
Roland CloudのJD-800がバージョン1.0.1になったというので更新し、鳴るかどうかを確かめようということで、Arturia KEYSTEP 37をつなぎ、Roland AIRA MX-1の電源を入れ、Cakewalkを立ち上げてJD-800の1番音色「Millenium」を弾いた。それで出てきたのが上の譜面の最初の8小節である。当初は最初が付点4分音符で跳ねていたのだが、後で2分音符にした。2度目などで跳ねたくなったら跳ねればいいか、と思ったのだが、結局そういうことにはならなかった。
River Flows
Roland Cloud JD-800の1番音色「Millenium」を上の譜面のように弾いた(MIDI録音時に変わってしまった部分もある)。KEYSTEP 37で弾いていて鍵盤が足りないと思うところもあったが、トランスポーズをするのも面倒で、3オクターブに収めてしまった。

今回、JD-800はMIDI同期させていない。Milleniumが持つビートに合わせてCakewalkのテンポ設定を133にした。聴感でやったので正確なものではない。
Milleniumの音だけで3分はもたないので、ドラムスを入れようと考えた。TR-8を自分で打つことも考えたが、Session Drummerでまあまあイメージのパターンがあったので、それを使った。戻りのAメロやエンディングは自分で打たなければならなかったが。
Milleniumの音が派手で、クラッシュシンバルを打ってもあまり効果がないのが面白かった。
次に問題になったのは、譜面「D」の8分音符のメロディが、Milleniumの音色にドラムスを加えた状態では聞き取れないことだった。Roland Cloud SH-101でその部分のメロディを重ねようと思ったのだが、SH-101を立ち上げた時に出たベースの音がかわいくて、それでベースパートを作ることになった。

「SH-101 Techno」の中にある「BS Lovin' Bass」というプリセットだが、リバーブは切った。音が短いので、最後のロングトーンがぷつっと切れている。そこだけサスティンレベルを上げた方がよかったかもしれない。
メロディの重ねは、「2 Preset」の「LD G Lead 2」にした。モジュレーションホイールでビブラートがかかるようにし、テンポ同期のディレイをかけた。

後半で少しシンセソロを入れたのだが、なんというか、自分のありがちなパターンで赤面した。
ソフトシンセ4パートでできちゃうんだなぁ。4パートすべてをMX-1の別チャンネルに送り、パンと音量の調整はMX-1の側で行った。ドラムスにはMFXのリバーブ(ディレイ7)をかけた。
パソコンに取り込んで音量上げの段階になり、あまり上がらないなぁ、と思った。前回の曲よりちょっと小さい。音量を上げて聴いていただければ幸いである。
この曲を作っている最中に「河は呼んでいる」という曲が頭に浮かんで、曲名はそれにちなんだ。ネット検索したら動画が出てきた(こちら)。自分の頭の中にあった音はピアノかエレクトーンの練習用譜面で、記憶の中の漢字は「川」であった。動画の音はかなり異なるが、それでも、同じ曲であることはわかる。へー、こういう音だったんだ…。
H2