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2023/05/29

Dreadbox「Typhon」を購入

20230528a_dreadboxtyphon

Dreadboxのモノフォニック・シンセサイザー・モジュール「Typhon」を購入した。4万6000円(送料含む)。

Dreadboxのシンセはこれまで買ったことがなく、買うならTyphonがいいなぁ、と思っていた。Typhonはアナログのモノフォニック・シンセサイザーであるが、コントロール電圧(Control Voltage)はたぶんデジタルで、後段にはSinevibesのデジタルエフェクターが入っている。モノフォニックのアナログ入力があるので、1イン2アウト(ステレオ)のエフェクターとしても使えるだろう。

Sinevibesは、KORG prologue用のプラグインを出していて、ほしいなぁ、でも高いなぁ、と思っていた。ハードウエアで入手できるなら、その方がいいかなと思った。

TyphonはUSBからの電源供給を受けて動作する。パソコンのディスプレイにUSBハブが入っているので、まずはそこに接続してみた。

ファームウエアのバージョンは「4.1」だった。

20230528b_dreadboxtyphonfirmwareversion4

前のオーナーが最新のものにしてくれていた。助かる。

USB MIDIでノートデータを送って弾いてみた。鳴ることは鳴るが、無音時のフロアノイズが気になった。USB用のACアダプターから給電し、ノートデータをMIDIで送ってみたところ、こちらの方がノイズは抑えられるようだ。

バージョン4.1では、USBでオーディオを送れる。ただ、遅れるのはTyphon→パソコンの1方向だけで、パソコンのオーディオ出力装置としてTyphonを使うことはできない。

TyphonはパソコンのUSBから電源を取った場合フロアノイズが大きいので、それを解決するために、Typhonからパソコンへ音声を送れるようにしたのだろう。

Sound ForgeでTyphonの出力を録音してみようということで、Sound Forgeの設定を下図のようにした。

20230528c_soundforgerecordfromtyphon

「Windows Classic Wave Driver」を選び、「Record」のチャンネル1と2をTyphonにした様子である。

この経路を使って、Typhonの音を録音したのが下の録音だ。

Dreadbox Typhon "ATHENA"

Typhonの音色メモリーは256あり、その一番最初に入っている「ATHENA」を選んで再生ボタンを押した。2回目が終わったタイミングでストップした。その後も、長ーいリバーブの尾がある。Sinevibesらしさが感じられる派手なリバーブだ、と思う。まあ、まだほとんど弾いていないのだけれども。

パソコンにUSB接続すると、プリセット管理ソフトを使える。

20230528d_dreadboxtyphonpresetmanager

バージョン1のファクトリープログラムとバージョン3のファクトリープログラムが含まれているのはよいけれども、256音色すべての送受信しかできないのが、少々残念である。1音色でも送受信できるように、MIDI接続で使えるようにしてくれると嬉しい。

USBオーディオは、パソコン→Typhonの方向でも、利用できるようにしてくれるといいのになぁ。

H2

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