長調」 | トップページ | RolandのPLUG-OUTシンセがRoland Cloudへ行ってしまった »

2020/05/12

Roland SH-32用のシステムエクスクルーシブファイル(8音色)を公開

20200512a_systemexclusivesforrolandsh32

ローランドSH-32で8音色を作ったので、それらのシステムエクスクルーシブファイルを公開することにした。

ダウンロード - 20200512a_rolandsh32sysx.zip

SH-32のシステムエクスクルーシブファイルは、インターネットで検索しても、ひっかかってこない。つまらん音色でも、ないよりマシではないかと考えて公開する。

8音色の音は以下。

A11 Saw

鋸歯状波バリエーション1を一つ出したもの。エフェクトは「REV/DELAY」(センドリターンのエフェクト)にある「STEREO DELAY」。アフタータッチでビブラートをかけることはできないので、cc#1でかけている。最後はサスティンペダルを踏んで左手で逆Tレバーを上に上げた。SH-32の鋸歯状波のバリエーションは1から12まであるが、12がSuperSawであること以外、私は情報を持っていない。「1番は何に似せた」といった解説をしてくれれば、より趣を楽しめると思うのだが。

A12 Pulse

矩形波(パルス波)のバリエーション1を出したもの。悪い音ではない。バリエーションを変えると風合いが変わる。

A13 Saw String with INS-FX REVERB STAGE

SH-32のエフェクターは、インサーション「INS-FX」が1系統、センドリターンで使える「REV/DELAY」が1系統である。ここで使っているのはインサーションの「REVERB」だ。「COLOR」パラメーターでタイプを変えることができ、「SG1」(後部音響音多め)に設定した。インサーションのリバーブとはパラメーターと音が違う。

A14 Saw String with REV/DELAY STEREO CHORUS

ローランドコーラス!という気分。ここでは、REV/DELAYに入っている「STEREO CHORUS」をかけた。INS-FXには「HEXA-CHORUS」「TREMOLO CHORUS」「SPACE-D」という3つのコーラスがある。どれがどれだか、といった感じだ。

A15 SuperSaw Strings

鋸歯状波のバリエーション12にあるSuperSawを使ったストリングス。エフェクトはSTEREO DELAY。確かにSuperSawらしいと思うが、デチューンを調整できないため、他機種のSuperSawに比べると出せる音の幅は狭い。

A16 Saw Detune Strings

OSC1とOSC2の両方で鋸歯状波バリエーション1を出し、PITCH FINEスライダーでデチューンをかけた。オシレーターが複数あるシンセでは、この方法でストリングスを作るのがオーソドックスだ。エフェクトはREV/DELAYの「REVERB HALL」。

A17 Saw Osc1 Vibrato Strings

OSC1とOSC2で鋸歯状波を出しているのは上のA16と同じで、こちらではデチューン幅固定ではなく、LFO2をOSC1にかけて揺らしてデチューンをかけている。cc#1でデプスを設定できるのはLFO1だけだ。LFO1のビブラートを残したまま、LFO2でデチューンをかけられた。こういうやり方は、できないシンセがけっこうある。SH-32はなかなか多機能だなぁ、と思う。エフェクトはかけていない。

A18 Pwm Strings

PWM(Pulse Width Modulation、パルス幅変調)を使ったストリングス。けっこうきれいにかかっている。OSC1のみを使っている。エフェクトなし。SH-32のPWMのソースはLFO2のみである。SH-32はどこまで「バーチャルアナログ」であるのかが疑わしいシンセで、PWMがなかったら、バーチャルアナログではないと判定されたかもしれない。微妙である。

SH-32は、Nord Lead/Rackに似ていると思う。発音数が比較的多く、4マルチティンバーであるという点が共通しているからだ。エフェクトを内蔵している、電子ドラム音がある、単体で音が出せる、グルーブマシン的な味付けがある、など、後から出た分だけ機能が豊富だし(独立出力がないのは惜しいが)、安価でもあった。サウンド&レコーディングマガジンの記事には「5万5000円」と書かれている。Sound On Soundの記事には479ポンドと書かれている。

今回、SYSTEM-8の左側のSH-32を置いたのだが、これはけっこう当たりだった。

20200512b_rolandsh32asidesystem8

SH-32で最も高い頻度で触るのはVALUEのアップ/ダウンボタンである。それが右下にあるため、ベンダーレバーから少し手を動かせば届く。7セグメントLEDも右下で、この配置だと見やすい。

老眼になるとLCDやOLEDの小さな字を読むのはけっこうつらいので、赤く大きく輝くLEDがありがたい面もある。また、経年劣化で壊れる可能性も、比較的少ないのではないかと期待する。

SH-32の出す音はなかなかにすごく、プリセットを弾くと感心する。楽しいシンセである。

H2

« PIANO Premierで「メヌエット ト長調」 | トップページ | RolandのPLUG-OUTシンセがRoland Cloudへ行ってしまった »

Roland/BOSS」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« PIANO Premierで「メヌエット ト長調」 | トップページ | RolandのPLUG-OUTシンセがRoland Cloudへ行ってしまった »

「シンセな日々」検索







ウェブページ