E-mu E5000 Ultraでメトロノームのデータを作る
先日E5000 Ultraの内蔵シーケンサーを使ったが、そのファイルを保存して読み込んだら読み込めなかったという悲しい結末があった。いろんなものをロードしては消してファイルを作っていたので、それが悪かったのではないかと推測した。そこで、サンプルを1個読み込むだけの、メトロノーム用のデータを作ろうと決意した。
先日購入した「E4 Ultra Production Set Backup Data」にある「Acoustic Drums」プリセットの中の「Sidestick」というサンプルを読み込み、それを再生するプリセット「SideStick」を作った。メトロノームでそれを呼び出す設定をして、録音・再生時に鳴るようにして、それを保存した。それが下のファイルである。
このファイルは、EOS 4.7で作成したものなので、それ以前のEOSでは読み込めないと思う。EOS 4.7を使っている人なんて、今どき、どのくらいいるんだろうか?
さて、上のファイルは、シーケンスにデータが入っていないため、再生ボタンを押すとすぐに再生が終了する。そのため、メトロノーム音が1回しか鳴らない。
それではよくわからないだろうということで、ピアノの音を追加し、それにデータを少し入れたのが以下の録音だ。
E5000 Ultra "SeqPiano"
手から出まかせ。正確には弾けないから、クォンタイズをかけた。これで、メトロノーム音の「SideStick」を聴いていただけただろう。
E5000でシーケンスを入力する時、いつファイルを読み込めなくなるかわからないので、MIDファイル(スタンダードMIDIファイル、SMF)も同時に保存すべきだろうなぁ、と考えた。MIDファイルを保存し、それをMO経由でWindowsパソコンにコピーした。Cakewalkで開くと、開けない…。
えっ!ということで試行錯誤の結果、Awave StudioとWindows Media Playerでは開くことができ、あろうことか再生もできる(たぶん、GSのソフトシンセ)ことがわかった。
インターネット検索をして情報収集をし、Cakewalkに復旧モードがあることがわかった。Shiftキーを押しながら「開く」ボタンをクリックするのだという。それをやったら、MIDファイルを開くことができた。別名で保存したら、Cakewalkで開けるファイルができた。
世の中、いろいろと複雑ですなぁ。
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