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2021年7月

2021/07/29

Roland JP-8000とTR-8で「I Don't Say」

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ローランドのシンセサイザーのカットオフとレゾナンスは、昔はスライダーだったのが、SH-32やSH-201のころからつまみになってしまった。つまみにしてほしいという要望があったのだろうと思う。ぐっと回して狙ったところに持っていくのが容易だから、かもしれない。

高校1年の時に先輩がSH-2を貸してくれて、自転車の荷台にくくりつけて家に帰った。シンセを自宅で触るのはこれが初めてで、感動した。SH-2はスライダーだった。カットオフのスライダー触りたいなー、とJP-8000を出してきたのだった。

JP-8000のアルペジエーターを触っていて1曲。

I Don't Say

JP-8000のプリセットパッチ「P:A14 Juno Sub Bass」をアルペジエーターで弾いた。アルペジエーターが発したノート情報をCakewalkにMIDI録音し、クォンタイズをかけた。最後の伸ばし音はピアノロールで書いた。トラック2にカットオフとモジュレーションのコントロール情報を書き込み、トラック3にはTR-8のバスドラとスネア、トラック4にハイハットとタムを入力。マスターレコーダーMR-2000Sを回して、TR-8のスキャッターを操作しながら録音した。

ギターとベースのピッキングは上下動でビートを刻めるし、ベースを指弾きする場合は人差し指と中指でビートを刻める。それに比べると、鍵盤楽器はビートを刻むのに向いていない。アルペジエーターやLFOといった、何らかのトリックがないときついよねぇ。

パソコンに取り込んでからレベル上げをする段階で、ノイズは浮いてくるし余韻は大きいしで、当初のイメージと離れたものになってしまう。やっぱり、デジタル接続かなぁ。MX-1の「MASTERING」をオンにすべきではなかったかもしれない。モード変えるという手もあるか。

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2021/07/26

Roland TR-8のスキャッターをArturia KEYSTEP 37のつまみで制御する

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昨日はTR-8のスキャッターをTR-8のボタンを押して制御して録音したのだが、この方法だと、ボタンのタイミングをMIDI録音できず、後で修正できない。偶然が左右して面白いと言えば面白いのだが、もっとコントローラブルな方がよいという気もする。

そんなわけで、Arturia KEYSTEP 37のつまみでコントロールチェンジ(cc)を送ってはどうか、と実験した。上の図は、CC Bank 2を、cc#68、cc#69、cc#70に設定した様子である。タイプ、デプス、オンに相当する。オンオフは最小値を63、最大値を64とした。オンオフだけを制御するのに必要なのは境目である63と64だけ。このように設定すれば、シーケンスデータが最小に抑えられると考えたからだ。

ccを送ると、スキャッターのつまみ周辺のLEDが変わり、オンボタンのLEDが変わることがわかった。ただ、タイプとデプスを同時に視認することはできない(デプスボタンを点灯させていればデプス値、点灯していなければタイプ値)。

シンプルなスキャッターオンオフの例が下の録音だ。

TR-8 Scatter Controlled By cc#70

バスドラムとスネアだけのシンプルなパターンを4小節打ち込み、それをコピーしてリピート。別トラックにKEYSTEP 37のつまみ3で送信したcc#70を録音した。タイプは1、デプスも1。

KEYSTEP 37のサスティンペダルまたはホールドボタンでcc#70を送れないかと考えたが、それはできないようだ。改良してくれないかなぁ。

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2021/07/25

Roland TR-8とJP-8000で「エアコンつけて」

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ローランドTR-8でパターンを作り、それをシーケンサーで変えていく、ということができるかどうか試してみて、うまくいかなかった。説明書やMIDIインプリケーションチャートにそれをうかがわせる記載がない。

仕方がないので、前回と同様に、TR-8の手前にArturia KEYSTEP 37を置き、そこからノート情報を送って、それをCakewalkにMIDI録音してTR-8を動かした。

Turn On The Air Conditioner

最初にTR-8のバスドラムを4分音符で鳴らし(フィルインで一つ8分)、続いてクローズドハイハットを「・チチ」と鳴らし、その後スネアを2拍4拍で鳴らした。その3つは別のトラックにした。TR-8のリバーブは全拍でオンにしたが、それでも、スネアは少し後ろにずらす必要があった。

それに合わせてJP-8000の「P2: Fizzoid Bass」を弾いた。「ド↓ド↑ド↓シb・ド↓ファソ」みたいのがテーマだけれど、基本即興なので、自分でもCakewalkの譜面ビューを見て何を弾いたのか確認しないとわからなかった。テーマとテーマの間には別のフレーズを適当に弾いている。

尺を決めてその後にエンディングをくっつけ、それに合わせてTR-8のノートを入力した。そこにはタムとオープンハイハットも使った。その後、クラッシュシンバルとライドシンバルのトラックを作り、適当に入力した。

レコーダーMR-2000Sを録音状態にしてCakewalkのMIDIデータを再生し、出たとこ勝負でTR-8のスキャッターを操作してフィルインを入れた。フィルインの音量が他に比べて少し大きい気がしたが、後につぶしたらそんな細かい音量差は聞き取れなくなった。

MR-2000Sで録音したWAVファイルをパソコンに取り込んでから苦労した。これまで作ったファイルに比べて音量が小さく、レベル上げが難しかった。

音量が小さい理由は、デジタル接続したTR-8のピークが素直に録音されていること、バスドラムとシンセベースの低音が気持ちよく、ミックス時にそれをカットしなかったこと、であろうと思う。

何度も音量上げをしたので、音はMR-2000Sに録音した時とは似ても似つかぬものになってしまった。それでも何とか耐えられる汚さに収まっているのは、TR-8の元の音がきれいだからであろう。

JP-8000のノイズはとても気になったが、電源コードを3極から2極にしたら若干の改善が見られた。高域のチリチリする楽音のようなノイズが、ホワイトノイズっぽいものに変わった。

ダンスフロアであれば、この曲を10分やってもいいかもしれない。TR-8担当者とシンセベース担当者の2人で演奏できるかも。「こんなんで踊れるか」と酒ビンが飛んでくるかもしれないけれど。

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2021/07/19

Roland JP-8000で「生の終わりに向かって」

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ローランドJP-8000用のパッチをいくつか試していて、JP-8080用のものもあったりしてなかなか面白かった。1990年代は音色データの良し悪しでシンセの売れ行きが左右されることがあったからメーカーは力が入っていたし、アマチュアは音を作ってそのデータを公表してほめられて、みたいなコミュニケーションがあったから、色々と、みんな時間をかけて作ってくれていたんだなぁ、と思う。

で、まだファクトリー音色もあまり聴いてないかも、と思ってパフォーマンスの最初からまた弾き始めて、「P15: Trancer」でひっかかって1曲。

To The End Of Life

ローランドJP-8000「P15: Trancer」独奏。Cakewalkからクロックを送り、メトロノームに合わせて弾き、8分でクォンタイズをかけた。最初から最後まで一気に弾いた。というか、手から出てきた演奏でよしとした。ただ、終わりの部分はピアノロール画面で音を長くした。高音を短め、低音を長め。

長めのイントロの後に出てくる「ドシb(上の)ファミードシb(下の)ファソー」というのが主題(Aメロ、テーマ)なのだが、それがはっきり出ているわけではなく、本人であっても油断すると聞き逃す。引っ込んだ感じが、それはそれで良いのではないかと思っている。

この「Trancer」という音色は、後で調べたら以前にも使っていた(こちら)。やれやれ。

JP-8000は素敵なシンセだと思う。鍵盤の奥が弾きやすい。音色名表示があるので他の人が作った音色を入れやすい。難点は、我が家のJP-8000特有の現象かもしれないが、出力にノイズが混じる。今回の曲でも、最後に線香花火のような音が残ってしまった。うーむ。

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2021/07/15

Roland TR-8にCakewalkからノートを送る

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Rolandの「Rhythm Performer TR-8」をどのように使うべきか、私としてはなかなか悩みどころである。ローランドのプロモーションビデオの人のように、TR-8のパターンを打ち込んで作り、それを徐々に切り替えたり、ミュートしたり、ロールやスキャッターを使ったりするというのが王道なのだろうけれど、曲をパターンや出し入れで考えるのが苦手で、シーケンサーのリニアなキャンバスに音を書き込んでいくという方が私にとってはわかりやすいので、TR-8をどうやって使ったものか、と考えてしまっていた。

TR-8の本体ボタンを叩いてノート信号を発生させ、それをCakewalkに録音する、というのはうまくいかなかった。TR-8のボタンはベロシティセンシティブではなく、普通に打つとベロシティが小さくて話にならない。アクセント機能を使えばいいのだろうけれど、強く叩けばベロシティが上がるという状況に慣れ切っているので、うんざりするなぁと思った。

また、シンセで打ち込みをする時はローカルをオフにするのだが、TR-8の場合、ローカルをオフにするとまずい点もあるようだった。リバーブ(またはディレイ)を特定の拍にかける、という機能があるのだが、それはMIDIデータにできないようだ。それはパターンの一部として入れるしかない。となると、ローカルはオンにしないと機能しない。でも、ノートを録音する時はローカルオンだと音が二重になる。

うわめんどくせぇ、ということで、Arturia KEYSTEP 37をTR-8の手前に置き、打ち込みをそれで行うことにした。これなら、TR-8の側はローカルオンで大丈夫だし、ベロシティ付きの鍵盤で打ち込める。

でも、ここでも面倒なことがあった。KEYSTEPで打ち込んでクォンタイズしてジャストにしたノート情報で鳴らす場合、それがTR-8内部のタイミングより少し早いので、リバーブが拍に作用する直前にノート情報が入り、時々音がよれる。リバーブをスネアだけにかけるように設定し、スネアを20ティック(1拍=960ティック)後ろにずらして回避した。あーめんどくさい。

複数の機器を同期させて音楽を作るのも、けっこうめんどくさい。横から見てれば簡単かもしれんけど。

パンも多少振ってみた。面倒だけど、モノよりマシか。でも、他のパートがあれば、一点定位でもいいのかもしれない。

では、今日の練習の結果を。

Roland TR-8 triggerd by Cakewalk notes

最初にリムショットでカウントイン。その後はバスドラとスネア、ハイハットのクローズとオープン。ミッドとローのタムでフィル入れて、最後にクラッシュ。スネアにはTR-8内蔵のリバーブをかけている。MX-1のマスタリングボタンをオンにして音量を上げ、dbx Quantumではコンプだけでなく、リミッターをピークストップでかけて頭を押さえた。パソコンに取り込んでOzone 9でさらに音量を上げた。それでも、十分に上げられたかというと疑問だ。音量上げをしたらバスドラが目立つようになった。うーむ。

TR-8は、イキの良い音がするし、11個のフェーダーで音量バランスを調整できる。26個のつまみで音色をいじれる。DTM音源でも同様のことができないわけではないが、ソフトの階層を降りていってそれをするかというと、面倒でなかなかやれない。TR-8、もうしばらく学んでみたい。

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2021/07/14

Roland Cloud D-50で「火星にて」

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Roland Cloudで「D-50 Ambient Patch Collection」がテストドライブ(試用期間)になっていたのでインストールした。上の図の64パッチが収録されている。最初にある「Robot Song」を弾いたのが下の録音だ。

At Mars

Roland Cloud D-50 Ambient Patch Collectionの最初にある「Robot Song」の独奏。Cakewalkでメトロノームを鳴らして録音し、最後を除いて8分でクォンタイズをかけた。金属的なノイズが主役で、後ろに風が吹いている。昔読んだSF小説では火星は砂漠のイメージで描かれることが多く、そこでロボットが歌っている光景をイメージした。

手持ちのD-05は今でも配置されている。D-05を使う際は、どうしても昔作られたプリセット音色を弾いてしまうことが多い。今っぽいプリセットを入手すると新鮮だ(今回のコレクションはD-05に転送できた。MidiQuestにも転送できたので、D-50/550でも使えるだろう)。Dシリーズのノイズは、けっこう独特なものかもしれない。

楽器の音は実は雑音がたくさん含まれている、というのは、雑音を排除したシンセサイザーの「ポー」音が登場し、それをいかに生楽器に似せるかを研究する過程で明らかになったことではなかろうか。

耳に痛い雑音を、聞くに堪えないレベルの一歩手前で鳴らす、という試みを時々している。

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2021/07/13

KORG Collection TRITONとEventide Eclipseで「私はギターはできません」

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StrymonのTimelineがちょっとお安く出ているのを見て、ほしいなぁ、と思った。ギター用のディレイは多種あるが、Eventide TimeFactor、Strymon Timeline、BOSS DD-500などに憧れを抱いている。

とはいうものの、上記のようなペダルを買ったとして、今の配置のどこに入れるかというと、あまり良い答えを思い付かない。何かしらどけないと置けない。ということは、今配置している機材のどれかをあきらめなければいけない。うーむ。

ある物で何とかならんか、ということで、Eventide EclipseをMX-1のセンドリターンにアナログでつなぎ、サンプリング周波数を48kHzに落とし(96kHzでTimeFactorのプリセットは動かない)、900番以降に入っているTimeFactorのプリセットを試し始めた。

I Cannot Play Guitar

KORG Collection TRITONの「Acoustic Guitar」独奏。ただし、アルペジオのパターンを「FACTORY 005 Guitar Strum 1」に変更し、MFXのコーラスとリバーブを無効にして、Eventide Eclipseの「900 TF 1:1 DigDly」を深くかけた。EclipseにはMIDIクロックを送って同期させた。

Eclipseの接続はアナログのセンドリターンなので、ノイズには気を使う必要がある。面倒だが、致し方ない。

Cakewalk上では、アルペジオをオンにしたトラックとオフにしたトラックを用意し、最後の部分はオフにしたトラックで弾いた。鍵盤はArturia KEYSTEP 37。

ギターを弾ける人はうらやましい。でも、自分のすべきことは、シンセの練習だろう。

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3つのオーディオインタフェースを使い分ける

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メインとして使っているWindowsパソコンは、内蔵のRealtek「High Definition Audio」のほか、ローランドのUA-S10とMX-1もあるので、計3種のオーディオインタフェースを使える。今日は、コントロールパネルでRealtekを「既定のデバイス」にしてみた。これで、Webブラウザの音声出力はRealtekに行く。

アプリケーション側で出力を設定できるCakewalkはMX-1、Sound Forgeとfoobar2000はUA-S10、PlayPcmWinはRealtekに設定した。これだと、Webブラウザでテレビを視聴しつつ、Cakewalkで打ち込みをし、Sound Forgeで音量上げをする、といった作業が可能になる。けっこう便利である。

オーディオインタフェースの出力はどこへ行くかというと、ローランドのミキサーFM-186に入り、混ぜた状態でGenelec 1031Aなどに送られる。FM-186をモニターコントローラーとして使うのは、ピュアとはほど遠いけれど、便利だ。

Windows 11にするとUA-S10は使えなくなるかもなぁ。うーむ。

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Arturia KEYSTEP 37の「Arm to Start」

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Arturia KEYSTEP 37をCakewalkに同期させた場合、Cakewalkの再生を始めるとKEYSTEPのアルペジオまたはシーケンスの再生が始まってしまい、それを防止するには、同期させなければいいのであるが、でもそれだとアルペジエーター活用できないよねぇ、と思っていた。また、KEYSTEPの側でクロックをインターナルにしておくと、同期信号を吐いているようで、それも不快だなぁと思っていた。

同期しつつ自動スタートしない方法はないかとさんざん探し、見つけたのが「Arm to Start」である。これをオンにすると、自動で再生が始まることがない。

この英語は私には大変にわかりにくかった。日本語にするなら「開始のために準備する」だろうけれど、Google翻訳にかけると「開始する腕」にしかならない。

マニュアルには記載があった。やっぱり、読むべきかも。

それでは、音を一つ。

Arturia KEYSTEP 37 Arpeggio Synced With Cakewalk

KORG Colleciton M1のプリセット「Acid3003Bass」を、KEYSTEP 37のアルペジオで弾いたもの。M1の画面は下のものだ。

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KEYSTEPでは、アルペジオを「2/Dwn」にし、ビートを「1/16」にした。Cakewalkでイベントリストを見たらジャストではなく少し遅れていたので、16分の1音符でクォンタイズをかけた。ピアノロールで最後の音を伸ばした。

KEYSTEPのアルペジエータとシーケンサーは、学ぶ価値があるかもしれない。

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2021/07/10

Roland AIRA TR-8などで「ノイジーな地下室」

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机のラックの2U分の空きを何に使うかを考えていて、Roland AIRA TR-8を出してきた。配線は、ACアダプターからの給電と、MX-1へのUSBケーブルの2本だけだ。USBでオーディオとMIDIを通せるAIRA LINKは、けっこう優れものではないか、と思う。ただ、MX-1はそんなに人気がある機材とも思えないので、ディスコンになって後継が出ないのではないか、と不安視している。

TR-8は、使わない時は奥に押して格納できる。手前にある程度引き出した状態でも、Arturia KEYSTEP 37を出す場所はある。

昨晩に録音した音がこれ。

Noisy Basement

TR-8をファクトリーリセットし、Cakewalkに同期させて入っていたパターン1を再生した。Cakewalkの方でコントロールチェンジを入れてスキャッターをかけた。ところどころ、ノートも送るようにした。同期して再生すると、曲終わり(最後のイベントが終わった時間)でTR-8も止まるのだが、これがうまくいったりいかなかったりで、やり方としてはどうも気に入らない。

TR-8にノートを送る際に、どの音を送ればよいのか迷った。マニュアルにはノート番号が書いてあるのだが、それも複数あったりしてそのどちらを使っているかわからないし、Cakewalkのイベントリストはノート表示なので、ノート番号とノート表示の対応も不分明である。

しょうがないので、リアルタイムでMIDI録音してイベントリストを見た。

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自分で打ち込んでどうやら正しそうだ、と思ったのはクラッシュシンバルだけである。ドラムキットが変われば変わるかもしれないので、あまりあてにしないでいただきたい。

ドラムだけで尺を決め、ソフトシンセのベースを追加した。

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PSYN IIという、Sonarに付属してきたDirectXプラグインのソフトシンセである。使った音色は「Claus Shnulze」というもので、この音色名はおそらく、Klaus Shnulzeというシンセサイザー奏者への尊敬を表したものであろう。その方についてのWikipedia記事はこちら。最後の残響はSound Forgeに入れてからKORG MDE-Xでかけた。

できとしては、不本意である。いくらなんでもノイジーに過ぎるし、コンプで全体の音像が揺れ過ぎる。

原因としては、アナログセンドリターンで使ったEventide Eclipseからのノイズが大きいことが一つ。もう一つは、MR-2000Sに録音した音の音量が小さ過ぎ、パソコンに入れてから10dB以上レベル上げをしなければならなかったことだろう。MR-2000Sに録音する段階でLEDのレベルメーターはほどよく振れていると思ったのだが、レベルメーターが振れていたのはピークを捉えたもので、平均音量はかなり小さかった。MX-1のマスタリングエフェクトを使ったり、dbx Quantumでもっとつぶしたりして、MR-2000S段階での音量をもっと上げるべきであったと反省している。

 

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2021/07/05

ダイソーで「CD・DVDホルダー36ポケット」を購入

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ダイソー(Daiso)で「CD・DVDホルダー36ポケット」を購入した(写真左)。110円。収納枚数が多いものを選んだ。

今回購入しようと思ったのは、写真右のCDケースにE-mu用サンプリングCD-ROMが20枚入っていて、透明なビニールがCDのレーベル面に貼り付いているのが気になったからだ。本格的に貼り付いた場合、無理にはがしてレーベル面を破壊することがあるのではないかと怖くなった。CDのデータはレーベル面の印刷のわりとすぐ下にあるらしいので、レーベル面を破壊してデータを破壊してしまうこともないとは言えまい。完全に固着して出てこなくなる前に救い出したいと思った。なんとか取り出せて、レーベル面も、たぶん大丈夫。

このCD-ROM20枚は、E5000 Ultraを中古で買った際に付いてきたものだ。ハードウエアのおまけとして配布されていたのだろう。

サンプリングCDはかなりの枚数を所有していて、あまり使っていない。もっと活用できればいいのだが…。

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積み木でディスプレイを高い位置に

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Windowsパソコンのメインディスプレイとして使っているPhilips BDM4350のスタンドの下に積み木を入れて、9cm(センチメートル)ほど高くした。積み木はきちんとした大きさに切り揃えられていて、こういう時に便利である。

ディスプレイを高くした理由の一つは、Windows 11の情報が心配であったからだ。Windows 11では「スタート」ボタン(アイコン)が画面下中央に移り、それを移動できないという。どうしてそんな改悪をするかな、Windowsチームは今でもMacに憧れているのか、あきれるぜ、と思うのだが、するということであれば仕方がない。

私の机ではディスプレイ手前にセンタースピーカーとしてGenelec 1029Aを置いており、それに邪魔されて画面下中央は見えない。対策を考えた。(1)スピーカーをより小さい(薄い)ものにする、(2)スピーカーをディスプレイ裏の上方に移動する、(3)ディスプレイを高くする、である。金も手間もかからない(3)を試してみたというわけだ。

9cmじゃなくて、7cm上げでもよかったなぁ、と思うのだが、積み木を正確に切る自信はないので、とりあえずこれでよしとする。

画面はかなり高い。高めの椅子(写真はこちら)に座って背筋を伸ばした状態で、視線の位置は画面の中央より少し下になる。そこより上は顎を上げて見上げる形になり、ちょっとしんどい。

とはいうものの、画面でブログの文章を書いている今は、注目しているのは画面下部なので、顎は少し引き気味である。文章の終わりの部分を見て書いているからだ。これなら大丈夫かも。

1992年ごろ、パソコンのCRTディスプレイの下に置く「コ」の字型のスタンドを買った。それによってディスプレイを上げ、スタンドにキーボードを格納できるというものだ。それ以来、パソコンのディスプレイは、かなり高い位置に置いている。ディスプレイが高いと、背筋を丸めることが少なくなり、腰痛が少しはマシ、と素人としては思っている。

ディスプレイの下に大きなすき間ができたことで、スピーカーの音の出具合も変わったように思う。ほんと、音ってすぐ変わる。ふぅ。

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2021/07/04

Roland Cloud JUNO-106 Model Expansionで「先月生まれた燕(つばめ)たち」

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私が住んでいる家には燕(つばめ)が毎年巣をかける。ただ、飛行練習中の燕が複数(最大6羽くらい)、ベランダの物干し竿で休憩するという光景は、今年初めて見た。その下に便が撒かれるので物干し竿を片付けようかと思ったが、まだ我慢している。後で掃除するか。

燕は、南の越冬地へ飛び、そこからこちらへ戻ってくるまでの1年間に、多くが死ぬのだという。我が家で生まれた燕たちが、最初の1年を幸せに過ごせるよう祈っている。

Spallows Born Last Month

Roland Cloud JUNO-106 Model ExpansionのPads & Stabsに入っている「106 Saw Long Pad」独奏。弾いた後で音色は少し編集した。その画面が下。

20210704a_zenologylitejuno106_106longsaw

譜面は下のPDFファイルを参照していただきたい。Cakewalkで作ったもので、一応、音はすべて書かれていると思う。鍵盤はKEYSTEP 37で、音域は3オクターブに収まっている。

ダウンロード - 20210704a_youngspallowsmemo.pdf

CakewalkからRoland AIRA MX-1に出し、MX-1のフィルター、フランジャーをかけている。MX-1からEventide Eclipseにアナログでセンドリターンして「Reverb 8」を付加。MX-1の出力はdbx Quantum→KORG MR-2000Sと配線して録音した。Quantumではイコライザーで低域を絞った。Quantumのコンプレッサーはほとんどかかっていない、と思う。パソコンに入れてからOzone 9。

再生時にプチプチ雑音が入るのが気になって、タスクマネージャーの「詳細」タブでCakewalkの優先度を「高」に上げた。また、MR-2000Sへの録音時にはタスクマネージャーを閉じた。少しは効果があるようだ。

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(2021/07/04追記)上のPDFファイルに納得がいかず、作り直した。なかなか難しい。

ダウンロード - spallowsbornlastmonth.pdf

2021/07/01

Roland「SN-U110-15 Super Brass」購入

20210701a_rolandsnu110_15superbrass

ローランドのPCM波形カード「SN-U110-15 Super Brass」を購入した。3280円+送料210円。

これで、SN-U110シリーズは、持っていないのは1枚だけである。このSuper Brassも、実際に使うかというとよくわからないのだが、もうここまで来るとコレクター魂で買ってしまった。

PCM音源初期の興奮、みたいなものがあると思うのですな。そんなもん、と言われれば返す言葉はないけれども。

H2

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