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2020/10/13

KORG wavestateの「シングルマルチサンプル」で基本音色を作る(m4aファイル5点)

20201013a_korgwavestatemypiano1

コルグwavestateはウェーブ・シーケンスを使った音作りが特徴であるが、レイヤーのモードを「Single Multisample」にすると、普通のPCMシンセとして使うこともできる。2020年ものであるから、数ギガバイトの容量のPCM波形を積んでいる。フィルターだってエフェクターだって最新だ。きっと良いに違いない、と期待していた。

5個、基本的な音色を作ってみた。

KORG wavestate My "Piano1"

上の写真の音色。「Init Performance」を選び、レイヤーのモードを「Single Multisample」にし、波形として「Piano: Acoustic mp」を選び、フィルターは「2-pole LPF」にし、ベロシティをフィルターとアンプにかけた。wavestateのフィルターのキーボードトラックはパラメーターが多く、普通にトラックさせるにはどうするかがマニュアルに記述されている。「Init Performance」から作った場合は、「Key Track」パラメーターを+60にすればよい。今回の録音はすべて、MR-2000Sを回して手弾き無修正。この音色の録音を聴いて、エンベロープの「SUSTAIN」を下げ切っていなかったことに気付き、後に修正した。

wavestateのファクトリーのパフォーマンスには「Basic Vel Switch Piano」「Basic Vel Switch Tine EP」というものがあり、これらでは、ウェイブシーケンスのサンプルレーンを使ってベロシティスイッチをしている。どうやったらそれができるのか、私にはまだわからない。

KORG wavestate My "Saw1"

波形は「Wave: Saw」。フィルターは「2-pole LPF」、エフェクトはプリセット「Mono 1/4 note dly」を選んでモノにしている。wavestateのエフェクトは、プリセットを選んで、少ないパラメーターを相対的に設定するというユニークなものである。「MOD」で「Pitch Tune」を「Pitch LFO」で変調し、「Int Mod Src」を「Mod Wheel CC 1」にして、モジュレーションホイールでビブラートをかけた。

KORG wavestate My "Saw1Mono"

「PERFORM」から「PAGE+」で進んで「Voice Assign」ページを開くと「Mode」パラメーターでモノに切り替えられる。レガートのオンオフ、優先度(高音、低音、最後)、ユニゾンの設定もある。至れり尽くせりだ。前の音色をベースにしているが、少しアタックを速くした。

KORG wavestate My "Square1Mono"

 波形を「Wave: Square」にし、ポルタメントをかけたもの。ポルタメントの設定ページは、マニュアルを見てやっとわかった。SHIFTボタンを押しながら「OCTAVE」つまみ(「RESONANCE」つまみ)を回すと出てくる。フィンガードにするかどうか、コンスタントレートかコンスタントタイムにするかを選べる。

KORG wavestate My "SawStrings1"

鋸歯状波を2個重ねてデチューンしたストリングス。レイヤー1個に波形を1個しか選べないが、単にデチューンしたいのであれば、ユニゾンを使えばよい。ここでは、「Unison Voices」を「2」にし、「Detune」を「6 cents」にした。「Thickness」と「Stereo」はいずれもゼロのままにした。フィルターは「MS-20 LPF」。エフェクトはリバーブのプリセット「Rich Hall Overb」をかけた。

以上の音色は、新たにセットリストを作り、Aの1から5にアサインした。セットリストの新規作成は、ライブラリアンで行った。本体で行う方法がわからなかったからだ。

基本的な音色を少し作っただけでも、wavestateが最新の万能PCMシンセであると感じられた。アナログではこうはいかない。

wavestateの大きさは、Akai MPC4000に近いようにも思う。グルーブマシンとしては、あまり大きいのも困るので、このあたりが最大の大きさではなかろうか。テーブルの上に様々な機材を並べるのがグルーブマシン的スタイルで、1個の機材が大きいと、他の機材を並べるスペースがなくなってしまう。wavestateの大きさは、絶妙と言えるかもしれない。

アフタータッチはやっぱり欲しかった。ヨーロッパのシンセメーカーは、Arturia minibruteやNovation Bass Station 2など、2オクターブ鍵盤の廉価シンセでもアフタータッチを付けてくる。それがユーザーの要望であると知っているからだろう。

音量が小さめで、デジタルっぽいのは、やはり難点かと思う。nutubeを入れてくれればよかったかも。外部でオーバードライブやコンプレッサーを通すのもいいかもしれない。

とりあえず、Fireface 800の裏面の端子にバランスでつなぐのをやめて、前面にアンバランスでつないでみた。この方がレベルを上げやすい。また、内蔵コンプレッサーで、ピアノの音量は上げられた。

次はウェーブ・シーケンスを学びたいと思うが、敷居は高いなぁ。

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