Fostex DS-8を購入
フォステクス「Digital Audio Selector DS-8」を購入した。9000円+送料1543円。
上の写真は、上がDS-8で、下が「Digital Audio Patchbay DP-8」である。DP-8はおそらく1998年の製品で、2000年には改良版のDS-8が出た。DP-8は対応サンプリング周波数が32kHz~48kHzで、DS-8は32kHz~96kHzになった。DS-8のパネルに「96k」と書かれているのはそのためだ。
DP-8は新品で購入した。DS-8が出る前に買ったはずだ。オプティカルとコアキシャルの変換ができるし、一つの入力を複数の出力に割り当てられる。ロータリースイッチで接続を変更できる。何かと便利で時々使う。オプティカルとコアキシャルの変換ができる機器は、他にAlesis(アレシス)のAI-1もあるが、こちらはADAT変換も含んだ機器で、無用な処理が加わる可能性がある。DP-8は、単純であるだけに、信頼感がある。
DS-8を買うかどうかはずっと悩ましい問題だった。我が家にあるS/PDIF入出力を持つ機器の多くはサンプリング周波数が44.1kHzまたは48kHzなので、DP-8で十分と言えば十分なのだが、少数とは言え、96kHz対応の機器もないわけではない。Akai Z4、Radical TechnologiesのAccelerator、Eventide Eclipse、t.c.electronic Reverb 4000、ART DPIIなどがそうだ。96kHz機器をつなぎたいこともないとは言えない。
DS-8と同様の機器が今後製品化されるとも考えにくい。買っておくか、となったのが今回である。
S/PDIFは家庭向けのデジタルオーディオ伝送規格で、対応機器は減りつつあるように思う。とはいうものの、ないわけではないし、我が家のような素人スタジオでは、ノイズが乗らず、レベル合わせが厳密でなくともよいデジタル伝送は捨てがたい。プチノイズの危険があっても、だ。ある程度は使っていこうと思う。
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