Roland(Edirol)の「M-10MX」を購入
ローランド(エディロール)のミキサー「M-10MX」を買った。3483円+送料720円=計4203円。
これは、現行セットアップのどこかに割り込んでくるほどの魅力があって買ったわけではない。販売者は通電確認のみと言っていたため、くずをつかまされる可能性もあったのだが、ついポチっとしてしまった。
M-10DXは10イン、2アウトのミキサーである。主にステレオペアで使うことを想定しており、上面の操作子は、1-2、3-4、5-6はSENSと音量、7-8と9-10は音量のみ、他にマスター出力の音量調整つまみがある。前面にはプラグインパワータイプのマイクを接続する端子とその音量調整つまみ、ヘッドホン端子とその音量調整つまみがある。背面には電源スイッチ(バッテリー駆動、オフ、ACアダプター駆動)、底面にはサンプリング周波数選択スイッチ(44.1kHz、48kHz、96kHz)、デジタル出力のオンオフスイッチがある。
入力端子は、1-2、3-4が標準フォン(アンバランス)、5-6が標準フォンとRCAピン、7-8と9-10がRCAピン。出力はRCAピンとTRSフォン(バランス)だ。コアキシャルとオプティカルのデジタル出力もある。
説明書を読み、仕様をある程度理解して思ったのは、ちょこっとした用途で便利かも、であった。アンバランスのアナログ出力しかないシンセをつなぐと、バランス化ができるし、デジタル化ができる。極端な話、dbx Quantumの前段にこれをつなげば、それでまあまあ録音できるかもしれない。アナログ入力がダメになったPCM 90の前に入れてA/Dコンバーターとして使ってもよい。
動くかどうかわからないが、買ってみるか、と思った。
届いて、手持ちのACアダプター箱からPSB-1U(製品パッケージ名はPSB-100)を探し出して給電し、M-10MXの入出力を試した。アナログ入力10チャンネル(コネクター12個)、TRSアナログ出力、デジタル出力、ヘッドホン出力に問題はないようだった。RCAピン出力、プラグインパワーマイク入力は試していない。
アナログTSフォン入力は、Lだけを接続するとモノラルになるようだ。1-2~5-6チャンネルのSENSつまみは左端に「LINE」、右端に「MIC」と記されているので、けっこう小さい入力でも受けることができそうだ。ヘッドホン出力の音量調整つまみはMASTERとは別に動作するので、マスター出力を止めた状態でヘッドホンでモニターすることも可能だ。
今すぐに何かに使うわけではないが、機材配置の変更時に、「そう言えばあれがあったな」と取り出してくる可能性はある。
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