Reon Driftbox R_midiとRoland SYSTEM-1mで「低音圧2」
昨晩思い立って、Roland SYSTEM-1mのエンベロープジェネレーターの信号をReon Driftbox R_midiに入れるという実験を始めた。Driftbox R_midiはプチプチ雑音がするのが私としては困りもので、それをなんとかできるのではないかと考えたからだ。
いくつか接続を試し、上の写真は、SYSTEM-1mのフィルターエンベロープを紫色のケーブルで、アンプエンベロープをオレンジ色のケーブルで出した様子である。
下の写真は、紫色のケーブルをDriftbox R_midiのVCF CV INに、オレンジ色のケーブルをVCA CV INに接続した様子である。
Driftbox R_midiの内蔵エンベロープは使わなかった。音程情報は、SYSTEM-1mのMIDIスルーをDriftbox R_midiのMIDI入力に入れ、MIDI経由で送った。
プチプチという雑音を完全に除去することはできない。Driftbox R_midiは、VCO1が低音優先、VCO2が高音優先で、これらの音程が定まるタイミングが、ゲートのタイミングと完全に同じにはならない。演奏で制御すべきところだが、なかなかうまく弾けるものではない。
SYSTEM-1mのエンベロープジェネレーターはDriftbox R_midiのものに比べれば、素直に動く。ただ、SYSTEM-1mのエンベロープ出力はレベルが固定なので、本来ならアッテネーターをかますべきであるとは思う。それがないため、音作りの時に少し不便ではある。
でも、Driftbox R_midiを普通に使うよりは、雑音が抑えられたと思う。
Bass Pressure 2
シンセベース独奏。Logicで少しずつ録音し、クォンタイズなどの編集を加えた。左チャンネルに振っているのがDriftbox R_midiで、最初はそれだけが鳴っている。エクスプレッションペダルを徐々に踏み込んで、右チャンネルのSYSTEM-1mの音をかぶせた。2種のベースをパンを振って混ぜるというのは、私としては初の試みであると思う。残響系のエフェクトは、SYSTEM-1mの音に内蔵のエフェクトをかけただけ。
MP3ファイルを作るにあたり、普通にVBR(Variable Bit Rate、可変ビットレート)で圧縮したら5MBほどにふくれてしまったので、CBR(Constant Bit Rate、固定ビットレート)にしたら、音が極端に汚くなってしまった。結局、「VBR Quality」というスライダーを70にして、3MB台に抑えた。これでも、圧縮していないWAVファイルと比較すると、けっこう音がつぶれたように思う。
いろいろと、難しいですなぁ。
H2
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