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2021年12月

2021/12/23

KORG KONTROL Editor 2.0.9をMacBookにインストール

20211223c_korgkontroleditor

KORG KONTROL Editorの2.0.9が2021年12月14日にリリースされたことに気付き、MacBookにインストールした。2.09は「macOS 11 Big Sur に対応しました」ということなので、安心してインストールできる。助かる。

nanoKEY StudioをUSB接続して、それを認識することを確認したのが上の図だ。nanoKEY Studioをクリックすると、下図のような画面でnanoKEY Studioの設定を変更できる。

20211223d_korgkontroleditorcontrolsnanok

以前とは画面(UI、User Interface)が違う。まあ、家でnanoKEY Studioを使うことはあまりないので、今何かしたいということはない。

macOS Big Surへの対応、1年を要したということかしらん。

H2

Arturia「Tape MELLO-FI」が無料だったのでインストール

20211223a_arturiatapemellofi

Plugin Boutiqueからクリスマスセールの案内が届き、Arturiaの「Tape MELLO-FI」が無料だというのでダウンロードしてインストールした。上の図は、Sound Forgeの64ビット版で開いた様子。音がどう変わったのかよくわからなかったが、ある意味、よくわからない程度の変化であれば、安心して使えるのかもしれない。

インストールは思っていたよりも面倒だった。Arturiaのアカウントを作り、Tape MELLO-FIのコードを入力して製品を登録し、Arturia Software Centerをダウンロードしてインストールしてログインし、そこからTape MELLO-FIをインストールした。

20211223b_arturiasoftwarecenter

Arturia AccountとArturia Software Centerのプロモーションなんだろうなあ、と思うが、MIDI Control Centerはこれまでも使ってきたので、まあ、こんなもんだろうと思うことにする。

H2

2021/12/22

Sonicware ELZ_1で「2声のマーチ」

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ELZ_1の試し弾きをしていて、この音色とフレーズは、曲に仕立てて保存しよう、と思って譜面に書いた。

2 Voices March

ELZ_1のプリセット015「8bit Star」独奏。ただ、MIDI打ち込みをして、MR-2000Sへの録音をする段階で、リバーブの多さが興を削ぐ気がして減らした。手弾きなのでゲートタイム(音の長さ)が揃っていないのだが、それはそれでいいか、と考えることにした。

PSG(Programmable Sound Generator)という言葉があったっけなぁ。

私は、小学生のころに古本屋で「ラジオの製作(ラ製)」や「初歩のラジオ(初ラ)」を買い、次にCQ Ham Radioを書店で買ってきて読むようになった(CQ Ham Radioは当時380円で、圧倒的な安さを誇っていた)。TK-80やらベーシックマスターやらAppleやらGrapeとかの情報を読み、PC-8001が出てFM-8が出てPC-8801が出てPC-9801が出て、といった風に世の中は動いていったわけだが、ラジカセやらエレクトーンやらシンセやらにお金を注いでいたため、初めて買ったパソコンは東芝のMSX2だった。

ヤマハが出していたMSX用の音源とシーケンサーソフトを使いたかったのだが、東芝のパソコンでは動かなかった。がっかり。後にヤマハのMSXの安いのを買って動かしたのだが、それにはFDDがなく、あまり使う気になれなかった。

大学を卒業する少し前の1987年に、親にねだって買ってもらったパソコンは、PC-98LTだった。留学先にプリンターと共に持っていきたかったからである。音楽にはほど遠いマシンだ。

パソコンで音楽の打ち込みをするのは、1992年末にDELL 466DEを買ってCakewalk Professional for Windowsを動かしてからだ。音源はローランドSC-33。

大学時代(1984年から1989年)に、PC-9800シリーズまたはMacintoshで打ち込みを始めていれば、人生違ったかも、と思うことがある。

渋滞にはまると、この道の選択は誤っていたと考えるのだが、実は、他の道を選んだらもっと渋滞したかもしれない。人生もそれと同じ。選ばなかった道をうんぬんしても、得られるものはないだろう。

H2

 

Sonicware ELZ_1を購入(10個のm4aファイル)

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Sonicwareのデジタル・ポリフォニック・シンセサイザー「ELZ_1」を買った。2万9800円。

ELZ_1は、開発コード名が「Elizabeth」であったという。プリセット音色一覧には「Liz」という愛称が見て取れる。「イーエルゼットワン」と呼ぶか、「エルザワン」と呼ぶか、まあ、いろんな呼び方があっていいのかもしれない。

Sonicwareは、初の製品であるELZ_1に続いて「LIVEN 8bit warps」「LIVEN XFM」を出し、「LIVEN BASS&BEATS」は予約受付中である。新進のシンセメーカーであり、一度は買ってみたいと思っていた。ELZ_1はそろそろ製造が終わるかもしれないから、少し安ければ買うか、ということで購入した。

到着して箱を見たらベトナム製と書いてあった。確か、minilogueもそうだったような。ベトナムの低コスト恐るべし。

付属のケーブル(USBから電源だけを抽出するもの)でUSB端子から電源を取り、電源を入れた。電源ボタンはプッシュ式で、少し長押ししないと電源が入らない。続いてUSB接続を試した。驚いたのは、USBケーブルからの給電はしないようであることだ。USB端子の1個から電源を取り、USB端子の1個でMIDI接続をせねばならぬ。USB-MIDIは、ハブ経由だとうまくいかず、パソコンに直接つなぐ必要があった。

マニュアルに従って、ファームウエアを更新した。

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この時点では、保護フィルムをはがそうかどうしようか迷っていたので、写真がきれいではない。

さて、ELZ_1については、英Sound On Soundがレビュー記事を掲載した(こちら)。筆者のRory Dow氏は、「The lack of modulation is disappointing and the MIDI spec is almost non-existent. I would gladly trade the entire effects section for a modulation matrix and some good sources.」と記している。和訳すると、「モジュレーションの欠如はがっかりさせるものだし、MIDIの仕様はほぼ何もないに等しい。エフェクトが全部なくてもいいからモジュレーションマトリクスといくつかの良いモジュレーションソースがほしい」である。

ELZ_1のMIDIインプリメンテーションチャートを見ると、コントロールチェンジが記載されていない。買って弾いてみてわかったが、すっぱりと何も受信しない。cc#1(モジュレーション)、cc#7(ボリューム)、cc#11(エクスプレッション)、cc#64(ダンパー)のすべてを受け付けない。昔からのシンセサイザー弾きがやりそうなことができない。シンセサイザーというものをゼロから作り直したかったのだろうと思うが、それでも、ちょっとストイックに過ぎるのかなぁ、という気はする。

ちなみに、LIVENはコントロールチェンジを受けられるようだ。スタンダードなアサインではないが、それでも、活用しがいがある機能だと思う。

ELZ_1は、ピッチベンドは受け付ける。ただし、可変幅は1オクターブで、広過ぎる感は否めない。設定変更できるようにしてほしい。プログラムチェンジは受ける。MONTAGEからプログラムチェンジを送ってプリセットの選択ができた。これは助かる。バンクチェンジは受け付けない。プリセットメモリーが128しかないから、バンクチェンジは不要なのだ。

LIVENではなくELZ_1を買おうと思ったのは、それがほどよく目の前に現れたからであるのだが、ELZ_1の方が価格が高い分だけ、ゴージャスな機構があるから、というのも理由である。まずはカラーの液晶ディスプレイ。小さいけれど大変に美しい。写真を見て音色名表示はできないのかも、と思っていたがそれは誤解で、音色を切り換えると音色名が一瞬表示される。

ただ、この仕様もけっこう疑問ではある。ライブでシンセを弾く場合、音色を切り換えて、実際に弾く前に、再度音色名表示を確認して、というのが、私の場合は欠かせない。弾いたら別の音色だった、というミスは防がねばならない。音色の切り替えはヒマな時にやっておくので、弾く直前に音色名が表示されていないのでは、正直ライブには使いたくない。まあ、私が今後ライブをする機会は多分ないとは思うけれど。

ELZ_1はライブ向きのシンセではないと思う。音色のパラメーターを変化させるにはロータリーエンコーダーを使うのだが、可変抵抗器のつまみと異なり、ロータリーエンコーダーはどこまでも回るし、ELZ_1の音色パラメーターは可変幅が大きく、それを1ずつロータリーエンコーダーで変えられるようになっているので、ロータリーエンコーダーを延々と回し続けないと音が変わらない。ギュッと回して音がギュイン、みたいにならないのだ。ライブ向きじゃねーなー、と思う。LIVENはそんなことはないんだろうと期待している。

ELZ_1を買おうと思ったもう一つの理由は、シンセエンジンが複数あることだ。LIVENは機種ごとに絞り込んでいるので、ELZ_1の方が、音作りを楽しめるかな、とは思った。

以下に、ELZ_1のファクトリープリセットの、最初の10個の録音を示す。MR-2000Sを回して思い付いたものを手弾きしたものなので、様々なヨレがあることはご容赦いただきたい。鍵盤はMONTAGE 6を使った。

000 8bit Lead

「8BIT WAVEMEM SYNTH」の矩形波をフィルターなしで出したもの。エフェクターがうまくかけてあって、昔のシンセを弾いているような、懐かしい感じがある。ベロシティがない、アフタータッチがないポリフォニックシンセのイメージだ。ちなみに、ELZ_1のポリ数は6である。おじさんの心をくすぐるねぇ。

001 Wavetable Synth

音色変化に合わせて弾こうとしたのだが、それが微妙にずれて、ずれたことで拍頭がずれたようで、なんか情けない演奏になってしまった。これは「SiGRINDER」というシンセエンジンの音である。ふーむ。

002 FM Trance

「FM SYNTH」の例。4オペレーターのFM音源で、この音色が使っているアルゴリズム8は、4がモジュレーターで1と2と3がキャリアであるようだ。その画像が表示されるのでわかる。

003 Chiptune Arp

コンピューターや携帯電話に搭載されていたサウンドチップをベースにしたシンセを「チップチューン」と呼ぶのではないかと思う。それを模したシンセの一つがELZ_1である。私はコンピューターゲームをあまりやってこなかったし、携帯電話の着メロを収集したりもしなかったから、あまり思い入れがないのだが、それでも、こういう音に懐かしさを少しは感じる。YMOの最初のアルバムを思い出したりする。

004 Sandy Icicles

「SAND FLUTE」というサウンドエンジンの例。いつものごとく指クセで弾いているのだが、それでも、音色ごとに違うフレーズが出てくるから、このシンセは私にとって良いシンセであると思う。

005 Arp Reflection

シンセエンジン「CUSTOM OSC」の例。モノフォニックのアルペジエーターありの音色というのも、面白いものだなぁ。

006 C Kokoro

シンセエンジン「LOW-BIT OSC」の例。こういう音色にはやられちゃうわけですよ。

007 FM 5th Lead

ELZ_1はエフェクトがけっこうゴージャスで、「DRIVE/MOD」「MODULATION」「DELAY/REVERB」「REVERB/MASTER」の4ブロックで各1つのエフェクトを選べる。この音色は「TAPE ECHO」と「PLATE」を使っている。

008 D.Z.Bass

「FM SYNTH」のベース。自分が持っている4オペレーターFM機はヤマハFB-01だけだが、やはりそれに近い気はする。ただ、FB-01はもうちょいローファイだったかも。エフェクトも、当時持っていたのはコルグSE-300だけだったしなぁ。

009 Cathedral Pipes

パイプオルガンの音色だと、自由にビブラートをかけられないということを不自由には感じない。当たり前か。

ELZ_1、いいシンセですな。LIVENも欲しいかも。

H2

2021/12/20

Yamaha MONTAGEとRoland TR-8で「低電圧」

20211220a_lowvoltagememo

上の譜面を見て、こんなもん曲かい、と思う方もいるだろう。でも、凝った音色の場合、上の譜面の程度の音符で十分である。いたずらにたくさんの音符を弾いても意味がない、と私は思う。

Low Voltage

ヤマハMONTAGEのプリセット「CirrocumulusClouds」を少し編集した音色で上の譜面を弾き、ローランドTR-8でほぼ4つ打ちのバスドラムと、ちょっぴりのスネアを追加した。

最初は、MONTAGEのアルペジエーターをどうやって止めるかの実験をしていた。MONTAGEは、ARP ON/OFFボタンを押しても、それによってコントロールチェンジが出ることはない。アルペジオを止めるのはどうやってやるんだろう、というのが以前からはっきりとはわからなかった。

結論としては、新たなシーンを用意し(空きがなければ既存のシーンのどれかを選び)、Arp MasterをOFFにして、それを選べばアルペジオが止まる。ということのようだ。シーン選択はコントロールチェンジとして出力される。

シーンでアルペジオを止めた場合、即座にピタッと止まるかというと、ディレイが鳴っていたりすることもあるので、それは止まらないこともある。それが自然な変化になることもあるように思う。

MONTAGEはとんでもなく深く、よくわからないシンセである。

H2

2021/12/16

Studiologic Sledgeで基本音色を作る(10個のm4aファイル、1個のsyxファイル)

20211216a_sledgesoundmapper

内部を壊したSledgeであるが、今のところ、かろうじて動いているようだ。ピッチベンドホイールを下げる時にきょう体に当たってギシギシ音がするという問題が気になり、昨日、再度開けて直した。鍵盤のケーブル2本を間違えて挿し、高音と低音が入れ替わるというドジも、また開けて直した。コネクター裏面から止める木ネジも、全部入れた。

このまましまい込むのも癪に障るので、基本音色でも作ってみようかと思った。上の図にあるものがそうである。最初にある「SIMPLE1」はプリセットのモディファイだが、他は「Init」という初期プログラムから作った。

SIMPLE1

ファクトリープリセット「028 SIMPLE」が気に入ったのだが、ビブラートがかからない。ビブラートをかけられるようにしたのがこの「SIMPLE1」である。Sledgeのビブラートは、モジュレーションホイールとアフタータッチの両方でかけられる。DEPTHつまみによって、かなり浅くかけられるのが、私の好みに合っている。

SAW1

鋸歯状波1個を出し、フィルターを絞り、アタックとリリースを上げ、ディレイを少しかけたもの。ビブラートもかけられる。音色名が大文字だけなのは、Sledgeのパネルで操作する際、小文字の出し方がわからないからだ。小文字は使えないのかもしれない。

SQUARE1

「SAW1」の波形を方形波にして、モノにし、フィルターなどを調整したもの。フィルターは12dB/オクターブにした。その方が昔の日本シンセっぽくなるかと思ったのだった。

OBOE

幅が均等な方形波から幅の狭い矩形波(パルス波)に切り替えてオーボエっぽく作ったもの。VELOCITYつまみを上げたので、弾く際のベロシティが適切でないのがばれる。

SAWSTRINGS

鋸歯状波でストリングスを作ったつもりだったのだが、オシレーター2と3は矩形波になっていたことに今気づいた…。頭の中のイメージと違ったのはそのためか。オシレーター2と3はデチューンをし、ビブラートはオシレーター1だけにかけた。

SOLOSTRING

前の「SAWSTRINGS」のオシレーター2と3をオフにし、リバーブをやめてディレイにした。この音色を気に入ったので、この記事を書いた。

ここから下は、隠し機能の初期音色として作ったものだ。まずはユニゾンである。Sledgeでモノとポリの切り替えボタンを押すと、下のコントロールチェンジを発する。

20211216b_studiologicsledgecc_mono_poly

01がモノで、01がポリだ。1バイト目を増やすとユニゾンになる、らしい。例えば、10だと2ボイスユニゾンでポリ、11だと2ボイスユニゾンでモノであると思う。

「Init」のベロシティをゼロにして、キータッチによる音量変化をなくしたのが下の音だ。

Init VELOCITY Zero

初期音色「Init」は、3オシレーターすべてがオンになっており、けっこううるさい。VELOCITYつまみをゼロにしたのは、音量変化をなくすためだ。

次は、2ボイスユニゾンにしたものである。

2VOICEUNISON

ユニゾンにしていない場合に比べて音量が大きいのだが、コンプレッサーかけて録音してレベル上げすれば、そんなことはわからないよね、という状況である。

2VOICEUNISON Osc1 Modulated

上の2ボイスユニゾンで、オシレーター1にビブラートをかけた(たぶん)。処理が追い付かない分、ユニゾンデチューンっぽくなるのかもしれない。

どうでも音量を上げたい時に、ユニゾンを使うとよいのかもしれない。とりあえず、ポリは6ボイスまで用意した。トータルで24音ポリだとすると、6ボイスユニゾンで4音ポリになるはずだ。モノは8ボイスユニゾンまで用意した。ただ、Blofeldのシステムエクスクルーシブのドキュメントだと6ボイスまでしか記載がないので、7と8は意味なしかもしれない。

次はフィルターモードの隠し機能だ。ローパスフィルターで12dBと24dBの切り替えをすると、下図のコントロールチェンジが出る。

20211216c_studiologicsledgecc_24db_12db

01が24dB、02が12dBだ。ネット情報によると、07でノッチ24dB、08でノッチ12dB、09でコムフィルタープラス、10でコムフィルターマイナス、11でPPGになるという。Blofeldのシステムエクスクルーシブのドキュメントによれば、

0 Bypass
1 LP 24dB
2 LP 12dB
3 BP 24dB
4 BP 12dB
5 HP 24dB
6 HP 12dB
7 Notch24dB
8 Notch12dB
9 Comb+
10 Comb-
11 PPG LP

であるという。ふーむ。

Comb+ Filter Modulated

コムフィルタープラスにして、フィルターのカットオフ周波数をLFOで変調したもの。そう言われれば、コムフィルター(櫛型フィルター)のような気もする。今回の録音では雑音が目立つ。ポリで弾いていると発音しないこともある。モノでは大丈夫っぽい。

最初の図の音色のシステムエクスクルーシブファイルを下に示す。

ダウンロード - 20211216a_sledgesounds.syx

Sledgeは、液晶ディスプレイで階層を降りていって音色を変える、という作業を極力排除しようとしたシンセである。あれができないこれができないを言い出すと終わらない。あるもので勝負というシンセであり、これはこれで、楽しいかもしれない。

H2

2021/12/15

Studiologic Sledgeを壊した

20211214c_midipipealist

ものすごく恥ずかしい話なのだが、Studiologic Sledgeを開けていじって壊した。教訓もあるかもしれないので書く。

事の起こりは、Sledgeのモジュレーションホイールが下がり切らないことであった。コントロールチェンジを見ると値がゼロにならない。今回出してきた最初のうちは一桁くらいまでは落ちたのだが、昨日になって、26程度にしか下がらなくなった(上図)。こうなると弾けない。KORG Collection TRITONのアコースティックギターの音を弾いて、ビブラートがかかりっぱなしになってしまう。聴けたものではない。

裏面のネジ(木ネジなんだこれが)を外してふたを外し、基板と鍵盤をつなぐケーブルなどを外してふたを完全に取り外し、ホイール部分を外した。可変抵抗器に力をかけて角度を変え、これでもしかしたらうまくいくかも、と思った。

ふたを付けて、木ネジを入れ直す。電源を入れて弾いてみると、ホイールは何とかゼロに戻せるようになったようだ。ところが、鍵盤のいくつかが発音しない。

ふたを開けて、鍵盤と基板をつなぐフラットケーブルが着いているか確認する。コネクターはちゃんと挿し込まれていたが、なんと、フラットケーブルに穴が開いていた。木ネジで貫通してしまったのだ。

やっちまった…。

ケーブルガイドにちゃんと通すべきだった…。

フラットケーブルをなんとなく水平に直し、とりあえず、ケーブルを貫通する恐れがない部分だけ木ネジを入れた。今度は、なんとか全鍵発音した。しかし、いつ壊れるかわからん。

ピッチベンドホイールがプラスチックのボディと干渉し、下げる時にキーキー音を立てるようになった。もう一度開けて直す根性はない。

そもそもモジュレーションホイールの作りが安いんだよ、と言いたくなる。でも、私の開け閉めに問題があったのも事実だ。

H2

t.c. electronic「M-One XL」を購入

20211214b_tcelectronicmonexl

t.c. electronicの「M-One XL」(正式な表記は「M・ONE XL」)を買った。7800円+送料1111円。バージョンは最終の2.09だった。

tcのエフェクターをけっこう買っていて、Reverb 4000D-TwoM350FireworXに続く5台目である。Reverb 4000は96kHzで動かせるので別格に高かったのだが、D-Two以降は、底値に近い水準で拾ってきたと言ってよいだろう。

"M-ONE XL Halls" Dry/Wet

Roland INTEGRA-7の「Full Grand 1」(たぶんリバーブは切ったと思う)の独奏と、それに「M-ONE XL Halls」を深くかけたもの。デジタルのセンドリターンでかけた。

tcのリバーブは、LexiconやEventideのような派手さはないが、すっきりしっとりで、悪くないと思う。和風なヤマハ(ProR3、SPX2000)とローランドも、それなりに好きである。

M-Oneは、初代と「XL」の2種がある。サウンド&レコーディングマガジンの過去記事(M-OneM-One XL)によると、M-Oneは2000年で8万8000円、M-One XLは2001年で9万8000円であったようだ。M-One XLは末期には売価が4万円弱になっていたようである。

M-Oneはアナログ入出力がTRSフォーンで、M-One XLはXLRコネクターである。ファクトリープリセットの数は、M-Oneが100で、M-One XLが200。アルゴリズムは、「Small Room」と「PingPong Delay」がXLで追加された。XLでは、Hall、Room、Plateなどの「Size」パラメーターに「XL」(Extra Largeの略と思われる)が追加されている。

そんなわけで、買うならXLだよなぁ、と思っていた。

デジタル入出力を持つラックマウントのエフェクターは、我が家に10種ある。デジタル出力を持つシンセもけっこうあって、それらの中にはアンバランス出力を持つがバランス出力ではないものがある。D/A変換器としても使えるのではないかと期待している。

H2

2021/12/14

Studio Electronics Boomstar SE80とYamaha MONTAGEで「クリーミーな教義」

20211214a_studioelectronicsboomstarse80

昨日、ローランドSystem-1mのノイズでBoomstar SE80のフィルターを変調した結果があまり思わしくなく、SE80のLFOのレイトを上げてノイズに近付け、それでフィルターを変調する実験をした。

BoomstarのLFOは波形が連続可変で、そのどこを使うかによって異なるノイズになり、異なる結果が得られる。WAVEつまみは12時過ぎ、RATEは最大値で、フィルターのMODを8時くらいにして音を作り、録音したのが下の曲である。反吐が出そうな音なのでご注意いただきたい。

Creamy Doctrine

SE80の独奏をMIDI録音した。音色の変化はアフタータッチとモジュレーションホイールで、それらもMIDI録音した。音符は、イントロとエンディングを除き、8分でクォンタイズした。最初はMX-1内蔵のディレイをかけて弾いたのだが、MX-1のスキャッターを使いたくなり、SE80の音にはLexicon PCM 81の「P2 2.9 Spin & Duck」をかけた。

ヤマハMONTAGEの「Trap Kit」で伴奏を付加。こちらも、前奏後奏を除き8分でクォンタイズした。拍子がわかればよい程度の簡単なものであるが、スキャッター4番をかけ、途中はほとんど消えてしまったりもした。MX-1のスキャッターつまみは、MIDI録音できないと思う。偶然にまかせた音である。

今日は曇っていて寒い。でも、少しは歩きに行くべきかもしれない。

H2

2021/12/13

Studio Electronics Boomstarのフィルターをノイズで変調

20211213a_rolandsystem1modulatesboomstar

Studio Electronics Boomstarはモジュラーシンセではないが、内部の変調のルーティングはけっこう色々できる。ただ、ノイズでフィルターのカットオフを変調するということができない。LFOを高速にしてノイズっぽくすればそれで変調はできるのだが、ノイズでできないのはいかがなものか、と思っていた。

そこで、ローランドSystem-1のノイズをSE80のVCF FMに入れて変調するという実験をした。

Triangle Lead with Filter Cutoff Noise Modulation

ヤマハMONTAGEからSystem-1mとBoomstarの両方に発音情報を送り、System-1mのアンプのエンベロープジェネレーターで音の頭にノイズモジュレーションをかけた。ベロシティによってSystem-1mの音量が変わるので、それによってモジュレーション量が異なる。レガートで弾くとかからない。うーん難しい。

私の腕では大した音にはならなかった。でも、私にとっては、久々のパッチケーブル利用であるので、労を良しとしたい。

H2

2021/12/09

Roland Cloud SH-101などで「道路反射鏡清掃日和」

20211209b_arturiakeystep37_rolandtr8

頭の中でシンセ音が鳴ったので、それを曲にしてみた。ローランドMX-1の電源を入れ、Arturia KEYSTEP 37を出してきてSH-101を立ち上げて単純なディケイ音を作り、それを録音。続いてTR-8を鳴らそうとしたら鳴らない。原因はUSBケーブルの挿しが甘いことであった。

Good Sunny Day For Road Mirror Cleaning

シンセで第一主題を弾き、ビートを付けようとTR-8のパッドを叩いたら、そのMIDIデータがSH-101にルートされたようで、同時にSH-101が鳴った。これ面白いや、ということで、SH-101をもう一つ立ち上げ、TR-8とSH-101が同じデータで鳴るように設定した。ただ、SH-101はモノフォニックなので、そのままだと、TR-8で同時に複数の音を叩けないことになる。それもストイックに過ぎるだろうということで、TR-8のトラックは2個用意し、SH-101ベース用のノートをコピーするトラックと、後で音を足すトラックとした。SH-101はインテンポの内蔵ディレイのみ。TR-8はMX-1のリバーブを加えた。

SH-101の音にはLFOのフィルターへの変調がかかっている。デプスはメロとベースで異なっている。

20211209a_rolandcloudsh101pulsedecay

この曲をシンセ、ベース、ドラムスの3人でやったら楽しいかもしれない。

今日は良い天気で嬉しい。雨だったら、道路反射鏡の清掃を延期せざるを得なかった。

H2

2021/12/05

Studiologic Sledgeを出してMac OS再インストールに追い込まれる

20211205a_studiologicsledge

昨晩、机右手のMacBookを中心としたシステムで、メイン鍵盤を替えた。ローランドSYSTEM-8から、Studiologic Sledgeである。アフタータッチ付きにしたいなぁ、というだけのことであった。

Sledge自体は壊れてはおらず、Windowsパソコンに接続してSpectreからファームウエアの更新(2.5.2)をして、MacBookにもSpectreとSledgeSoundmapperを入れようとした。JavaベースのSoundmapperは、スクロールバーの表示がおかしかったり、音色のコピーがなかなかできなかったりした。SpectreはMacOS BigSurに拒否されて起動もしない。あーだこーだやっているうちに、Fireface 800が認識されなくなった。Spectreの巻き添えを食って、Fireface 800のドライバーソフトが拒否されたらしい。

これは困った。このままFireface 800を使えないとなると、全面的な改編をせねばならぬ。

Fireface 800のドライバーの再インストールはダメ。Timemachineで少し前に戻せるか試し、容量不足だのOSの再インストールが必要だなどと言われてうまくいかない。OSを再インストールしたが状況変わらず。SSDの内容を消去してOSを再インストールして、やっとFireface 800のドライバーが入った。

ドライバーとアプリケーションの再インストールがある程度終わったのは午前3時過ぎ。Logicのライブラリのダウンロードとインストールが続いている状況で布団に入った。

これでディスクの中身が少しクリーンになった、と思うことにしよう。

H2

2021/12/03

Studio Electronics Boomstar SE80とYamaha MONTAGEで「Boomstar SE80がやってくる」

20211203a_studioelectronicsboomstarse80o

Boomstar SE80を買ったからには、しまいこむ前に1曲くらい作りたいよね、と作った曲。

Boomstar SE80 Comes!

Boomstar SE80でオシレーター2を1の4度下に設定し(たぶん)、サブオシレーターもフルにして出し、フィードバックつまみを3時くらいまで上げて、オーバードライブスイッチも下にして作った音を弾いた。アフタータッチでカットオフを変えると「ギュイーン」と言ってくれる。シンセはエレキギターにはかなわないんだよなぁ、と思いつつそのマネをしているが、今回の音は、モノフォニックでここまで出るのだから、けっこう嬉しい。エフェクトは、ローランドMX-1のステレオディレイをインテンポの8分でかけた。

ドラムスはMONTAGEのプリセット「Brachial Kit」。オールインワンが手元にあるのはやっぱり便利である。音量は、もう少し上げたかったような気もする。

先日のMKS-50も、今回のSE80も、キモはアフタータッチであった。鍵盤は、やっぱりアフタータッチ付きがいいなぁ。

H2

2021/12/01

Roland MKS-50とYamaha MONTAGEで「12月の夕焼け」

20211201b_earlysunsetmemo

先日ローランドMKS-50を出してきて、セロの音がいいなぁ、と思っていた。今日の夕方にメロディが来て、MONTAGEとMX-1と1029A×2の電源を入れて、MONTAGEのビオラの音で採譜したのが上の譜面だ。

無伴奏でやろうかと思ったが、それも芸がない気がして、和音を採った。やたらセブンスである。ただ、必ずしもセブンスを全部弾いたわけではない。

Early Sunset

メロディはローランドMKS-50の「Cello 1」。たぶんプリセットそのまま。MKS-50の出力をMONTAGEのA/D入力に入れ、MONTAGEのイコライザーをインサートして低域を少しカットし、センドリターンでディレイとリバーブをかけた。Cakewalkへの打ち込み時は、MONTAGEの「CFXConcertH」を選び、最後のリタルダンドを除き、8分でクォンタイズして入れた。今回、テンポチェンジは入れなかった。

ピアノの譜面は書かなかったので、部分的に録音しても、間違って何度かやり直した。ピアノの伴奏を最後まで作り、セロの方はクォンタイズをかけずに録音した。やっぱり突っ込んで弾かないといけない部分もあるような気がしたからだ。

セロのビブラートはアフタータッチでかけた。ピッチベンドは使わなかった。ベロシティによる音量変化は少しある。最後の音は、MONTAGEの入力ゲインつまみで、MR-2000Sへの録音時に音量を下げた。そこだけ和音で、大き過ぎるからだ。

パソコンに取り込んでレベル上げをした際、Bメロの最後でセロが飽和して歪み、レベルを上げ切れなかった。どうしたらよかったのか、考えてみるべきだろう。

H2

Studio Electronics Boomstarの面白さ

20211201a_studioelectronicsboomstarse80e

昨日届いたBoomstar SE80をいじっていて、いろんなシカケがあることに感心している。上の写真はエンベロープジェネレーター1(ENV1)のモードスイッチを反転(INVERT)にした様子だ。その音を一つ。

Studio Electronics Boomstar SE80 Inverted Filter Envelope

ローパスフィルターに反転エンベロープでモジュレーションをかけ、太くなった音が細くなっていくような変化を付けた。オシレーターは2個使い、オシレーター2にLFOで少しモジュレーションをかけた。ディレイはMX-1内蔵のStereo Delay。

Boomstarは至るところにいろいろなシカケがあり、それを試していると時の経つのを忘れそうになる。これまでは、「ポー」という単純なリードトーンを愛してきたのだが、もう少しバリエーションを増やそうかと考えさせられた。計算して音を作るのは私には難しいので、あれこれいじって偶然を試している。

H2

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