Elektron Octatrack MKIIで「オクタトラックがやってきた」
2019年にOctatrackを買った際に1曲録音した(リンクはこちら)。ただ、その時は本当に、ただ鳴らしただけで、自分でも何をしているのかよくわからなかった。それ以降しまいこんでいたわけだが、今回出してきて、正面の机に置き、PDFのマニュアルを読みつつ、少しずつ学んでいる。
それで1曲。
Octatrack Comes!
「セット」を新規作成し、「プロジェクト」を新規作成し、パソコンにUSB接続してセットの「オーディオプール」にWAVファイルを格納した。「Elektron」というフォルダーに入っていた25個である。その中から、バスドラ(Mdkick.wav)、スネア(Mdsnare.wav)、ハット(Mdhat.wav)、クラップ(Clap.wav)をトラック1~4に入れて、それを使ってパターンA01を作った。それが冒頭部のリズムである。
パターンA01を64ビート(4小節)に伸ばし、それをコピーしてA02を作り、トラック5にベース(Fatty.wav)を用意して、トリガーを「クロマチック」に切り替えて、本体のトリガーボタンでベースを弾いた。「アレンジャー」で全体を構成することにしてA01×2、A02×2を並べ、A01をコピーしてA02とは違うベースを弾いたA03を作って2個並べ、戻りのA04を作った。A02×2とA03×2を後テーマとし、A05、A06、A07がエンディング。
A07は最初にバスドラを1度打っているだけで、そこには「パラメーターロック」を使って長いリバーブをかけた。全体は、Behringer V-VERB PRO REV2496の「SPRING REV」を薄くかけた。
今回使ったWAVファイルがそうだったのか、Octatrackがそうなのかは判然としないが、とにかく低域が大きい。それなりの再生環境で作業をしていると低域の豊かさは気持ちがよく、ライブでも効果的なんだろうなと思う。ただ、そのまま音声ファイルにすると、レベルを上げられないし、低域が出ないスピーカーで聴くと、しょぼいどころの話ではなくなる。Sound Forge上のOzone 9で調整する際に、Genelec 1031AからAvantone ProのMixcubeに切り替えて聞き比べる必要があった。
今回はOctatrackのみで作業をしてみようと思った。アレンジャー機能は全体を構成するのに使えるが、途中から再生する方法がわからなくて、曲の最後のパターンのつながりを聴きたいのに最初から再生しなければならないという、時間が無駄になる作業をしていた。このあたりがよくわからない。
Octatrackは機能がたくさんあり、私にはわかりにくい。少しずつ使っていこう。
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