Arturia MinibruteにRoland INTEGRA-7のディレイをかける
メインの机を片付けてMinibruteを出してきてMIDI鍵盤として使い、なおかつその音も使う、という実験を続けている。
前回試したMinibrute→Behringer ULTRA-DI DI20→Roland UA-S10という経路は、UA-S10の入力は片チャンネルに入れてもセンター定位にできるし、ゲートとコンプレッサーも使えるので都合が良いのだが、エフェクターをかけられないという欠点があった。ベースなら良いが、リードとかは、ディレイやリバーブのかけ具合によって弾くものが変わるので、どうも都合が悪い気がした。
そんなわけで今日は、Minibrute→INTEGRA-7→Eventide Eclipseという経路を試した。Minibruteの出力をINTEGRA-7のLに入れただけだとLのみに定位してしまい、どうもそれは変えられないようだった。仕方ないので、Minibruteのヘッドホン出力をINTEGRA-7のRに入れた。Minibruteはメイン出力とヘッドホン出力に独立した音量調整つまみがあるというゴージャスな仕様なので、レベルを合わせることができた。
では音を一つ。
Minibrute Tri Lead with INTEGRA-7 Delay
Minibruteで三角波のリードを作り、INTEGRA-7のセンドリターンのディレイ(コーラスの1モード)をかけたもの。ビブラートはモジュレーションホイールでかけた。左手をそれに使えるのであれば、アフタータッチより微妙なコントロールができるからだ。Minibruteのアフタータッチビブラートはどうもかかり過ぎる嫌いがある。
Eclipseを通しているのだからEclipseを使えばよさそうなものだが、Eclipseでかけると、INTEGRA-7の他のパートにも一斉にかかってしまう。Eclipseはミキサーとして使っているので(今回は使っていないが)、デジタル側から来た音にもかかってしまう。それが都合が悪いのでINTEGRA-7のセンドリターンでかけた。
フロアノイズは、まあ許容範囲かな。あまり面白味のない音ではある。
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