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2021年4月

2021/04/30

Roland FA-06のRhodesは低域を増やすと素敵

20210430a_rolandfa07_0010_76pure

ローランドFA-06を弾いていて、ローズの音の場合、「SOUND MODIFY」にある「EQ MID 1」を上げるといい具合になることを発見した。元の音だと中低域が薄いのだが、EQ MID 1を上げるとふくよかさが出てくる。

録音を一つ。

Roland FA-06 "0010: '76 Pure"

Rhodesのパッチの最初にあるこの音はエフェクトが最小にされているが、ちょっとふくよかにしただけで、弾いて楽しい音に変わった。驚いた。エフェクトがかかった他のパッチでも、EQ MID 1を上げる効果は大きい。

INTEGRA-7のRhodesの音はぴんと来ないものだったが、EQをちょっと変えるだけで化けるかもしれない。FA-06と同じものであろうから。

EQ MID 1を上げる、という操作が何なのかを調べたら、どうやら、マスターEQのMid1 Gainを上げるようだ。その周波数は400Hzである。

正直なところ、私はイコライザーの使い方がよくわかっていない。少しずつ学んでいきたい。

H2

2021/04/29

Roland SP-700にMOドライブとSCSI2SDを接続

20210429a_olympusmos332sonrolandsp700

昨晩からローランドSP-700の実験をしている。

SCSI2SDはなかなかの優れものだ。SP-700においては、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)として認識させる、またはCD-ROMドライブとして認識させることができる。HDDの場合は、W-30で作ったHDDイメージをSDカードにコピー(dd)すると、そこから「コンバージョンロード」(旧型式のデータをコンバートして読み込む)ができる。

CD-ROMドライブの場合は、CD-ROMのISOイメージをコピー(dd)して利用できる。S-700シリーズ用の「L-CDP-13 String Sections Vol.1」、Akai 1100向けのCD-ROM、Roland S-50/550/330/760 W-30 Free Samplesでダウンロードした「L-CD1」「W-30 Collection CD-1」「同2」から音色を読み込むことができた。CD-ROMドライブの動作が今ひとつ安定しない気がするので、SCSI2SDをCD-ROMドライブとして使うのがよさそうだ。

ちなみに、SCSI2SDをW-30に接続する場合は、HDDとして認識させ、W-30で作ったHDDイメージを読み込ませると、音色のロードはできるし、起動もできる。ただ、CD-ROMドライブとして認識させて利用することはできなかった。音色一覧を出すところでハングアップする。

そんなわけで、とりあえず、冒頭の写真のように接続した。SP-700からオリンパスの光磁気(MO)ディスクドライブ「230MO TURBO BLACK(MOS332S)」(1997年の記事はこちら)、そこからSCSI2SDという経路である。本当は540MB/640MB対応のMOドライブをつなぎたいのだが、SCSIケーブルが足りず、今は230MBでよしとした。W-30の側で使っているものを持ってくるのは、今回はやめた。

L-CD1、W-30 Collection CD-1、同2は、W-30で読み込むことはできないままだが、SP-700で読み込めたのは嬉しい。

SP-700でL-CD1を見ると、こんな具合の画面になる。

20210429b_rolandsp700convertloadfromlcd1

パッチを読み込み、演奏する画面はこちらだ。

20210429c_rolandsp700patchmodeacpianolps

受け取ったノート情報を鍵盤に表示してくれるのが楽しい。

上の図の「Ac Piano Lp/」を録音した。

Roland L-CD1 Acoustic Piano #1 Ac Piano Lp/

ブチブチいう雑音が気になる。これでは使えないなぁ、と思ったが、トーンの編集をしてみることにした。

Roland L-CD1 Acoustic Piano #1 Ac Piano Lp/ Edited

中域から3つほど、トーンのTVAのアタックを、ゼロから1に変更した。発音時の雑音が気にならなくなった。やはり、コンバージョンロードであるので、調整が必要な場合があるようだ。

鍵盤はW-30。指が転んでいるのは、笑ってゆるしていただきたい。

このピアノ音はペダルを踏むと音が残り過ぎて使いづらいのだが、上の録音のような演奏では、しっとりしてよい。ピアノの音に関しては、現在入手できる大容量のものとはとても比べられないが、それでも、「サンプラー来た!」という喜びが詰まっている感じがして、私としてはうれしい。

H2

2021/04/28

Roland SP-700を購入

20210428h_rolandsp700

ローランドの再生専用サンプラー「SP-700」を購入した。1万4231円+送料1327円。

今回オークションで見るまで、この機種のことは知らなかった。1992年の製品らしい。ローランドのサンプラーS-770/750が1989年、S-760が1993年の製品なので、その間に位置する。このあたりの製品を総称して「S-700シリーズ」と呼ぶが、これまで買ったことはなく、なかなか手が出しにくい存在であった。

S-760はオークションで頻繁に見かけるのだが、画面が小さく、私の老眼にはきつそうである。S-770/750は見かけることが少ない。いずれにしても、液晶のバックライトは不安である。今回のSP-700は、ディスプレイが大きく、更新されているのが魅力だった。

SP-700は珍しくROM起動なので、フロッピー・ディスク・ドライブ(FDD)またはフロッピー・ディスク(FD)の不調で起動しなくなるのではないか、という不安はない。まあ、それ以外のところが壊れる可能性もあるわけだけれども。

SP-700の欠点として、FDDがないことが挙げられる。音色FDを読めない。これはけっこう痛いが、とりあえずよしとする。

音を一つ。

Roland L-CDP-13 String Sections Vol.1 Performance "CMB:2voice Pad"

ローランドのS-700シリーズ用CD-ROMの一つ、「L-CDP-13 String Sections Vol.1」の最初のパフォーマンスを読み込んで手弾きしたもの。エフェクトなし。下の写真はL-CDP-13の表紙だ。

20210428g_rolandlcdp13stringsectionsvol1

我が家にはローランドSシリーズ用のCD-ROMが4枚あり、それらは、Akai S6000などでも読めないことはないのだが、どうも本来の音ではない気がしていた。一度はローランドのサンプラーで読み込んでみたかった。

上の録音はなかなか独特な音で、これが弾けるだけでも、買ってよかったかもしれない。左右の音量バランスが悪く、左右に音が飛ぶのが気になるが、他の音色ではそうでもないので、この音特有のものかもしれない。

SP-700はW-30に比べるとフロアノイズが低く、嬉しい。

マニュアルには、SP-700はW-30などの旧機種のCD-ROMとHDDから「コンバージョン・ロード」ができると記されている。これにも期待している。

ただ、道のりは険しそうだ。CD-ROMドライブを接続してCD-ROMから音色を読み込むことも、必ずしもスムーズにはできなかった。他のデバイスが動くかどうかも、まだまだこれから実験していかなければならない。ふぅ。

H2

「SCSI2SD V5.5」を購入

20210428b_scsi2sdv5_5

SCSI2SD V5.5を購入した。1万5600円。ちょっと高いと思ったが、珍しいものなので思い切って買った。

上の写真は基板の裏面である。表にしてSCSIコネクター側を見たのが下の写真だ。

20210428c_scsi2sdv5_5scsiconnector

SCSIコネクターの反対側には、microSDのカードスロットと、microUSBタイプB端子がある。

20210428d_scsi2sdv5_5usbmicrosd

上の写真では、microSDの2GBを装着している。

WindowsパソコンにUSB接続し、scsi2sd-util.exeを起動するとこんな画面になる。

20210428f_scsi2sdutil

SDカードの容量を表示している。512バイトのセクターが386万2528個あると表示している。まあこんなもんだろう。このソフトの使い方はよくわかっていない。これで設定変更ができるのだろう、というだけだ。

Roland W-30に接続した様子が下の写真だ。

20210428e_scsi2sdv5_5connectedtorolandw3

SCSIのDB25(25ピンD-Sub)コネクターはしっかりしているので、SCSI2SDの箱をコネクターで保持できる。ただ、USB端子に電源は供給する必要がある。

W-30はSCSI2SDをハードディスクドライブとして認識した。フォーマットして、そこから起動できた。拍子抜けするほどあっさり動いた。なかなかの優れものではないか、と思う。

H2

Roland W-30でHDDからMOへの一括コピー

20210428a_rolandw30harddiskcopy

机の右側にはローランドのサンプラーW-30が鎮座していて、MO(W-30はハードディスクと認識している)から音を読み込み、気に入ったものをハードディスク(HDD)に保存して、お気に入りセットを作っている。HDDからMOへ一括コピーができるかどうか試してみた。

上の画面は「HD Copy」をスタートして残り95%になった様子だ。処理が始まっても「Are you sure ?」が出たままなのは、いかがなものだろうか。まあ、これから修正されることはないだろうけれど。

何時何分に開始したかをメモしたのだが、終わる前に食事に行ってしまった。1時間20分くらいかかったのではないかと思う。HDDから230MB MOへ80MBを転送するのにこれだけ時間がかかるというのは、今のパソコンを使い慣れた身には驚きだが、1989年に戻ったと思えば、まあこんなもんだろう。

とりあえず、一括コピーができることはわかった。

ただ、MOから起動できるかとやってみたが、それはやはりできなかった。

FA-06を弾いて、シンセサイザーの拡張度合いはすごいと思った。それでもW-30を弾くのは楽しくて、目がぼやけたりする(暗いところで使うには今のディスプレイは明る過ぎるかもしれない)。

W-30の何が楽しいかというと、それは、タイムスリップした感覚があるからだ。1989年に戻った気がするのだ。自分が若かったころに。

1989年は私が大学を卒業して就職した年である。月4万円くらいのアパートに暮らしていて、スピーカーはAuratone 5Cしかなかった。アンプはLUXMAN L-430だった。DX7とFB-01をそれにつないで鳴らしていたと思う。年末に、初めて満額出た賞与を持ってコルグT2を買いに行った。

金もそんなになかったし、何より、仕事でいっぱいいっぱいで、シンセをゆっくり弾く余裕はなかった。あの時、W-30を買うことができ、ゆっくり向かい合う時間を取れていたらどうだったろう。まあ、思うように指が動かないのは、あのころの私も今の私も同じだ。

H2

和泉宏隆さんのご冥福をお祈りします

THE SQUARE(T-SQUARE)などで活躍していたキーボード奏者、和泉宏隆さんがお亡くなりになった。62歳。ご冥福をお祈りします。いい曲と、いい演奏をありがとう。

私より、少し年上なだけだったんだなぁ。

大学時代、バンドで「OMENS OF LOVE」「遠雷」のコピーをした。遠雷のピアノソロはとても美しく、私には到底コピーできるものではなかった。「OMENS OF LOVE」は吹奏楽団でも演奏した。私が学生指揮を隠居する送別の際に、後輩が振らせてくれたのはこの曲だ。

一昨日だったか、朝歩いていてTHE SQUAREの曲が頭の中で鳴り、車で「宝曲」を選んでかけた。虫の知らせだったのか。

自分が、そして自分以外の人が、生きていることを当たり前だとは思わないようにしよう。

H2

2021/04/27

Roland FA-06を購入

20210427a_rolandfa06

ローランドのシンセサイザー「FA-06」を買った。3万6000円+送料2160円。

本当は現行品のFANTOMが欲しいのだが、とても手が出る価格ではない。FA-06は、オークションなどに出る価格をウォッチしていて、徐々に安くなってきたなー、出品も多いなー、それだけ売れたということだろうなー、などと思っていた。ウォッチリストをふと見て、あれ、この価格で終了するんだろうか?と思い、とりあえず記念に1度は入札するか、と思ってポチっとしたら、そのまま落札してしまって慌てた。

FA-06もいいかもなぁ、と思った理由の一つは、ミキサーMX-1を買ったからだ。MX-1とFA-06はUSB(AIRA LINK)でつながるはずである。このごろは、S/PDIF、AES/EBUといったデジタル出力を持つシンセはほとんどない。MX-1はS/PDIF出力を持つので、FA-06とMX-1をAIRA LINKでつなげば、FA-06の出力をデジタルで拾い、S/PDIFに変換して、他のものに送れる。これは、私にとってはけっこうな魅力である。

到着したFA-06が、アナログで音が出ることを確認し、AIRA LINKも確認した。デジタルで音を送れる。うふふ。

Roland FA-06 "0001:Full Grand 1"

FA-06→MX-1→Eventide Eclipse(バイパス)→dbx Quantum→KORG MR-2000Sという経路でデジタル録音した。フロアノイズの少なさはさすがデジタルである。ただ、アナログで出した方が音が太く感じられる。好みで選べばよいかと思う。

バージョンを確認したら、最新ではないようだった。

20210427b_rolandfa06version2_01

ローランドのWebサイトで最新のシステムをダウンロードし、FA_UPA.BINをUSBメモリーのルートに入れてFA-06に挿し、WRITEボタンを押しながら電源を入れると更新が始まった。

20210427c_rolandfa06updated

バージョン2.03になった。

20210427d_rolandfa06version2_03

エクスパンションは、前ユーザーが入れたものであろう。

FA-06の音は、大まかに言えば、INTEGRA-7のサブセットである。ただ、INTEGRA-7は、接続する鍵盤によっては十分なベロシティを供給できず、音がぼしょくなることがあった。その点、FA-06は音源にマッチした鍵盤を搭載しているようで、ぱっと弾いた感じでは、INTEGRA-7よりも、生き生きとした音がする。なかなかよいなあ、と思う。

ただ、鍵盤の質は今一つだ。鍵盤が縦方向に短く、バネが強いと感じる。SYSTEM-8と同じかもしれないが、違うかもしれない。JD-XAの方が少しマシかも。

エクスプレッションペダルを2個接続できるのはうれしい。ペダルをアフタータッチにアサインすることも可能だ。当面、cc#7とアフタータッチで運用してみようかと思う。音色を変えると音量はリセットされるようだ。

デモ曲を4つ聞いてみたが、今一つ興が乗らないのが不思議だ。エフェクトがかかり過ぎて一つひとつの音が明瞭でないから、かもしれない。昔の方が興奮した。私が変わってしまったのかもしれない。

カラー液晶ディスプレイは視野角が広くてうれしい。字が小さいが、我慢できないほどではない。

パネル面の銀色の文字が大変に読みにくい。白にすべきだった。

ベンダーレバーは上方向に深く押せる気がする。これはいいかも。

FA-06が5.7kg(ACアダプターのPSB-100は0.2kg)であるという点は素晴らしい。14.2kgのヤマハDX7、15.5kgのコルグT2、20kgのヤマハEX5を持ち出していたころを思い出すと、FA-06のような軽量なシンセがあれば電車でスタジオへ行くことができるなぁ、としみじみ思う。将来息子または娘がバンド活動をすると言い出したら、FA-06が筆頭候補かもしれない。

H2

2021/04/21

Apple「AppleCD 150」を購入

20210421a_applecd150

AppleのCD-ROMドライブ「AppleCD 150」を購入した。5715円+送料1210円。

Roland W-30でCD-ROMを読み込むことができるのではないか?と望みをかけて購入したが、できなかった。CD-ROMドライブとして認識するところまではかろうじて行くが、ハングアップする。

Akai S6000でも認識しない。ディスクを拒否して吐き出すこともある。

1992年12月のドライブは、壊れていて当然だよねぇ。それを買った私が愚かでした。反省します。

H2

2021/04/18

Roland W-30をハードディスクで起動する

20210418a_quantumfireballincase

ローランドW-30は、フロッピー・ディスク・ドライブ(FDD)内のフロッピー・ディスク(FD)で起動して使ってきた。光磁気(MO)ディスク・ドライブをハード・ディスク・ドライブ(HDD)に見せかけてそこにデータを保存することはできたが、MOからの起動はうまくいかなかった。さて今後どうしたものか、と、ここ数日考えた。

あれを買えばこうなる、これを買えばこうなる、と考えるのは楽しいのだが、家にあるものだけで何とかならんか、と考えるのも、それなりに楽しい。あるもので何とかしようということで、SCSI接続外付けCDドライブにHDDを入れて試してみることにした。

ロジテックのCDドライブを開け、内蔵されていたCDドライブを取り出し、Quantum Fireball(1995年ごろに購入した容量1GB程度のものであると思う)を入れた。W-30に接続して起動すると、HDDを認識するが、フォーマットをかけようとすると「COMM Error」のように表示されて失敗する。

うーむ。

他のHDDを入れてみた。これはことごとくダメであった。そもそも、50ピンのHDDはFireballしかなく、他のものは68ピンだったり、SCA80ピンだったりする。それらを変換基板をかましてつなぐのだが、まったくうまくいかない。そもそも、電力が足りないせいか、それとも壊れているのか、スピンアップしないものが多い。

フォーマット途中まで行くだけでもFireballの方がマシか、ということで、再度Fireballにチャレンジ。HDD本体のジャンパーでターミネーターがオンになっているのに、ケース外にもターミネーターをかましていたことに気付いた。ケースのターミネーターを外してフォーマット成功。ほっ。

フォーマットが終わって、さて、HDDで起動できるか。できました!

ブートするHDDに大きなIDを割り当てる必要があるので、MOを4番、HDDを6番にして起動し、ディスク一覧を見たのが下の画面だ。

20210418b_2harddisksconnectedtorolandw30

MOだけだと、気に入った音色を集約するのに、スピンを止めてMOを差し替えてリスタートしてセーブする、という作業が必要だけれど、MOとHDDがあれば、MOから読み込んで気に入った音色をHDDに保存していけばよいので、集約は楽かもな、と思う。

これまでは人目に付かない奥底にMOを押し込んでいたのだが、HDDケースが大きいのでそこには収まらない。SCSIはケーブルがあまり長くないので(長くするとトラブルの原因となることがある)、とりあえず、下の写真のように置いた。ケーブルが露骨だが、致し方ない。

20210418c_mohddconnectedtorolandw30

HDDブートだと25秒で、FDブートだと46秒で起動する。ちょっぴり嬉しい。

ただ、HDDブートに失敗することがあり、FD起動にするか、ということもある。FDDが壊れて起動しなくなったらHDDで起動すればいいや、というほど信頼はできない。

まあこんなもんかな。

H2

(2021/4/18追記)

HDDで起動しないことがある、というのが気になっていろいろやっていて、ターミネーターの打ち方が間違っていたことに気付いて修正した。MOはオートターミネーションかと思っていたが違った。今後安定してHDD起動ができることを望む。

2021/04/16

Roland W-30でAkai S6000を弾く

20210416a_rolandw30withakais6000_yamaham

机右側のローランドW-30を中心としたセットに、ヤマハの音源モジュールMOTIF-RACK XS、アカイのサンプラーS6000、t.c.electonicのエフェクターReverb 4000を追加した。W-30はこれまで、内蔵音源とMac内のソフトウエア音源を弾くのに使ったことはあったが、ハードウエア音源も少しは使いたいなぁ、と思ったからだ。

W-30の大きさは幅1014×奥行き301×高さ106mm。重さは9.8kg。61鍵のわりにはコンパクトで、現在のニーズにマッチしている(かもしれない)。鍵盤は、ベロシティの出にばらつきがあるように感じる。中央をC3とすると、C5の音量が少し大きいように思う。こうしたばらつきは、年数を経ると避けられないものではないか。できれば鍵盤は新しいものがいいなぁ、とは思う。

W-30の鍵盤で驚いたのは、連打ができることだ。例えば下のようなものだ。

Akai S6000 "Sc55Piano Piano 1" played by Roland W-30

右手の人差し指と中指で「ドドドドドドドドドドドドドドドドド」と弾いた。打楽器の打ち込みであっても、これをリアルタイムで入れる自信はないが、それでも、音色のオーディション時に、こんな風に弾くことがないとは言えない。W-30の鍵盤は跳ね返りがよい、と思う。

MOTIF-RACK XSを選んだのは、MacBookで遠隔操作ソフトが動くから。S6000を選んだのは、持ってきた12Uのラックの一番下にそれが鎮座していたから。どちらもデジタル接続で、弾いていない時のレベルメーターはマイナス112dBと表示している。

私のスタジオでは、アマチュアだからなのか、フロアノイズを抑えるのは難しい。デジタル接続はフロアノイズが少なくて、私は好きだ。

H2

2021/04/14

Roland W-30にフロッピー・ディスクで音を入れる

ROLAND S-50/550/330/760 W-30 HOMEPAGEのFree Samplesページには、W-30で使えそうなフロッピー・ディスクのイメージがたくさんある。ダウンロードしてFDを作り、W-30で読み込んで、光磁気(MO)ディスクに保存する、というのをやってみた。

使ったソフトは「SDISKW」である。

20210414a_sdiskw

使ったフロッピー・ディスク・ドライブ(FDD)は、手持ちのUSB接続FDDを試したところ、下の2台はうまくできた。

20210414c_necpcvpwu14

上の写真はNECの「PC-VP-WU14」であるが。、下のラベルには、「YD-8U10」という型番があり、その左のマークは、ワイ・イー・データ(安川コントロールに吸収合併された)のマークであろう。手持ちのUSB FDDで動いたもう1台は下のものだ。

20210414d_yedatayd8u10

まあつまり、どちらも「YD-8U10」であるということだ。もう1台、USB FDDを試してそれはうまくいかなかったのだが、その機種は、壊れているのか対応していないのかが判然としなかったので、ここで製品名を書くのは差し控える。

ダウンロードした「out」拡張子のファイルをSDISKWでFDに書き込む。FDは、W-30でデータ用にフォーマットするとうまくいくようだった。OSはWindows 10 x64である。Windows XP機を出してこなくて済んだのは嬉しい。

ただ、時間はかかる。あるデータをSDISKWでFDに書き込んだ時間を測ったら、5分15秒だった。W-30でそのFDを読み込むのに1分10秒を要した。その後、音がちゃんと鳴るか、とっておくにふさわしい音か、を判断し、MOに書き込む。それには22秒を要した。

せっかくなので、W-30でFDにセーブするのに要する時間、W-30でMOからロードするのにかかる時間も測った。

20210414b_rolandw30loadsavetime

読み込み(ロード)については、MOがFDの4.375倍速い。書き込み(セーブ)は3倍速い。この結果は230MB MOのもので、540MB MOを使うと、もしかしたらもう少し速いかもしれない。

MOはFD64枚分の容量があるし、読み書きが速い。MOを使う価値はある。

W-30のデータを運ぶためにFDを2枚用意し、少しずつW-30のMOに保存している。飽きない。大変に面白く、時間が経つのを忘れる。

きれいな音もあることはあるのだが、どちらかというとエフェクト的な、「こんな音をよくサンプリングして残したなぁ」と感じる、おバカな音がたくさんある。いい音だとか、完成度が高いとか、そういうことではなく、あきれるような音があるのだ。PCMシンセがいくら大容量になってもこんな音は入れないだろう。クラビアのNord Sample Libraryにもこんな音は入らないだろう。SN-U110シリーズにもこんな音はないだろう。

こんな音をよく、と感じたものを一つ。

MissionImpos

「S-550_MISSIONIMP.out」というファイルに入っていた音。「Mission Impossible」(邦題は「スパイ大作戦」)の録音だろう。私は、スパイ大作戦をわくわくしてテレビで観た、という記憶はないが、これを聞いて何であるかは多少はわかる。

続いて、美しいと感じた音も一つ。

Choir 2

「CHOIR.OUT」というファイルに入っていた音の一つ。このファイルには他に「Ooohs & Mmms」「Low!」「Voicey 1」「Vox 1」「Glasses 1」「Combo Vox 1」「Port Bottle1」というパッチが入っており、計8パッチ。どれもよくできている。ノンエフェクトで録音した。

古いサンプラーの楽しさは、「サンプリング楽しいぜ!」という、みんなの興奮がデータとして残っていることかもしれない。よい学びをさせてもらっている。

H2

2021/04/13

Roland W-30にアイ・オー・データ機器の光磁気ディスクドライブを接続

20210413a_iodatamdxsx640a

ローランドのサンプラーW-30にはフロッピー・ディスク・ドライブ(FDD)が1つ搭載されているが、フロッピー・ディスク(FD)だけで運用するのは辛いので、できれば他のディスクドライブをSCSI(Small Computer System Interface、スカジー)で接続したいところだ。

CD-ROMドライブは、手持ちのドライブを4つほど試したが、どれも動かなかった。CD-ROMドライブの認識はするものの、読み込もうとするとW-30がハングアップする。情報が豊富なROLAND S-50 S550 S330 W-30 HOMEPAGEを読み返し、他のサイトもいくつかのぞいて解決策を探したが、どうやら、W-30が動かせるCD-ROMドライブは、中身でいうと1種しかないようで、現在入手するのは大変に困難なようだ。そんなわけで、CD-ROMはあきらめた。先述のサイトでダウンロードして焼いたCD-R3枚は無駄になってしまった。

光磁気(MO)ディスクドライブは、手持ちのいくつかのドライブの中で、アイ・オー・データ機器の「MDX-SX640A」(上の写真)が動いた。このドライブには、モード設定があり、ラベルにそれが書いてある。

20210413b_iodatamoxsx640alabel

モードスイッチを、ゼロにするとMOモード、1にするとHDDモードだ。ホストが「あなたはどんな機器ですか?」と尋ねてきた際に、MOと答えるか、HDDと答えるかが違うのだろう。W-30が認識するのはCD-ROMドライブとHDDだけなので、HDDモードがあるのは助かる。

MDX-SX640Aの背面写真がこちら。

20210413c_iodatamoxsx640backpanel

電源ボタンの下にある黒いスイッチはSCSI IDの設定で、ここでは「6」にしている。W-30のホストのIDは「7」なので、それと重ならないように設定する必要がある。白いスイッチがモード設定で、ここでは「1」にしてHDDモードにしている。

このMOドライブにディスクを入れ(今回私が使ったのは230MBディスクだ)、W-30でフォーマットし、その後再度起動すると、以下のように画面が進む。

20210413e_rolandw30foundid6harddisk

上の画面は、SCSI IDをチェックし、ID6にHDDがある、と言っている。ID0~5には何もないと解釈している。

 20210413f_rolandw30knowshddis80mb

上の画面は、発見したHDDの容量が80MBであると言っている。HDD容量がいくら大きくても、W-30がフォーマットできる最大容量は80MBで、そこには64のエリアがあり、1エリアごとにFD1枚分に相当する波形などを保存できる。

起動後に、SCSIデバイスの状態を知りたくなったり、何らかの操作をしたくなった場合は、「SOUND」ボタンを押してSoundメニューを呼び出す。

20210413g_rolandw30ksoundscsicheck

「8: SCSI Check」を選んでENTERボタンを押すと下の画面になる。

20210413h_rolandw30kscsicheckmenu

HDDのIDは「6」で、その容量は80MBであると認識している。ここでVALUEダイアルを回すと、別のIDのHDDに切り替えられる(あれば、だが)。左にあるメニュー項目を選ぶには、F1ボタン、F2ボタン、F3ボタン、F5ボタンのどれかを押す。

ここまで来て、MOドライブをHDDであるかのように使えそうであることはわかった。次は音の保存を試したいところだが、W-30の音が入ったFDを1枚も持っていない。どうしたものかと考え、先述のWebサイトにあった、80MBのディスクイメージを試してみることにした。

先述のWebサイトのサンプル・ページで「ZIP_Disk-1.zip」をダウンロードし、その中の「zipdisk1.img」を復元した。Windowsパソコンに富士通のUSB接続MOドライブを接続した。

20210413i_fujitsudynamo1300u2pocket

製品名は「DynaMO 1300U2 Pocket」、モデル型番は「DMO13PT2S」である。底面のラベルにはそう書いてあった。

20210413j_fujitsudynamo1300u2pocketbotto

このドライブはどんな経緯で入手したのか忘れたが、今日まで、期待を裏切ることなく動いてくれている。ありがとう。

DD for Windowsを管理者権限で起動し、zipdisk1.imgをMOに書き込む。

20210413k_ddforwindows

「書込」ボタンを押すと、次のダイアログが出た。

20210413l_imageissmallerthanmodisk

イメージファイルの大きさがディスクより小さいが、それでいいか?と言っている。それでOKだ。「はい」を押す。

20210413m_writeokornot

上のダイアログで「はい」を押すと書き込みが始まる。

20210413n_ddforwindowswriting

5分53秒で書き込みが完了し、下の表示になった。

20210413o_writedone

このMOを入れ、W-30で「Sound」→「5: Disk」→「1: Load Sound」と進み、「Device」欄を「HD」にすると下の画面になる。

20210413p_rolandw30loadsoundfromhd

これを見た時は「ラッキー!」と小躍りした。ただ、エリア1に入っている「L-501-01 ELECTRIC PIANO」は、うまく読み込めなかった。エリア2の「L-501-02 ELECTRIC PIANO 2」は読み込めた。何かがどこかで壊れたのだろう。

さて、上の画面では、エリアの右端に「S」と表示されている。これは、S-550フォーマットであることを示している。W-30で使うディスクに変換する機能がある。「Sound」→「8: SCSI Check」と進んでF5ボタン「Utility」を押し、「7: HD Convert」を選ぶと下の画面になる。

20210413q_rolandw30hdconvert

ここでF1ボタン「to [W]」を押すとコンバートができる。

20210413r_rolandw30convertinghdstow

上の画面は大変にわかりにくいのだが、「Are you sure ?」と問われてF5ボタン「Execute」を押し、最上行に「Now working 93%」と表示されている。この「93%」は、「残り93%」の意味で、徐々に数値が減っていく。0%になると終わりかというとそんなことはなくて、その後、W-30のシステムなどをディスクに転送するのにけっこうな時間がかかる。230MB MOを使って、13分17秒を要した。

コンバートが終わると、エリア一覧画面は下の図のようになる。

20210413s_rolandw30loadsound_typew

エリアの右端に「W」と表示されている。

こんなわけで、一応MOドライブを使えるようになった。

残念なのは、MOからの起動がうまくいかないことだ。起動は相変わらず、FDから行う必要がある。

一方で嬉しかったのは、W-30を起動したまま、MOのディスクを交換できることだ。下の写真のように、SCSI Checkメニューには「P.Heads」「Restart」という機能がある。

20210413h_rolandw30kscsicheckmenu

F2ボタン「P.Heads」を押すとMOドライブの回転が止まる。その状態でイジェクトボタンを押してMOディスクを取り出し、別のMOディスクを入れてF3ボタン「Restart」を押すと、新しいディスクの読み書きができる。こうすれば、MOディスクの中身をW-30にロードし、別のMOディスクに保存できる。これは嬉しい。

いくつかの音色を弾いてみた。最新のPCMシンセの音が写真だとすると、W-30の音はイラストか漫画のようである。ただ、手で描いた絵が、リアルではないゆえの力を持つことがあるのと同じように、リアルではなく効果音のように聞こえるW-30の音が面白いと感じることもある。

H2

2021/04/12

Roland W-30を購入

20210412a_rolandw30

ローランドのサンプラー「W-30」を購入した。2万8800円+送料2100円。

手を出すまいと思っていた「オールドサンプラー」「ロービットサンプラー」「ビンテージサンプラー」ジャンルに、ついに手を出してしまった。SCSI付き(W-30SC)、ディスプレイ交換済み、各部スイッチ交換済み、という売り文句に惹かれた。インターネットで音色データがけっこう入手可能であるのを知り、CD-ROMの一つを落として焼き、AKAI S6000で読み込めないのを確認した。だとすると、欲しくなるよなー、と思った。9.8kgと、当時ものとしてはけっこう軽量であるのも魅力的だった。

W-30は12ビットのサンプラーで、メモリー容量はROM512Kワード(512K×12ビット=6291456ビット、かな?)、RAM512Kワードだ。ROMにはいくつかの波形が入っていて、FD(フロッピー・ディスク)などのディスクから波形を読み込まなくても、少しは音を出せる。RAMの容量をこの大きさにしたのは、2DD FDが640KBか720KBくらいなので、それに合わせたのかもしれない。

到着して、添付されたシステムディスク(2DD FD)で起動してみた。「パフォーマンス」モードで、16個の「パッチ」の一つを選んで演奏できる。面白い。システムディスクの複製を作った。2HDを2DDに見せかける、といういつもの技を使った。

その翌朝。ヤマハFC4を接続し、前者をサスティンペダルで使えることを確かめた。ローランドEV-5を接続し、これは標準設定ではcc#1を吐くのだが、cc#7に変更し、その変更をシステムディスクに保存した。MIDIの結線をして、MacBookとデータのやり取りができることを確かめた。ベロシティはスムーズに出るようだが、アフタータッチはものすごく強く押さないと120程度の値が出ない。モジュレーションホイールは「ほぼオンオフ」で、フルの設定が標準だと「64」なので、ゼロか64しか出ない状態である。まあ、昔のローランドの逆Tレバーは、こんなもんだったよな、と思うことにする。

プリセットパッチを一つ。

Roland W-30 "P11 Syn Bass 3" with Yamaha SPX2000 "MONO DELAY"

プリセットパッチの最初にあるのはドラムスで、その後にクラビ、スラップ・ベース、フレットレス・ベース、フィンガード・ベース、シンセ・ベースと続く。シンセ・ベースの3番にSPX2000のモノディレイをかけ、LogicにMIDI録音してクォンタイズをかけた。ベロシティに反応して固いアタックが出るのが楽しい。

W30の出力のノイズフロアはマイナス70dBくらいはあるのだが、「ヒー」というヒスノイズはかなり気になる。今回はdbx Quantumでゲートをかけたが、ゲートで取り切れるレベルではない。

波形入りFDを作ることもしていないし、SCSIの接続テストもこれからだ。先は長い。

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2021/04/11

机右側のテーブルが去った

20210411a_newrightside

机右側のテーブルが去って、予期せぬ再構築となった。テーブルは別の部屋で他の人の作業台になったのだ。

とりあえず、キーボード1台弾けるレベルには復元したかったので、いろいろなものを積み重ねてモニタースピーカーを置いた。上の写真だと高さが揃っていないように見えるかもしれないが、1cm程度の差までは同じにしてある。SC307を横置きできたのはちょっと嬉しい。

Waldorf Blofeld Keyboardが乗っているのは、ULTIMATEの1本柱が斜めに立つスタンドである。1993年に初めてニューヨーク市に行った時見て、かっこいいスタンドだなぁ、と憧れた。後に購入し、1999年ころからのバンド活動では、練習にも本番にもこのスタンドを運び、ヤマハEX5を弾いていた。Fender Rhodesを運んだこともあったので、その際はスタンドは必要なかったけれども。

4本脚のスタンドの方が、ペダルを自由におけて使い勝手がよい。ULTIMATEのこのスタンドは、回すプラ部品が片方取れてなくなっていたりして、品質が良いものとは言いにくいが、それでも、今回の配置にはぴたりとはまり、助かる。

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Eve Audio SC307の裏面のはがれ

20210410c_eveaudiosc307

Eve AudioのパワードスピーカーSC307の裏面で、シートが変形してはがれているのに気付いた。日光が当たって変質したのだろう。

このままにしておくともっとひどいことになりそうなので、塗れるところに接着剤を塗り、画鋲を打った。板の密度が高く、指で押し込めなかったため、プラスチックハンマーで叩いた。

20210410d_eveaudiosc307pinned

一度変形したら元には戻らないねぇ。

PRC(Peoples' Republic of China)品質って、こんなもんかも。ドイツの側も甘いんだろう。

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Roland MV-30とHxC Floppy EmulatorのためにWindows XP

20210410a_windowsxponthefloor

Windows XP機を床に広げ、フロッピー・ディスク(FD)を読み込んでHxC Floppy Emulatorのためのイメージを作る、という作業をした。

Windows XPが必須というわけでは多分なく、従来型のフロッピー・ディスク・ドライブ(FDD)がないと困るということなのだが、現在メイン機としているZ390-AにはFDDのインタフェースがない。昔のマザーボードを使うしかないし、昔のマザーボードを持つ自分用のパソコンで稼働可能なものは、Windows XPのものしかないということだ。

以前MV-30用に作ったMS-DOS FDを読み込んでHxC用のイメージファイルを作り、それをSDカードに入れてMV-30で読み込ませてみたが、なかなかうまくいかない。「Not MS-DOS Disk」みたいなエラーになる。

せっかく環境を整えたので、MV-30の1.08と1.091、以前のオーナーがくれたFDの1.0(?)もイメージを作った。1.0はうまくいかなかったが、1.08と1.091は、そこから起動できた。HxCのWebサイトかどこかで入手したMV-30のイメージは、1.08でも1.091でもない、ということがわかった。1.08と1.091はFD内に格納されているティンバー8種の中にMT-32互換のものを含むのだが、HxCで入手したものは、それがGS互換になっていたからである。いろいろあるなぁ。

いろいろ試しているうちに、一度だけ、MS-DOS FDを認識したことがあった。何かワークアラウンドがあるのではないかと探したが、見付からなかった。

MS-DOS FDのイメージ自体はできているのだが、MV-30が、FDが交換されたことを認識していないのではないかと思う。

ということで、MV-30は、起動FDで動かすことはできるし、そのFDにデータを保存することもできるが、FDの交換ができないので、他のFDにあるファイルを持ってくることはできないし、MS-DOS FDにSMFを読み書きする機能は使えない、という状態になった。とりあえずこれでよしとしよう。

せっかくWindows XP機を出してきたので、CDXtractをインストールした。

20210410b_cdxtract3_6

私が購入したバージョンは3.6で、このバージョンについて言えば、新しいWindowsでは(新しいドライブでは?)うまく動かない。動いたのでほっとした。サンプリングCDはS6000で直接読み込むことが多いため、使用頻度が高いソフトではないが、動かせる状態にあると思うとうれしい。

H2

2021/04/09

HxC2001 Floppy EmulatorをV1.8.7.1aに更新

20210409c_hxcfloppyemulatorv1_8_7_1a

HxC2001の「HxC Floppy Emulator」のファームウエアをバージョン1.8.7.1aに更新した。

それ以前に入っていたのは、1.6.0.0であった。ダウンロードした過去のファームウエア一覧によると、2011/04/10のタイムスタンプになっているものだ。使い始めたのはたぶんそのころであろうと思う。

SDカードをフォーマットしてupdファイルを入れて、それを挿した状態で、左右ボタンを押しながら起動すると更新される、のだが、なかなかうまくいかなかった。何が悪かったのか謎だが、とりあえず更新できたのでよしとする。

MV30_OS.hfeで起動するとサウンドがロードされる。それをなしにしてみようということで、MV30_OS.hfeをコピーした001.feを作り、それをMV-30でシステム付きでフォーマットしたらうまくいった。ただ、音色付きでも音色なしでも、起動時間は30秒で差がない。30秒というのは前回の記事より遅いが、SDメモリーカードを4GBのものにしたせいか(以前測定したのは8GB)、ファームウエアの更新を行ったためなのかはわからない。その3秒を惜しいと思うかどうかは、微妙なところである。

続いて、MS-DOSディスクのイメージを作って、MV-30で利用しようとしたが、これはうまくいかなかった。XPマシンを出してくれば何とかなるかと思案中である。うーむ。

H2

Roland MV-30にHxC Floppy Emulatorを入れる

20210409a_hxcfloppyemulatorinrolandmv30

ローランドMV-30にHxC2001 の「HxC Floppy Emulator」を入れた。このフロッピーエミュレーターは、ヤマハEX5に入れようと思って購入し、2018年にEX5のドライブを光磁気ディスクドライブに入れ替えたため(記事はこちら)、それ以降使われないままであった。それをMV-30に入れようかというのは以前から考えてはいたのだが、開けて壊すのが怖く、先送りにしていた。今日やろうと思ったのは、MV-30のFDDまたはFDの調子が悪く、なかなか起動しなかったからだ。頭に来て換装を決行した。

SDカードをFAT32でフォーマットし、ダウンロードしてきた「HXCSDFE.CFG」と「MV30_OS.hfe」を入れる。とりあえずこれで。

MV-30の底面を開けて、ふたを取る。FDDを固定する金具を留めているネジは4本あり、1本はプリント基板の裏側なので、背面のネジを外してプリント基板を多少持ち上げる必要があった。ひやひやした。そのネジは、外しただけで、後で固定はしなかった。

EX5の時の設定だと思うが、エミュレーターに8個あるジャンパーは、2番目だけ導通させてあった。これはマニュアルによれば「PC互換FDDのAドライブとして動作し、ケーブルはツイステッド」らしい。MV-30は、4番目だけ導通させたら動いた。

20210409b_hxcfloppyemulatorjumpers

これは「Atari ST / Amiga / Shugart互換FDDのAドライブとして動作し、ケーブルはツイステッド」であるらしい。よくわからないが、とりあえず、動いたのでよしとする。

起動に要する時間を測ったら27秒だった。フロッピー・ディスクで同様の起動を行った場合は54秒だった(記事はこちら)であったので、半分の時間で起動するようになった。ただ、エミュレーターでどのファイルを使うかの設定がリセットされることがあり、その際は液晶画面を見ながら操作しないとならない。そのあたりは、今後研究していきたい。

エミュレーターのソフトウエア更新もしたいところだなぁ。

H2

2021/04/07

Roland D-05で「何一ついいことがなかったあのころ」

20210407a_unluckyyearsmemo

ローランドD-05を弾いていて1曲。

Unlucky Years

D-05のプリセット「P1:17 D-50 Voices」独奏。合唱を意識して、3音(3声)で統一してみた。最後のリタルダンドを除いて4分でクォンタイズをかけたが、Aメロに戻る前にテンポチェンジを書いて少し遅くした。MX-1のトーンコントロールで高域を少し削り、Eventide Eclipseの「JustStereo2」を少し付加した。

今日はよい天気。桜が風に舞っていた。

H2

2021/04/05

Fostex DE-1を購入

20210405a_fostexde1

フォステクスのエフェクター「DE-1」を買った。2000円。送料込みでこの価格では、売り主に入る金額は微々たるものであると思う。安く譲ってくれて、ありがとうございました。

フォステクスは、エフェクターをそんなにリリースしていないと思う。この手のデジタルマルチは、DE-1のほかには、DE-10(製品情報ページ 、Sound On Soundのレビュー記事 )くらいしかないんじゃないだろうか。DE-10のレビュー記事はなかなかに辛辣で、安いけれど、安いなりの音だ、ということで決して薦めてはいない。

DE-1とDE-10の違いは、DE-10にエフェクトのアルゴリズムがいくつか追加されていること、ギターまたはマイクを接続する端子が追加されていることだ(多分)。シングルモードとデュアルモードがあり、前者では2入力2出力で、後者では1入力2出力×2で使える、というのは、DE-1とDE-10で共通だろう。

DE-1を買ってみようと思ったのは、ここ数日、ローランドのU-220のリバーブやMV-30のリバーブとコーラスを聞き、昔のエフェクターには昔のものらしい味わいがあるなー、と思ったからだ。DE-10は、1999年の製品で、サンプリング周波数が32kHz、周波数特性は20Hz~15kHzであるという。昔っぽい味わいの一品だろうと思って買ったが、届いて鳴らしてみても、そうだと思った。

リバーブはかなりわざとらしいもので、後の製品とは比べものにならない。でも、シンセの音にかけると気持ちの良さがある。ディレイは普通に使えそうだ。

Blofeld "Saw1" with DE-1 "Normal Mono Delay"

デュアルモードにしてエフェクト1のディレイのバリエーション1「Normal Mono Delay」をかけたもの。センドリターンでかけているが、録音した際はそうではないと勘違いしていて、MIXつまみを中央にしていた。原音にうまい具合にからんでいるし、原音のデジタルっぽさとディレイのデジタルっぽさがほどよく合っている。

コーラスとフランジャーも、かかりがきつくて嬉しい。

Blofeld "Saw1" with DE-1 "Duo Frange"

うわー、お下品ー、ウキウキという感じのフランジャー。これはインサーションでかけた。原音の高域が削られた気がしなくもない。

デュアルモードで使う場合は、背面の入力レベル調節つまみ、前面のTYPE、VARIATION、ADJUST、MIXつまみで操作することになる。エフェクトのパラメーターを調整するつまみは一つだけで、簡単ではあるが、物足りなくもある。

一番困るのはピッチシフトの場合だ。ADJUSTつまみで調整できるのはエフェクト音のピッチで、これがプラスマイナス1オクターブで、なおかつステップ数が少ないようで、デチューンがうまくできない。それをしたい場合は、シングルモードにしてパラメーター調整つまみを3個にし、3つ目のつまみがプラスマイナス1音なので、それで調整するしかない。この音がなかなか素敵だっただけに、それをデュアルモードで使えないのは残念だ。デュアルモードのピッチシフトに、デチューン用のバリエーションを作ってくれたらよかったのに。

バリエーションの中には、ディレイ+リバーブ、コーラス+リバーブ、フランジャー+リバーブといった複合エフェクトも用意されていて、便利そうである。全般にかかりが派手で、私は好ましいと感じる。

こうした、ノンプログラマブルなデジタルリバーブというと、以前持っていたLexicon LXP-1、Alesis Microverbを思い出す。どちらも壊れて廃棄して、今手元にはない。

DE-1は1999年の製品だが、そこから22年が経過した現在に鳴っているのだから、大したものだと思う。MADE IN JAPANならでは、なのだろうか。

ノイズフロアはマイナス65dB程度で、どうしようもなく悪いというほどではないが、良くもない。S/Nを稼ぎたい場合はセンドリターンで使うのがよさそうだ。多少汚れてもいいや、という時はインサーションで使うのもありかもしれない。

インターネットでマニュアルPDFを探して、英文のものは見付けた。日本語のものは見当たらなかったので、紙のマニュアルをスキャンした。パソコンに入れておかないと、いざ使いたい時に見れないからだ。日本語の方が原文であったのか、説明がこなれているように思う。

このごろでは、ハードウエアのエフェクターはギター向けしかない。シンセ弾きにとっては、ギター向けのエフェクターは設置と操作が難しい。DE-10のような昔のエフェクターを拾うのも、ある程度は必要かもしれない。

H2

2021/04/04

Roland Cloud SH-101などで「MF-104 Comes!」

20210404a_moogerfoogermf104

ここ数日、机右側の模様替えをしている。机左側からローランドMV-30が追い出されて、もう少し弾きたいと思って机右側への移設を考えた。置き場所が悪いとディスプレイが見えないので、なんとか、座って操作できる場所に置きたい。メインのキーボードをローランドJD-XAからWaldorf Blofeld Keyboardにして、キーボード右上部の余白を使うことを考えた。まあそれはそれでなんとかなった。

続いて、本日設置したのがMoogerfooger MF-104Z Analog Delayである。先日、JD-XAのアナログ出力を入れてうまくいかなかったため、今回は、Fireface 800にセンドリターンで接続した。

高域がほとんど通らないという困ったディレイであるが、ベースを入れたら面白かったので録音した。

MF-104 Comes!

Roland Cloud SH-101のプリセット「BS Low Bass」にMF-104Zをかけ、ベースだけをMIDI録音した。すべて16分でクォンタイズをかけた。Apple DrummerのHip Hopにある「Dez - Trap」の「Trap Door(Dez)」で伴奏を付けた。最初は両方ともMF-104Zをかけたのだが、途中から、ドラムスはMF-104Zに通さずに、ヤマハSPX2000の「REV-X SMALL ROOM」にした。

MF-104Zはきっちりレベルを合わせないとちゃんとした音が出ない。INPUT LEVELのLEDを見ながらDRIVEつまみを回し、OUTPUTつまみも調整する必要がある。うまくいけば、他製品と違う音がすると思う。まあ、腕がよければ他の製品でも同様の音は出るかもしれない。

H2

2021/04/02

Clavia Nord Rack 3のライブラリアンを試す

20210402a_clavianordrack3onyamahamontage

修理から戻ったNord Rack 3を、机右側のMacBookとローランドJD-XAを中心としたセットに入れていたのだが、机左側に移設し、Windowsパソコンと接続した。Nord Rack 3のライブラリアンである「Nord Sound Manager V1.02」を試したかったからである。このソフトウエアは2001年に作られたもので、今のWindows 10 x64(64ビット版の意味)で動くかどうかを知りたかった。下の図のように、動くようである。これだからWindowsはやめられない。

20210402b_clavianordsoundmanager1_02

Nord Lead3/Rack3向けに作られたNord Sound Managerの初期バージョンは、データファイルの形式がsyxであるというシンプルなものだが、期待通りに役立つ。

Nord Lead3/Rack3は、プログラム領域が128音色×8バンク、パフォーマンス領域が128音色×2バンクある。それらの(たぶん)すべてに音色があり、正直、それらを聞くだけでお腹いっぱいである。それに、ネット上には、フリーのsyxが、ある程度は存在する。それらをオーディションし、必要に応じてオーガナイズしようと思う場合に、Nord Sound Managerは役立つツールと言える。

上の画像で選んでいる音色を録音した。

Clavia Nord Rack 3 "BrightSound"

Bloommers_WoutというフォルダーにあったBrightSound.syxを独奏したもの。コルグMR-2000Sを回して手弾き無修正。ローランドMX-1のディレイを少し付加した。低域がかなりあるが、そんなに削らなかった、と思う。Nord Rack 3の華やかさを感じる音色である。

ファクトリープリセットや、ダウンロードした音色を聞くと、その音色を作った人もすごいし、Nord Rack 3というシンセもすごいなぁ、と感じる。

LEDの数を数えてみた。Nord Rack 1は赤いLEDが48個ある。Nord Rack 2は緑色のLEDが51個ある。Nord Rack 3は、緑色の丸いLEDが75個あり、三角形の6連LEDが10個(LED数でいうと60個)あり、15個のLEDを含むロータリーエンコーダーが26個(LED数でいうと390個)ある。LED数が10倍以上になっているわけだ。基板の表面に実装するLEDや、部品に埋め込まれたLEDを採用してこれだけの高密度を実現したということだろう。

多数のLEDによって、様々なモジュレーションが可能になっている。例えば、LFO1のデスティネーションは、Nord Rack 1では「OSC1+2」「OSC2」「FILTER」「P.WIDTH」の4種から一つを選べる。Nord Rack 3の場合は、「SHAPE」「FILTER」「OSC」「OSCMOD」「OSCMIX」「AMP」があり、SHAPEとOSCについては、「1のみ」「2のみ」「両方」を選べるので、10種から選べる。こうした機能拡張がたくさん詰め込まれている。ClaviaのNord Lead 3製品ページの見出しに「MODULATION HEAVEN」という見出しがあるが、確かにそうだ、と思う。パッチケーブル(ハードまたはソフト)やモジュレーションマトリクスではない形で、これほど様々なモジュレーションを可能にしているのはすごい。モジュレーションマトリクスではないけど、4チャンネルのモーフィングもある。

これだけ凝ったことができて、4パートマルチティンバー、24音ポリフォニックだもんなぁ。

自分がNord Rack 3を使いこなせるとは思えないけれども、少しでも音を変えたり、作ったりしていきたい。そういう気持ちで、なるべく見やすく、すぐ手が届く位置に置いた。鍵盤は、JD-XAはアフタータッチの効きが悪いので、MONTAGE6の方がよさそうだ。

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