Roland AIRA MX-1を購入
ローランドのAIRAシリーズのミキサー「MX-1 MIX PERFORMER」を購入した。3万5615円。以前から買いたかったミキサーなのだが、新品の価格は6万円台半ばで、中古もなかなか値が崩れず、今日まで買えずに来た。
MX-1が来るので、SYSTEM-8とSYSTEM-1mを出してきた。緑色のLEDがまぶしい。
MX-1が欲しかった理由は、SYSTEM-1m、SYSTEM-8、JD-XAにはS/PDIFなどのデジタル音声出力端子がなく、MX-1を買えば、S/PDIFに変換できるだろうと考えたからだ。今日の接続は下の図のような感じ。
この接続で、SYSTEM-8とSYSTEM-1mの出力を、デジタルでFireface 800に送ることができた。トラブルがなくて、拍子抜けした。
MacBookからSYSTEM-8とSYSTEM-1mへMIDIデータを送るのはどうやるんだろうか、と心配したが、上の接続をしてMacBookでMIDIデバイスを見ると、下のようになっていた。
MX-1のUSBにつないだデバイスは、その名前は見えないが、MacBookの側から「MX-1 USB1」などを選べばよいようだ。
デジタル接続にすることで、フロアノイズを下げられた。
上の図の右端にある「MX-1」は、マイナス112dB、113dBという値が出ている。一方で、アンバランス接続のSYSTEM-1mはマイナス73dBだ。左端にはバランス接続のSYSTEM-8があり、こちらはマイナス90dB程度だ。
マイナス70dB行かないと、ノイズが気になる。マイナス70dBを超えていれば(マイナスの数値が大きければ)まあまあ合格点だと思うが、それでも、フロアノイズは小さいに越したことはない。SYSTEM-8のマイナス90dBはかなり優秀だ。ただそれでも、フルデジタル接続にはかなわない。デジタル接続に「プチ」ノイズが乗るかどうかは、しばらく使ってみないとわからない。
MX-1にUSB接続できる製品は、現時点では以下の31製品であるという(アルファベット順)。
BITRAZER
D-05
DEMORA
FA-06
FA-08
JD-XA
JD-Xi
JP-08
JU-06
JUNO-Gi
JUPITER-50
JUPITER-80
JX-03
MC-101
MC-707
MX-1
SCOOPER
SE-02
SH-01A
SYSTEM-1
SYSTEM-1m
SYSTEM-8
TB-03
TB-3
TORCIDE
TR-08
TR-09
TR-8
TR-8S
VP-03
VT-3
うちにあるのはSYSTEM-1m、SYSTEM-8、JD-Xaの3製品だ。うまく行くとなると、他の製品も欲しくなってしまう。古い製品で今は購入しにくいものも多いけれども。
MX-1はデジタルのDJミキサーで、サンプリング周波数は44.1kHz、48kHz、96kHzから選択できる。DJミキサーというのは概して高価なものであるので、MX-1は廉価な方だろう。「BEAT FX(BFX)」「MASTER FX(MFX)」「MASTERING」という3種のエフェクターを内蔵し、外部へのセンドリターンも1系統用意されている。内蔵している3種のエフェクターはとてもDJ的なもので、私はシンセ内蔵のエフェクターとスタジオ向けのエフェクターを使ってきたので、驚くと共に面白いと感じる。手持ちの機材の中では、Kaoss Pad KP3+(購入記事はこちら)が近いだろう。
MX-1は、けっこう楽しめるのではないかと期待している。
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