Roland Cloud JD-800 Model Expansionをインストール
Roland Cloudで「JD-800 Model Expansion」が利用可能になった。JD-800 Model Expansion製品ページでデモ演奏を聞ける。
2020年3月2日~31日までテストドライブ期間であるというのでインストールしてみた。上の図は、MacでLogicを起動し、ZENOLOGY Liteの音色選択画面で「EXM005 JD-800」バンクを選び、「0002: Massive Pad」を選んだ様子である。音はこんな感じ。
EXM005 JD-800 0002: Massive Pad
LogicでZENOLOGY Liteを開いて、JD-XAの鍵盤を弾いてMIDI録音をし、4分音符でクォンタイズをかけた。MIDI録音をしたのは、手弾きでレコーダーに入れるとノイズが入るだろうと思ったからだ。2014年のCore i5搭載MacBook Proでは重過ぎる。もう少し高速なCPUを積んでいるWindowsデスクトップで使うべきかもしれない。
Windowsデスクトップは、最初はうまく入らなかったのだが、ZENOLOGY Liteを更新したら入った。そちらでも録音を一つ。
EXM005 JD-800 0035: Ac. Piano 1
JD-800のファクトリーパッチ64個はModel Expansionに移植されていて、有名なプリセット「I-53 Ac. Piano 1」は、Model Expansionの35番に入っている。JD-800のパッチ選択ボタンは8×8であったからだ。Arturia KEYSTEP 37でCakewalkにMIDI録音して8分でクォンタイズし、テンポを上げた。クリップをエクスポートしてWAVファイルを作った。
ファクトリーパッチが移植されているので、JD-800はこういう風味だったのか、と学べる。見事な音が多く、勉強になる。
Model Expansionは、音色の編集画面が実物を模したものではないので(私はZENOLOGY Liteしか使っていないのでその画面を見たわけではない)、実用面はともかくとして、楽しさには欠けると思う。
それでも、ローランドがJD-800をソフト化したのは今回が初ではないかと思うし、そのこと自体は歓迎する。Model Expansionsの音色は、ZENOLOGYを持っていれば、JUPITER-X/Xmにエクスポートできるようだ。それを聞くと、JUPITER-Xが欲しくなる。Fantomの方がよいかもしれないが、よくわからない。
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