ジャック・オー・ランタンを作った
邪悪なものを追い払う、と言われるジャック・オー・ランタンを作ってみた。
ホームセンターで買い物をしていたら、レジ横に食用ではない「おもちゃカボチャ」の値引き品が売られていた。少し大きめのが200円、そうでないのは100円。子供に作らせたら喜ぶかもしれないし、私も初体験になるので、300円で楽しめるのなら、いいかも、と購入した。上の写真の左が200円、右が100円のものだ。
上の写真は、中にろうそくを灯した状態である。バースデーケーキ用の余りがあったので、それを使った。
火を灯す予定があるのであれば、下を切って開けるのではなく、上を切って開けるべきであった。上を切り、上を開放した状態で火を灯すべきらしい。上のように、上にかぼちゃの皮がかぶった状態で燃やすと、皮があぶられて燃え、汁がしたたって炎にかかる。やれやれ。
火を消した様子が下の写真だ。
今回の作業手順は以下の通り。
中身をえぐり出すために、上か下を切る必要がある。下を切った方が見栄えがするのではないか、下を切った方が開口部が大きくなってほじくり出す作業がしやすいのではないかと考えて、今回は下を切ることにした。
最初は包丁を使おうとしたのだが、硬くてとても切れない。鋸(のこぎり)を持って来て切った。上の写真の右は切れ目がはっきり見えている。なかなかまっすぐ切れず、見た目がいいとは言い難い。左の方は少し大きめで、切った部分が隠れている。
硬いし、板状でもないので、切るのは楽ではなかった。左手で押さえて切るしかなく、鋸がはねて怪我をしても困るので、軍手をはめ、子供にはやらせなかった。
次は中身のほじくり出しである。大きなスプーン、小さなスプーン、食事用のナイフを使った。食事用のナイフは、怪我の心配をしなくて済むのでよい。ほじくり出しは、時間がある程度かかるし、力も必要だが、そんなに大変な作業ではなかった。子供ががんばった。
子供に、マジックで目鼻口を描いてもらった。刃物で切り抜いてもらうべきかと思って、ナイフと肥後守を用意していたのだが、皮が硬く、それで切れる気がしなかった。怪我されたくもないし。
電気ドリルを出してきて、穴を開けた。これまたけっこう面倒だった。板状ではないので、左手で持って、そこにドリルを当てなければならない。もちろん左手は軍手。ドリルも、センターポンチで穴を開けてやったりはしなかったので、けっこう滑る。穴をつなげて開けていくのは無理で、点線状にならざるを得ない。
上の写真の左のものは、点線状の穴を、ニッパーでつないで切ってもらった。やすりはないので使わず、彫刻刀で整えた。
小さいニッパーが一つしかなかったので、上の写真の左のものは、太目のドリルで粉砕していった。鼻と口がつながりそうでヒヤヒヤした。左のものに比べると線がギザギザで荒っぽいが、右の方が怖いので、これはこれでよいのかもしれない。
余っていた小さなろうそくを持ってきて、その太さに合わせて、底板にドリルで穴を開け、ろうそくを立てられるようにした。
暗くなるのを待ち、点灯! というのが最初の写真である。
一度もやったことがない、というのと、一度やったことがある、のは違うと思う。初体験で面白かった。
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