KORG「microX」を購入
コルグのシンセサイザー「microX」を買った。1万2000円(送料含む)。
これは正直、1万2000円で落札できるとは思わなくて、オークション終了時刻に家事があって机の前に座っていることができなかったので、まあ、他の人に取られただろ、と思って後で見たら、落札していた。
なんというか、コルグという会社は大胆だと思う。大きな鍵盤で2オクターブ。左側のジョイスティックなどの部分が大きく、コンパクトとは言い難い。よくこういう形状のシンセを作ったよなぁ。
鍵盤にアフタータッチがなく、画面が暗くて読みづらい。これらは買う前からわかっていた。買ってから閉口したのは、ホイールによる音色選択がやりづらいことだ。
一方で、期待することもあった。小型の鍵盤であるが、ダンパーペダル端子とエクスプレッションペダルの端子と、さらにアサイナブルスイッチの端子がある。DTM鍵盤として使うのに、これらは便利かもと期待した。TRITON由来の音源はマルチモードにすれば16パートマルチティンバーになる。DTM音源にもなるわけだ。いつかどこかで使いどころがあるかも、と思う。
WindowsパソコンにUSB接続できることを確かめた後、OSのアップデーターを動かした。
上の画面では、現状は1.04で、最新は1.15であるという。ただ、「1.15」は「1.0.5のビルド15」という意味らしい。何てまぎらわしい。
上は、更新が進行しているところ。更新はいつも冷や汗ものだ。
上の図は、更新がうまくいったところ。この後再起動したら、起動画面に「1.0.5」と表示された。
2006年に発売された(たぶん)シンセの、2009年リリースのアップデーターが動いた。Windowsの過去互換性を重視する姿勢は、本当にありがたい。
音を一つ。
KORG microX Demo Song 2 "Joint 1619"
microXにはデモソングが5曲入っている。その2番目にあった「Joint 1619」がこれだ。元々の音はものすごく低域が入っている。昔の私はデモソングを聴いて良い音だと感じることが多かったが、それは、レコードやCDには入っていない(入らない)低域の豊かさが魅力だったのかもしれない。今になってみると、その部分は多くの再生機器では余計だと思うので、今回も相当削った。でもちょっと、削るのが惜しい気はした。
エディターソフトも、起動して本体から音色一覧を転送するところまでは、動作しているようだった。
使い途があるかどうかはわからないが、とりあえずゲット。
H2
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