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2021/10/22

KORG ARP Odyssey-Mで「デュオフォニック・シンセサイザーのために」

20211022a_forduophonicsynthesizermemo

机の左側は現在、コルグVox Continental-73をメイン鍵盤とし、コルグARP Odyssey-MとローランドTR-8が控えるという布陣になっている。このごろOdysseyをあまり使わなかったので、片付けようか思案し、弾いてみたらなんとなく引き込まれて上の譜面を書いた。Odysseyは、どうってことない音が魅力的で、片付けるのが難しい。

For Duophonic Synthesizer

ARP Odyssey-m独奏。Odyssey-mは、VCO1が低音優先、VCO2が高音優先、というのが標準状態なので、デュオフォニックのアナログシンセサイザーであると言える。ただ、フィルターとアンプは1個だけである。1音だけを弾くとVCO1とVCO2の両方が同じキーで発音し(同じ音程とは限らない)、2音を弾くと別のキーで発音する。これはまことに珍妙なもので、ピアノやオルガンやエレクトーンやポリフォニックシンセは、1音を弾いた時より2音を弾いた時の方が音量が大きくなるのだが、Odysseyの場合、1音を弾いた時より、2音を弾いた時の方が少し小さく聞こえる。ユニゾンよりパワーがなくなるというべきだろうか。

Odysseyのデュオフォニックをどう使うべきかよくわからないのだが、今回はそれを試した。VCO2は、VCO1の2オクターブ下にしてある。そうすると、2音を弾いた時、上の音が低く鳴る。これまた珍妙である。ピアノやオルガンやエレクトーンやポリフォニックシンセでは、2音を弾いた場合、上の方が目立つ。今回のOdysseyの場合、下の方が音程が上になるので、そちらがトップノートになって目立つ。弾いていて、違和感ばりばりであった。

あと、2音を弾いた場合に、鍵盤を離す(リリースする)タイミングが同じでないと、早く離れた方は、もう一方へピッチを変えようとする。これはかなりの難物で、ピアノロール画面で音の長さを調整せざるを得なかった。また、アンプエンベロープのリリースは短くせざるを得なかった。

リバーブは、ローランドMX-1のディレイ7「Hall」を使った。ディレイはリバーブにもなる、ということは、Roland - The Ultimate Guide To The AIRA MX-1 Mix Performerに書いてある。

最後のリタルダンドを除き、8分でクォンタイズした。Aダッシュに戻る前にテンポチェンジを入れて、少し間を入れた。

けっこうノイズの混入があって、最後の音が消えた後はそれが目立つ。dbx QuantumでGateをオンにしたが、取り切れなかった。

ピアノやオルガンやエレクトーンやポリフォニックシンセで、右手と左手で1音ずつ弾いた方がマシかもしれない。

私が最初に買ったシンセサイザーであるヤマハCS-40Mはデュオフォニックだったが、これは同じセッティングの2ボイスがあって、1音弾けば1音が出て、2音弾けば2音が出るというものであった。2音しかないポリフォニックシンセ、と言えばよいだろうか。モノモードもあったのだが、当時の私はそれをうまく使うことはできなかった(へちょいモノモードであった、という可能性もある)。

コルグ800DVは、オシレーター、フィルター、アンプを2系統持ち、1音弾けば2系統がユニゾンで鳴り、2音弾けば2音が出るというものであった。デュオフォニックとして使うのは難しく、過去にそれをやったことはないように思う。外部からCVとGATEを入れると普通にモノフォニックになるので、そのセッティングにして使ってきた。

MoogのSub 37は2オシレーターを高音優先、低音優先にして使うことができるのではないか、と思う。その設定にするとOdysseyに近い。ただ、押し入れに入れっぱなしで録音に使ったことがない。これまでのところ、あまり好きになれないシンセなのだ。新品を買って、ちょっと後悔したシンセである。

そんなわけで、今回のデュオフォニック演奏は、私としてはチャレンジであったのだが、まあ、聴く側としては、そんなことは感興をそそらないだろう。やれやれ。

H2

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