E-mu E5000 UltraでWAVファイルをエクスポート
E-muフォーマットのCD-ROMというのを少なからず持っており、そのサンプルをWAVにできないか、ということを考えてきた。ソフトウエアでちょちょっとできれば理想的なのだが、手持ちのソフトウエアでは難しいように思う。
E5000 Ultraでやってみた。我が家のE5000 Ultraはバージョン4.7(未完成版と言われる)で、WAVまたはAIFFへのエクスポート機能があるのだ。
MOディスクをFATでフォーマットし、そこにサンプルをWAVファイルとしてエクスポートした。元のサンプルの名前に、Windowsでの使用不可文字が含まれていると、MOからWindows HDDへのコピーができない。Windows上からではファイル名の変更もできない。Macなら読めるかとも思ったが、Macでは見えさえしなかった。仕方ないので、E5000 Ultra上でサンプルの名前を変更した。
マニュアルを調べてわかったのだが、EOSで名前を付ける場合、下キーで1文字削除、上キーで1文字挿入ができる。メモメモ。
で、上の画像は、クラリネットのサンプルを、Windows上のSound Forgeで開いた様子だ。ループ情報が入っており、ループ付きでの再生ができた。それが下の録音だ。
Clarinet with loop exported from E5000 Ultra
上の画像は2秒くらいしかないが、ループがあるので長く伸ばせる。ループの部分は波打って聞こえるが、まともな方だろう。Sound Forgeで再生をやめると、音はぶちっと切れる。他のサンプラーで読み込めば、リリースをうまく形成できるだろう。
リズムのループにも、ループ情報があった。
再生すると下のようになる。
"B.000-Orbit CDt2 126.5" exported from E5000 Ultra
そんなにつぶれていないので音量は控え目。軽くて気持ちのよいループだ。元のデータは8拍しかないが、ループで繰り返し再生できている。
Sound Forgeのループ再生がうまくいくことって、あまりないんだけどねぇ。今回は感激。
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