パソコンのトラブルは往々にして訳がわからない
Windows 10の「Windows 10 October 2020 Update」(米MicrosoftのWindows Blogsの記事はこちら)が出たというので、昨晩からインストールを始めた。自分の部屋で使っているWindowsは昨晩のうちに済ませ、今日は朝から家族のパソコン3台の更新をした。Windowsの更新、グラフィックスドライバーの更新など、うまくいった、と思ったのだが、その後、娘のパソコンでヘッドホンを使えるようにしようと作業をして、夕方まで苦闘するはめになった。ほんともう、ワケがわからない。
中に入っていたCARDamp MK-IIはもう使わないだろうということで、外部のケーブルをすべて外し、CARDampを取り出し、再度ケーブルをつないだら、画面が出ない。さっきまで出ていたじゃないか!と言いたくなった。
DVI-Dに対応したディスプレイを運んできて接続し、画面が出るか確かめた。どうもおかしい。今度は、電源ボタンが効かない。電源ユニット背面のスイッチをオンにしただけでCPUファンとGPUファンが弱々しく回転し、マザーボードのLEDが2個ほど頼りなげに点灯する。パソコンの電源ボタンは働かない。ボタンがおかしいのかと疑ったがどうもそうでもないようで、あれやこれやと試した結果、別の電源ユニットを入れたらその症状は出なくなった。
DVI-Dでまあなんとかほどほど動くところまで仕上げたが、机に戻してそこのディスプレイ「Dell UP2414Q」にDisplayPortでつなぐと画面が出ない。悪戦苦闘の後、HDMI経由でリフレッシュレート30Hzが映り、ディスプレイのDisplayPortのバージョンを下げてリフレッシュレート30Hzにすると映ることがわかった。しかし、ゲームをする人のディスプレイのリフレッシュレートが30Hzなのはいかんだろう、ということで、自分の部屋にあったBENQのE2200HDを持ってきてDVI-Dでつないだ。
娘のパソコンでヘッドホンを容易に使えるようにしようという計画は、まずはRealtekのアナログ出力をE2200HDにつなぎ、E2200HDのヘッドホン端子を使おうとした。ヘッドホンで音を聞いたらノイズがひどくて耐えられなかった。Roland(Edirol)のFA-66を接続し、そこから聴いたら、その方が少しはマシだった。
E2200HDはこれまで自分の机左側で使っていたため、自分の机周りのディスプレイも変更せざるを得なくなった。机右側のMacBookにDell UP2414Qをつないだのだが、DisplayPort経由で画面が出ない。あれこれやってあきらめて、今はHDMI接続のリフレッシュレート30Hzで妥協している(上の写真)。机左側は、セイコーエプソンの「LD1753W」をつないだ。2006年ごろの製品である。よく動くものだ。
古いパーツや周辺機器を使い回すのも、ほどほどにすべきなのかもしれない。冷や汗を流す時間が長くなっていけない。
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