Yamaha YMM2を出してきた
ヤマハのMIDIマージボックス「YMM2」を出してきた。主な結線を下図に示す。
なぜこんなもんが必要になったのか。Vox Continentalは、ノート情報、エクスプレッションペダルによるcc#11、サスティンペダルによるcc#64、スロー/ファスト切り替えペダルによるcc#82を送れるが、cc#1(モジュレーション)とcc#7(ボリューム)を送ることができない。他の音源を弾くにあたって、それが難点となっていた。
上の結線をすることで、D-05のリボンコントーラー2でcc#1を生成し、それをMTPAVのポート1へ供給できる。MTPAVにはヤマハのエクスプレッションペダルFC7を接続し(Clockworksでの設定は「Korg」で)、そこでcc#7を生成してポート1へ供給できる。これらによって、MTPAVのポート1に必要なデータが集められる。
YMM2のTHRU1からVox Continentalへ配線しているのは、D-05で生成したcc#1をVox Continentalへ送るためである。これによって、Vox Continentalのシンセ音にビブラートなど(音色によって異なる)を付加できる。
YMM2のような昔の製品が使われることもある、という例。
しかし、USBでルーティングをすると、妙なところでループやデータの重複が生じたりするのではないかと心配もしている。
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