2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

« 2020年7月 | トップページ | 2020年9月 »

2020年8月

2020/08/31

KORG nanoKEY Studioを購入(m4aファイル2点あり)

20200831b_korgnanokeystudio

コルグのMIDIキーボード/コントローラー「nanoKEY Studio」を購入した。6160円+送料979円。

元箱もないしUSBケーブルもないし、付属ソフトも説明書もないし、という状況で届いた。まあ、それで困るわけでもない。

USBキーボードは、nanoKEY2、QuNexusと買ってきた。nanoKEY Studioを欲しいと思ったのは、Bruetooth MIDIというものを一度試してみたかったからだ。常時セッティングしておくキーボードではなく、仕事机に時々引っ張り出すという使い方だと、USBケーブルは、なければない方がよい。Bruetoothだとどうなるのか知りたかった。

nanoKEY2の鍵盤ボタンはけっこう好きで、それにコントロールを多くくっつけたものが、どのように使えるのかも興味があった。nanoKEY2とnanoKEY Studioを左右に並べて、4オクターブで使えるのではないかという期待もあった。

届いて数時間試した限りでは、Bruetoothは限定的にしか使えないなぁ、という感想である。

WindowsパソコンでBruetooth接続する場合、新機軸のUWP(Universal Windows Platform)MIDIでは使えるが、従来のMME(Multimedia Extension)MIDIでは使えない。UWP MIDIに対応している手持ちのソフトはSonar/Cakewalkくらいで、かなり限定される。また、Cakewalkを使う際にはMOTU Midi Timepiece AVを使いたいのだが、それはMMEでしか使えない。となると、MTPとnanoKEY Studio Bluetoothの両方は使えない。

WindowsパソコンにはUSBでつなごうか、という気分になっている。設定ソフト「KORG KONTROL Editor」はMME MIDIデバイスしか認識しないようだし。

Macの方は、UWPかMMEか、みたいなことはなく、普通に使えるようだ。KORG KONTROL Editorは、Bluetooth接続のnanoKEY Studioも認識した。

nanoKEY Studioはパッド、アルペジエーターといった飛び道具を備えている。

KORG Collection M1 "M01 03 Ooh/Aah" with nanoKEY Studio Chord Pads

nanoKEY StudioのコードパッドでKORG Collection M1の「Ooh/Aah」を弾いた様子。最後の伸ばしでは、パッドでモジュレーションをかけ、ピッチベンドも少しだけ使った。

KORG Collection M1 "M01 03 Ooh/Aah" with nanoKEY Studio Arpeggiater

上と同じ音色を、nanoKEY Studioのアルペジエーターを使って弾いたもの。最後は切って伸ばした。

nanoKEY Studioで、シーンごとにベロシティの設定をできないかと思ったが、グローバルにしかないようだ。うーむ。

H2

Waldorf BlofeldとStudio Electronics Boomstar SEMで「老人にも明日がある」

20200831a_everyonehastomorrowmemo

Boomstar SEMを弾いてメロディをひねり出し、Nord Stage 3のピアノ音でコードを付けた。シンセリードで作ったメロディは、ピアノ音で作ったメロディと違う。聞く音に影響を受けながら作っているのだろう。

Everyone Has Tomorrow

Blofeld Keyboardをこれまで録音に使ったことがなかったので、今回のバッキングはそれを使いたいと思った。「Reseq SCD」というアルペジオ音を少し編集して使った。メロディはBoomstar SEMで三角波にバンドパスフィルターをかけたもの。エフェクトはEventide Eclipseの「R+Dly+Reverb」。ビブラートは素直にモジュレーションホイールでかけた。

ピアノソロで弾いても悪くなくて、それで済ませば簡単だな、と思ったが、シンセリードで思いついたメロディなのだから、多少手間がかかってもシンセリードで弾こうと思った。

8月も今日で終わり。

H2

2020/08/30

KORG Collection M1で「退屈な夏」

20200830a_two2octavekeys

2オクターブでは狭いなぁ、と考えていて、2オクターブのMIDI鍵盤を2台並べようということになった。

横に並べると右と左の間隔が空いて気持ちが悪いため、上下に少しずらして置いた。エレクトーンの2段鍵盤を思い出す。ただ、エレクトーンでは上下で別の音色設定にしていたが、今回は同じ音色でオクターブをずらしただけだ。

Boring Summer

KORG Collection M1の「K01 35 Hit Round」の独奏。もちろんちゃんと弾けているわけではなく、8小節くらいを入力してはクォンタイズし、ピアノロールでおかしくなったところを修正し、といったことを繰り返した。音色は、MIDI録音後にエフェクト量などを編集した。

2オクターブと4オクターブでは、弾けることが違うなぁ、と思う。だったらもっと広い普通の鍵盤を弾けばよいのではないか、という意見もあるが、幅の狭いペナペナしたパッドで弾くのも、普通の鍵盤とは違った味わいになって面白い。同音の連打も楽しい(いつも成功するわけではないが)。

退屈な夏、と書いたが、自分の人生を振り返って、「あー、この夏は楽しかった!」ということがあったかというと、思い浮かばない。会社入ってからは、夏は仕事してた、としか言いようがない。クリスマスもそうだった。やれやれ。

H2

2020/08/29

KORG Collection M1で「憧れのスコットランド」

20200829a_yeaningforscotlandmemo

QuNexusでKORG Collection M1を弾いていて1曲。

Yearning For Scotland

バグパイプの音色が嬉しかった。私は左手が乏しくしか動かないので、通奏低音になることが多い。それを堂々とできるのはいいなぁ、と思ったのである。鍵盤が2オクターブしかないため、それでできる範囲とした。アフタータッチで揺らぎを出した。録音した後に音色をいじってフランジャーとリバーブを減らしたが、減らし過ぎたかもしれない。

QuNexusのベロシティスイッチをオフにして、フルベロシティで弾いている。音量の調整は、途中から音を一つ増やしただけだ。全力でフォルテを出している、というイメージで聴いていただければと思う。

16分の1音符でクォンタイズをかけたらめちゃくちゃになったため、クォンタイズをかけるのはやめた。

H2

2020/08/28

Studio Electronics Boomstar SEMで「2階の星たち」

20200828c_studioelectronicsboomstarsemon

Boomstar SEMで1曲。

Stars Upstairs

Boomstar SEM独奏。BoomstarのVCO2はキーボードトラックをオフにして周波数を下げるとLFOとして使える。ENV1はトグルスイッチをLOOP側に倒すとLFOとして使える。ここでは、その2つでVCFのカットオフを変調している。ENV1はビートのタイミングを合わせることができるので細かいビートに、VCO2はゆっくりとしたうねりに使った。うねりは曲中では目立たないが、最後に残っているウオンウオンはそれによるものだ。フィルターは、NOTCHつまみを回してほどよい場所を探した。純粋なローパスではない。

最初は音に合わせてLogicのテンポ設定をしたのだが、ビートの周波数はENV1のATTACKつまみとDECAYつまみで決まるので、これが安定するということはなく、調整が面倒だった。バーニアダイヤル持ってこい!と言いたくなった。昔、minimoogにそれを付けた写真を見たことがあったような気がする。

H2

SubtleSoft MidiPipeでアフタータッチをcc#1に変換

20200828b_subtlesoftmidipipe_channelafte

Studio Electronics Boomstarは、cc#1でビブラート、チャンネルアフタータッチでカットオフを変化させることができる。この割り当ては、私の知る限りでは変えられない。

MIDIメッセージの変更ができるソフトがMacで何かないかなぁ、と探し、SubtleSoftの「MidiPipe」を見付けた(リンクはこちら)。試してみたら、なんとかできるようだ。ただ、かかりを浅くするというのはまだできていない。

ちゃんとできたとしても、シーケンサーへの録音の時に使えるかどうかはまた別だよなぁ。

H2

Studio Electronics Boomstar SEMを購入

20200828a_studioelectronicsboomstarsem

Studio ElectronicsのBoomstar SEMを購入した。9万6800円+送料1150円。

シンセはなるべく買わないように、と思っているのだが、つい買ってしまった。

Studio ElectronicsのBoomstarは宝石箱のようなシンセである。音が美しい。きょう体がコンパクトだ。2VCOs、1Mixer、1VCF、1VCA、2Envs、1LFO、1Noise、1RingMod、1MIDI/CVが入っていると考えると、ユーロラック・モジュラーよりコンパクトで安価だ。ユーロラック・モジュラーはパッチの自由度が高いが、ケーブルが邪魔になってつまみやスイッチ類を操作しにくいし、接触不良の確率も上がる。Boomstarはパッチポイントが最小限なので単体ではあまりパッチングができないが、パネル上のスイッチでパッチをするシンセとしては、破格の自由度を持っていると思う。

ビンテージのアナログモノシンセは大きく重いので、出してくるのが容易ではないし、安心して使えるかというと、うーむ。

ARPフィルターの4075、moogフィルターの5089を買って、アナログモノシンセとしては、究極のものではないかと思うようになった。SEMが10万円を割っているのを見て、宝物として買った。

Boomstarは「MKII」になって、きょう体デザインが変更され、中身も改良されたらしい(リンクはこちら)。1399米ドルというのはけっこうな価格で、旧版とは言え、持っていないタイプが10万円未満で買えるのであれば、買うよなぁ、やっぱし。

万能選手的な5089、吹き飛ばすような音がする4075はいずれも魅力的であるが、強いて難を挙げるとすれば、音がきついことである。バリッ、ブリッ、バンッ、ビヨーン、といったバビブベボ調の音で、もう少しやさしいパピプペポ調の音ではない。ガンッ、ギラギラッといったガギグゲゴ調で、カキクケコ調ではない。5089と4075は24dB/Octであるが、Oberheimを模したSEMは12dB/Octなので、もう少しやさしい音が出るのではないかと想像した。

手元に届いて試したところ、確かに、5089と4075に比べ、SEMは細くやさしい音が出る。

音を2つ。

Boomstar SEM 1Saw Bass

鋸歯状波を1つ出し、普通にローパスフィルターを使って低音を弾いたもの。VCAのOVERDRIVEスイッチが、上は〇、下は縦棒が表示されており、どちらがオンなのか、よくわからない。マニュアルには上がオンと書いてあるのだが、下にすると音が大きくなって歪む。この音を作った時、どちらにしていたのか、今となってはわからなくなってしまった。最後でウニウニ言っているのはアフタータッチでカットオフが変わっているからである。

Boomstar SEM 1Saw Soft Lead

鋸歯状波を1つ出し、普通にローパスフィルターを使って高音を弾いたもの。Eventide Eclipseの「Chrustaps」を付加している。これも、VCAのOVERDRIVEがオンだったのか、オフだったのか、よくわからなくなってしまった。Boomstarにcc#1でビブラートをかけると、かかり過ぎるきらいがある。もうちょい控え目にすべきだったか。

Boomstar SEMには、ローパス~ノッチ~ハイパスを選ぶ連続つまみと、バンドパスモードに切り替えるトグルスイッチがある。それらを操作しつつFREQUENCYとRESONANCEを回すと、バリエーションの豊かさに驚かされる。日本のシンセの12dB/Octフィルターと風合いは違うが、がんばれば似た音を出せるかも、と思う。

H2

2020/08/27

Roland INTEGRA-7のモーショナルサラウンドで「オーボエを吹く少女」

20200827a_agirlwithoboelogicscreen

久々にMacの電源を入れ、以前から懸案であった、ローランドINTEGRA-7のモーショナルサラウンドで、コントロールチェンジで定位を動かす実験をした。

INTEGRA-7のモーショナルサラウンドでは、cc#12でLeft-Rightを、cc#13でFront-Backを、cc#14でアンビエンスセンドを動かせる。上の図のように、Logicでコントロールチェンジを直線的に描いた。

A Girl With Oboe 4ch

最初はフロント中央に音があり、5小節くらいから左に行って右へ行く。9小節から右後ろ、左後ろ、フロント左、中央へと戻る。17小節のサビでは、前中央から後ろ中央に行き、前に戻ってアンビエンスが増える。29小節からは、アンビエンスが多いままで回る。アンビエンスが多い状態で極端な定位をすると、歪みが気になる。

続いて2チャンネル。

A Girl With Oboe 2ch

INTEGRA-7のデジタル出力→Fireface 800→dbx Quantum→MR-2000Sという経路でデジタル2チャンネル録音し、Windows上のSound Forgeでレベル上げをしたもの。MIDIデータ自体は手を加えていない。

INTEGRA-7のSuperNatural Acousticはアフタータッチでビブラートをかけられないと思っていたが、そのパラメータが外に出ていないだけで、プリセットの段階で仕込まれているものがあるようだ。今回使ったオーボエの場合、アフタータッチでビブラートがかかり、cc#1で音を押せる(音量が上がる)。弾いていて楽しい。

ファイル容量を3MB程度に収めようとすると、サラウンドはチャンネル数が多い分圧縮を強くかけなければならず、音質面で不利だ。2チャンネルステレオの方がいい音になってしまう。うーむ。

H2

2020/08/25

Elecom 「キーボード・マウス用パソコン切替器KM-A22BBK」を購入

20200825a_elecomkma22bbk

エレコムのUSBキーボード・マウス用パソコン切替器KM-A22BBKを購入した。1496円。

机左側にはNord Stage 3 HA76を中心としたセットがあり、BENQの液晶ディスプレイを設置している。その液晶ディスプレイは、机正面で使うWindowsパソコンとDVIで接続してあり、机右側のテーブルに置いたMacBookとはHDMIで接続している。ディスプレイの側で信号を切り替えれば、どちらのサブディスプレイにもなる。

となると、そのディスプレイの手前にあるキーボードも、切り替え可能にしたくなった。それで買ったのがKM-A22BBKである。

接続して、キーボードの上に「手元スイッチ」を置いた。

20200825b_elecomkma22bbk_temotoswitch

LEDが緑に点灯している時はWindowsパソコンに、オレンジに点灯している時はMacBookにつながっている、はずである。

使い込んでいくうちに問題が発覚するかもしれないが、とりあえずこれで。

H2

2020/08/24

KORG Collection M1で「いろいろあるよね」

20200824a_sometroublesmemo

夕食後に部屋にこもって作った曲。最初はQuNexusを使っていたが、さすがに2オクターブで和音を選ぶのはきつく、Nord Stage 3の電源を入れた。

Some Troubles

KORG M1の「Softstring」という音色の独奏。この音色は自分のT2の音色セットから持ってきたものだ。元ネタがどこにあるのか、何らかの手を加えているのか、まったくわからない。もう少し低い音を足すとよさそうであったが、オーバーダブしたものを独奏というのもはばかられるので、今回はシンプルに終わらせた。

こういうスローアタックな音色はクォンタイズをかけないとテンポが見えないので、エンディングを除きクォンタイズをかけた。ただ、その結果があまりに平板であったため、テンポチェンジをマウスで入れていくという地味な作業をした。音量も平板だったので、エンベロープを書いた。

リバーブは、「BlueVerb DRV-2080」の「Castle Main Hall」で、MIXパラメータを69.0に落とした。

今回は、dbx Quantum→MR-2000Sで録音したものと、エクスポート(バウンス)したものを聴き比べてみた。Quantumのコンプレッサーをかけたら音が揺れてしまっていて、面倒になってエクスポートしたものを採用した。エクスポートしたデータがクリップしていたので、再度エクスポートをやり直した。

今回音の編集をしていて、ピアノロールやイベントリストで、MIDI音源の場合はクリックすると発音するのだが、ソフトシンセだと発音しないことに気付いた。Cakewalkだけかもしれないけれど。MIDI音源の方がやりやすい。

今日は晴天。屋外は危険な熱さになりそうだ。

H2

2020/08/23

Roland SC-88ST Proで「2オクターブのエレクトリックグランドのために」

20200823a_mix88piano3w

ローランドのSound Canvas SC-88ST Proを弾いて1曲。

For 2 Octave Electric Grand Piano

QuNexusで弾いていたため、音域が2オクターブに収まっている。Sound Canvasの「Piano 3」はエレクトリックグランドで、ここでは「Piano 3w」を使っている。ディレイをかけて、それに合わせてシーケンサー(Cakewalk)のテンポを設定した。

大学のころ、FSC(Folk Song Club)の部室で練習させてもらっていたが、そこにはヤマハCP-80とFender Rhodes mk1 stage(たぶん)があった。CPのことを思い出した。

目の前にCPの現物があったとしても、この曲を手弾きするのは無理だと思う。クォンタイズ依存でなんとかするのがせいぜいであった。

Sound Canvasって、いかにも容量の少ない音であるのだけれど、実物を思い出させるのがすごい。

今回は、Sound Canvasの音を、一度Cakewalkのオーディオトラックに録音した。UA-S10の「AUTO SENS」機能を使って、ピークを検出させて、その分ゲインを上げてもらった。シーケンスをオーディオトラック化する際には、この機能はとても便利だと思う。

その後で、オーディオトラックのみを再生し、dbx Quantumを通してMR-2000Sに録音した。2オクターブ分しか弾いていないので、低域の成分がないのが、当たり前だが、ちょっと新鮮だった。

H2

2020/08/22

Roland SC-88ST Proを出してきた

20200822a_rolandsoundcanvassc88stpro

ローランドのSound Canvas SC-88ST Proを出してきた。Midi Timepiece AVの出力2個をSC-88ST Proの入力2個につなぎ、MTP AVの入力1個をSC-88ST Proの出力につないだ。SC-88ST Proの音声出力はSD-90につないだ。SC-88ST Proには音声のスルー機能があるので、S6000をそこに通すように配線した(試してはいないが)。

Roland SC-88ST Pro "Piano 1"

MR-2000Sを回して手弾きした。SC-88ST Proの音は、いい具合に音が大きく、弾いて気持ちがよい。アナログ出力しかないので、それを受ける側のゲインを上げておけば、十分な音量になる。もちろんその分ノイズは入るのだが、それを気にするべき音源ではないのだ、と思う。SD-90の販売がぱっとしなかった理由の一つは、Sound Canvasに比べて、音が小さかったことではないだろうか。デジタル出力を付けたのが間違いだったのかもしれない。

SD-90でなんとかしようと考えず、SC-88ST Proも使ってみよう。

H2

2020/08/21

Roland(Edirol)SD-90を出してきた

20200821a_rolandsd90

Sound Canvasの後継として鳴り物入りで登場したStudio Canvas SD-90を、私は感動して新品購入したのだが、音色エディターがローランドからなかなかリリースされず(ある程度まともなものが出たのはSD-80が出た時である)、だったら自分で作るじゃん、と作ったものの、その動作は今ひとつ信用できず、また、SD-90の音はどうも元気がなく(ベロシティ値をかなり高くしないと元気よくならない)、あまり使ってこなかった。

それを今回引っ張り出したのは、正面机のWindows機でQuNexusとソフトシンセを弾いていたらこれが大層楽しく、でもソフトシンセだけだと限界があるなぁ、と思い、何かハード音源を追加するか、という理由である。

いろいろ考えて、これまでMacBookに接続していたMTP AVをWindows機に接続し、そこにSD-90をMIDIでつないだ。

MPT AVがUWP MIDIで動くか、というのをやってみた。まったく認識しないわけではないが、ポート名が複数のもので同じになってしまうし、出力ポートのいくつかは認識されない、ということで、どうも使えないようだった。

でも、MTP AVは、ある程度はマルチクライアントで動くようだ。CakewalkとSD-90のエディターはなんとか併用できた。

SD-90の音を一つ。

Dancefloor & StandardSet2

チャンネル10の「StandardSet2」でドラムスを少し打ち込み、チャンネル1で「Dancefloor」を弾いたもの。QuNexusで、ベロシティ127で打ち込んだ。SD-90の弱点はベロシティが低いと音に元気がなくなることなので、今回のようにフルベロシティで打ってしまうのが早道かもしれない。

今回SD-90を選んだのは、ミキサー機能を使えば、他の音源を混ぜられるのではないかと考えたからだ。デジタル入力にはAC2496を接続し、Nord Stage 3とNord Rackのどちらかを入れられるようにした。アナログ入力にはS6000をつないだ。

SD-90の出力は、アナログで出してBehringer ULTRA-DI DI20に入れ、UA-S10のマイク入力につないだ。

UA-S10のLINE OUT Bをdbx Quantumにつないで、バランス+4dBで伝送できるようにした。LINE OUT BはこれまでサラウンドのCとLFEに使っていて、それを使うには、dbx Quantumをスルーさせるという、ちょっと面倒な状況にはなったが、それでも、UA-S10の出力をdbx QuantumとMR-2000Sで録音できることを優先した。今回のSD-90も、DAWに録音することなく、dbx Quantum+MR-2000Sへ音を送り込んだ。

H2

2020/08/20

KORG Collection M1で「あなたに会いたい」

20200820b_idliketoseeyoumemo

I'd Like To See You

QuNexusでKORG Collection M1を弾いて作った曲。2オクターブの中に収まっている。少しずつMIDI録音し、最後のリタルダンドを除き、クォンタイズをかけている。

今回はCakewalkのエクスポートを使わず、UA-S10からdbx Quantumへアンバランス接続した線を使って、dbx Quantumでコンプレッサーなどをかけ、MR-2000Sに録音した。2チャンネルであれば、これまでハードウエアのシンセを録音してきた方法を使えるはずだと思ったからだ。アンバランスでつないでレベルがあまり合っていないのだが、ノイズは気になるほどではなかった。

音量を上げるために、複数のコンプを少しずつかけていきたいことがある。dbx QuantumとMR-2000Sの組み合わせは、ここ数年使い続けているので、ほっとする。

H2

 

KORG Collection TRITONで「太陽過剰」

20200820a_toosunnymemo

QuNexusでKORG Collection TRITONを弾いていて1曲。

Too Sunny

プリセットのコンビネーション「Vocoderhythm」を上の譜面のように弾いた。左手でベースの白玉を押さえ、右手で単音のメロディを弾いただけだ。メロディがよく聞こえないため、プログラム「Fresh Breath」を重ねた。コンビネーションを編集すれば、独奏でもいけると思う。手弾き無修正。

アルペジオはシーケンサーのテンポに一応同期しているのだが、キーシンクは、オンにするとはちゃめちゃになってしまったのでオフのままである。となると、シーケンサーを動かすたびに同期のタイミングが異なるという困ったことになってしまった。2回目のエクスポートで、まあまあ合っているものが出てきたので、それでよしとした。

中低域が多過ぎるなぁ、と思ったが、Vocoderhythmのイコライザーを見たら低域がかなりブーストされていた。フラットにした。後にSound Forgeでも少し削った。レベル上げは、Graphic Dynamicsを少しかけただけでは十分でなく、Ozone 8 Elementsをさらにかけた。

H2

 

2020/08/19

Keith McMillen Instruments「QuNexus K-708」を購入

20200819a_keithmcmilleninstrumentsqunexu

Keith McMillen Instrumentsの「QuNexus K-708」を購入した。オプションの「KMI MIDI Expander」付きで1万3800円。

コルグのnanoKey2を接続して、メインのWindows機に正対してソフトシンセを弾くのがこのごろ楽しい。あまりに楽しいので、他のMIDI鍵盤も試してみたくなった。それで買ってしまったのがQuNexusだ。大きさはnanoKey2とほぼ同じである。

QuNexusは、設定が面倒である。下の図の専用ソフトで行う。

20200819b_qunexuseditor

nanoKey2とQuNexusを比べた場合、QuNexusの方が優れていると感じたのは以下の点だ。

押したキーが光って楽しい。nanoKey2は鍵盤がパタパタ音がしてうるさいが、QuNexusはそういうことがない。右側の端子にコントローラーを接続できる。TRSをミニに変換するコネクターを介して、ローランドEV-5をボリュームペダルとして、ローランドDP-10をコンティニュアスなダンパーペダルとして使うことができた(ただし接続できるのはその一つだけ)。鍵盤を押し込む圧力をチャンネルアフタータッチに割り当てることができた。鍵盤を前後に傾かせた圧力をcc#1に割り当てることができた。ベロシティをボタン一つで127固定にできる。ドライバーがWindows標準のものなので別途インストールする必要がない。そのドライバーはUWP MIDI対応である。

QuNexusの困った点は以下のものだ。

ベンドボタンの効きが悪い。これならnanoKey2のベンダーの方がマシである。

ベロシティをうまく制御できない。nanoKey2の方がちゃんと弾ける。QuNexusの場合、音色によっては、ベロシティを固定にしてボリュームペダルで音量を制御した方がよさそうだ。

プレッシャーと傾き(ティルト)で信号を生成できると前に書いたが、この2つを同時に使うのは無理がある。どちらか一方を選択利用するのがせいぜいだ。また、通常のシンセ鍵盤では、すべての鍵盤を離すとチャンネルアフタータッチはゼロになるが、QuNexusの場合、必ずしもそうなっていないように思う。ティルトも同様だ。通常のシンセでは、ホイールを引き戻せばcc#1をゼロにできるが、QuNexusの場合、ゼロに確実に戻す、という操作は、どうやったら確実にできるのかわからない。

では、例を一つ。

KORG Collection M1 "M01 12 Trumpet" played by QuNexus

QuNexusのベロシティを固定にし、ボリュームペダルで音量を少し変化させた。また、チャンネルアフタータッチでビブラートを付加した。

QuNexusを買ってみて、nanoKey2もけっこういいかも、と思った。コルグのUSB MIDIは今一つ信用できないと思っているが、それがちゃんと動けば、nanoKey2も悪くない。初期設定でベロシティが安定して出るのがよい。サスティンもピッチベンドもモジュレーションも、万能とは言わないが期待にたがわぬ動作をする。

とりあえず当面はQuNexusで。

H2

 

2020/08/18

KORG Collection M1で「ホルンのためのファンファーレ」

20200818i_fanfareforfrenchhornsmemo

KORG nanoKey2でソフトシンセを弾いて1曲。

Fanfare for French Horns

KORG Collection M1の「M21 02 FrenchHorn」を弾いて作った曲。高校から大学、就職してからもしばらくフレンチホルン奏者だった自分のことを、少し思い返している。リバーブは音色ママ。音量が上がらなくて大変だった。まだ足りない。

H2

「Amazonベーシック ディスプレイケーブル DVI-Dデュアルリンク 3.0m」を購入

20200818g_amazonbasicsdvidduallinkcable3

DVI-Dケーブルを購入した。1198円。

机左手のNord Stage 3 HP76を中心としたセットにあるディスプレイに、メインのWindows機の画面を出したかったのだが、手持ちのDVIケーブルは1.8m程度で届かない。昔に比べればDVIケーブルも安くなったから、と自分に言い訳をして1本購入した。

Windowsの画面を出した様子が下の写真だ。

20200818h_windowspc2nddisplay

このディスプレイは、HDMIでMacBookと接続し、DVIでWindowsと接続したことになる。切り替えてどちらかを選んで使うつもりだ。

ここしばらくは、メインとして使っているWindows機で、シンセを弾くことが多い。仕事をしている時に、息抜きでソフトシンセを1個立ち上げて、nanoKey2をひょいっと出して弾いたりする。

nanoKey2を買った時は、これじゃ弾けないと思ったが、スピーカーから出る音がよいせいか、このごろは、nanoKey2ならではの弾き心地があると思うようになった。サスティンペダルがないのをどうしようか少し考え、机右側のblofeld Keyboardの電源をオンにし、そちらのサスティンペダルを借りてみたら、なかなか都合がよかった。

それでも、どうしても76鍵盤で弾きたいこともあるので、その際はNord Stage 3を使う。Nord StageでちょっとしたMIDI録音をしたい場合は、Windows上のSonar/Cakewalkと、Mac上のLogicのどちらかを選べるようになった。

H2

fre:acでマルチチャンネルm4aを作る

先ほどの作業フローで、Windowsで作ったマルチチャンネルのWAVファイルをチャンネルごとに分けて、それをMac上のApple Compressorにかける、というのがどうも納得いかないなー、と思った。そのためだけにMacが必要なのかい、と思うからだ。

Windows上でやる方法がないかなー、と探し、「fre:ac」を見付けた(リンクはこちら)。

マルチチャンネルのWAVファイルをリストに追加し、「選択エンコーダ」の欄で「FAAC MP4/AAC Encoder v1.30」を選ぶ。

20200818e_freac1_1_2b

エンコーダーの右にある「選択したエンコーダの設定」アイコンをクリックして、「品質」タブを開く。

20200818f_freac1_1_2b_faacmp4aacencoder1

とりあえず、「チャンネル毎ビットレート」を「256kbps」にし、「ジョイント ステレオを許可」のチェックを外すことで、なんとか聴けるものを作れた。

Surround Pan 5.1ch Encoded by fre:ac

いろいろと、研究してみる価値がありそうだ。

H2

 

Cakewalk by BandLabでサラウンド

Cakewalk by BandLabで、ソフトシンセのトラックを一つ作り、それをサラウンドパンで回すことに成功した。料金なしのソフトでこれができるのは、すごいと思う。

音楽制作におけるMacの強みはLogicが本格DAW(Desktop Audio Workstation)としては安価であることだと思う。Windowsの強みはCakewalk by BandLabがあることだろう。まあ、Ableton Liveなど、他のソフトを使う人は、また別の考えに至ることだろうけれど。

Cakewalkでサラウンドをやるのにまず必要なのは「サラウンドバス」の追加と、サラウンド設定である。

20200818a_cakewalksurroundsetting

上に示した「環境設定」→「プロジェクト」→「サラウンド」画面で、アウトプットの設定をしないと音が出ない。当たり前と言えば当たり前だが、見付けるまでにけっこう時間がかかった。

サラウンドバスに出力する設定にすると、サラウンドパンのウィンドウを使える。

20200818b_cakewalksurroundpan

Widthをゼロにして一点定位とし、Angleパラメーターをエンベロープで変化させた。

20200818c_cakewalksurroundpanenvelope

上の図はエンベロープを、一番下から上へ直線で描いた様子だ。実際には、一番下からにはなっていなかった(マイナス174.9)が…。

これで再生し、音が回っているらしいことを確かめた。WAVファイルにエクスポートし、Sound Forgeで開いてみた様子が下の図だ。

20200818d_5_1chwaveopenedbysoundforge

最初は、ほぼ真後ろ少し左で音が鳴り、前左が鳴り、センターが鳴り、前右が鳴り、後ろ右が出てきて、さらに音が回ってほぼ真後ろ少し右になって終わる。LFEは鳴らしていない。

Sound Forgeでも再生できた。1、2、3、5、6チャンネルを個別のWAVファイルに保存し、MacBook上のApple Compressorでエンコードしたのが下のファイルだ。

5.0ch Surround Pan

Cakewalk by BandLab、Sound Forge、Apple Compressorの組み合わせでこういうことができるんだなぁ、と感心した。

Logicでもできるんだろうなぁ。

サラウンド設定を行ったMacでは、Safari、Firefox、Chromeのどれでも、上の音を再生するとサラウンドで鳴る(5個のスピーカーが接続されオーディオ設定が適切になされていることが必要)。WindowsのWebブラウザーで再生すると、2チャンネルにダウンミックスされて、音は中央から左に行って右に行ってまた中央に戻る。ここは、Macの方がいいなぁ。

Windowsをお使いの方は、上のリンクの3点メニューアイコンを右クリックして「ダウンロード」を選ぶ、右クリックして「名前を付けてオーディオを保存」を選ぶ、などの方法でm4aファイルをダウンロードし、foobar2000で再生するとよいだろう。5個のスピーカーが配置・接続され、foobar2000の設定が適切にされていれば、サラウンドで鳴るはずだ。

サラウンドって、ファイルを再生するだけでも、楽じゃないよね。

H2

 

2020/08/16

Akai S6000で「外出はお控えください」

20200816c_donotgooutsidememo

接続変更後の試験をしていて1曲。

Do Not Go Outside

Windows上のCakewalkをシーケンサーとして、Nord Stage 3でS6000の「FILTER MIX」を弾いた。メトロノームなしで録音し、無修正。弾き間違えた部分もあるが、何度も録音するのもしんどいのでやめた。リバーブはS6000内蔵のもの。dbx Quantumでイコライザーとコンプレッサーをかけた。

ハードウエアのシンセサイザーを使うのは面倒であるなぁ、とこのごろ少し感じるようになった。でも、ハードウエアのシンセがないとさみしいんだよね。

H2

 

「UWP (Universal Windows Platform) MIDI」の存在に気付く

メインとして使っているWindowsパソコンにコルグnanoKey2をつないで楽しかったので、もうちょい何かできないだろうか、と機材の接続を試していた。

ローランドSD-90はUSBではうまくつながらず。MIDIでつなごうかとUM-1EXを出してきたら、これがまた、ユニバーサルドライバーでしかつながらない。miditrixとSynEditの両方をつなごうとしてうまくいかず、MIDIインタフェースがマルチクライアントで動いていないのではないかと疑った。

あれこれやっていたが、MIDIインタフェースをマルチクライアントで動かすのは、以前より難しくなっているのではなかろうか。Windowsも徐々に更新されてるし。うーむ。

あれこれ試していて、久々に、Cakewalk by BandLabを入れてみようかという気持ちになった。

20200816a_cakewalkbybandlab202008

現在のCakewalkでは、MIDIの動作モードとして、「MME(Multimedia Extension)」と「UWP(Universal Windows Platform)」の二つから一つを選ぶ。

20200816b_cakewalkpreferencesmidirecplay

UWPならマルチクライアント動作がうまくいくかと思ったら、そうでもなかった。それでも、しばらくはUWPで使ってみようと思う。

UWP MIDIについては、Cakewalkのヘルプに少し情報がある(リンクはこちら)。Bluetooth MIDIが使えるというが、そんな機材は持っていない。

驚いたのは、nanoKey2がUWP対応でなかったことだ。机左側にあるNord Stage 3のUSB MIDIと、ローランドのUM-2GはUWPに対応しているようだ。UM-2Gに、机右側のBlofeld KeyboardのMIDI出力と、机左側にあるアカイS6000のMIDI入力をつないだ。これで、正面の画面を使いつつ、右側と左側の鍵盤に手を伸ばせる。Windows上のシーケンサーから、Nord Stage 3とS6000にデータを送れる。

ここまで来たら、Nord Stage 3の上のディスプレイにWindowsパソコンの画面を出したかったのだが、今日は手持ちのDVIケーブルの長さが2m弱で届かず、断念した。DVIケーブルは3mのものを注文した。うまく動いてくれるといいなぁ。

H2

2020/08/15

KORG Collection Wavestationで「Do Not Hesitate」

20200815b_korgcollectionwavestationskija

KORG Collection Wavestationのプリセット音の最初にある「Ski Jam」を使って1曲作った。

Do Not Hesitate

SonarにWavestationを2トラック読み込み、最初のトラックにリズミックな低音を録音し、それに合わせてメロディらしきものを演奏して記録した。「Ski Jam」は、Sonarのテンポに同期しているようだが、4分の4拍子だと、一回りが3小節あって、これはあまりに困る気がしたので、4分の6拍子にして合わせてみたが、それでもうまく演奏できないし、クォンタイズもうまくかからないしで、けっこう困った。メトロノームやソフトシンセの出音自体が遅れていて、それに合わせて弾こうとしてめちゃくちゃになった気もする。

何でこんなことをしたかというと、机右側にMacBookを中心とした打ち込み環境を作ったのだが、それを使うのが億劫で、普段メインで使っているWindows機でもっと簡単に音を出せないかと考えた。鍵盤をつなげばソフトシンセの音くらいは出せる、と考えて、コルグのnanoKey2を出してきた。

20200815c_toprerealforce86u_korgnanokey2

nanoKey2は弾きやすい鍵盤とは言えないし、ピッチベンドのボタンは、こんなもの使えるのかなぁ、と思ってきた。今回使ってみたら、意外と面白い音になった。

今回は、Sonarでソフトシンセなので、そのままエクスポートしてWAVファイルを作り、Sound Forgeで音量を上げた。エクスポート時に最後の音が切れて困り、設定を探したが見つけられなかったので、不要なノートを一つ入れた。今までやったことがない方法を試すと、いろいろと勉強になる。

1トラック目のリズムと、2トラック目のメロディは、左右に振り、2トラック目にはMDE-Xのリバーブをかけた。何ごとも修行だ。

どんなに下手で恥ずかしくても、自分の音を出すしかない。

H2

2020/08/12

Behringer ULTRA-DI DI20を出してきた

20200812e_behringerultradi_di20

ベリンガーの2チャンネルDI(ダイレクトボックス)「ULTRA-DI DI20」を出してきた。KORG M3のアンバランス出力を入れ、UA-S10のマイク入力に送る。

机背面のカワイMP9500、コルグM3-M、ローランドV-Synth XTのセットをどうやって鳴らそうかと考え、B3031Aに送るのが最も良いだろうということになった。M3-M→DI20→UA-S10→B3031Aという接続だ。DIは、ボスのDI-1を使ってもいいのだが、コンパクトなDI20をまずは試すことにした。

まあまあ鳴った。

UA-S10からB3031Aがアンバランス接続でケーブル長がけっこうあるので、どうしてもノイズが乗りがちである。B3031Aのレベル調整はなるべく絞り、UA-S10のコントロールパネルで、その接続のレベルを15デシベルほど上げて合わせてみた。

楽器を適切に鳴らすための配線の試行錯誤も、練習のうちである。

H2

S/PDIF光ケーブルが折れた

ソニーのミニディスクデッキ「MDS-PC2」をパイオニアのAVアンプ「VSA-919AH」に光S/PDIFで接続しようとしてうまくいかない、という記事を以前に書いた(リンクはこちら)。光ケーブルを外してみたところ、端子で突き出ているはずの部分が折れてなくなっていた。

20200812c_brokenspdifopticalconnector

そのケーブルの反対側は下の写真のようになっている。こちらが正常だ。

20200812d_notbrokenspdifopticalconnector

写真が下手なので、わかりにくいかもしれない。

長年S/PDIF光ケーブルを使ってきたが、コネクター部のケーブルの突起が折れたのを見たのは今回が初めてだ。こんなこともあるのだなぁ。ケーブルも疑わないといけないなぁ。

H2

Yamaha NS-M125とLuxman L-430を出してきた

20200812a_yamahansm125

机左側のキーボードスタンドに設置するスピーカーは、これまでBehringer C50Aだったのだが、それをヤマハNS-M125に変えた。NS-M125はパッシブなので、アンプが必要である。Luxman L-430を出してきた。

20200812b_luxmanl430

L-430には「low boost」というボタンがあり、Auratone 5Cをメインスピーカーとしてつないでいたころは、よくオンにしていたものだ。NS-M125は背面ホールのバスレフであるせいか、low boostを入れると、ちょっとぼこぼこし過ぎるきらいがある。

今回の配線変更の動機は、Nord Stage 3をC50Aで弾くのが耐えられなかったからだ(Nord Stage 3の出力3-4からC50AのRCAピンに直挿ししていた)。音のディケイがぶつぶつ言って、聴くに堪えなかった。他のスピーカーを買うことも考えたが、お金が、ということもあって、ある物で何とかできないか、ということでNS-M125である。

音は、まあまあ良い。NS-M125をNSA-919AHのフロントメインとしてつないだことがあり、その時はあまりに印象が悪く、すぐにNS-10Mに戻した。でも、今回はけっこう良い。L-430の方が駆動力があるのかもしれない。

接続順は、Nord Stage 3を弾くだけならば、Nord Stage 3→AC2496→dbx Quantum→L-430→NS-M125で音を出せるようにした。電源スイッチの数でいうと4個だから、めちゃくちゃに多いとは言えない。これだと、机右側のMacやFirefaceなどを立ち上げなくても弾ける。

dbx Quantumで切り替えると、MacBook→Fireface 800→dbx Quantum→L-430→NS-M125という配線を有効にできる。サラウンドスピーカーとして使える。ただ、サラウンドとして使うことを想定しているため、Nord Stage 3に向かって弾く場合は、右にスピーカーL、左にスピーカーRと、逆になる。まあ、これはこれでよしとする。

1986年か87年に、バンド練習に持っていったアイワの大きなラジカセを仲間の車に積み忘れて街中に放置し、気付いて探しに行ったが見つからなかった。だれかが持っていってしまったんだろう。それで仕方なく買ったのが、中古のL-430(4万円くらいだった)と新品のAuratone 5Cである。L-430は、1990年代に一度壊れたため、修理に持っていって、電源スイッチを交換してもらった。そのアンプが、いい音を響かせてくれているのは、とても嬉しい。

H2

 

2020/08/08

書斎兼スタジオ(ほぼ)全景

20200808a_studiodesks

5.1チャンネルのスピーカーシステム×3という自分でも少し前までは考えなかったような配置・配線変更が一段落した。インターネットでサラウンドのスピーカー配置の写真について検索したところ、自宅スタジオのものもいくつかあって大変参考になるなぁ、と思った。うちの配置も、見る人によっては面白く感じてくれるかも、ということで、今回写真を5点公開する。

「正面」と呼んでいる机はこうなっている。

20200808b_centerdesk

43型の液晶ディスプレイPhilips BDM4350UC/11(購入記事はこちら)は、DisplayPortでWindowsパソコンと接続してあるだけでなく、HDMIでBDP-103およびVSA-919AHと接続していて、PIP(Picture In Picture)で画面を切り分けられる。BDP-103は、画面を見たいことが時々ある。DVD-Audioは物によって画面を見て操作しないと音が出ないことがあるし、USBメモリーの中身を読み込む時も画面が必要だ。VSA-919AHは、補正などの設定作業をする際は画面を出した方がやりやすい。

スタジオデスクの、手元に一番近いところに置いている機材は、左手がAVプリアンプVSA-919AH、右手が上から、コルグMR-2000S、OppoのプレーヤーBDP-103、dbx Quantumだ。スピーカーは、左右に置いてあるのが、Genelec 1031AとヤマハNS-10M PRO。NS-10Mはサランネットを付けている。センターは、Genelec 1029Aと、ヤマハNS-M125。LFEのDynaudio BM14SとヤマハYST-SW800は、最初の写真で確認できる。以上はサラウンド5.1チャンネルの一部だ。他に、VSA-919AHのスピーカーBとしてAuratone 5Cを置いている。

NS-M125はタワーのように突き出ている。縦に設置するためのネジ穴はあらかじめ用意されているので、とりあえずこうした。木ネジを使えば横置きもできなくはないが、美しくない穴が開いてしまう。横置きにすれば、スピーカーセンターの高さを15cmほど下げられると思うが、とりあえずこれで。

VSA-919AHを中心としたシステムは、音楽鑑賞用として、あった方がいいと言えばいいなぁ、と思っている。自動補正機能があるため、調整の甘い他のスピーカー群で聴くのとは少し違う音がする。パソコンの電源を入れなくても聴けるので、空冷ファンの音さえも気になる時に嬉しい。パソコンの保守作業中や、音楽と関係のない仕事をしている際に、VSA-919AH単体で音楽を鳴らしておける。更新や再起動を待つ際に、音楽で一息つける。

背後のラックは下のようになっている。

20200808c_backrack

乱雑な物置きだ。スピーカーは、Behringer B2030PとB3031A。左右でスピーカーの高さが違ったりする。サラウンドスピーカーの高さを揃える工夫をすべきだろうか?

カワイMP9500、コルグM3-M、ローランドV-Synth XTの3台は、椅子を持っていけば弾けるはずだ。MP9500とV-Synth XTの出力はM3-Mに入れていて、M3-Mのデジタル出力は右手テーブルのEventide Eclipseに接続してある。ただ、音を出すまでに、あちこちいじるのが大変ではある。M3-Mのシーケンサーで打ち込んでMR-2000Sに録音するという作業フローも、不可能ではない(はずだ)。

右手のテーブルはこうなっている。

20200808d_rightsidedesk

MacBookを中心としたシステムで、スピーカーは左右がEve Audio SC307、サブウーハーがEve Audio TS112(写真の右下に少し見える、最初の写真の方がわかりやすい)、センターがGenelec 1029Aだ。1029Aは先ほどまで4Uラックの上に横置きしていたのだが、マイクスタンドが1本余っていたことを思い出して、それを持ってきて上に上げた。それによってできたスぺースに、アナログRGB接続のディスプレイ「EIZO FlexScan P170」を置き、MacBookの画面を出せるようにした。

MacBookのアナログRGB出力のオプションは、昔むかし、仕事でプレゼンテーションをせねばならず、HDMIで接続できない可能性が高いと判断して購入した。その時は使うことになったが、今回はそれ以来の使用だと思う。1280×1024画素で、十分きれいに表示できている。MacBookのディスプレイだけだと、Logicを使う際にTotalMixの画面を見ることができず、その二つを切り替えるのは相当に面倒であった。DisplayPort接続のより大きなディスプレイがあるとより良いが、とりあえずこれで。

TS112は、TotalMixの設定を少し変えれば2.1チャンネルのサブウーハーとしても使えるはずだ。まだ試していないが。

左手にはキーボードスタンド(購入時の記事はこちら)を置いている。

20200808e_leftsidekeyboardstand

ディスプレイはMacBookにHDMIでつながっている。その下のHappy Hacking Keyboard Lite(HHKB Lite)はUSBでMacBookにつながっている。ワイヤレスのマウスを運んでくれば、こちら側を向いてMacBookを使える。HHKB LiteはUSBハブ機能を持つ。2端子あり、Nord Stage 3とMOTU Midi Time Piece AVを接続している。

スピーカーはBehringer C50Aで(左右の高さが違うのは、この写真を見た後で直した)、これもマイクスタンドに設置している。右手システムのサラウンドLRとして使うことを主眼としている。Nord Stage 3などを弾く際に、C50Aから音を出すこともできるが、普通に使うとLRが逆になる。TotalMixでLRを逆転させることもできるけれど、面倒なので今後もあまりやらないと思う。

H2

2020/08/07

Genelec 1029Aをセンタースピーカーに

20200807a_yamahansm125_genelec1029aascen

正面机の、UA-S10を主としたサラウンド5.1チャンネルシステムのセンタースピーカーをジェネレックの1029Aにした。

これまでそこ(液晶ディスプレイ手前)にあった、VSA-919AHを主としたサラウンド5.1チャンネルシステムのセンタースピーカー、ヤマハNS-M125は、画面の上に持っていった。大画面を置いたままでセンタスピーカーを置くには、結局、上に置くか下に置くかしかないのである。

NS-M125を上に持っていく方法として一時は壁掛けも考えたのだが、バスレフポートが背面にあるスピーカーを壁掛けにするのもいかがなものか、と考えてしまった。結局、NS-M125を中古で買った時に付いてきたスピーカースタンド「SPS-30MMS」のベースを除く部分を、木ネジでデスクに固定した。

20200807b_speakerstandfornsm125

ありあわせの木ネジでなんとか止まったが、こうして写真を見ると、ネジが斜めに入っており、恥ずかしい。

従来は、Behringer B3031Aを机の下に置いてセンタースピーカーとしていたのだが、リスニングをしているうちに、さすがにこれはひどかろうという気がしてきた。センターの音が机の裏側を回って沸き上がってくるのは、面白かったけれど、でも、制作者の意図とはかけ離れてしまう。やっぱり、目の前に置きたい。

小型のパワードスピーカーでいいのがないかと物色し、フォステクスのNF04Aがいいなぁ、と思ったのだが、まだあまり中古が出回っていなくて高い。Behringer C50Aを置いてみたら、高さが165mmくらい、奥行きが200mmくらいあって、ひどく邪魔であった。1029Aはどうかなぁ、と巻き尺を持ち出して測ったら、横置きした場合の高さは145mmくらいなので、C50Aより低い。奥行きは190mm強で、これもC50Aを下回る。また、1029Aはケーブルが背面の下出し(横置きしたら横出し)なので、奥行きの面ではC50Aよりかなり有利である。

そんなわけで、UA-S10を主とした5.1チャンネルのスピーカーは、フロントLRがGenelec 1031A、センターがGenelec 1029A、LFEがDynaudio BM14S、サラウンドLRがBehringer 3031Aとなった。

VSA-919AHは、ロックなどの音量が大きい音楽を再生した場合、冷却ファンが回ってうるさい。パワードスピーカーで組んだUA-S10側のシステムは、それがないため、音量を上げて聴くのに向く。

机右側のテーブルのRME Fireface 800を中心とした5.1チャンネルは、フロントLRをEve Audio SC307、センターをGenelec 1029A、LFEをEve Audio TS112、サラウンドLRをBehringer C50Aにするつもりだが、まだ配線をしていない。

H2

2020/08/05

DSDマルチチャンネルをパソコンで聴く方法はあるのか?

20200805a_rolanduas10controlpanelplaying

ローランドUA-S10で2チャンネルステレオのDSFファイルを聴きながらこの記事を書いている。プレーヤーソフトはfoobar2000、スピーカーはGenelec 1031Aだ。

UA-S10はなかなか面白い。2チャンネルモードでは2.8MHzのDSDファイルをストレートに送れる。上の画面で「2.8MHz DSD」と表示しているから多分そうだろう。スピーカーから出る音は、いかにもDSDという感じで、PCMに変換したものと、一味違うように思う。

6チャンネルモードではサラウンド5.1チャンネルの再生ができる。ただ、6チャンネルモードではDSD再生ができない。マルチチャンネルのDSDファイルを再生する際には、foobar2000の側で「PCM」に切り替えなければならない。

20200805b_foobar2000toolssacdoutputmode

あちら立てればこちらが立たず、である。

マルチチャンネルでDSDを処理できるオーディオインタフェースがないかと考えてちょっと調べたが、あまりなさそうだ。コルグの「nu 1」は、4台同期させれば最大8チャンネルのDSD録音が可能であるという。たぶん再生もできるだろう。でも、リスニングに使えるかというと、やってみなければわからない。

もうちょい手軽なハードウエアが出てこないもんですかねぇ。

H2

2020/08/04

机下のBehringer B3031Aに積み木のスタンド

20200804a_behringerb3031aundermydesk

正面机のサラウンド5.1チャンネル再生環境を、どのようにしたら改善できるか考えたが、いいプランが浮かばない。机の中央に43型の液晶ディスプレイをどーんと置いている以上、まともなセンタースピーカーをまともな場所に、しかもできれば2個、置くのは難しい。

とりあえず、机下に置いたセンタースピーカーB3031Aが、床に直置きされているのがあまりに可哀そうなので、積み木を4個持ってきて、100円ショップで買った防振ジェルの使い古したやつをはさんで、B3031Aの下に入れてみた。

気分としては、5%くらいよくなったかも。

以前にダウンロードした、マルチチャンネルのFLACファイルを鑑賞している。悪くない。

H2

2020/08/03

foobar2000でDVD-Audioを聴く

20200803c_foobar2000playingdvdaudio

インターネットでサラウンドについて検索していたら、foobar2000に「DVD-Audio Decoder」コンポーネント(ダウンロードはこちら)を入れるとDVD-Audioディスクの再生ができる、という話があった。

Windows上のfoobar2000で試してみたところ、「Dream Theater」と「惑星2003」は、どちらもマルチチャンネルで再生できるようだった。すごい。これだから、Windowsもやめられないんだよなー。

あと、こちらにあった「サラウンドのチャンネルアサイン・テスト用ファイル」も、Windows上のfoobar2000で再生できた。自分の作ったファイルだけを再生していても不安なので、助かった。シンタックスさん、ありがとうございました。

H2

(2020/8/5追記)マルチチャンネル再生については、うまくいかない場合があった。「GODZILLA FINAL WARS」というDVD-Audioディスクはうまくいかなかった。5.0チャンネルで並びが「Lf-Rf-C-Ls-Rs」となっていて、UA-S10に渡す時にずれてしまう。「惑星2003」も再度試したところ、「Lf-Rf-LFE-Ls-Rs」でずれているようだ。簡単にはいかない。

(2020/8/6追記)チャンネルの並びを正しくする方法がわかった(ような気がする)。

Foobar2000の「Preferences」→「Playback」→「Output」→「ASIO」と進んだ画面で、Custom channel mappingsをAdd Newし、どの出力がサラウンドのどれであるかを設定する。

20200806a_foobar2000asiocustomchannelmap

設定が終わったらfoobar2000を再起動し、「Preferences」→「Output」画面で先ほど作ったチャンネルマッピングを選ぶ。

20200806b_foobar2000outputselection

これで、チャンネルマッピングが正しくなったような気がする。

Roland INTEGRA-7のサラウンド出力を試す(m4aファイル2点あり)

ローランドの音源モジュールINTEGRA-7は8個のアナログ出力を持つ。最初の2個がメイン出力で、残りの6個は、独立出力として使うこともできるし、「モーショナルサラウンド(motional surround)」の5.1チャンネル出力として使うこともできる。5.1チャンネルサラウンド出力を持つシンセは、珍しいものであると思う。5.1対応のスピーカーシステムを用意したからには、ぜひ一度は試したいと考えた。

背面にケーブルを接続した様子を示す。

20200803a_rolandintegra7outputssurround5

出力1と2はS/PDIFで出しているので、アナログでは接続しない。それ以降の6チャンネルをTRSケーブルでFireface 800に接続した。INTEGRA-7のサラウンド出力のチャンネル順は、フロントL、フロントR、センター、サラウンドL、サラウンドR、LFEである。Firefaceの側は、フロントL、フロントR、サラウンドL、サラウンドR、センター、LFEの順にした。そうしないと、サラウンドLRを一つのフェーダーで調整できないし、メーターもわかりにくい。

まずはピアノを一つだけ鳴らしてみた。元々の音はステレオ2チャンネルであるが、サラウンドモードにした場合、サラウンドのエフェクトがかかるはずだ。それを聞きたいと考えた。

適当に曲を一つひねり出した。

20200803b_shortsummervacationmemo

INTEGRA-7の出力1、2から出た音を、従来通りのやり方、Fireface 800→dbx Quantum→KORG MR-2000Sと回す方法で2チャンネル録音したのが下のファイルだ。

Short Summer Vacation (2ch)

メトロノームなしで手弾きし、無修正。ただ、一度で成功したわけではない。Aメロ2回繰り返しは弾けても、Bメロでこけることが何度もあった。途中から録音することも試みたが、サスティンペダルのデータがうまく入らず断念して頭からやり直した。96kHz、24ビット、192kbps。

そして、サラウンド5.1チャンネルが下のファイルだ。

Short Summer Vacation (5.1ch)

LogicにMIDIデータ1トラックが入っただけの状態ではバウンスができないので、6チャンネル分のオーディオをLogicに録音する必要があった。録音してパンを設定し、ノーマライズ付きでバウンスして、Apple CompressorでAAC圧縮のm4aファイルを作成した。48kHz、24ビット、256kbps。2チャンネルの再生環境ではダウンミックスされる、はずだ。

MacのモニターシステムとWindowsのモニターシステムが別物で、MacからWindowsに音をコピーして再生したら違和感があった。5チャンネル分、すべて同じスピーカーを使い、設置場所も適切であれば、これほどのずれは生じないだろう。我が家のは、なんちゃってサラウンド環境と言えそうだ。

今回は5.1ch版の音量が小さくて困ることはなかったが、音量上げの作業が必要になった時に、それをLogicでやるのは大変かもしれないなぁ、と思った。やってみれば大丈夫かもしれないけれど。

Windows側で2ch版をマスタリングする際、5.1ch版に音量を合わせようと試みた。これも簡単ではなかった。冒頭部だけで判断できないのである。低音の量は、5.1チャンネルはサブウーハーが鳴るが、2ch版は鳴らないので、かなり違う。

自分の手元で聴くと、おぉ、5.1チャンネル面白いじゃん、と思う。

ただ、世の中に、この5.1チャンネルのファイルを5.1チャンネルで再生する環境を用意している人がどのくらいいるだろうか?

H2

2020/08/02

Apple QuickTime Playerでサラウンド5.1チャンネル(m4aファイルあり)

サラウンド5.1チャンネル音声ファイルの再生をしていた際、Finderでファイルを右クリックして「このアプリケーションで開く」を選び、アプリケーションを選べることに気付いた。「QuickTime Player.app」というのがある。

20200802d_openm4awiththisapplication

QuickTime Player.appを選ぶと、QuickTime Playerが起動した。5.1チャンネルで再生できた。拍手!

20200802e_quicktimeplayerplaying5_1chm4a

QuickTime Playerのバージョン情報はこんな感じ。

20200802f_quicktimeplayerversioninformat

2018年から更新されてないんだろうなぁ。

メニューで「ウインドウ」→「ムービーインスペクタを表示」を選ぶと下のような画面が出る。

20200802g_quicktimeplayerinspector

Apple Compressorは、AACだと「C L R Ls Rs LFE」の順に並べるようだ。AIFFだと「L R C LFE Ls Rs」で並べるらしい。並べ方がいろいろあって、それがうまく処理されないと、ずれてとんでもない音になる。

どのエンコード方式でどのようにパラメータ設定をするのが私にとってベストであるかはまだわからないが、とりあえず一つ、m4a(AAC)の5.1チャンネルファイルを公開する。

Long Long Rain (5.1ch, AAC)

Apple Compressorの「AAC」設定で、「品質」を「高」から「最高」にしただけの設定でエンコードした。当方のMac上のfoobar2000 2.1.58とQuickTime Player、Windows上のfoobar2000 1.5.5で再生できた。

上の再生ボタンを押すとどうなるか。当方のWindows上のEdgeからVSA-919AHという接続では、ダウンミックスされた2チャンネルの再生ができた。音の欠けはないようだ。

縦に点が3つ並んだ丸印を左クリックするか、右クリックしてポップアップメニューから「名前を付けてオーディオを保存」を選ぶとm4aファイルをダウンロードできる。それを使って、サラウンド再生の実験をしていただくのも、一興かと思う。

Mac上のブラウザーでも試した。Safari、Chrome、Firefoxのどれでも、サラウンド5.1チャンネルの再生ができた。Core Audioのレベルで5.1チャンネルに対応している強みなのかもしれない。音声出力を液晶ディスプレイのHDMIに切り替えたら、ダウンミックスされた2チャンネルで再生された。

同じ曲の2チャンネル版(センターのみ、ステレオパン)はこちらで公開している。

同じ曲の5.1チャンネルWMAファイルは、こちらで公開している。

H2

foobar2000 for Macでサラウンド5.1チャンネル

昨日の記事で、Mac上のfoobar2000について「私が試みた限りでは、マルチチャンネル再生はできないようだった」と記したが、それは誤りであった。できた。

Mac の Audio MIDI 設定でステレオやサラウンドサウンド用に外部スピーカーを設定する」を読んで、これはもしかしてできるかも、とやってみた。Audio MIDI設定で「Fireface 800」を選び、右下の「スピーカーを構成」ボタンを押す。

20200802a_macaudiomidisettingsfireface80

下の画面では、「構成」を「5.1サラウンド」にし、チャンネル割り当てをした。

20200802b_5_1surroundsettings

iTunesで再生してもサラウンドにならなかったが、foobar2000はサラウンドになった。やった!

20200802c_foobar2000macplaying5_1chfiles

AIFF、WAV、FLAC、m4a(AAC、Apple Loseless)、WMAの5.1チャンネルを再生できた。

これで、Logicで作って、AIFFまたはWAVの6ファイルを書き出し、Apple Compressorでそれを読み込んでエンコードし、foobar2000で出来具合を確かめるという、シンプルな作業手順を採れるようになった。その後、Windows上のfoobar2000でも再生を確認できる。

シンセを弾くとは、配線をすることと見つけたり。だれかの言葉のもじりである。

H2

(追記)上の記事を書いた時のバージョンは覚えていないのだが、foobar2000を2.2.6に更新したら、m4a(AAC)のチャンネル割り当てがおかしくなった。2.1.58を入れたら直った…。

 

2020/08/01

Roland UA-S10でサラウンド5.1チャンネル

20200801a_rolanduas10for5_1chsurround

メインのWindowsパソコン用のオーディオインタフェースとしてローランドの「Super UA UA-S10」を使っている。このUA-S10には2チャンネルモードと6チャンネルモードがあり、6チャンネルモードにすると6出力で利用できる。これまで2チャンネルモードで使ってきたが、今回6チャンネルモードに切り替えて、スピーカーの配線を変更し、サラウンド5.1チャンネルの再生ができるようにした。

6チャンネルモードではDSD再生ができない。PCMのみとなる。今の気持ちとしては、DSDよりサラウンドである。

上の写真を見ると、背面にぎっしりコードがつながっていることがわかるだろう。左から、入力LとR(KORG MR-2000Sからの入力)、出力AのLとR、ブレークアウトボックスのケーブル、電源、アースである。前面にはヘッドホン出力端子があるが、このフォーン出力もパワードスピーカーにつないでいる。

なんでこんな状況に至ったかというと、作成した5.1チャンネルのファイルを再生するまともな環境がなく、それを何とかするためである。

昨日から、MacBookに入れた「Apple Compressor」で5.1チャンネルファイルの作成を試していた。

20200801b_applecompressoraddsurroundsoun

Logicで5.1チャンネルのプロジェクトを開き、「バウンス」→「プロジェクトまたは選択範囲」と進んだ画面で「PCM」をチェックし、「サラウンドバウンス」をオンにし、「ファイルタイプ」を「分割」に設定してバウンスすると、チャンネルごとに1個の音声ファイルができる。

Compressorで「サラウンドサウンド・グループを追加」を選んで上の画面を出し、L、C、R、LFE、Ls、Rsに音声ファイルを読み込むと、AAC(m4a)、AIFF、FLAC、WAVなどの5.1チャンネルファイルを作成できる。

ここで問題だったのが、出力されたファイルをどうやって聞いて確かめるか、である。iTunesでは、2チャンネルになってしまうようだった。何か方法があるのかもしれないが、iTunesが先のないソフトであるなら、調べるのは億劫である。

Logicに読み込んで聞く、というのもやってみた。まず困るのが、作成されたファイルが48kHzである場合、Logicが、プロジェクト全体を48kHzにするか、それとも読み込んだ音声を96kHzにリサンプルするのかと尋ねてくることだ。Fireface 400は96kHzで動かすことにしていて、48kHz動作に切り替えるのはたやすいことではない。リサンプルして問題が生じることもないとは言えず、これでは検査にならない。

また、エンコード方式によっては、Logicに読み込むとチャンネルがずれてしまうものがあった。これはこれで対処法もあるかもしれないが、それを探してまで、Logicでの再生を試す気にはなれなかった。

次に考えたのは、作ったファイルをOppo BDP-103で再生して確かめる方法であった。これはうまくいかなかった。妙にノイズや歪みが入るのである。BDP-103の対応度が低いのかもしれない。UDP-203を出してこようかとも一瞬考えたが、それもなあ、と思った。Oppoのプレーヤーはもはや製造されておらず、それがどんなに優れたものであったとしても、今後、out of dateな物になるのは間違いない。そこにこだわってもなぁ、と思う。

要は、Apple Compressorで~形式のファイルを作成しました。我が家の~では問題なく再生できました、と言いたいのである。「我が家の~」は、それなりに入手しやすく、他の人が「まあ、それか」と納得できる再生方法である必要がある。

Mac上のfoobar2000というのも考えていたのだが、これは追加コンポーネントが少ないようで、私が試みた限りでは、マルチチャンネル再生はできないようだった。(追記:後に成功した。記事はこちら)。

ではWindows上のfoobar2000はどうだろう、ということになり、Windowsパソコンにマルチチャンネルのオーディオインタフェースをつないだらどうだろうか、と考え、おっと、今つないでるUA-S10は6チャンネル出力ができるのでは、ということになった。

UA-S10のLINE OUT Aに、Genelec 1031Aをつないだ。

20200801d_yamahans10mpro_genelec1031a

上に乗っているのはVSA-919AHのフロントRに接続したヤマハNS-10M PROだ。NS-10Mは1031Aより一回り小さいのだが、この写真は上方から撮影したため、NS-10Mが大きく見える。

UA-S10のLINE OUT BのLeftはセンタースピーカーに、RightはLFE(Low Frequency Effect)に使う。センタースピーカーはBehringer B3031A、LFE用のウーハーはDynaudio BM14Sだ。

20200801f_behringerb3031a_dynaudiobm14s

大型の液晶ディスプレイを使っているため、大きなセンタースピーカーを置けない、とずっと悩んできた。今回は、机下に置くという乱暴な方法を選んだ。

UA-S10のPHONES出力は、リアのBehringer C50Aに接続した。

20200801e_behringerb2030p_behringerc50a

下がC50A、上はVSA-919AHのリアRに接続したBehringer B2030Pだ。C50Aは良い音がするスピーカーではないが、とりあえずこれで。

UA-S10のコントロールパネルを開いて「6 Channel」出力にし、OUT 1-2をLINE OUT Aに、OUT 3-4をPHONESに、OUT 5-6をLINE OUT Bに設定した。

20200801c_uas10controlpanel6chmode

foobar2000でAACのテストデータ(.m4a)を再生した様子。

20200801g_foobar2000playing6chaac

48kHz、6チャンネル、750kbpsのデータを再生している。チャンネルとスピーカーの対応は合っているようだ。AACのマルチチャンネルm4aだけでなく、マルチチャンネルWAV、マルチチャンネルAIFF、Apple Loselessのマルチチャンネルm4a、マルチチャンネルFLAC、マルチチャンネルWMAは問題がないように思う。

本日までの私の感想としては、安全なのはマルチチャンネルWAVだろうと思う。ただ容量が大きい。マルチチャンネルFLACも容量が大きい気がする。容量を抑えられて互換性も高いのではと思われるのは、AAC m4aかなぁ。もうしばらく、考えたり、実験したりする時間が必要だ。

これで、私の作業場である洋室8畳には、5.1サラウンドの再生環境が3セット入ったことになる。机正面には、VSA-919AHを中心としたセットと、UA-S10を中心としたセットがある。机の右側を向くと、Fireface 800を中心としたセットがある。これだけでスピーカーの数は18個だ。それに加え、VSA-919AHのBスピーカーとしてAuratone 5Cが2個あるので、合計20個である。

H2

« 2020年7月 | トップページ | 2020年9月 »

「シンセな日々」検索







ウェブページ