WavPlayerを更新、ランダム再生を可能に
主に使っているWindowsパソコンで音声ファイルを再生する際、まじめに聞く場合はfoobar2000などを使うのだが、自作の「WavPlayer」というソフトも未だに使っている。
1997年の初期バージョンがこちらにある。これはVisual Basicのバージョン4か5で作ったものだろう。2012年ごろ、Visual BasicとC#で書き直した。
ディレクトリツリーが左に表示され、ディレクトリを選ぶとその中にある音声ファイルがリストアップされ、その再生ができる。リストを作る手間がなく、ファイルを探す際などに役立つ。
m4aファイルを使うようになり、WavPlayerは対応していないから困るなぁ、と考え、ソースコードを探した。ところが、実は、メニューで「設定」→「拡張子」を選び、m4aを追加するだけでm4aの再生ができたので(ただし「長さ」は表示されない)、その点でソースコードを更新する必要はなかった。
それでも、C#のソースコードが見つかり、Visual Studioも使える状況なので、懸案であったランダム再生ができるようにしようと思い立った。
これまで使ってきたWavPlayerは、音声ファイルの再生が終了した時に、そこで停止するか、または次の曲へ行くことはできたのだが、ランダムができなかったのだ。
で、作ったのが、上の写真のバージョンである。右上端に「曲終了時」というドロップダウンリストボックスがあり、「停止」「次の曲」「前の曲」「ランダム」を選べる。「シャッフル」は、作ろうかと思ったが、面倒になってやめた。
WavPlayerの本日版を以下に公開する。現状有姿(現状のありのままの状態)で公開するものであり、不具合があっても、私は責任を負わない。
Windows x64対応のsetup.exeなどをダウンロード - wavplayerx64_20200706.zip
ソースコードをダウンロード - wavplayer20200706source.zip
ちなみに、「長さ」はあてにならない。Windows Media Playerの機能を呼び出しているのだが、Windows Media Playerの戻してくる長さが、VBRのMP3などで、間違っていることがあるように思う。
(2020/07/07追記)
上記バージョン(2020/07/06版)には不具合があります。ダウンロードしないでください。更新したこちらをご検討いただければと思います。
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