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2021/01/21

Roland MC-707を購入

20210121g_rolandmc707

ローランドのグルーブボックス「MC-707」を買った。6万6700円+送料1020円。

到着して、ヘッドホンから音が出ることを確かめ、USBで接続してMX-1に音を送れることを確かめた。SDメモリーカードを抜いてバックアップを取り(ダウンロードできるので必須ではない)、システムをバージョン1.60に更新した。SDカードのルートディレクトリにシステムの更新ファイルを入れて更新を行う。画面は下のようなものだ。

20210121h_updatingrolandmc707

無事に済んでほっとした。

では音を一つ。

Roland MC-707 Soaring My 1st Play

初期設定では、SDメモリーカードの中の「Soaring」というプロジェクトが読み込まれる。それをシーン1から4へと順に再生し、ミュートして終わらせて、という作業をした。

TR-8を外してその場所に置いた。最初に音を鳴らした感想は「TR-8より眠い」であった。

ローランドのAIRAシリーズは、最初に出たいくつかの製品ではサンプリング周波数96kHz、内部処理32ビットをうたっていた、と思う。ただ、それをするとなると、どうしても高価格になりがちだ。AIRA LINKに対応した製品は、サンプリング周波数が44.1kHzのものと96kHzのものがあり、うちにある製品でいうと、SYSTEM-1mとSYSTEM-8とTR-8は96kHzで、JD-XAは44.1kHzである、と思う。

で、MC-707は、はっきり言われていないが、44.1kHzではないかと推測している。それで音が眠いのではないだろうか。

ただ、音が眠い、と言っても、それはごくわずかな差である。

あるピアノを弾いた後で、別のピアノを弾くと「あれ?」と思う。うまく弾けない。でも、短い時なら10分、長くても30分くらいで触れているピアノに慣れてくる。耳や身体がそのピアノに適応する。

それと同じで、TR-8の後にMC-707を弾いて眠いと思っても、数分で慣れる。大きな問題ではない。

それなら、44.1kHzの方が、価格を抑えて多くの機能を入れられるんだから、いいじゃないか、という意見もある。でも、私としては、音の良さはわずかであっても何物にも代えがたい、とも思う。96kHz動作のハードウエアが好きな理由だ。

MC-707を買おうと思ったのには、いくつか理由がある。

理由の第1は、MX-1購入後にスキャッターのファンになってしまい、スキャッターが欲しかったからだ。MC-707のスキャッターは、MIDIのノート情報で変化を付けられるらしい。それはMC-101でも同じだが、MC-101にはアナログの外部信号入力端子がなく、MC-707にはある。どうせ買うなら、パート数が多く(MC-101は4、MC-707は8)、液晶画面の情報量が多いMC-707だろう、と考えた。

第2の理由は、MC-707は最後のDTM音源になるかもしれないと考えたからだ。1990年代にSound Canvas SCシリーズが爆発的に売れ、私も大きな影響を受けた。その後、SDシリーズがあったわけだがセールスはぱっとしなかった。ローランドの最後のDTM音源は、INTEGRA-7であると思ってきた。MC-707は、8パートのマルチティンバー音源である。パートごとにMIDIのチャンネルを設定できる。MX-1にAIRA LINKで接続できる製品でオールラウンドのマルチティンバーというとFA-06/08、JUPITER-50/80もあるが、これらはキーボード付きで場所を食う。MC-707の形状は、ぎりぎりDTM音源かもなぁ、と思う。

DTM音源として使えるか、が気になったので、プロジェクトを新規作成し、トラック2をヤマハMONTAGEで弾いてみた。

20210121i_rolandmc707b148axjpstrings

MC-707 B-148:AX JP Strings

「Syn.Pad」カテゴリーにある「B-148:AX JP Strings」独奏。最初のフェードインはエクスプレッションペダル(cc#11)でかけた(cc#7での音量調整もできる)。最後の伸ばした音が揺れるのは、アフタータッチによるものだ。アフタータッチを受ける音色が多いのは驚いた。AX-Edgeや現行Fantomと音色を共有しているせいかもしれない。

MC-707には3000以上の音色が入っているとどこかで読んだ。バンクEにはINTEGRA-7のPCM Synth Toneと同じ896音色(XV-5080に近いと思われる)が、バンクFにはGM風なんだけどやたらと多い837音色が入っている。まあこれだけあると、DTM音源に負けていないと言えるだろう。

MC-707を買った第3の理由は、ZEN-Coreを標ぼうするシンセを1台くらいは買ってみたかったからだ。JUPITER-X/Xm、Fantomは魅力的だが、高価格で手を出しにくい。MC-707はお買い得ではないかと思った。ZENOLOGY PROは、パソコンのパワーが十分な気がしないので、買うのを躊躇している。

第4の理由は、「MC」型番の製品を買ったことがなかったので、一度くらいは、と思ったからだ。MC-8、MC-4などのMicroComposer製品は、シンセ少年であった私にとっては、憧れの機材であった。MCは途中からグルーブボックスになってしまったが、それでも、型番の魅力というものもある。

願いがかなって購入したMC-707だが、とりあえず、箱に入れてしまっておこうかと考えている。机左側のMONTAGE6を中心としたセットでは、上の段にMX-1とTR-8とSYSTEM-1mを並べていて、その様子を大変に気に入っているからだ。MX-1とTR-8はきょう体が同じで、ぴったり来る。MC-707の液晶画面は視野角があまり広くなく、上段に置いて鍵盤を弾くために座ると、よく見えない。MX-1とTR-8とSYSTEM-1mは液晶画面がなく、ある意味見やすい。

勉強すべき題材が、ひどくたくさん溜まっていく。

H2

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