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2020/08/01

Roland UA-S10でサラウンド5.1チャンネル

20200801a_rolanduas10for5_1chsurround

メインのWindowsパソコン用のオーディオインタフェースとしてローランドの「Super UA UA-S10」を使っている。このUA-S10には2チャンネルモードと6チャンネルモードがあり、6チャンネルモードにすると6出力で利用できる。これまで2チャンネルモードで使ってきたが、今回6チャンネルモードに切り替えて、スピーカーの配線を変更し、サラウンド5.1チャンネルの再生ができるようにした。

6チャンネルモードではDSD再生ができない。PCMのみとなる。今の気持ちとしては、DSDよりサラウンドである。

上の写真を見ると、背面にぎっしりコードがつながっていることがわかるだろう。左から、入力LとR(KORG MR-2000Sからの入力)、出力AのLとR、ブレークアウトボックスのケーブル、電源、アースである。前面にはヘッドホン出力端子があるが、このフォーン出力もパワードスピーカーにつないでいる。

なんでこんな状況に至ったかというと、作成した5.1チャンネルのファイルを再生するまともな環境がなく、それを何とかするためである。

昨日から、MacBookに入れた「Apple Compressor」で5.1チャンネルファイルの作成を試していた。

20200801b_applecompressoraddsurroundsoun

Logicで5.1チャンネルのプロジェクトを開き、「バウンス」→「プロジェクトまたは選択範囲」と進んだ画面で「PCM」をチェックし、「サラウンドバウンス」をオンにし、「ファイルタイプ」を「分割」に設定してバウンスすると、チャンネルごとに1個の音声ファイルができる。

Compressorで「サラウンドサウンド・グループを追加」を選んで上の画面を出し、L、C、R、LFE、Ls、Rsに音声ファイルを読み込むと、AAC(m4a)、AIFF、FLAC、WAVなどの5.1チャンネルファイルを作成できる。

ここで問題だったのが、出力されたファイルをどうやって聞いて確かめるか、である。iTunesでは、2チャンネルになってしまうようだった。何か方法があるのかもしれないが、iTunesが先のないソフトであるなら、調べるのは億劫である。

Logicに読み込んで聞く、というのもやってみた。まず困るのが、作成されたファイルが48kHzである場合、Logicが、プロジェクト全体を48kHzにするか、それとも読み込んだ音声を96kHzにリサンプルするのかと尋ねてくることだ。Fireface 400は96kHzで動かすことにしていて、48kHz動作に切り替えるのはたやすいことではない。リサンプルして問題が生じることもないとは言えず、これでは検査にならない。

また、エンコード方式によっては、Logicに読み込むとチャンネルがずれてしまうものがあった。これはこれで対処法もあるかもしれないが、それを探してまで、Logicでの再生を試す気にはなれなかった。

次に考えたのは、作ったファイルをOppo BDP-103で再生して確かめる方法であった。これはうまくいかなかった。妙にノイズや歪みが入るのである。BDP-103の対応度が低いのかもしれない。UDP-203を出してこようかとも一瞬考えたが、それもなあ、と思った。Oppoのプレーヤーはもはや製造されておらず、それがどんなに優れたものであったとしても、今後、out of dateな物になるのは間違いない。そこにこだわってもなぁ、と思う。

要は、Apple Compressorで~形式のファイルを作成しました。我が家の~では問題なく再生できました、と言いたいのである。「我が家の~」は、それなりに入手しやすく、他の人が「まあ、それか」と納得できる再生方法である必要がある。

Mac上のfoobar2000というのも考えていたのだが、これは追加コンポーネントが少ないようで、私が試みた限りでは、マルチチャンネル再生はできないようだった。(追記:後に成功した。記事はこちら)。

ではWindows上のfoobar2000はどうだろう、ということになり、Windowsパソコンにマルチチャンネルのオーディオインタフェースをつないだらどうだろうか、と考え、おっと、今つないでるUA-S10は6チャンネル出力ができるのでは、ということになった。

UA-S10のLINE OUT Aに、Genelec 1031Aをつないだ。

20200801d_yamahans10mpro_genelec1031a

上に乗っているのはVSA-919AHのフロントRに接続したヤマハNS-10M PROだ。NS-10Mは1031Aより一回り小さいのだが、この写真は上方から撮影したため、NS-10Mが大きく見える。

UA-S10のLINE OUT BのLeftはセンタースピーカーに、RightはLFE(Low Frequency Effect)に使う。センタースピーカーはBehringer B3031A、LFE用のウーハーはDynaudio BM14Sだ。

20200801f_behringerb3031a_dynaudiobm14s

大型の液晶ディスプレイを使っているため、大きなセンタースピーカーを置けない、とずっと悩んできた。今回は、机下に置くという乱暴な方法を選んだ。

UA-S10のPHONES出力は、リアのBehringer C50Aに接続した。

20200801e_behringerb2030p_behringerc50a

下がC50A、上はVSA-919AHのリアRに接続したBehringer B2030Pだ。C50Aは良い音がするスピーカーではないが、とりあえずこれで。

UA-S10のコントロールパネルを開いて「6 Channel」出力にし、OUT 1-2をLINE OUT Aに、OUT 3-4をPHONESに、OUT 5-6をLINE OUT Bに設定した。

20200801c_uas10controlpanel6chmode

foobar2000でAACのテストデータ(.m4a)を再生した様子。

20200801g_foobar2000playing6chaac

48kHz、6チャンネル、750kbpsのデータを再生している。チャンネルとスピーカーの対応は合っているようだ。AACのマルチチャンネルm4aだけでなく、マルチチャンネルWAV、マルチチャンネルAIFF、Apple Loselessのマルチチャンネルm4a、マルチチャンネルFLAC、マルチチャンネルWMAは問題がないように思う。

本日までの私の感想としては、安全なのはマルチチャンネルWAVだろうと思う。ただ容量が大きい。マルチチャンネルFLACも容量が大きい気がする。容量を抑えられて互換性も高いのではと思われるのは、AAC m4aかなぁ。もうしばらく、考えたり、実験したりする時間が必要だ。

これで、私の作業場である洋室8畳には、5.1サラウンドの再生環境が3セット入ったことになる。机正面には、VSA-919AHを中心としたセットと、UA-S10を中心としたセットがある。机の右側を向くと、Fireface 800を中心としたセットがある。これだけでスピーカーの数は18個だ。それに加え、VSA-919AHのBスピーカーとしてAuratone 5Cが2個あるので、合計20個である。

H2

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