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2020/11/12

Roland JP-8000を購入

20201112d_rolandjp8000

ローランドのJP-8000を購入した。3万8500円+送料2422円。

JP-8000は買いそびれたシンセであった。1997年ごろ、高円寺のシンセ店で試奏してすごいと思ったのだが、その時は中古のKORG 800DVに引き寄せられてしまい、一時に2台買う勇気はなく、JP-8000との縁はなくなってしまった。

JP-8000にはアフタータッチがないというのも、買いそびれた理由の一つである。音源タイプのJP-8080を買う方がよいか、とも思っていた。JP-8000の中古は、ライン出力が出なくなるという話を時々見る。それを読むと「電源入りました」という品は買うのが怖いし、動作品であっても、いつ壊れるか不安である。

今回は、メイン基板のコンデンサーを交換しました、という品である。長く無事に動いてくれることを祈る。

音を一つ。

P:A76 Sine Lead

パッチを順にオーディションしていって、録音してもいいか、と思う音色はたくさんあったのだが、この音色は是非録音したいと思った。好みの音なのだ。オシレーター1の三角波で作った正弦波っぽいリードである。ディレイがいいんだろうなぁ。

今日届いて、自宅で初めて弾いて思ったのは、JP-8080じゃなくて、JP-8000にしてよかったということだ。鍵盤が良い。奥でトリルを弾ける。持っているローランドの鍵盤で、一番の弾きやすさだと思う。JD-XAとSYSTEM-8の鍵盤よりよほど良いと思う(出してきて比べたわけではないが)。パタパタ音は少し気になるが、一人の部屋で弾いているのだから、気にしなければならないものではない。

レバーも素晴らしい。ローランドの逆Tレバーは左右でピッチベンド、上に倒すとモジュレーション(cc#1)だが、JP-8000のレバーは、上へ倒す時に深く倒れるようになっていると思う。ビブラートがかけやすい。

通常はこんな感じ。

20201112e_rolandjp8000modulation

上に倒すとこんな感じ。

20201112f_rolandjp8000modulationup

鍵盤とレバーが良いので、マスターキーボードとして使えそうだ。cc#11を出すエクスプレッションペダル、cc#64を出すホールドペダルも接続できる。リボンコントローラーは、左方向はcc#2で、右方向はチャンネルアフタータッチのようだ。

鍵盤と音源が一体になったシンセは、音作りがしやすいというメリットもある。腕の移動が少なくて済む。パッチ選択ボタンが鍵盤に近いところにあるのも良い。

今一つであるなぁ、と思うのは、電源から雑音がすること、フロアノイズが高いと感じることだ。まあよい。

ローランドのバーチャルアナログシンセは、JP-8000/8080、SH-32、SH-201、GAIA SH-01、SYSTEM-1/1m、SYSTEM-8がある(V-Synthはつまみが少ないし、バーチャルアナログはその一部でしかないので割愛。Boutiqueシリーズは、きりがなくなりそうなので、ここでは省略させてください。JUPITER-80/50とINTEGRA-7とJUPITER-X/Xmも割愛)。

これらのうち、音色名表示ができるのは、JP-8000/8080とSYSTEM-8だけだ。音色名表示は、私は、あった方がうれしい。他人が作った音色でも、自分が作った音色でも、名前から得られる情報は貴重なものであるからだ。

JP-8000からSH-01までは、LFOが2個ある。しかし、SYSTEM-1/1mと8では、LFOが1個になっている。1個だとビブラートにLFOを使ってそれで終わりになってしまうので、悲しい。

JP-8000にはサスティンペダル(ホールドペダル、ダンパーペダル)の端子とエクスプレッションペダルの端子がある。SYSTEM-1/8も同様だ。SH-201とSH-01は、どちらにでも使える端子が1個あるだけで、両方を使うことはできない。

という風につらつらと考えると、JP-8000はけっこう優れものであると思う。

1990年代は、DTM音源という安くて良いシンセもあったけれども、プロ向けっぽい、10万円台、20万円台のシンセも盛んに作られていた。JP-8000は15万円くらいだったらしい。その価格に見合う、作りの良さを感じる。MADE IN JAPANと書かれているのも嬉しい。

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