Ensoniq TS-12で自分の音を作る(m4aファイル5点、Syxファイル6点)
エンソニックTS-12で自分の音をいくつか作った。イニシャル音色の作り方がわからなかったので、プリセットバンク2(2~4)の最後にある「REMEMBER-ME」をベースにした。ボイスが1個しか使われておらず、比較的単純だと思ったからだ。
簡単な音色を作ることで、操作に慣れようという狙いだ。最初は戸惑うことが多いが、慣れるにしたがって、それなりに作りやすいかもと思うようになった。
Saw1
「SAW-WAVE1」を一つ出し、エンベロープ、フィルター、リバーブを調整したもの。リバーブは「27 HALL REVERB 1」。演奏時にエクスプレッションペダルで音量を調整しようとして失敗した。
Square1
波形を「SQUARE-WV」にし、モノ(MINIMODE)にした。いわゆる「シングルトリガー」にするにはこれを選択するとよいようだ。ポルタメント(グライド)タイムは「1」で最小だが、それでもはっきりポルタメントがかかっているとわかる。フィンガードポルタメントになっている。エフェクトは「41 STEREO DELAY + DELAY」で、FX1のミックスが10、FX2のミックスはゼロ。ディレイ1のREGEN(たぶんフィードバック)は「15」、TIME LとTIME Rはどちらも「0250」にして、モノディレイとした。この録音ではモジュレーションホイールでビブラートをかけた。
SawDetuneSt
「SAW-WAVE1」を2個用意し、デチューンをマイナス3とプラス3に振った。パンは左右に最大に振った。ビブラートは片方だけにかけ、それをモジュレーションホイールでかけると気持ちがよいのだが、今回はアフタータッチでかけたため、今一つである。TS-12のアフタータッチは、私にはとっては使いにくい。
SawBrass
「SAW-WAVE1」を1個出して作ったブラス。フィルター1を3ポールローパス、フィルター2を1ポールローパスにして合わせて4ポールローパスとした。エンベロープ2でフィルターのカットオフを揺らしたが、効きはかんばしくない。こういう時は、レゾナンスがあったらよかったのにね、と思う。
GndPiano
「GND-PIANO」という波形を1個出したもの。エンベロープでディケイを作る必要があり、それが難しい。M1ピアノを思い出させる、90年代っぽいピアノだ。1994年発売の製品としては、かなりの出来であると思う。今回のプログラムはシンプルなものだが、プリセットにはもっとうまく仕上げられたピアノが複数ある。
以上5音色と、音が出ないようにした「NoSound」のシステムエクスクルーシブを下に示す。
ダウンロード - 20220604a_ensoniqts12myprograms.zip
H2
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