Akai MINIAKを購入
アカイ(AKAI)のバーチャルアナログシンセサイザー「MINIAK」を買った。1万円+送料1570円。ソフトケースが付いてきた。
MINIAKは、Alesis(アレシス)「Micron」のマイナーチェンジ版である。Micronは以前買った(購入記事はこちら)。Micronがけっこうよかったので、MINIAKも、そこそこの価格で出てきたら買おうと思っていた。Micronは押し入れにあるが、前回出した時、何か不具合があったような記憶もある。
MINIAKの改良点は、マイクが付いてボコーダーとして使えるようになったこと、というのが一般的な見解だろう。私の場合、ボコーダーを使う気がない。MINIAKの魅力は、何といっても、3つ並んだホイールである。左がピッチベンド、中央がcc#1、右は買ってから知ったが、チャンネルアフタータッチであった。Micronは横向きのピッチベンドホイールと、横向きのスライダー2本で、これはお世辞にも使いやすいとは言えないなぁ、と思っていた。そんなわけで、MINIAKである。
音を一つ。
AKAI MINIAK "P5 Stgings GD"
Micron/MINIAKは、音色をロータリーエンコーダーで選ぶようになっており、バンクとナンバーを、基本的には表示しない。でも、内部的には128スロットを持つバンクが8個ある構造になっている。今回購入して、1番最初(バンク1の001、000は空っぽになっている)に入っていた音色がこれだ。
この音色はストイックなもので、2つあるフィルターの片方しか使っていないし、そのモードは「LP ob 2pole」という昔っぽいものだし、内蔵エフェクトも使っていない。MINIAKの実力を感じさせるものではないが、「シンプルな音を作ってもProphet 5みたいでしょ?」という心意気が感じられる。
その音色をCtrlrのパネルで見たのが下の図である。
この画面を見るだけで全体像をつかめる、と思う。
キーボードスタンドの1階にNord Stageを置き、2階にMINIAKを置いて椅子に座ると、MINIAKの画面が読み取れない。Ctrlrのパネルで音色を切り替えて使ってみたところ、なかなか具合が良い。
Ctrlrのパネルは、あくまでもパネルであり、ライブラリアンではない。それを理解するまでに時間がかかり、音色を1個消してしまった。Sysxのバックアップを取ったつもりであったが、そこからの書き戻しは、今日試した限りではうまくいかなかった。まあ、ボコーダーのプログラムを消しただけなので、気にしないことにしよう。
AlesisのIONは名作だとは思うが、ロータリーエンコーダーが不安で、なかなか手が出ない。それ以外のバーチャルアナログは、Fusion、Micron、MINIAKと買ってきたが、どれも好きだ。手に入ってよかった。
H2
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