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2021/10/09

KORG Vox Continentalを購入

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KORG Vox Continental-73を購入した。送料含み7万9800円。元箱(捨てるけど)、エクスプレッションペダル、ソフトケース含む。

鍵盤側から見るとこんな感じ。

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この製品が発売されたのは2017年9月。うわぁ、いいなぁ、とは思っていた。何が素敵って、「MADE IN JAPAN」である。

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このごろは、コルグもローランドもヤマハも海外生産の品が多く、日本製は上位機種に限られている。海外製のものは安価で助かっているのではあるが、日本製のブツに魅力を感じるのも確かである。

Vox Continentalは、ここ数年で発売されたシンセサイザー、キーボードの中で、最も値崩れが大きかった製品ではないかと思う。Vox Continentalの73鍵盤モデルは、20万円台半ばでスタートしたと記憶している。その後、キーボードスタンドが付属しなくなり、さらにこのごろになって安くなり、本体とエクスプレッションペダルで10万円前後の価格が見られるようになった。日本製の軽量ステージキーボード、買えるのであれば欲しいと思った。

ここしばらく、机左側はローランドFA-06を置いていた。これはこれで良いシンセであるのだが、61鍵盤はちょっと物足りないし、鍵盤の奥が弾きづらい。もうちょい広く、鍵盤の質が良いものを買えるなら、それは嬉しいだろうと考えた。Vox Continentalはアフタータッチがなく、モジュレーションホイールがないが、上面に空きがあって物を置けそうなのは魅力的だった。

我が家にある61鍵盤を超える電子鍵盤は、コルグT2EX、ヤマハEX5、NP-31、クラビアNord Stage EX HA76、Nord Stage 3 HP76、カワイMP9500である。T2EXは瀕死の状態でメインとして使う気になれない。EX5はボタンが渋くなっているがまだ何とか使えるとは思う。ただ、大きくて重い。NP-31はメインに適する鍵盤ではない。Nord Stage EX HA76とNord Stage 3 HP76は、悪い機械ではないのだが、シンセ音色を弾くのに少し抵抗がある。アフタータッチの効きが弱いのも、私としては好きではない。MP9500は、一人では動かせない巨体である。

Vox Continental-73は8.4kg。この重量で73鍵盤は魅力的だ。鍵盤の質は、買ってみなければわからないと思った。

以上のような次第で、中古で7万9800円送料込みというのが出ていたので、買ってしまった。エクスプレッションペダルだけでも、新品なら1万円くらいしそうなので、お買い得であると思う。

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Vox Continentalの鍵盤は、独特なものである。オルガンというよりピアノであるが、浅い。奥は弾きやすい。鍵盤幅は白鍵10個で232mmくらい。「Yamaha MONTAGE 6/7の鍵盤は狭いのか?」でいくつかの鍵盤を測ってみたが、Vox Continentalの鍵盤の幅は、Rhodes Mk2程度と言えよう。

Vox ContinentalでKORG ARP Odyssey Moduleを弾いてみたが、シンセを弾くのに違和感はなかった。ピッチベンドは問題なくできる。Odyssey-Mはcc#1を受けないが、そうでないシンセを弾く場合は、モジュレーションホイールがないのが、ちと困る。

Vox Continentalには「DYNAMICS」というノブとボタンがある。これは、外部にMIDIのノートを送る場合のベロシティにも作用するようだ。けっこう便利かもしれない。

nutubeによる「VALVE DRIVE」は、控え目であるが、それゆえの使いやすさがありそうだ。

では音を少し。

Scene 1: VOX Organ Basic

VOXの本物は弾いたことがない。この音色を弾いた感想は「パイプオルガンみたい」であった。ハモンドオルガンよりも、パイプオルガンっぽい。でもそう思うのは、デジタルリバーブを装備しているからで、当時はそう思われなかったかも。

Scene 2: E.Piano MK II Tremolo (Tremolo Off)

トレモロが強調されたプリセットであるのだが、ベンドレバーを下に一度動かし、トレモロを切った。この曲には不要であるからだ。Vox Continentalのデモを視聴して、私が一番期待していたのはエレピであった。まあまあ、期待を裏切らない出来であると思う。最近のキーボードは、どうもエレピの音がイマイチなものが多い。Mk II Stageを所有しているせいか、MK IIの音色が出てくると嬉しい。

Scene 3: Grand Piano 1

KRONOS初代を持っているが、そのピアノはそんなに好きではない。そのためVox Continentalにはあまり期待していなかったが、期待以上であった。よく伸びる。Nord Piano Libraryより、ぜいたくに容量を使っているのかもしれない。

Scene 4: Clav AD Wah

ワウがオンになっていると、エクスプレッションペダルはその調整に使われる(音量調整に設定もできる)。クラビは苦手なので恥ずかしい。他の3音色はパソコンに取り込んだ後に音量上げの加工をしなかったが、このクラビだけは音量が不足気味だったのでOzone 9で上げた。

プリセットの数音色を試しただけだが、Vox Continental、けっこういいかも。

H2

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コメント

これのドローバー部分秀逸なので他のシンセにも採用してほしいなあと思います

れいさん、こんにちは。「シンセな日々」をご訪問くださり、ありがとうございます。

昨日、Sound On SoundのVox Continentalのレビュー記事を読んでいたら、Gordon Reid氏は、「I fear that this is one instrument that might be a hard sell.(これは売れない楽器の一つになってしまうかもしれないと危惧している)」と書いていました。その予感は、当たったように思います。

Vox Continentalを私は高く評価しているのですが、後継機が出ることはないでしょうし、タッチドローバーやnutubeといった新機軸は、今後は避けられてしまうでしょう。

スタンドやペダルを別売にして価格は抑えるべきだったし、ライブ向けと訴求するならもっと多くの音色メモリーと音色名表示は不可欠だったと思うし(弾いた瞬間、呼び出した音色が違っているという悲劇を避けるためです)、GrandStageのようなピッチベンドとモジュレーションのホイールも欲しかった。エフェクターも、ブロックごとのオン/オフができるようにするなどの配慮が欲しかった。オルガンは、もう少しハモンドっぽくした方がよかった(特にパーカッションとコーラス/ビブラート)。

ちょっと、悲しい結果になってしまったような気がしますね。

H2

わたしも大幅な値崩れにひかれて、VOX Contienentalを中古で入手。
軽くて良いですね。

米沢さん、こんにちは。「シンセな日々」にご訪問いただき、ありがとうございます。

Vox Continentalは日本の逸品です。鍵盤の出来は出色。モジュレーションホイールとアフタータッチがあれば、マスターキーボードとして私のイチオシだったかもしれません。

コルグとローランドは、「あとここをこうしてくれれば…」という商品が多いように思います。「高くなるから」で必要な要素を削らない商品企画を望みます。

寄る年波には勝てず、重いキーボードを出してくるのが億劫になりつつあります。Vox Continentalを、大切にしたいと思います。

H2

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