Novationのソフトシンセ「B-Station」「V-Station」を試す
Novationのソフトシンセ「B-Station」「V-Station」が無料で使えるようになったという話を聞き(ダウンロードサイトはこちら)、Windows機にインストールした。上の写真がB-Station、下の写真が「V-Station」だ。
見事である。B-StationはBass Station初代のソフト化で、V-StationはK-Stationのソフト化だろう。K-Stationは、私が持っているA-Stationと、音色名表示ができることは違うが、音はさほど違わないだろう。
B-StationとV-StationのWindows版は、32ビット(x86)と64ビット(x64)の両方に対応している。
64ビットのCakewalkでは、下の画面のようになる。
B-StationはVST2のみで、ステレオとモノがある。モノだと左チャンネルだけになってしまったので、それ以降ステレオの方を試している。V-StationはVST2とVST3がある。
32ビットのSonar 8.5では、下の写真のようになる。
32ビット環境の場合、「Novation FX Suite」も利用できる。下の画面のように挿入できる。
コーラス、ディレイ、フェイザー、シンセフィルター、トレモロというラインナップで、ちょっと物足りないかなという気もする。
コーラスの画面は下のようなものだ。
至ってシンプルである。
それでは音を少々。
Novation B-Station "00 Moog Bass" with Novation Chorus Off / On
B-Stationの最初のプリセット「00 Moog Bass」を弾いたもの。エフェクトの有無を後で切り替えるために、Sonarに録音してクォンタイズをかけた。クォンタイズの分解能が思うように設定できなくて困った。倍に細かくすればいいのかもしれない。
Bass Station初代は以前買ったが、いくつかのスライドスイッチが効かなくなって今は押し入れの中にある。昔の記憶と比べると、ソフト版もけっこう雰囲気が出ていると思う。低域は豊かだが、これって、録音の場合、どうせ削らなければならないよねー、という気もする。
Novation V-Station "102 Arpeggio1"
Novationのデジタルシンセっぽい音ということで、3番目にあったアルペジオ音色を選んだ。メトロノームを聴きながら伸ばした。
A-Stationを持っていて、ここには、たぶん同じ音色を弾いた録音がある。ハードシンセであるA-Stationの方がよく響いて太いように感じるのは、ハードウエアへの執着だろうか。うーむ。
ハードウエアを並べる場所は限られているので、ソフトシンセはありがたい。大切に使っていこうと思う。
H2
« Dave Smithの冥福を祈る | トップページ | 「VCV Rack 2 Free」をインストール »
「Novation」カテゴリの記事
- Novationのソフトシンセ「B-Station」「V-Station」を試す(2022.11.02)
- Novation PEAKをバージョン2.1に更新(2022.08.02)
- Novation Peakをバージョン2.0に更新(2022.05.24)
- Novation UltraNovaなどで「Take My Arms」(2022.03.13)
- Novation UltraNovaで「白い星たち」(2022.02.22)
コメント