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2020/07/10

Clavia Nord Stage 3で基本音色を作る(10音色)

20200710a_clavianordstage3hp76

風邪が抜けなくてやる気がない状態が続いている。手なぐさみにNord Stage 3 HP76の電源を入れ、シンセセクションで基本波形を使った音色を10個作ってみた。

Saw01

クラシック波形の鋸歯状波を1個使ったリード音。4秒くらいのところに出てくるビブラートはアフタータッチによるもの。13秒くらいのところに出てくるビブラートはピッチスティックを揺らしたものだ。フィルターは「LP M」。ディレイを少しかけている。よくできたバーチャルアナログだと思う。太さと鋭さのバランスがいい。

Pulse1

先の「Saw01」の波形を「Square」に変え、モノレガートにしてポルタメントを少しかけ、ビブラートをホイールでかけたもの。カットオフとレゾナンスの調整もした。モジュレーションホイールでかければ十分なビブラートがかかるのに、アフタータッチだとかかりが弱い。もうちょいなんとかしてくれんかなぁ、と思う。サウンドメニューの中の設定を、アフタータッチ時にも有効にしてくれればいいのではなかろうか。Nord Stage 3のシンセは、モノにするとフルタイムでポルタメントがかかり、モノレガートにするとフィンガードのポルタメントがかかる。ヤマハDX7はポリでもポルタメントをかけることができたので、その後に買ったシンセではがっかりすることが多い。

ATMorphVib

通常のビブラート機能でアフタータッチビブラートをかけるのではない方法を試した音色。オシレーターのコンフィギュレーションを「1 Pitch」にし、アフタータッチでオシレーターセクションの「LFO」をモーフしてビブラートをかけた。少しはかかりがよくなるが、十分とは言えない。ヤマハのDX7とかEX5とかMONTAGEでは、発音時の揺れをアフタータッチビブラートで出せるのだが、Nord Stage(持っているのは初代EXと3)では難しい。

SawStrings

クラシックの鋸歯状波を選び、コンフィギュレーションを「4 Detune」にしてデチューンをかけて揺らしたもの。ユニゾンを「1」にしてステレオ感も付加した。ディレイはなし、リバーブを「ROOM 2」で少しかけている。バーチャルアナログの素性の良さはさすがだ。Nord Stageは、電子ピアノの中で最良のシンセを搭載した機種であると私は思う。

SawBrass

鋸歯状波を一つ出し、MOD ENVでカットオフを大きく揺らして作ったシンセブラス。バーチャルアナログの素性の良さは、この音でも感じる。エンベロープジェネレーターが3ポイントであるため、サスティンレベルをうまく調整できず、もどかしい。EGは4ポイントあった方が使いやすいがパネル面積が限られているので、まあ仕方ないかとは思う。揺らしたくなかったので、エフェクトはリバーブを少しかけただけ。

FmStrings

クラシックの正弦波を選び、コンフィギュレーションを「13 FM2」にして、モジュレータをキャリアと同じ周波数にしたままで(値でいうと「0 semi」)FMをかけて作ったストリングス。FMだけだと倍音をうまく制御できないので、カットオフとレゾナンスを使った。FMのコンフィギュレーションが2個しかない。Claviaのこれまでの機種に比べ、控え目である。ユニゾンは「3」にしている。ユニゾンを3にすると揺れ過ぎることが多いのだが、この音はこれでOKだった。Nord Stage EXはユニゾンがつまみで、あれは良かったなぁ。

PwmStrings

PWM(Pulse Width Modulation、パルス幅変調)を使ったストリングス。PWMは音が低いところが揺れ過ぎるので、上できつめにかかり、下で控え目にかかるように調整することが時々あるのだが、Nord Stage 3でそれはできないようだ。

SuperSawStrings

Nord Stage 3のオシレーターセクションには「SUPER」という波形カテゴリーがある。その最初にある「Super Wave Saw」でストリングスを作った。ローランドのSuperSawはデチューン量を変えられる機種が多いが、Nord Stage 3は、1と2で違う程度で、可変ではない。それでも、文句なくいい音だ。

WavEp1

Nord Stage 3のオシレーターセクションには「WAVE」という波形カテゴリーがあり、ピアノ系を含む多くの波形が入っている。ここでは「Wave EPiano 1」を選び、オシレーターコンフィギュレーションを「12 FM1」にしてFM変調をかけた。ユニゾンを「2」にしてステレオ感を付けた。クラシック波形でなくてもFMかけられるんだ!というのは感動した。NordのピアノライブラリにあるFMエレピは今一つなので(ないよりマシではある)、シンセ側で作る方がよさそうだ。

FormantLead

Nord Stage 3のオシレーターセクションには「FORMANT」という波形カテゴリーがある。その最初にある「Formant Wave Aaa」を使ってみた。オシレーターコンフィギュレーションを「1 Pitch」にしてMOD ENVでせり上がりを付けた。エンベロープを逆にすることはできないようで、ちょっと残念である。ビブラートをたっぷりかけたかったため、モジュレーションホイールでかけた。

Nord Stage 3、よくできているなぁ、と思う。音がよくて操作がしやすいピアノとオルガン、それに、けっこう強力なシンセが付いている。シンセ好きだと、これを選んでしまうだろうなぁ、と思う。

上記10音色のns3fファイルは以下でダウンロードできる。他の音色も入ってしまっているのは、ご容赦願いたい。

ダウンロード - clavianordstage3_20200710a.zip

H2

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