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カテゴリー「Akai」の40件の記事

2020/04/01

Akai S6000を整備

20200401c_akais6000onkorgpa1000

机左手のコルグPa1000を中心としたセットでアカイS6000を弾けるようにした。弾き始めて、うーんやっぱりいいなぁ、と思ったのだが、しばらく経つと、内蔵している光磁気(MO)ディスクドライブがうなり始めた。何かしようとして失敗している。これは以前から気になっていて、いつか対処しなければならないだろうとは思っていた。MOディスクを入れてみたがおさまらない。MOディスクのフォーマットをすると失敗する。これはもう、12Uラックの最下段から出してきて何とかしなければなるまい、と腹をくくった。

床に敷いてあった布団をたたむところから始めねばならない。ラックの手前にPa1000を置いているので、それを動かし、S6000の上に乗っているCD-ROMドライブとMDデッキの接続を外し、S6000の配線をすべて外して、床に移動させる。

MOドライブが悪いか、SCSIケーブルが悪いか、どちらかだろうと思った。SCSIケーブルに問題があった。

20200401d_blokenscsicable

中央部が割れて銀色の芯線がむき出しになっている。自分が何かの作業の時に壊したのかと思ったが、中央部の割れはこの部分だけでなく、ほぼ全体にわたって生じていたので、経年劣化ではないかと思う。

SCSIケーブルを探してきて交換したら、MOのフォーマットができた。

MOのままでいくか、以前購入したバッファローのカードドライブ「MCR-SFB2」(購入時の記事はこちら)にするかを考えた。MCR-SFB2を接続してテストを始めるのに、さほど手間はかからなかった。

20200401e_buffalomcrsfb2connectedtoakais

ドライブは認識した。コンパクトフラッシュカードをフォーマットできた。カードにディレクトリを作ってサンプル等を保存できた。そのカードをパソコンに入れたら中身が見えた。これなら、MOよりいいかも、と思った。

ドライブをちゃんと入れた状態が下の写真だ。

20200401f_compactflashmemorycardinakais6

基本的な使い方としては、CD-ROMドライブにCD-ROMを入れてそれを読み出し、調整した音色をハードディスクに保存するので、メモリーカードは必須ではない。ただ、パソコンから何かを入れたいこともあるし、パソコンに何かをバックアップしたいこともある。その時にメモリーカードを使う。

音を一つ。

Akai S6000 "C7Soft12Mb1"

以前に手持ちのCD-ROMから読み込んだヤマハC7。手弾き無修正。S6000→Reverb 4000→dbx QUANTUM→MR-2000Sという経路のフルデジタル接続で、Reverb 4000を少しかけている。12MBという容量の割には素敵な音なので、お気に入りフォルダーに入れてある。S6000の読み込みは、ひどく遅くもないが速くもないので、大きな音を読み込むのが面倒な時もあり、この音色はテストで使うことが時々ある。

私が最初に買ったサンプラーはSampleCell PCで、次がS6000だった。S6000は新品を買い、オプションもある程度入れたので、私が買ったシンセ(サンプラー含む)の中で、最も高価なものである。

S6000の最大の特徴は、操作パネルを外せることだ。ラックの手が届かないような場所に本体を入れ、操作パネルだけを手元に持ってくることができる。そのため、ラックのいい場所を取り合うことなく、常時セッティングされている。以前持っていたZ8も同じ特徴を持つのだが、操作パネルの作りがしっかりしておらず、壊れた。S6000もボタンが多少渋くなっているが、それでも、まだ使えるのだから、立派だと思う。

S5000/6000は、初期はバグが多かったし、それを最後まで取り切れなかった。野心的だが完成度が低く、高価であった。それでも、低価格化したZ4/8より作りがしっかりしているので、私としてはお気に入りである。

いいところも悪いところもあるが、まだ使いたい。

H2

2019/12/07

KORG prologue-16を主とした机右側を模様替え

20191207a_korgprologue16_m3_nts1_akais6k

コルグprologue-16を中心とした机右サイドの模様替えをした。

きっかけになったのは、KORG M3のデジタル出力をAlesis AI-1でS/PDIF同軸に変換してLexicon PCM90に入れ、M3のアナログ出力とPCM90のアナログ出力をFM-186で混ぜたら具合がよかったことだ。センドリターンになっているので、FM-186のつまみでエフェクトバランスを変えられる。これならPCM90のプリセットのオーディションも楽しそうだ、ということで、機器再編を考え始めた。

我が家のPCM90は入力レベル調整つまみがガリガリ音を立てており、アナログ入力で使う気にはなれない。その問題は、デジタル入力に切り替えれば解決できて、これまではローランドSRV-3030Dでアナログ/デジタル変換をしていた。それで使えないこともなかったのだが、SRV-3030は24ビット、PCM90は20ビットで、そのせいかどうかはわからないが、SRV-3030からPCM90に信号を渡した時にレベルが低くなるきらいがあり、また、SRV-3030はバイパスにするとダイレクト音を通してくれないようで、気持ち悪さがあった。

M3からPCM90に直結するとM3にしかPCM90を使えないのではないか、というのは当然の懸念であるが、今回の配線では、NTS-1をアナログで、アカイS6000をデジタルでM3につないでいるので、それらにもPCM90をかけられる。

NTS-1はノイズが多いと思ってきたが、M3につなぐと、心なしかノイズレベルが下がった気がする(気がする程度である)。S6000は机左側に置いており、長いMIDIケーブル1本、長い光S/PDIFケーブル1本を使って接続している。S6000は空冷ファンがけっこううるさいが、右を向いて作業しているとノイズは背後から聞こえるため、他の音と区別できて助かる。

では音を2点。

Korg M3 Dark Warm GrandH with Lexicon PCM90 Large Room

M3の「INT-A 031:Dark Warm Grand」のMFXとEQを切ったものに、PCM90の「P1 0.0 Large Room」をかけた。prologue-16の鍵盤がどうもマッチしていない気がする。要調整か。

Akai S6000 MELLOW STR1 with Lexicon PCM90 Deep Blue

アカイS6000の接続テストをする際、ロードが短時間で済む「S1100SynStr」というフォルダーを読み込むことが多い。その中にある「MELLOW STR1」に、PCM90の「P0 0.0 Deep Blue」をかけた。

Lexicon PCM90には250のプリセットがあり、「Dual Rvb」というカードを入れているので、それに200のプリセットがある。プリセットの一覧を見ただけでやる気をなくし、セッティングが落ち着かないこともあって、これまであまり熱心に使ってこなかった。購入したのは前世紀だと思うのだが…。Dual Rvbは販売代理店で新品を買ったような覚えがある。

これからは、プリセットを試し、多少の調整もし、使っていきたいと思う。青い表示はまだまだ見やすい。これ以上壊れませんように。

H2

2019/11/28

Akai S6000でEnsoniqのCD-ROMを使う

20191128d_39063hzsampleatakais6000

エンソニックのCD-ROMは3枚持っているのだが、エンソニックのサンプラーは持っていない。E-muのE5000 UltraでエンソニックのCD-ROMを読むというのは以前の記事でいくつか書いた(E-MU E5000 UltraでEnsoniq CDR-3を試す(ピアノなど12音色))。今セッティングしているコルグM3でできるかなぁ、とやってみた。

Windowsパソコンで動くソフトウエア「Awave Studio」はエンソニックのCD-ROMを読める。下の画面は「ORCH STRNGS 1」を選択した様子で、下の「Read!」ボタンを押すと読み込んでくれる。

20191128a_ensoniqcd1list

5つのサンプルで構成されていることがわかる。名前がちゃんと付けられていないのが、手抜きを感じさせる。

20191128b_orchstrngs1

この画面で注目してほしいのは、サンプリング周波数が39063Hzであることだ。おそらくこれが原因であると思うのだが、コルグM3ではループが壊れ、ブツブツ言って使えそうにない感じであった。自分でループを設定する根性はない。

アカイS5000/6000フォーマットで書き出して、S6000で試してみた。

20191128c_saveasakp

S6000の場合は、一番上の写真にもあるように、39063Hzをそのまま扱えているようだ。ループも、完璧であるとは言わないが、使えないほど壊れはしなかった。プログラムを少しいじったのが下の音である。

Ensoniq CDR-1 ORCH STRNGS 1 in Akai S6000

Ensoniq CDR-1「EPS Library Archive」に収録されている「ORCH STRNGS 1」を、Awave Studioでakpフォーマットに変換し、S6000で読み込んで、プログラムに手を加えて鳴らした。アタックを遅く、リリースを長く、カットオフを少し絞った。ノンエフェクト。ビブラート関連の設定も一応したが、あまりうまくかからないので録音では使っていない。

エンソニックのシンセが欲しいなぁ、と思うこともあるのだが、サンプルを持ってくるだけで、少しはその雰囲気が味わえるかも。

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2019/03/11

AKAI VX600のページを作成

20180423f_vx600onex5

アカイVX600のページを作った。日本語版英語版がある。

改めて聞くと、けっこうぐっと来る音だ。問題は、出してきて電源を入れた時に、動くかどうかである。動かないと、かなりショックを受けるんだよなぁ。

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2018/04/27

TL Audio O-2031にシンセ4台を注入

20180427c_rackisfull

机右手に置いたデスクトップラックスタンドを満杯にした。MONTAGE6を置いて隠れてしまう下2U分は何も入れていない。その上に、Kurzweil K2500R、E-MU E5000 Ultra、Akai VX90、art nouveauのエンハンサーX-594、MOTUのMidi Timepiece AVを入れた。

K2500Rはこのところ定番である。シンセとして楽しく、サンプラーとして楽しい。エフェクトがノイジーで使えないため、MONTAGEでエフェクトをかける。K2500RはE-MUのCD-ROMが読めないし、EnsoniqのCD-ROMも今一つな時があるので、E5000 Ultraも捨てがたい。このところE5000 Ultraを弾いていて、ピアノの音が一番いいのはもしかしてこれかも、と思うようになった。VX90はアナログポリシンセである。このところ、アカイのVX90、VX600がお気に入りで、しばらく使ってみようと思っている。

X-594は今回、MONTAGEの出力を入れた。ネットオークションでAphex Aural Exciterが出ていてほしくなったのだが、家にあるものを使うべきだろうと思った。X-594はアンバランスなので、MONTAGEからアンバランスケーブルでつないでいる。つまみで倍音を付加できて、PCMシンセによい。

MIDI TIMEPIECE AVは、MONTAGEのMIDI出力を3つに分配するのに使っている。MIDIスルーでつなぐと、使わないものまで電源を入れねばならない。K2500RとE5000 Ultraは動作音が大きいので、使わない時には電源を入れたくない。

今回の配線のキモは、4台のシンセの音をすべてTL Audio O-2031に入れていることだ。O-2031には3系統の入力があり、それらが混ざる配線になっている。E5000 Ultraの出力をO-2031のバランス入力に、MONTAGE→X-594をO-2031のアンバランス入力に、VX90のリア出力をSE-300に通したものをO-2031のフロント入力の左に、VX90のフロント出力をO-2031のフロント入力の右に入れた。SE-300のエフェクト音は左チャンネルだけに入る。

音をお一つ。

VX90 SQUARE1 + MONTAGE BLOCKh


「20180427b_AkaiVx90AndMontage.mp3」をダウンロード

VX90のパルス波リードと、MONTAGEのFM音源によるウッドブロック風の音をレイヤーしたもの。レイヤーで音を作るのは苦手だが、これから少しずつ練習していきたい。

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Akai VX90をKorg SE-300に通す

20180427b_korgse300

アカイVX90を再度ラックに入れ、コルグのテープエコー/スプリングリバーブSE-300に通してみた。

SAWBRASS1 thru KORG SE-300


「20180427a_AkaiVx90WithKorgSe300.mp3」をダウンロード

ここで使っているのはテープエコーだけ。ボタンやつまみにガリがあったりして、歪みっぽくてノイジーだが、深めにしているので、テープエコーらしい音だと思う。

ダイレクト音とエフェクト音を別チャンネルにしてパンすればどうかとも思うが、でも、モノの音も悪くない。

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2018/04/24

Akai S3200のアナログ出力不調

アカイVX600の液晶ディスプレイ交換がうまくいったのが嬉しくて、他にも液晶ディスプレイ交換をすべきものはないか考え始めた。VX600から放出されたELバックライトを入れてみる手もある。

最初に出してきたのはヤマハTG77であった。暗い部屋で見ると光っていないわけではない。液晶は薄くて見やすいとは言えない。バックライトだけ交換しても、あまり良い結果は得られないような気がする。かといって、液晶全体を交換するほどのものか?という気もする。VX600はアナログシンセである。TG77はデジタルである。高域が出ないはずだ。もちろん、現実としてそれが問題になることなどないけれど。TG77の音はけっこう魅力的であったが、液晶を買うかというと、もうちょい考えようということになった。

次に出してきたのは、アカイS3200である。液晶はとても見づらい。
20180424b_akais3200

鳴らしてみたところ、音が大変にひどかった。

AKAI S3200 D/A converter broken


「20180424a_BrokenDigitalToAnalog.mp3」をダウンロード

設定がおかしいのかと思ったが、以前使った時はこんなことはなかった。

うちのS3200にはデジタル出力があるので、それをローランドのDA-400につないでみた。小音量で聞くとわからなかったが、朝になって大きめにかけてみると、やはりおかしい。このD/Aコンバーターもダメなのかもしれない。しょうがないので、ADI-8 DDにつないでみた。問題ない。

PROSONUS GRAND PIANO 32STEIN MF


「20180424b_32SteinMf.mp3」をダウンロード

いい音である。CD-ROMはこれだ。
20180424a_prosonasgrandpianoforakai

S3200は、S1000用のデータを作り手の意図にそれなりに忠実に鳴らしてくれる。その点では価値がある。ただ、問題は、メモリー容量が32MBどまりであることだ。上のCD-ROMには64MBや128MBの音があるが、それらをS3200で鳴らすためには、2台または4台を揃える必要がある。実際、AKAIサンプラー全盛期にはそのようなことがよく行われていたようで、そりゃあAKAIはさぞかしもうかっただろう。

それでS5000/6000が出たわけだ。S6000に飛び付いた私であったが、初期バージョンの互換性のなさはひどいものがあった。以前のAKAI用のCD-ROMを読ませても、ちゃんと鳴らない。ループが壊れるものも散見されたと記憶している。バージョンアップを重ねて少しはましになったが、最終バージョンであっても、プログラムに手を入れなければならないことが多い。

そんなわけで、S5000/6000は売れなかった。S3200などを多数使っていた人にとっては安価に見えたかもしれないが、それまでサンプラーを使っていなかった人にはすごく高価に思われる機械だったし。で、価格を下げたZ4/8を投入したのだが、今度はあまりに安っぽく見えた。64音ポリ(96kHz使用時には32音ポリ)は十分とは言いにくかったし、液晶ディスプレイは見づらいしエンコーダーやボタンは脆弱だし、ということで、良さが覆い隠されてしまった。こうした経緯でアカイは衰退した。

今持っているサンプラーで使う価値があるのは、やはり、S6000、K2500R、E5000 Ultraかなあ、と思う。S6000は、リモコンでしっかり動くのが助かる。他の機種をセットアップできない場所に置ける。アカイのCD-ROMを読み込むことができ、修正は必要だが、まあまあ、やりやすい方ではないかと思う。同時発音数128、メモリー容量256MBは、不足がない。エフェクターは使うに値しないが、まあそれは、外でかければよし。ロードに時間はかかるが、それはまあ、仕方がない。ネイティブでWAV保存である。

K2500Rは、アカイ、ローランド、エンソニックのCD-ROMを読むことができ、それなりに互換性がある。サンプルを読んでくれるだけなので音は作らなければならないが、うちのK2500Rの画面は明るい。もともと字が大きくて、老眼の私にはありがたい。エフェクターはあまりにノイジーだが、それは外でかければよし。WAVにエクスポートできる。

E5000 Ultraは、アカイ、エンソニックのCD-ROMを読める。もちろんE-MUも読める。E-MUのCD-ROMをしっかり読めるのは、やはりE-MUのサンプラーであろうと思う。S6000は読めなくはないが、異様に時間がかかるし、結果もあまりよくない。ボタンとエンコーダーがしっかりしていて、ロードが速い。エフェクトは、リバーブ/ディレイ/コーラスとかはまあまあ使える。ディストーションはダメ。ファイル一覧のフォントが小さくて読みにくいのが難。WAVにエクスポートできる。

以上3台に続くのは、ヤマハのA4000か。アカイZ4か。うーむ。

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2018/04/23

Akai VX600の音を作り直す

20180423f_vx600onex5

アカイVX600のディスプレイがまともになったのが嬉しく、机左手、EX5の上に置いてみた。ディスプレイ交換の時に不注意な開け方をしたらメモリー内容が消えたので音は全部イニシャライズされた(それでも鳴るのが偉い)。仕方がないので、作り直している。

Saw1


「20180423a_Saw1.mp3」をダウンロード

鋸歯状波をVCO1から出し、フィルターを少し絞り、アタックを少し遅くした音。EX5からのピッチベンド、モジュレーションホイール、アフタータッチに反応するようにしている。LFO2でビブラートをかけ、そのレイトを調整した。リバーブはReverb 4000。

Pulse1


「20180423b_Pulse1.mp3」をダウンロード

パルスに変えたもの。パルスワイズをゼロにするとパルスがオフになり、最大の99にすると、このスクエアになる、と思う。

Triangle


「20180423c_Triangle.mp3」をダウンロード

三角波にしてカットオフを少し上げた。2音を発声させるとレベルがぐっと大きくなるのが、VX90と似ている。

SawStr1


「20180423d_SawStr1.mp3」をダウンロード

VCO1と2の両方から鋸歯状波を出し、デチューンを少しかけ、アタックを調整したもの。ビブラートはVCO1のみにかかるようにしてみた。

Noise1


「20190423e_Noise9624.wav」をダウンロード

VCO2にあるノイズを出し、フィルターのカットオフを最大(99)、レゾナンスを最大、ピッチフォローを最大にしたもの。下の図でわかるように、40kHz付近にピークを持ってくることができている。この音だけは、96kHz/24ビットのWAVファイルである。その代わり、秒数を削った。
20180423e_akaivx600noisecutoffmaxre

VX90と同様に、アナログオシレータが効いているのか、きれいにビブラートがかかるシンセである。VX90はアフタータッチ対応がないが、VX600は対応している。オシレータが2個、エンベロープが3個あるのもよい。cc#7への反応はVX90よりスムーズ。一方で、VX90にあるポルタメントが見当たらない。同音反復時の挙動はちょっとあやしい。S/Nは悪くない。ボタンは渋くなっているものもあるが、押し続けていればなんとか反応する。ロータリーエンコーダーは大丈夫。ボリュームスライダーのガリは出ていない。

EX5の上に置き、低い椅子から見るとディスプレイは見えない。視野角の外である。立って音を作ることになる。さて、どうしたものか。

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AKAI VX600の液晶ディスプレイを購入

アカイVX600の液晶ディスプレイを購入した(ebayの商品ページはこちら)。価格は1万6627.33円だが、送料が1149.52円、通関手数料が1630.55円で、トータルすると2万593.22円である。安くはない。4月14日に注文して4月23日に到着した。

表面はこんな感じ。
20180423b_newlcdfront

裏面は基板になっている。
20180423c_newlcdback

装着した様子がこれ。
20180423d_akaivx600withnewlcd

感動ものである。はっきりくっきり見える。何しろ、昨年バックライトを交換した時は下のようであったのだから。

20170327l

写真は撮影の仕方で変わる。とはいうものの、どちらもベストの写真を撮ろうと努力して、これだけ違う。

高いけど、買った価値はあった。しかし、古いシンセであるから、ディスプレイを直したとたんに他の部分が壊れるということもありうる。

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2018/04/16

Akai VX90の人声/トランペット/効果音など10音色

20180416b_srvsde330vx90k2500rmont_2


アカイVX90の中にあった音色を弾いてみる今回のシリーズ、これが最終回だ。メモリーの中を一つひとつ弾いていくと、「あ、これ、前にもあった」という名前があり、でも出る音は違ったりして、その音色がファクトリープリセットなのか、それとも私以前の持ち主が作ったのか、編集したのか、はわからない。ばんばん消して自分の音で埋めていけばいいのだが、でも、自分で作る音色というのはどうしてもバリエーションが乏しいので、このシンセでどういう音が出るか、は記録しておこうと思ったのだった。

AHS MALE


「20180416s_AhsMale.mp3」をダウンロード

今回見付けた唯一の人声。よくできているかというとうーむ、であるが、アナログシンセでは作りにくい音だよね。

CLAVITAR


「20180416t_Clavitar.mp3」をダウンロード

クラビとギターを合わせたんだろうけど、モジュレーションホイールがアサインされてないようで、あれ?であった。あと、持続音なんだよねー。VX90は1オシレータ1フィルター1アンプだが、エンベロープジェネレータが、フィルター用とアンプ用の2つあり、どちらもADSRタイプである。フィルターでディケイを作り、音量はサスティンさせる、ということが可能なわけだ。EGが2個あるのは良い。

CLASSIC


「20180416u_Classic.mp3」をダウンロード

クラシックギターだろう。ただ、これもモジュレーションホイールでビブラートがかかるようにはなっていない。ギターはビブラートがあってナンボだと思うのだが。ピアノにはできないことだから。

TRUMPET


「20180416v_Trumpet.mp3」をダウンロード

うちのVX90は金管楽器っぽい音がする。他のシンセでは、最初に買ったKORG 800DVがそうだった。それは壊れて捨てて、買い直したものは、それほど管楽器っぽくなかったりする。

OBI KHANOBE


「20180416w_ObiKhanobe.mp3」をダウンロード

何を弾くべきかノーアイデアであった。スターウォーズのオビワン・ケノービ老師からとった音色名だろうか。

WOODSYNTH


「20180416x_WoodSynth.mp3」をダウンロード

木管じゃないよね。木をたたいた音でもない。木製のきょう体を持ったシンセサイザーのイメージかな?

SAMPL+HOLD


「20180416y_SamplHold.mp3」をダウンロード

VX90のLFOの波形は下り鋸歯状波、上り鋸歯状波、三角波、方形波、ランダムから選べる。これはランダム。ポリフォニックで弾いても一斉に動いているようなので、おそらく、LFOは1個しかないのだろう。まあ、複数の回路実装するのもお金かかるからね。

INDUSTRIAL


「20180416za_Industrial.mp3」をダウンロード

インダストリアルというとガシャコンという音のビートを連想するが、これはどうなんだろうか。頭が痛くなるような音を出してみた。

SPACE


「20180416zb_Space.mp3」をダウンロード

VX90は、ポリシンセにしてはきつい音が出る。なかなか見どころがある。

我が家にはアナログポリシンセが9台ある。「古い」に分類されるのはローランドのαJuno-2、MKS-50、MKS-70、そしてアカイのVX90、VX600だ。ローランドの3台はDCOで、狂わないのはよいが、きつい音のするシンセではない。「新しい」に分類されるのはDave Smith InstrumentsのProphet '08、12 Desktop、ElektronのAnalog Four、コルグのminilogueだ。アカイのVXは、よく壊れずに鳴っているなあ、と思う。いつ壊れても不思議ではないが…。

VX90はけっこう使いやすい。ディスプレイはまだ死んでいないし、コントラストつまみが前面に大きく配置されている。オートチューンボタンをすぐ押せるし、チューニングつまみも前面に大きくある。パラメータは一つを呼び出して変更する方法だが、バンクになっているので、そのバンク内の他のパラメータにはボタン1個で移動できる。パラメータ入力はスライダーとボタンの両方がある。音色に名前が付けられるのも良い(上の7台はすべてできるが、アナログポリシンセにおいては、音色を番号で管理するしかないものも多い)。cc#7にちゃんと反応する(ジャギーではあるが)。音色によってはひどくノイズが出るが、ボリュームペダルを引けばノイズを消せるので、ノイズゲートはなくてもなんとかなる。ビブラートはとてもきれい。LFOがアナログなのかもしれない。

うん、いいシンセだ。頼むから、壊れないでね。

一つ追加で音を作った。

SAWPORTA1


「20180416zc_SawPorta1.mp3」をダウンロード

ユニゾンにしてポルタメントを15、デチューンを7に設定している。ディレイをかけるといい感じ。

H2

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