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2022年4月

2022/04/30

Roland SDE-330のMIDIクロック同期プログラム(syxファイル2点)

20220430a_rolandsde330userprograms001_02

ここ数日、ローランドSDE-330で、MIDIクロックに同期するプログラムを作っていた。それをまとめたシステム・エクスクルーシブ・ファイルを作ったので公開する。

ダウンロード - 20220430a_rolandsde330_midich1_userprograms001_026.syx

SDE-330のMIDIチャンネルを送受共に1にして、パソコンにバルクダンプしてMIDI-OXで受けてファイルを作った。それを送信したら、SDE-330は受けてくれたようだった。

上の図のExcelファイルが下だ。

ダウンロード - 20220430a_rolandsde330userprograms001_026.xlsx

プリセットのプログラムのMIDIクロック同期をオンにして、ディレイタイムをノートで設定した。ただ、ノートで設定しない方がよかろうという部分もあり、ノートで設定したものと、ノートで設定していないものが混在しているプログラムもある。

16番の「MIDICLK DELAY」は、プリセットの段階でMIDIクロックに同期するようになっていた。今回は、MIDIクロックに同期するものをまとめたかったので、それは変更せずに含めた。

いじっていて少々残念であったのは、SDE-330のMIDIクロック同期のノート設定が、16分音符から4分音符までであることだった。2分音符とか全音符とか、逆にもっと短いものもあったらよかったのに。また、微妙にずらしたものがクロック同期してくれるともっとよかった。

とはいうものの、1993年のデジタルディレイがMIDIクロックに同期するということだけで、十分感動的ではある。

SDE-330は、若干歪っぽいクラシカルなディレイ音でノスタルジーを満たしてくれる。その一方で、MIDIクロック同期、フルステレオ、単純でないディレイアルゴリズム、複数のLFOといった、飛び道具に適した機能を備えている。フランジャー、コーラスのバリエーション、短いディレイ、リバーブみたいなノンリニアもある。面白い。

H2

(2022/05/01追記)

昨日の記事を書いた後、プリセットプログラムの中で気に入ったものを、ユーザープログラムの027~050に入れた。「SPACE-D」に感動した。そこまで入れたシステム・エクスクルーシブ・ファイルも作ったのでアップロードする。

ダウンロード - 20220430b_rolandsde330_midich1_userprograms001_050.syx

ダウンロード - 20220430b_rolandsde330userprograms001_050.xlsx

2022/04/28

K&M 26720を購入

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K&Mのスピーカースタンド「26720」を購入した。ペアで5000円+送料1400円。

以前、26795を1本だけ中古で買って(記事はこちら)、それは使い続けている。音が良いかどうかはわからないが、倒れることなく推移しているので満足している。26795は耐荷重70kgと書かれているが、それよりも細身で耐荷重35kgの「26720」がオークションで出ていた。今すぐどこに使いたいということはないが、この価格なら買っておこうかと思った。

26720は天板、中央の支柱、下に3本出る足、に分解できる。分解された状態で箱詰めで届いたが、分解できればほどほどの送料で送れることがわかった。26795は、送ることは考えにくい大きさと重さである。

上の写真は、左が最も高い設定、右が最も低い設定だ。巻き尺で測ったところ、高さはそれぞれ1145mm、677mmくらいであった。穴に板を挿して高さ決めをするようになっており、それを使う場合は、高さのステップは7段階のどれか、であろう。

分解して段ボール箱に入れて押し入れかどこかに片付ける。いつか出してくる時があるような気がする。

H2

STAEDTLER「925 35-09N」を3本購入

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ステッドラーのシャープペンシル「925 35-09N」を3本購入した。849円×3=2547円。

STEADTLER「925 25-09」を3本購入したのは4月14日でまだわずかな時間しか経過していないのだが、予備の2本を娘に与えてしまったので、手持ちが少なくなった。同じのを買うのもつまらないような気がして、価格もさほど大きな差はなかったので、青い(メーカーサイトの情報によれば「ナイトブルー」)こちらにしてみた。

持った感じはちょっと違う。35はすべり止めのギザギザ感が強く、ちょっと手にひっかかる感じがする。塗料が違うせいか、ロットのせいか、原因はわからない。25に慣れているせいか、35は少し違和感がある。

ま、いっか。

H2

2022/04/27

Roland AIRA MX-1にRoland SDE-330を接続

20220427a_rolandsde330

ローランドMX-1のセンドリターンに、以前はLexicon PCM 81をつないでいてノイズフロアが高いことが気になった。昨日はセンドをコルグKRONOS(2011)に送って試したが、これも良い結果は得られなかった。

昨日はセンドリターンに何もつながないことでよしとしたのだが、どうも納得がいかず、ローランドSDE-330を出してきて接続した。

SDE-330ならいけるかも、と思ったのは、SDE-330では、入力レベルと出力レベルを個別に設定できるからだ。

20220427b_rolandsde330levelswitches

上の写真では、INPUTのLEVELをマイナス20dBmにして、OUTPUTのLEVELをプラス4dBmにしている。これで試したところ、これまでよりはノイズフロアが低いような気がした。

試験的に録音したのが下。

KORG KRONOS "Hd1Square" with Roland SDE-330 "SIMPLE DLY Bpm8th"

KRONOSで自分で作った方形波リード「Hd1Square」のディレイをオフにし、代わりにSDE-330の「SIMPLE DELAY」を改造した「SIMPLE DLY Bpm8th」をかけたもの。モノディレイなので、できあがった音もモノになっている。

「Bpm8th」は、MIDIクロックに同期して8分音符を出すという意味。MX-1のMIDI出力をSDE-330のMIDI入力につないだ。MX-1のテンポつまみを120bpmにするとSDE-330のディスプレイには「Delay 250」と表示される。100bpmにすると「Delay 300」になる。

SDE-330が1993年の製品ではないかと思う。それでも、MIDIクロックの同期ができていたんだなぁ、と感心する。いかに私が物を知らなかったか、ということだ。

H2

2022/04/26

Alesis AI-1を出してきてデジタル接続強化

20220426a_centerleftsetting

Windowsパソコンを中心とした、中央の机、左側キーボードスタンドの接続変更をした。

机左側のメイン鍵盤をコルグKRONOS(2011)にしたのだが、KRONOSからレコーダー(MR2000S)への経路にアンバランスアナログの部分があるのがどうも納得しかねるため、数日、どうしようか考えていた。

Lexicon PCM 81があった場所にEventide Eclipseを入れて、それをサンプリングレートコンバーター付きのスイッチャー(切り替え機)にすれば、KRONOSからのデジタル信号を使うか、MX-1からのデジタル信号を使うかを選択できる。Eclipseのエフェクトは全体にかけるしかないので積極的に使うことはできそうにないが、それを差し引いても、とりあえずこうしてみるか、ということになった。

ヤマハMOTIF-RACK XSもデジタルでつなぎたいなぁ、ということで、アレシスAI-1を出してきた。

20220426b_yamahamotifrackxs_alesisai1

KRONOSは48kHz固定で、MOTIF-RACK XSは44.1kHz固定なので、AI-1でサンプリングレート変換と、コネクター変換をしようということだ。なんとか音は出た。

アマチュアのスタジオで、ノイズ対策なんて無縁の自作パソコンが中央に鎮座していると、ところどころでノイズが顔を出す。今回特にひどいと思ったのはMX-1のエフェクトセンドリターンで、これは今は接続していない。

ただ、KRONOSとMOTIF-RACK XSからMX-1へのアナログアンバランス接続は、ケーブルを短めにしていることが奏功しているのか、パソコンから少し距離があるのが良いのか、現状ではノイズがひどく乗っている感じはない。Eventideのデジタル入力の切り替えが面倒で、あまりしないという可能性もある。

H2

2022/04/24

Klevgrand「SyndtSphere」をインストール

MacBook Proの復旧作業は、ほぼ終わったと思う。ソフトシンセを入れていたら、あれもこれも、と欲が出て、Plugin Boutiqueで、Free→Instument→Synthと進んでインストールをしている。意味もなく増やしてもしょうがないのだけれど。

その一つが、Klevgrandの「SyndtSphere」だ(ハイ・レゾリューションの紹介ページはこちら)。

20220424a_klevgrandsyndtspherefluteswell

中央に、70程度のプリセットが散りばめられた球体(sphere)があり、それをマウスで回すとモーフィングされる(単純に混ざるわけではないだろう)。一つ録音した。

FLUTE SWELL 65.3% with more delay

球体を適当に回し、フルートという言葉に惹かれて止めた。弾いたら悪くなかった。ディレイのTIMEとMIXを上げ、KEYSTEP 37を手弾きしてコルグMR-2000Sに録音した。

パソコンに取り込んで音量上げをしようとしたら、なかなか手ごわかった。低域がたくさん入っているようで、イコライザーでだいぶカットした。

球体をどう回しても、ある意味代り映えがしないのだけれど、でもまあ、無料だからいいかな。

H2

2022/04/23

MacBookの再インストール続く

MacBook ProでRME AudioのFireface 800が使えなくなった件で、復旧作業を続けている。

Mac - すべてのアプリケーションの実行を許可」というページを参考にして、

sudo spctl --master-disable

を実行し、下の画面のように、「すべてのアプリケーションを許可」という選択肢が表示されるようにして、それを選んだ。

20220423b_macsecuritysetting

Firefaceのドライバーが不許可にならないよう、お祈りとしてこの作業をした。

続いて、ヤマハMONTAGEとローランドINTEGRA-7のドライバーを入れた。Firefaceが動かない場合、これらを使おうと考えているため、これらが無事に動くことを確かめたかった。それに続いてFireface 800のドライバーを入れた。3つを認識した様子が下の図である。

20220423c_macaudiomidisettingaudiodevice

で、その後、使いたいソフトウエアをダウンロードしてインストールしているが、道のりは長い。ふぅ。

H2

Apple MacBook ProがFireface 800のドライバーを不許可事案、長引く

20220423a_macosbigsurreinstall

昨日、KORG Collectionの更新をかけたらMacBook ProがFireface 800のドライバーの動作許可を取り消した。Fireface 800が使えないと困るので、MacOS Big Surの再インストールをし、Fireface 800のドライバーが一度は入った。

ところが、ヤマハMONTAGEのドライバーを入れたら、Fireface 800のドライバーがまた不許可になり、動かない。上の写真は、朝に再度Big Surのインストールをしている様子である。Big Surの再インストールも、時々変な画面が出て止まって無理に電源を落としたりしていて、とても怖い。

とりあえず、Big Surが起動するところまでは持ってきた。256MBのSDカードをTime Machineに提供してTime Machineを有効にし、手動でスナップショットを取りながら、周辺機器のドライバーを入れてみようかと思っている。

ただ、Fireface 800のドライバーが不許可になることが繰り返されるようなら、別の対処を考えなければならない。

どうしようか考えて、これでいこうかな、と思い付いたのは、押し入れにあるRoland FM-186(2台目)を出してきて、その出力をモニタースピーカーとdbx Quantumに送ることだ。オーディオインタフェースは、ヤマハMONTAGEまたはローランドINTEGRA-7でよかろう。FM-186からエフェクトのセンドリターンを1つ回せるので、それはLexicon PCM 81がいいかもしれない。

トラブルになった時に慌てて買い物をすると失敗しそうなので、とりあえずは、手持ちの機材で何とかしよう。

H2

2022/04/22

KORG Collectionを更新、macOS Big Sur再導入へ

20220422a_korgcollectionvst3

Windows機でKORG Software Passを起動したら、Legacy Cellを除くすべてに更新があった。今回の更新の大きなポイントは、VST3対応、Mac M1対応、であるようだ。Windowsで、更新後にCakewalkを起動してプラグインシンセを見たのが上の図。VST3とVST2の両方があるものもあるが、VST2だけのものもあるし、VST3だけのものもある。うまく動いているのかどうかは謎。

MacBookも更新したのだが(こちらにはLegacy Cellの更新もあった)、更新したせいなのか、Fireface 800のドライバーが不許可になり、認識しない。RME Audioのサポートページには、何度かドライバーをインストールしていると「許可」ボタンが出ると書いてあるが、出ない。あきらめて、macOS Big Surの再インストールをしている。やれやれ。

Macが好きだとも、言えないねぇ。

H2

2022/04/19

Arturia Augmented Strings Introで「新緑」

20220419c_freshgreenmemo

先日インストールした、Arturiaのソフトシンセ「Augmented Strings Intro」で曲ができないかなぁ、と1曲。

Fresh Green

「Beautiful Swell」という音色の独奏。メトロノームなしで自由に弾いた。最初から最後まで1回で弾けた。まあ、とても簡単なので当たり前か。

ボリュームを上げる以外の調整はしていない。ミキサー段で、Lexicon PCM 81「P3 1.9 Concert Hall」をかけた。あとはdbx Quantumで少し音量上げをしてMR-2000Sで録音し、Sound Forgeでさらに音量上げをした。

このソフトシンセは処理が大変らしく、雑音が出ることがままある。今回は、プロセスの優先度を「リアルタイム」にしても雑音が収まらず、バッファーサイズを1024にして録音し、MR-2000Sで録音する際にはバッファーサイズを最大の4096まで上げた。それで雑音が収まったかというと、正直よくわからない。

今回は単音の独奏であるから、再生時にバッファーサイズを上げてレイテンシー(発音遅れ)が大きくなっても問題はないのだが、外部の音源にMIDIデータを送っている場合は、ずれるんでしょうねぇ。

分散処理をよしとして、外部音源を選好するのもありかも。

H2

Bandlab Cakewalkのキーボードショートカットをカスタマイズ

20220419a_customizedcakewalkkeyboardshor

机の左側のキーボードスタンドに向かって作業をする場合は、Behringer X-Touch Oneである程度操作できるようになった。右側のキーボードスタンドに向かって作業する際は、ヤマハMONTAGEでLogicをある程度操作できることがわかった。

残るは、正面の机に向かって作業する場合で、その際はパソコンのQWERTYキーボードで操作するしかない。

まあ、それが嫌だということはなくて、Cakewalkのキーボードショートカットのうち、WでreWind、RでRecord、スペースで再生開始・停止はなじんでいる。それ以外に、もう少しキーボードで操作できることを増やそうということで、上の図のようにショートカットのアサインをしてみた。アサインは下のような画面で行う。

20220419b_cakewalkkeyboardshortcutassign

最初の図には、標準で機能設定がなされているものも含まれている。また、空白の欄は、標準で機能が設定されているけれどもそれを使う気持ちがあまりないものも空白にしている。

色が付いているのは、機能とキートップの文字に連想があるものだ。Quantize、reWind、Event list、Record、Track view、Undo、Piano roll、select All、Split、Deselect、Loop、Console、Browser、Note(譜面ビュー)、Markerといった具合である。

どの程度覚えられるかなぁ。

H2

(2022/04/22追記)

Cakewalkでエクスポートした、キーボードショートカットのファイルを上げておく。テキストファイルなのでテキストエディターで閲覧できるが、意味はわかりにくい。

ダウンロード - 20220422a.kbn

Excelのファイルも上げておく。

ダウンロード - 20220419cakewalkkeys.xlsx

 

2022/04/18

すき間を見付けて機材を押し込む

20220418a_buffalodvsmpn58u2vbk

ちょっとしたスペースでもあれば、そこに機材を押し込むように配置する、というのが習い性になっている。

Kronos(2011)61鍵を机左側のキーボードスタンドに移し、バッファローのDVDドライブ「DVSM-PN58U2V-BK」をどこに置こうかと考えた。KRONOSのトップパネルの右端に置けた。100円ショップなどで売っている耐震ジェルを4つ入れてあるので、簡単には落ちない。

KronosのLAN接続も行った。

20220418b_korgkronoslanconnection

KRONOSのUSB端子にバッファローのUSB-LANアダプター「LUA3-U2-AGT」を接続し、そこから水色のLANケーブルで写真下に転がっているTP-Linkの「AC750 無線LAN中継器 RE200」に接続した。無線LANを経由すると有線の時より速度が低下するが、まあそれはよしとする。

Kronosも、いつまでここに鎮座しているか、わからないけどねぇ。

H2

2022/04/17

Yamaha MONTAGEでApple Logicを制御

20220417a_logiccontrollerassignmentforya

机の左側にあったヤマハMONTAGE 6を右側に移し、机の右側にあったコルグKRONOSを左側に移した。

机の左側はメインのWindowsマシンの領域で、CakewalkをX-Touch Oneで制御できるようになった。一方、右側はコントロールサーフェスに当たるものがなく、斜めに置かれたMacBookのキーを押さなければならない。それほど遠いわけではないのだが、やはり、MONTAGEで制御すべきではないかと思うようになった。ダイアルでカーソルを左右に動かすのは、一度やるとやめられない。

上の図は、Trackモードにした時に使えるF1~F8ボタンのアサインである。Logicはズームの調整をマウスで行うのが難しい。それを中央に近いF5~F8に割り当てた。録音失敗時に押すアンドゥをF3、その右のF4はリドゥにした。F1はインスペクタの表示/非表示、F2はピアノロールの表示/非表示にした。

MONTAGEは、Logicについていえば、使いでのあるコントロールサーフェスだと思う。Cakewalkを動かす方法はないものだろうか。

H2

2022/04/16

KORG wavestate nativeなどで「そよ風の呼び出し」

20220416c_korgwavestatenativedeephousebe

コルグのソフトシンセ「wavestate native」を購入したので、一度使ってみようと思ったのだが、プチプチという雑音が出て困った。バッファーサイズを増やしたりいろいろ試したのだが、一番効果があったのは、タスクマネージャーで「Cakewalk.exe」の「優先度の設定」を「リアルタイム」にすることであった。

20220416b_windowstaskmanagerdetailtab

で、「Deep House Beat」という音色でテストをしていたので、それで1曲できないか、ということで適当に演奏して尺を作り、自分が何を弾いたか確かめるために印刷して作ったのが下のメモである。

20220416a_breezecallingmemo

一応、A→B→C→Aという風に、戻ってきている。一応、Aが主題ということでよろしくお願いします。

そんな具合で作ったのが下の録音だ。

Breeze Calling

wavestate native「Deep House Beat」で上の譜面を弾き、それだけでは寂しかったので、ヤマハMONTAGEでギターのアルペジオを合わせられないか探して「Fingered 12 String」を選んで弾いた。上の譜面を見ながら、である。

最後がうまく合わなかったため、シーン1をアルペジオ有り、シーン2をアルペジオ無しにして別名で保存し、最初にシーン1を選び、最後にシーン2を選んで、1拍開けてジャーンと弾くようにした。1拍開けは、少し前にも使った気がする。ASSIGN 1を押して音が跳ねるのが面白かったため、そのコントロールチェンジもオーバーダビングした。

まだ寂しい感じがあったので、JUPITER-XmのJD-800トーン「JD007 Span Glass」を高域に入れた。Aのところでは、ある程度似たものを弾いている。それも主題のつもり。

最後に、Deep House Beatにモジュレーション(cc#1)を録音した。上げるとスネアをたたく感じで、これによって、少しロックビートっぽくなった。

Fingered 12 StringとSpan GlassにはMX-1のディレイ(MFX)をかけた。Span Glassは、BFXのフィルターもかけた。スライサーをかけたつもりが、いつの間にかフィルターに変わっていたのだが、その音も悪くなかったので、それでよしとした。

今日は春風。強くなり過ぎた時間もあったけれど。

H2

2022/04/15

Behringer X-Touch Oneの設定を試行錯誤

20220415c_cakewalkcontrolsurfacepreset

ベリンガーのコントロールサーフェス「X-Touch One」をCakewalkで使うことにして、その設定を試行錯誤している。

Cakewalkの側の設定は「Mackie Control」一択の気がする。X-Touch Oneの方は、「MC Std」「HUI Std」でも動くけれども、「MC user」にすると、ボタンのアサインを変更できるので、この方が、無駄になるボタンが少ない気がする。

MC Userにして、MARKERボタンをF7、NUDGEボタンをF8、CYCLEボタンをFOOT1、DROPボタンをFOOT2、REPLACEボタンをOffに設定した。こうすると、上の図のF7、F8、フットスイッチの1と2を利用できる。これで、REPLACEボタンを除き、ほぼ活用できるようになったのではないかと思う。

手になじむところまで使い続けられるといいなぁ。

H2

(2022/04/16追記)

20220416a_behringerxtouchonebuttonassign

昨晩、コピー用紙の裏紙を切ってセロテープでX-Touch Oneに貼り付け、割り当てた機能を書き込んだ。自分でも、どこがどれだったかわからなくなってしまうからだ。

Cakewalkのインスペクタ(左領域)とブラウザ(右領域)は、標準では表示されるのだが、それを最小化するのが面倒だと思っていた。ボタンで出したり引っ込めたりできると都合がよい。ピアノロールはよく使う編集画面。環境設定は、MIDIデバイスのオンオフを頻繁に変更するし、上書き(サウンドオンサウンド)とか同期とかの設定もするのでよく開く。現在のタイムで分割、クォンタイズもよく使う機能だ。

アンドゥとリドゥは、うまく弾けなかった際などによく使う。すべて選択と選択解除も、作業効率のアップに役立ちそうだ。ループのオンオフは正直あまり使わないのだが、標準でこうなっていたので、そのままにした。先頭(Return To Zero、RTZ)は、標準でこうなっており、頻繁に使う。

Roland JUPITER-Xmで「鴨田の朝」

20220415a_rolandjupiterxm

机の左側のセットは、これまではQWERTYキーボード(Happy Hacking Keyboard Lite2)を置いてCakewalkのトランスポートをしていたのだが、しっくり来る位置に置くことができず、悩ましかった。2段目に幅20cmほどのスペースを作れたので、そこにBehringer X-Touch Oneを出してきた。

以前の記事の画像を参考に設定し、試してみたところ、悪くない。QWERTYキーボードをとりあえず一度しまい込むことにした。

テストをしている時に作ったフレーズを捨てるのが惜しくなり、2分程度に引き延ばしたのが下の曲だ。

Kamoda Morning

JUPITER-Xmのシーンのプリセット1番「Single Tone /SL1」を鳴らしたもの。このシーンのトーンは下の写真のようになっている。

20220415b_rolandjupiterxm01_01singletone

パート1(チャンネル1)の「Berlin Night」を弾いて全体の尺を作り、パート5(チャンネル5)の「TR-808」でにぎやかにし、パート2(チャンネル2)の「Bright Pad 2」を入れて終わりにした。Bright Pad 2については、アフタータッチでクレッシェンドをかけた。鍵盤はヤマハMONTAGE 6だ。

JUPITER-Xmのパネルで音を変えることはしなかった。X-Touch Oneのフェーダーとパンを調整した程度。全体にLexicon PCM 81の「P2 1.7 Backstage」をかけた。いろいろオーディションしてこのプログラムを選んだわけではなく、名前が普通のリバーブっぽかったので、これでいいや、と選んだ。

ドラムスの打ち込みをしていて変な配列だなぁ、と思ったが、TR-808だったのね…。

H2

2022/04/14

STAEDTLER「925 25-09」を3本購入

20220414a_staedtler925_25_09

ステッドラーのシャープペンシル「925 05-09」を3本購入した。809円×3=2427円。送料無料にするために3本にした。

このシャープペンシルは、けっこう長い期間、使い続けている。背広の胸ポケットに入れたり、かばんに入れたり、机に置いたりして、手を伸ばせばどこでも使えるように準備してきた。

出先でメモを取る場合、私はシャープペンシルを使うようにしてきた。メモ帳が濡れた場合、インクはにじむことがある。鉛筆の筆跡は濡れて読めなくなることがない。水性ペンやボールペンは、いざ使おうという時にインクが切れたり、詰まったりすることがあり、どちらかというと、シャープペンシルの方が故障する確率が小さい。油性のペンはインクが紙の裏面に通ってしまうのでメモ帳には適さない。

シャーペンの芯は、0.9mmのBを使っている。小学校の時に最初に手にしたシャープペンシルは0.9mmであった。仕事のメモを取る場合、0.5mmでは線が細く、書きづらく読みづらい。0.9mmの方が折れにくいとも思う。

会社の机では、通常のコピー用紙に絵を手描きすることがあった。それをファクシミリで送信したり、スキャナーで読み取ったりする場合、0.9mm、B程度の太さと濃さがないと、何を描いたのかわからない。そうそう、当ブログ「シンセな日々」で時々掲載する楽譜も、このシャーペンで書いている。

ステッドラー日本の製図用シャープペンシルのページによると、このシャープペンシルは「低重心により安定したボディバランスで正確に描け、長時間の筆記でも疲れにくい設計です。4mmのロングスリーブ(2.0mm除く)を採用する事によって、視界を広く確保し、定規に密着しやすくなっております。グリップ部は安定感のあるスベリ止め加工が施されています」であるという。確かに、指先のあたりに重心がある感じがして、書きやすい。

家では、妻も使うようになり、子供も中学生になってシャープペンシルを使いたいというので、何本か渡してしまった。足りなくなったので買い足した。

ステッドラーはドイツの会社だが、このシャープペンシルは日本製らしい。今後も、長く供給してくれることを望む。

H2

2022/04/13

4月30日まで無料のArturia「Augumented Strings Intro」をインストール

20220413b_arturiaaugmentedstringsintro

Arturiaのソフトシンセの新製品「Augumented Strings」の「Intro」版が2022年4月30日までは無料だと聞き、こちらを訪問してあれこれやってインストールした。

最初に出た音を録音したのが下。

Augmented Strings Intro "Beautiful Swell"

Arturia KEYSTEP 37で弾き、Roland MX-1→dbx Quantum→KORG MR-2000Sという経路でデジタル録音した。パソコンに取り上げてから2デシベルほど音量上げをした。単音で弾いた時は「おっ」と思わせるものがある。音数を増やしたら鍵盤が足りなくなり、最後の伸ばしではアフタータッチで揺らそうとして不自然になり、といった練習不足の録音である。

プリセットは、Bassが1個、Keysが1個、Padが13個、Sequenceが5個、Sound Effectsが3個、Stringsが27個ある。

20220413c_arturiaaugmentedstringsintro_p

私は音色に誘われて曲を作ることが多い(曲というほどのものではないが)。Augumented Strings Introは、音色を順に弾いてみる価値のあるシンセだと思う。

H2

Roland Cloud「JX-8P Model Expansion Sound Pack "Metallic"」をダウンロード

このところ、メインに使っているパソコンを起動すると必ずRoland Cloud Managerが中央に現れて新着情報を表示する。うざったいとも思うのだが、今日は、「New JX-8P Model Expantion Sound Pack」(2022年4月12日リリース)という見出しに引かれ、「Metallic」というパッチ集をインストールした。

インストールすると、ZENOLOGYにそれが現れる。

20220413a_rolandcloudjx8pmetallic

とりあえず、それをsvzファイルにして、JUPITER-Xmにトーンをインポートして弾き始めた。おお、いいねぇ、と思って録音したのが下。

JUPITER-Xm JX-8P "Viovoxx"

「Metallic」に入っていた「Viovoxx」という音色(トーン)をJUPITER-Xmで弾いた。最後の伸ばしでは音数を増やし過ぎて音が大きくなり、それにコンプレッサーをかけたら音がおかしな揺れ方になった。反省。

JX-8PはDCO(Digital Controlled Oscillator)のアナログポリフォニック(6音ポリ)シンセである。ヤマハDX7が発売されたのが1983年5月でよく売れていたため、ローランドとしては対抗製品を出す必要があった。そして開発されたのがJX-8Pで、それが1984年(の末だったらしい)。

DX7の定価24万8000円に対し、JX-8Pは22万8000円。DX7の特徴である、イニシャル/アフタータッチ付き鍵盤、音色名表示、音色カートリッジを備える。パネルのつまみやスライダーは最小限に抑えられ、それもDX7に似せたと思われる。ただ、DX7はポリ数が16だったのでエレピの真似が上手にできたが、JX-8Pは6音ポリだったため、DX7に本当の意味で対抗できたローランドのシンセは、1987年のD-50ということになるだろう。

このViovoxxという音色を聞くと、アナログポリなんだけど、デジタルっぽい音を出そうとしてたんだなぁ、と思う。いじらしい。

ローランドはマイナーなJX-3PとJX-8Pをデジタル復刻している。まあいろいろと、思い入れがあるのだろう。復刻して陽の目があたるのは、いいことだ。

今回の「Metallic」は、ZENOLOGY、JUPITER-Xmのほか、JUPITER-X、Fantom 6/7/8、Fantom 0シリーズで弾けるのではないかと思う。下にあるJX-08では弾けないのではないか。

H2

2022/04/11

Arturia Microbruteなどで「自転車通学」

20220411a_arturiamicrobrutered

メインの机のすき間にローランドTR-8を置いていたのだが、このところ手を伸ばすことがなく、別のものを置こうということで、Arturia Microbrute REDを出してきた。

で、昨日作った曲がこちら。

Riding Bike To School

 Microbruteはシーケンサーを内蔵しており、Playスイッチを「Record」にして鍵盤を叩くと1ステップずつ入力できる。Restボタンを押せば休符を入力できる。それを試してみようとして、最初のうちはなかなか動かなかった。パネルで設定できないパラメーターがいくつかあって、それがおかしくなっていると鳴らない。

MIDI Control Centerを使うと、いくつかのパラメーターを変更できる。

20220411b_arturiamidicontrolcenterformin

あれこれやっているうちになんとか鳴るようになったので、そこに短いパターンを打ち込み、押す鍵盤を変えるとパターンが並行移動することを確かめた。それを使ったのがこの曲だ。

Cakewalkを起動し、ヤマハMONTAGE 6の鍵盤でMinibruteのシーケンスを呼び出して長い音符(白玉)を録音した。CakewalkからMicrobrute、MONTAGE、ローランドMX-1に同期信号を送り、MONTAGEの「Flix Flux FM」で伴奏を付けた。Minibruteのトラックの白玉をMONTAGEのトラックにコピーし、オクターブを下げてなんとなく合わせた。

Microbruteは、当初MX-1の内蔵ディレイをかけていたのだが、Lexicon PCM 81の「P3 3.8 SweepVerb」をかけたら、そちらの方が良さそうだったので、MX-1のディレイはやめた。

CakewalkでMicrobruteに同期信号を送ると、何かしら、Microbruteの設定が変わってしまうような感じがあり、同期しないでRateつまみとノートオンのタイミングで合わせることも試みたが、Rateつまみがアナログ動作でぴったりとは合わなかったため、同期させた。同期がびしっと合った感じはないが、ぎりぎり許容範囲かなと思う。

Microbruteは、コントロールチェンジでいくつかのパラメーターを変更できる。下がその表だ。

20220411c_arturiamicrobrutemidicc

ローカルオン/オフをcc#122で変えるというのは使いづらい。これについては、MIDI Control Centerで変えることができない。いかがなものか、と思う。

少ない操作子をいじって音がどんどん変わっていくのは楽しくて、初めて演奏したシンセ(ローランドSH-2、部活の先輩が借してくれて自宅に持って帰った)を思い出す。原点に戻れるのはよいのだが、MIDI Control CenterやCCでの設定変更が必要なのは使いづらい。

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2022/04/08

Yamaha MONTAGEでUSBドライバーソフト新版を試す

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机左側のキーボードスタンドのメインとしていたKORG Vox Continental 73を片付け、そこにヤマハMONTAGE 6を置いた。MONTAGEはパソコンとのUSB接続に「Yamaha Steinberg USB Driver」を用いる。2022年2月22日にその「V2.1.1 for Windows 11/10 (64-bit)」が公開されたので、それを試してみた。

2.1.1の更新内容は「AXR4Uを96kHz以上で使用時に、一部の環境でブルースクリーンが発生する問題を修正しました」程度で、MONTAGEで使う分にはさほど意味はない。

2.1.0では「WinRT APIを使用したアプリケーションで、MIDIポート名に機器名が反映されるようになりました」というのがあり、Cakewalkで「編集」→「環境設定」→「MIDI 録音/再生」と進んだところにある「ドライバモード」を「UWP」にすると、WinRT APIを利用できる。上の図のように、MONTAGEのポート名は正しく表示される。

ただ、「USB-MIDI Driver V3.1.4 for Win 11/10/8.1/8/7 (64-bit)」は、WinRT(UWP)に対応していない。そのため、MOTIF-RACK XSのポート名は、上の図のように、正しく表示されない。3.1.4は2015年8月26日公開であったらしい。そろそろ更新して、WinRT対応にしてくれないものだろうか。

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2022/04/04

Roland JUPITER-Xmで自分音色を作り始めた(SVDファイル1点あり)

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JUPITER-Xmを使うに際し、本体で自分の音色を作ってみることにした。JUPITER-X Editorは使わずに、本体だけでよかろうと思った。主要なパラメーターだけであっても、つまみがあるのは魅力的だと思ったからだ。

JpSaw1

JUPITER-8モデルの初期状態から作った音色。鋸歯状波1個のリードである。PITCH DRIFTはゼロ、CONDITIONもゼロにして揺れと劣化をなくした。以上のパラメーターはトーンに含まれているが、トーンに含まれるエフェクターはMFXだけで、ディレイ、コーラス、リバーブを使うにはシーンのパラメーターを変える必要がある。そちらで、OutputをTHRUにしてDRIVEを通すのをやめ、Delay Sendを64にしてディレイに送った。DlyTypeはDelay。モノディレイではないかと思う。モノディレイが好きなので嬉しい。

結局、シーンを作り、そのシーンで使うトーンを作り、という形で使うことになるのだろう。それを意識したら、音作りの見通しがよくなった。

今回は演奏する際に、JUPITER-Xmの鍵盤とホイールを使った。モジュレーションホイールはまあまあだが、ピッチベンドホイールはばねが強く、ホイールそのもの、もしくは軸がよじれる感じがあって使いずらい。上下の幅を1半音に設定して使った。

音数を増やした場合に音量の上がりが激しい。今回の録音でも、音数を増やした部分でうるさくなっているのをわかっていただけるのではないだろうか。システムエフェクトのマスターコンプレッサーを使う必要があるかもしれない。

JpSquare1

JpSaw1は鋸歯状波だったが、それを方形波(square、SQR)にして微調整したのがこちら。FILTER SLOPEは-12dBにした。カットオフとレゾナンスとKEY FOLLOWくらいは調整したが、他はいじっていない、と思う。

以上2音色(2シーン、2トーン)を含むSVDファイルが下のものだ。

ダウンロード - 20220404a.svd

シーンをエクスポートすると、そのファイルにトーンも入るようだ。インポート時には「トーンも読みます?」と聞いてくれる。

JUPITER-Xmで音を作る際は、中央上部にある液晶ディスプレイを見詰めて、その下のロータリーエンコーダー2個、十字ボタンを押して操作することになる。左のロータリーエンコーダーは、パラメーターカーソルの上下方向の移動となっており、左つまみでパラメーターを選んで、右つまみで値を設定する、という操作は、まあまあスムーズにできる。

主要なパラメーターには専用つまみでアクセスでき、それをいじった際にはパラメーター値が表示されるが、それによって画面で選択しているパラメーターが移動してしまうことはない。

基礎となる最初の2音色を作って思ったのは、意外と楽に操作できるかも、ということだ。単純な音を作って、期待通りの音がする。JUPITER-8モデルだとパラメーターの数は抑えられているが、複数あるモデルの一つなので、まあこれはこれでいいか、という気持ちになれる。LFOが1個しかないのは残念ではあるけれども。

SYSTEM-1とSYSTEM-8は、旧機種の復刻版として、なるべく忠実に復刻しようという意図が感じられるシンセだった。JUPITER-Xmはそれとは違う。JUPITER-8モデルにMフィルターとSフィルターを足したり、アフタータッチでビブラートをかけられるようにしたりといった機能拡張もあるが、パラメーターを減らそう、処理負荷を軽くしようという努力もしている。いろいろあることは、ポジティブに評価すべきなのであろう。

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Roland Cloud 「SDZ001 CRYSTAL MOOD」~「SDZ100 HOLY KEYS」を聞く

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ZENOLOGY Proで、SDZ001~SDZ100を開き、svzファイルにしてJUPITER-Xmへ入れるという作業を2日間ほどやっていた。ユーザー領域にコピーする際に、Arturia KEYSTEP 37で発音を確かめながらの作業だったので、ドラムキットを除く音は、一応聞いたことになるのかなぁ、と思う。

ZEN-Coreの音に特徴というのも、一応あるように感じた。シュワシュワ感があり、他メーカーであるが、ヤマハMONTAGEの印象に近い。

SDZシリーズの音の総体としての印象は、どこかで聞いたような音が多く、一つひとつの音の違いが微細で、連続するプリセットに同じ音が含まれていることも多いように感じた。音色をいじらない、という人には、こういう配慮が必要なのかもしれない。

それでも、お、これはいいねぇ、と思うものもあった。オーソドックスなものにもあった。「Pulsating」というカテゴリーのものは、私にとっては新鮮なものが多かった。LFOにステップモジュレーターがあるので、多くはそれを活用したものであろう。モーション系の動きのある音色はコルグが昔からがんばっていたが、ローランドだとこういう風になるのなと思った。SDZシリーズの音色の最後に入っていることがあるドラムキットはあまりまじめに聞かなかったが、印象の良いものが多いように感じた。

SDZシリーズの音色をJUPITER-Xmに移すと、エフェクトが変わるのか、印象が違うように感じた(ちなみに、ドラムキットは移せない)。ZENOLOGYで弾く方が楽だろう。とはいうものの、「Pro.P4L」のメンバーシップは1年で、継続しないつもりなので、ZENOLOGY Proは期限付きということになる。ふーむ。

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2022/04/02

RolandのZENOLOGYとJUPITER-Xmでトーン交換

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昨日JUPITER-Xmで初期トーンを作り、それをエクスポートしてsvzファイルを作った。それをZENOLOGYで読み込める(インポートできる)かどうかを試した。うまくいった。上の図のようにJUPITER-Xmで作った音色が現れ、それを演奏できた。

逆に、ZENOLOGYのユーザートーンをエクスポートしてsvzファイルを作り、JUPITER-Xmでインポートできるかどうかを試した。エクスポート時に「For Plug-in」「For Hardware/ZC1」という選択肢があり、後者を選んで作成したsvzファイルは、JUPITER-Xmでインポートできた。

ただ、svzファイルの名前が長い場合、JUPITER-Xmがそのファイルを認識してくれない場合があった。名前を短くすると認識した。

トーンをJUPITER-Xmに移して遊んでいた際に、JUPITER-Xmのユーザートーンの最大数が256であることに気付いた。これ、少ないよねぇ。SYSTEM-8の時は64パッチ×4で少ないと言われていたのに、合計だとそれと変わらないじゃん。

結局、USBメモリーにsvzファイルを入れておいて、そこからインポートして使うしかないじゃん。うむむ。

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2022/04/01

Roland JUPITER-Xmの初期トーンを作る(svzファイル1点あり)

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ローランドのJUPITER-Xmの操作を練習している。

JUPITER-X Editorで何でもできるのかなぁ、と思っていたが、そうは行かず、何かと不便がある。まず気付いたのは、音色をイニシャライズする機能が、本体にはあるが、JUPITER-X Editorにはなさそうなことである。とりあえず、本体で初期トーンを作り、それを保存すれば、そこを起点にJUPITER-X Editorで音を作れるのではないかと考えた。

そんなわけで、7音色を作ったのが上の画面である。1から順に、JUPITER-8モデル、JUNO-106モデル、JX-8Pモデル、SH-101モデル、XV-5080モデル、JD-800モデル、ZEN-Coreモデルの初期トーンだ。

録音してみた。

JUPITER-Xm Initial Tones

JUPITER-Xmの、JUPITER-8モデル、JUNO-106モデル、JX-8Pモデル、SH-101モデル、XV-5080モデル、JD-800モデル、ZEN-Coreモデルの初期トーンで「ドレミファソ」を弾いたもの。JUPITER-8は鋸歯状波、JUNO-106は方形波、JX-8Pは鋸歯状波、SH-101は方形波っぽい。XV-5080とZEN-Coreはアコースティックピアノ、JD-800はリリースがあるのが特徴的だ。

JUPITER-8とJX-8Pが似ているなぁ、XV-5080とZEN-Coreが似ているなぁ、と思ったので、JUPITER-X Editorで編集画面を見てみた。

JUPITER-8モデルがこちら。

20220401b_rolandjupiterxmjpinit

上の方にある「Condition Drift」が4、その下にある「Pitch Drift」が30になっている。初期値にけっこう大きい値を持ってきたなぁ、と思う。そのせいで、和音を弾くとけっこううねる。JX-8Pに比べて、揺れの幅が大きく感じられるのは、初期値がこうなっているからかもしれない。

JUNO-106モデルがこちら。

20220401c_rolandjupiterxmjuinit

JUNO-106 Software Synthesizerはフィルターとアンプ用に別のエンベロープジェネレーターを使える(一つにもできる)のだが、画面を見る限り、これはエンベロープが1個固定のようだ。JUNO-106 Model Expansionと同じ、かもしれない。

JX-8Pモデルがこちら。

20220401d_rolandjupiterxmjxinit

JX-8Pモデルは「Condition」が4、「Pitch Drift」が0の初期設定で、JUPITER-8モデルと異なる。DCOだから、ドリフトしていない方が「らしい」んだけど、でも、ドリフトできてもいいよね、という意図であろうか。

SH-101モデルがこちら。

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SH-101モデルも、SH-101 Model Expansionベースなのか、エンベロープが1個のようだ。SH-101 Software Synthsizerとは異なる。

XV-5080モデルがこちら。

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そしてZEN-Coreモデルがこちら。

20220401g_rolandjupiterxmzcinit

XV-5080とZEN-Coreは同じモデルのようだ。XV-5080にPCM以外の原波形があるのか見てみたら、あった。

20220401h_rolandjupiterxmxvinitosctype

JD-800モデルの編集画面はこちら。

20220401f_rolandjupiterxmjdinit

パーシャルが4個あり、アナログシンセのモデルに比べて見通しが難しいものになっている。まあ致し方ない。

JUPITER-Xm、けっこう面白いぜ、という気分になってきた。ZENOLOGY Pro(Lifetime Keyの価格は229米ドル)、JUPITER-8 Model Expansion(149米ドル)、JUNO-106 Model Expansion(149米ドル)、JX-8P Model Expansion(149米ドル)、SH-101 Model Expansion(149米ドル)を買うとJUPITER-Xmとほぼ同様の音が出せる、のではないかと思うが、計825米ドルかかる(ただし、それらをまとめた「Analog Icon Lifetime Key Collection」は、現在499米ドルのオファーが出ている)。JUPITER-Xmはお買い得かもしれない。

最後に、今回作った7つの初期トーンを含むsvzファイルをアップロードする。

ダウンロード - 20220401a.svz

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