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先日の記事で、REVERB 4000の電池が切れ、きょう体を開けて電池を外し、電池の種類を確かめ、CR2032のホルダーを注文したところまで書いた。ホルダーが届いたので、100円ショップに行ってCR2032を購入した。
ホルダーに電池を入れ、リード線に電圧が正しく来ているかどうかをテスターで確認した。問題ないようだったので、ホルダーのリード線をREVERB 4000の金属板にはんだ付けした。
板に切れ目を入れたせいかプラスは順調に行ったが、マイナスは手こずった。はんだ付けが下手で本当にうんざりする。
昔はここまで下手ではなかったと思ったりもする。ホーザン(私が工具を買っていた昔は「宝山工具製作所」)のはんだごてが壊れて安物を買ったのがよくなかったのか。それとも、無鉛はんだになって添加剤が適切でないものを買ってしまったのか。そもそも、良い道具を選ぶことができていない点で技量が不足しているわけだが。
きょう体を閉じてラックに入れて接続して試験。なんとか無事に動いているようで、電源を切って入れた時に、以前の設定とプリセットの選択を覚えてくれている。ふぅ。
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このところ、Roland Cloud Mangerを自動起動しない設定にしていたせいで、更新のニュースに気付かなかった。昨日久々にRoland Cloud Mangerを起動したら、更新のニュースが多く来ていた。
その内容はこちら。これまではRoland Cloud Managerの中でニュースを知らせていたが、今回からWebサイトにジャンプする形になったようだ。
2023/3/10に新しいRoland Cloud Mangerバージョン3(3.0.0)、3/14にZENBEATSの3.1.4、3/21にZENOLOGYの2.00が出た(下写真)。
他にも、ZENOLOGY FXなど、いくつかバージョンアップがされたようだ。
Roland Cloud Managerで驚いたのは、ハードウエアが前面に出てきた感があったことだ。トップメニューの左端が「ハードウェア」になっている。ハードウエアの付加ソフトを配布・販売することを重視する現れ、かもしれない。
ZENOLOGYはプリセットが増えた気がするが、旧版が手元になく、確認できない。
がんばれローランド。
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t.c.electronic「REVERB 4000」を起動するたびにリセットメッセージが表示され、入出力の設定も覚えていない。自分の編集結果を保存するほど使いこなしていないけれども、入出力の設定を毎回するのは面倒だ。
しばらく前から気になっていたが、意を決してふたを開けた。上の写真のように、ボタン電池がある。
まともな技術者であれば、ボタン電池の両面にある金属板をはずすのであろうが、私の技量でそれを試みるのは無謀だ。以前それをやろうとして、コルグEX8000を壊したことがある。
そんなわけで、ボタン電池から金属板をはがした。
この作業も安全にできるとは言えない。力を入れないとはがれないので、その際にペンチ等が暴れて基板を傷付けることがある。また、金属板が折れて基板と分離してしまったら、それも困る。
バッテリーはCR2032だった。
ホルダー、もしくはケースがないので、それを注文して、今日はここまで。
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2022年8月の記事で、Novation Peakでエクスプレッションペダルによる音量調整がうまくできないと書いたが、昨日試したところ、できた。
バージョンは「471.469」なので変わっていないはずなのだが…。
思い当たる節は…。
昨日、久しぶりにPeakを出してきて弾き、挙動がおかしいと思って腹を立てた。Nord Stage 3で弾いていたのだが、8音ポリになるはずの音色が、なぜか、1音弾いても2ボイス発音してしまい、ポリ数が減るのだ。こんなもん使えるか!ということで、こちらの情報に従って、バージョン1.31(399.353)へバージョンダウンした。
ところが、おかしい挙動は相変わらずである。
確認してみたところ、Nord Stage 3から重複したノートオン/オフを送っていたのが問題だった。Channel Globalをオンにした状態で、EXTERNをオンにしていたので、ノート情報が重複して送られていたのだった。私がとろい。
まあ、バージョンダウンしたことでエクスプレッションペダルが使えるかな、と思ったが、バージョンダウンした状態だとNovation Componentsが動かなかった。これも困るので、再度バージョンアップした。
そうしたら、エクスプレッションペダルによる音量調整ができるようになったというわけ。
うーむ。
ま、とりあえず、思うように動くからよしとする。
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audiowerkstattの「midi-clock-shifter」を買った。1万2000円。MIDIクロックをシフトする、というものであるようで、こんなもんが効果があるのかわからないのだが、実験してみたくなって買った。
前回の記事は、この商品が届くのを待ちながら、準備として書いたものである。
さて、英文のマニュアルには、ボタンを1回押すと1MIDIクロック・ティック(32分音符の3分の1)動かすと書いてある。プラス方向に動かすとスレーブが「forward」になり、マイナス方向に動かすと「backward」になるそうだ。その意味が、私にはわからない。どっちがどっちだ?
音を2つ。
私の耳には、MIDIスレーブのギターが先行し、ドラムがもたっているように聞こえる。ドラムに「ためがある」と言えば、それは良い意味になるだろう。
私の耳には、MIDIスレーブのギターがもたり、ドラムが先行している(走っている)ように聞こえる。
でも、逆なのかもしれない。自分の耳に自信がなくなってきた。
このレベルで音の良し悪しを判断することは、私には無理かもしれない。midi-clock-shifterは、ちゃんと使えれば面白いのかもしれないが、私にはちょっと難しいかなぁ。
midi-clock-shifterは、当たり前ではあるが、USB-MIDIで接続する場合には使えない。
MONTAGEはUSB接続でないと、DAWリモート機能が使えない。MOTIF-RACK XSは、USB接続でないとエディターが使えない。midi-clock-shifterをセットアップに入れるかどうかは、考えものであるなぁ、と思う。
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シンセサイザーのアルペジエーターを使う際に、アルペジオを起動するノート(音符)をクォンタイズしてジャストにすると、出音がおかしいのではないかというのが気になっていた。とはいうものの、自分で的確な位置にノートを叩くことができるかというと、それは無理。
上のイベントリストは、クォンタイズしたノートでヤマハMOTIF-RACK XSの「2 Steel Strings」という音色のアルペジオを呼び出した時のものだ。Apple Logic Proに付属する「Drummer」で伴奏を付けたものが下の録音である。
これはこれで、テンポが引きずられるわけではないので、聞けないほどではない。でも、ノートがクォンタイズされて正確に拍頭にあるということは、それがアルペジエーターで処理されて発音されるまでにどうしても処理時間が必要なはずなので、拍頭(はくあたま)で音が出ていない気は、する。
ということで、Logicで全ノートを処理対象にしてoptionキー+左矢印キーを何度かたたき、前にずらして(突っ込ませて)みた。
その録音が下のものだ。
こちらの方が、拍頭にちゃんと発音しているように感じるのだが、いかがだろうか。
次回に続く。
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アカイ(AKAI)のバーチャルアナログシンセサイザー「MINIAK」を買った。1万円+送料1570円。ソフトケースが付いてきた。
MINIAKは、Alesis(アレシス)「Micron」のマイナーチェンジ版である。Micronは以前買った(購入記事はこちら)。Micronがけっこうよかったので、MINIAKも、そこそこの価格で出てきたら買おうと思っていた。Micronは押し入れにあるが、前回出した時、何か不具合があったような記憶もある。
MINIAKの改良点は、マイクが付いてボコーダーとして使えるようになったこと、というのが一般的な見解だろう。私の場合、ボコーダーを使う気がない。MINIAKの魅力は、何といっても、3つ並んだホイールである。左がピッチベンド、中央がcc#1、右は買ってから知ったが、チャンネルアフタータッチであった。Micronは横向きのピッチベンドホイールと、横向きのスライダー2本で、これはお世辞にも使いやすいとは言えないなぁ、と思っていた。そんなわけで、MINIAKである。
音を一つ。
Micron/MINIAKは、音色をロータリーエンコーダーで選ぶようになっており、バンクとナンバーを、基本的には表示しない。でも、内部的には128スロットを持つバンクが8個ある構造になっている。今回購入して、1番最初(バンク1の001、000は空っぽになっている)に入っていた音色がこれだ。
この音色はストイックなもので、2つあるフィルターの片方しか使っていないし、そのモードは「LP ob 2pole」という昔っぽいものだし、内蔵エフェクトも使っていない。MINIAKの実力を感じさせるものではないが、「シンプルな音を作ってもProphet 5みたいでしょ?」という心意気が感じられる。
その音色をCtrlrのパネルで見たのが下の図である。
この画面を見るだけで全体像をつかめる、と思う。
キーボードスタンドの1階にNord Stageを置き、2階にMINIAKを置いて椅子に座ると、MINIAKの画面が読み取れない。Ctrlrのパネルで音色を切り替えて使ってみたところ、なかなか具合が良い。
Ctrlrのパネルは、あくまでもパネルであり、ライブラリアンではない。それを理解するまでに時間がかかり、音色を1個消してしまった。Sysxのバックアップを取ったつもりであったが、そこからの書き戻しは、今日試した限りではうまくいかなかった。まあ、ボコーダーのプログラムを消しただけなので、気にしないことにしよう。
AlesisのIONは名作だとは思うが、ロータリーエンコーダーが不安で、なかなか手が出ない。それ以外のバーチャルアナログは、Fusion、Micron、MINIAKと買ってきたが、どれも好きだ。手に入ってよかった。
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サンワサプライの電源タップ「TAP-3811NFN」を購入した。4つで2200円+送料1200円。前回があるので、今回は2回目。計6個を入手したことになる。
3極であること、差し込み口の間に空きがあるのでACアダプターを挿せそうなこと、がメリットである。我が家は元々建売住宅で元から付いていたコンセントは2極だが、増設したものは3極なので、そこから分配するには、なるべく3極が良いと思って使っている。タップはかなり古いものも使っているが、そこから火が出ることも、まったくないとは言えないので、ある程度は更新したい。
そんな理由で買ってみました。
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Macを中心とした机左側のシステムに久々に電源を入れたら、Lucid(Symetrix)のクロックジェネレーター「GENx192」が起動しなかった。電源を投入すると、一瞬インジケーターが点灯するのだが、消えてそれっきりである。RME Fireface 800などにクロックが供給されず、全体としては動かない。やれやれ。
動かないと困るので、Fireface 800を内部クロックで動かし、そこからADI-8 DDにクロックを送ることにした。それ以外の機器は、必要な場合はデジタルオーディオケーブルを介してクロックを送る。ワードクロックを独立させた方が音がよい、というのをどこかで読んだ気がするが、そんなことも言っていられない。
とりあえず、他機器から音は出せるようだ。
修理に出す、という選択肢はないだろうなぁ。
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