Roland SDE-330のMIDIクロック同期プログラム(syxファイル2点)
ここ数日、ローランドSDE-330で、MIDIクロックに同期するプログラムを作っていた。それをまとめたシステム・エクスクルーシブ・ファイルを作ったので公開する。
ダウンロード - 20220430a_rolandsde330_midich1_userprograms001_026.syx
SDE-330のMIDIチャンネルを送受共に1にして、パソコンにバルクダンプしてMIDI-OXで受けてファイルを作った。それを送信したら、SDE-330は受けてくれたようだった。
上の図のExcelファイルが下だ。
ダウンロード - 20220430a_rolandsde330userprograms001_026.xlsx
プリセットのプログラムのMIDIクロック同期をオンにして、ディレイタイムをノートで設定した。ただ、ノートで設定しない方がよかろうという部分もあり、ノートで設定したものと、ノートで設定していないものが混在しているプログラムもある。
16番の「MIDICLK DELAY」は、プリセットの段階でMIDIクロックに同期するようになっていた。今回は、MIDIクロックに同期するものをまとめたかったので、それは変更せずに含めた。
いじっていて少々残念であったのは、SDE-330のMIDIクロック同期のノート設定が、16分音符から4分音符までであることだった。2分音符とか全音符とか、逆にもっと短いものもあったらよかったのに。また、微妙にずらしたものがクロック同期してくれるともっとよかった。
とはいうものの、1993年のデジタルディレイがMIDIクロックに同期するということだけで、十分感動的ではある。
SDE-330は、若干歪っぽいクラシカルなディレイ音でノスタルジーを満たしてくれる。その一方で、MIDIクロック同期、フルステレオ、単純でないディレイアルゴリズム、複数のLFOといった、飛び道具に適した機能を備えている。フランジャー、コーラスのバリエーション、短いディレイ、リバーブみたいなノンリニアもある。面白い。
H2
(2022/05/01追記)
昨日の記事を書いた後、プリセットプログラムの中で気に入ったものを、ユーザープログラムの027~050に入れた。「SPACE-D」に感動した。そこまで入れたシステム・エクスクルーシブ・ファイルも作ったのでアップロードする。
ダウンロード - 20220430b_rolandsde330_midich1_userprograms001_050.syx