スピーカースタンドを購入し、それを部屋の奥に入れるために、その手前にある、机右側の機材をどかす必要が生じた。すべての配線を外して片付けた。こういう時に、既存の配線を少しでも残そうなどと考えると、配線につまづいて転んだり、機材をひっくり返したりすることがあり、とにもかくにも、全部外すのが最も安全である。
せっかく外したのだから、と機材の再配置を考えた。現在はこんな風になっている。

Eve Audio SC307は、以前はもう少し高い位置にあった。「ツィーターを耳の高さに」と誰かが書いていて、それに近付けようとしていたのだった。しかし、まともなスタンドがあるわけではなく、ありあわせのラックを積み上げているだけなので、その強度が頼りなく、音に悪影響がある気がしていた。そのため、SC307の位置を少し落とした。
以前はUltimateの1本キーボードスタンドを使っていたが、今回4本脚のものに戻した。この4本脚のスタンドは1989年ごろ購入したもので、ゴム足が劣化して取れてしまっているが、まだ何とか使える。4本脚のスタンドは、ペダル類を自由に置けるのがよい。
SC307の上には、直接操作することが多いと思われるものを並べた。SC307の下は、下の写真のようになっている。

12Uラックは上からクロックジェネレーター、RMEのFireface 800とADI-8 DDだ。Roland INTEGRA-7、SCSIドライブ類、Akai S6000は未配線。
鍵盤としてMONTAGEを出してきた理由の一つは、ヤマハが2021年4月22日に、macOS Big Sur(macOS 11)用のドライバーソフト「Yamaha Steinberg USB Driver V3.0.5 for macOS 11(Intel/Apple silicon with Rosetta 2)」をリリースしたことを知ったからだ。試してみたいと思ったのである。
また、ヤマハは、2021年5月17日に「USB-MIDI Driver V1.5.0 for Mac macOS 11 (Intel/Apple silicon with Rosetta 2)」を、2021年5月20日に「SPX2000 Editor V2.3.0 for Mac macOS 11 (Intel/Apple silicon), 10.15」も出した。これも試してみることにした。
上記の2種のドライバーを入れ、MONTAGE6とSPX2000をUSB接続した時のMIDIスタジオはこんな感じになった。両方とも認識している。

SPX2000エディターも、無事に動いているようだった。

生産完了したSPX2000用のソフトを更新してくれて、ありがとうございました。
ただし、MONTAGE Connectは動かなかった。これは今後に期待。
MONTAGE6の鍵盤は、家にあるシンセの中で、最も気に入っている。本当は76鍵のMONTAGE7が欲しかったのだが、MONTAGE6が比較的安く出ているのを見たら買わずにいられなかったから仕方ない。
ヤマハさんは、このレベルの鍵盤を搭載したシンセを、ぜひ末永く作っていただきたい。
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